セコールESのこと
新規投稿者 れんずまにあ  投稿日 2/27(金) 12:01:37  返信も含め全削除
ボディ買うあてがまったくないのに35mmf2.8と60mmf2.8マクロがやってきました。、、、いや買ったのは私だ。人のせいじゃない (^^;)
60mmのリアキャップにはZE用が奇麗にはまっていたので、ZEかNCボディにも装着出来るかとダメもとでやってみたら、まあやっぱりダメでした。

一度触ったことがあったけど60mmマクロは凄い。
1971年のレンズですが、自動絞りで等倍までいく。
開放f値はf2.8を実現。
コンタックスRTSのS-Planarとどっちが早い?でもサイズはセコールESのほうが圧倒的に軽量コンパクト。
サイズはプリセットM42の前モデルと変わらない。

このプリセットM42、トミノンのOEMとして有名で、68年レンズ白書や写真工業M42特集などでは結構よい評価を受けています。
私の評価では、開放は相当甘く、S-Planar60mm以後のf2.8クラスマクロとは異質であると思っています。
マクロは絞って使うもの、開放は焦点合わせのためと割り切るには、自動絞りでないと不便きわまりない。
そう考えると、ES60mmはトミノンを最も有効利用できる唯一の機種です。
しかし、肝心の完動ボディは大珍品になってしまうのですよね...
55mmf1.4つきでどなたか恵んでくだしゃいませ。

返信 15 れんずまにあ  投稿日 3/15(日) 19:18:56  削除
私の領域に限って言えばマニュアルフォーカスをせざるを得ない被写体はまだまだ多いのです。
勿論AFに任せて十分な場合は省力化で任せることも多々あります。
私の興味は、撮影出来ない領域が可能な限り少ないことです。その点AFしかできない、またはマニュアルフォーカスも出来ると謳っているがその実大嘘つきのカメラはメイン機の資格は無く限定的な用途にしか使えません。
EF-USMレンズはAFのままMFに移行出来る優れた特性を持っています。
スクリーンとファインダーさえよければ(って全部か笑)もっと大切にするのですが....
返信 14 スポック  投稿日 3/15(日) 17:30:32  削除
れんずの神様
> バリフォーカル/焦点移動アリの小型軽量安価レンズの現状はその通りだし
> 基本に立ち返っても一文にもならないのは認めますが、
とどのつまりは、趣味の問題でしょうね。

カメラ(レンズを含む)を、
写真撮影のための道具ということ「だけ」に割り切ってしまえば、
最終的な画質が同じ(似たようなもの)ならば、
軽くて小さくて、ついでに安いに越したことは無いわけです。

しかし、
この掲示板にたむろしている旧人類どもは、
写真を好きであると同時に、カメラ(レンズを含む)も好きで、
出来上がりの写真はもちろん大事ではあるけれど、
やはり、その道具にも大いにこだわりたいわけです。

カメラ(レンズを含む)とは何ぞや?
写真を撮る道具です。
だったら、良い写真が撮れさえすれば、何でもいいんじゃないの?
はい、仰せの通りです。
でも私は大馬鹿者ですから、道具自体も楽しみたいのです。

現在の日本で、
いちばん真面目にカメラ(レンズ)を作っているメーカーは、
コシナであろうと、私は思っています。
そのこだわりは、多分、社長の趣味なのでしょうね。

そのコシナが、とうとうEFマウントのレンズを発売しました。
電気接点が付いていますが、AFではありません。
おそらく、スクリーン像でピントを合わせるよりは、
フィーカスインジケータに従う方が、正確な合焦が得られるのでしょう。

いくら良く写っても、そんなカメラは イ・ヤ・ダ!!
返信 13 磯津千由紀(写真好き)  投稿日 3/14(土) 04:08:12  削除
 ま、低価格の高倍率ズームの焦点移動は諦めてます。
 最近は、一眼レフよりも高倍率ズームレンズ固定装着デジタルカメラ(所謂EVFカメラ)の使用頻度が上がっています。当然レンズ部分単体ではバリフォーカルなのでしょうが、カメラ全体ではズームですから、問題なく使えています。

 尚、キヤノンEF35〜350Lは、小型でも軽量でも安価でもないです。
返信 12 れんずまにあ  投稿日 3/8(日) 08:46:32  削除
知人のプロ写真家がその系統のスクリーンのモニタをしていると仰っていました。
でもそれしかない現状なんですよね...
昔5Dを買った友人とD300を買った友人と同席し、両方見比べたらD300のほうが肉眼では合わせやすいと思ったくらいでキャノンのマニュアル合わせ軽視は深刻だなあと思ったことがあります。勿論5Dでマニュアル合わせして数多くの傑作を撮影されているアダプタ愛好家も多いことは承知しています。

まあスクリーンの焦点合わせよりAFに任せる方が精度がいいと自信満々で割り切っているのでしょう。
AFで合う時はそのとおりだし、スポック副長様の仰るように開放と絞り込み時で焦点移動するのを許容する設計のレンズが多ければ、電子的には合うはずの状態なのにファインダー状ではボケる現象がおこり、却って混乱の種になるということなんでしょう。

バリフォーカル/焦点移動アリの小型軽量安価レンズの現状はその通りだし基本に立ち返っても一文にもならないのは認めますが、やっぱり釈然としないし、地道にファインダーを追求する他社の路線のほうが感情的には好きと言っておきます。
返信 11 磯津千由紀(写真好き)  投稿日 3/7(土) 01:14:27  削除
>キャノンのデジでマット面がまともに使える機種は存在するのでしょうか。

 Ec-Sスクリーン(別売)を入れた1D Mk2など。



 タムロンの28〜300VCは、ちょっと、バリフォーカルと言いたくなります。
 18〜270Di2VCも同様。これだけのズーム比だから、やむをえないと思ってますが。
 キヤノンEF35〜350Lも数m以内は完全なバリフォーカルなのですが、焦点距離によって最短撮影距離が大幅に変わることで咄嗟のチャンスを逃すこと多し。この点、最近のレンズメーカの高倍率ズームは全域で48〜49cmまで寄れて気楽。
削除 ここに掲載された記事は 3/7(土) 01:15:57 に削除されました.
返信 9 スポック  投稿日 3/1(日) 21:43:16  削除
マミヤのカメラ博物館で、
ZE,ZM以外でプラクチカマウント以外のカメラを探してみたら、
↓それらしいカメラが見つかりました。

マミヤ セコール オートXTL ( Mamiyal Sekor AutoXTL )
http://www.mamiya.co.jp/home/camera/museum/saishu-page/1970/mamiya-sekor-autoxtl.htm

私個人としては、
ブローニー版以外のマミヤのカメラには、あまり興味が無かったのですが、
博物館を見ると、マウントの種類が沢山あって、面白いですね。
返信 8 れんずまにあ  投稿日 3/1(日) 18:40:49  削除
> セコールESってどんなカメラですか?

がはは、ようやくその質問ですかい(爆
ぐぐっても出て来ないのかと引いてみると、おお、マミヤプレスファンクラブ資料室の記事が...
返信 7 スポック  投稿日 3/1(日) 17:25:09  削除
れんずの神様
> AF用ズームレンズのバリフォーカル化は
> AFが登場した頃から良い手だなと思っていましたが、
MF時代から結構ありましたけどね。
ズームと名の付いたバリフォーカルが。
でも、ズーミングが先で、ピント合わせが後なら、
MFでもAFでも、やる(やらねばならない)ことは基本的に同じです。

昔は、被写界深度の浅い長焦点側でピントを合わせてから、
希望の画角にズーミングするべし。と言われていましたが、
最近では、ズーミングによる焦点移動が信用できないレベルまで落ちましたから、
MFでもAFでも、その手は使わない方が無難のように思います。

まぁ、コンパクトな高倍率ズームレンズなんて、
真面目なズームレンズに仕立てようと思えば、
売れそうな値段で鏡筒が作れるような気がしませんけど。
返信 6 スポック  投稿日 3/1(日) 13:44:15  削除
れんずの神様
> レンズからそこまで正確な焦点距離変化情報が
> 行くものでしょうか....行くんでしょうね、現実に制御しているなら。
それらの情報がどうしても要るらしいですよ。
だから、そのための電気接点を追加したのだそうです。

閑話休題
セコールESってどんなカメラですか?
マミヤのカメラ博物館に載っていませんでしたけど。
返信 5 れんずまにあ  投稿日 2/28(土) 21:58:33  削除
スポックさまご謙遜でございます。
私の記述も穴だらけで、よくわかった方々には行間を読んで頂いて、その穴を脳内で埋めて頂くようにお願い申し上げたい次第です。

さてAF用ズームレンズのバリフォーカル化はAFが登場した頃から良い手だなと思っていましたが、焦点移動までもが情報として演算対象になっているのですね。それはたいしたモノだと思います。
多焦点じゃなくズーム(最近のコンパクト機は多焦点らしいですね)ですから無段階の制御が必要になります。カメラ側は情報さえ正確なら、今のCPUであれば十分こなせると思いますが、レンズからそこまで正確な焦点距離変化情報が行くものでしょうか....行くんでしょうね、現実に制御しているなら。

昨今ニコンやペンタックスなどMF時代から引き継いだマウントをもつシリーズが揃って絞りリングを無くしましたが、上記のような不安定なレンズ設計をボディ側で補正するシステムが主流になると、MFカメラで使われるのは困るわけで、意図的なものを感じますね (^^)
返信 4 スポック  投稿日 2/28(土) 13:39:08  削除
れんずの神様
お答えいただきまして、ありがとうございます。
さすがは神様だけあって、私とは知識のレベル違いますね。

> スプリットはいわば距離計ですから、
> f5.6に相当する口径幅x像倍率を距離計の基線長として測定するので
> マット面とは意味合いが異なります。
> 距離計連動機はどうかというと、経験上ライカMに50mmならf1.0でもばしばし合います。
初代ライカフレックスのファインダーは
素通しスクリーンの中央にスプリットイメージが入ったものでした。
これは、レンジファインダーと同じ感覚でのピント合わせを狙ったものでしたが、
ライカ自身が「合焦精度はM型に劣る」と認めていました。
私がこれの意味が判らず、
どうして一眼レフとレンジファインダーの比較ができるのか?
の疑問を解消するために、あれこれ調べてみました。
しかし、やはりまだ、きちんと理解できていないようです。(汗)

> 被写体側や撮影者も動くため大口径開放の焦点精度は確率的なものになります。
> 一発で決められないことは百も承知なのです。
やはりそうですか。

> 一番利点を享受出来るデジタル一眼レフ高級機が追随してないのはどういう了見ですか。
ですよね。
しかも電亀の場合、無駄になったカットは捨てれば良いのですから、
「結果オーライ」で済んでしまうはずです。

> それに収まってしまえば大丈夫程度のゆるい設計が昔は多かったかもしれませんが。
いや、むしろ逆ではないかと?
AF一眼レフでは、最良像面の移動量をレンズの個別情報として持っていて、
撮影時の絞り値によって、微妙に合焦位置を変えています。
ですから、そういう側面から見れば、
マニュアルフォーカス時代の昔よりレンズ設計はラフで良いはずです。
そのお陰で、コンパクトな高倍率ズームレンズが実用化できた。
という話も、某メーカーの元社員から聞いたことがあります。

> マット面は、昨今どんどん拡散性が低いスクリーンが増えてきたので、
> まったく実用にならない機種が多いですね。
新しいファインダースクリーンは、
明るく見せるために、マット面の拡散特性に指向性を持たせています。
詳しいことは知りませんが、
「絞ってもさほど暗くならない」というスクリーンは、
開放時の合焦精度を担保しているのか?私も疑問に感じます。
返信 3 れんずまにあ  投稿日 2/28(土) 12:24:33  削除
一部にしかお答えしていないので追記致します。

絞ると焦点移動してしまう有名なレンズに、テッサーがありますね。
普通の一眼レフ用自動絞りレンズは、目に余る程焦点移動してしまうなら実用になりませんので、設計段階ではねられると信じています。当然絞ると被写界深度も深くなるので、それに収まってしまえば大丈夫程度のゆるい設計が昔は多かったかもしれませんが。しかし羽目を外したレンズもあったでしょうね。

マット面は、昨今どんどん拡散性が低いスクリーンが増えてきたので、まったく実用にならない機種が多いですね。像倍率も、ハイアイポイントと視野率が広がったのと引き換えに縮小される一方ですし。
キャノンのデジでマット面がまともに使える機種は存在するのでしょうか。
返信 2 れんずまにあ  投稿日 2/28(土) 12:10:31  削除
理論的には副長様の仰る通りです。
スプリットイメージはf5.6の光束を元にしているのが多いのも確かです。
しかし、それでもスプリットはそれが使えるような被写体であれば、開放付近での焦点精度は通常の人々がマット面で焦点合わせしたよりも高いと思われます。これは多分に経験的な所もありますが。

スプリットがf5.6の光束で焦点合わせしていると言って、それより明るい絞りでの精度は保証されないというのは間違いです。スプリットはいわば距離計ですから、f5.6に相当する口径幅x像倍率を距離計の基線長として測定するのでマット面とは意味合いが異なります。

距離計連動機はどうかというと、経験上ライカMに50mmならf1.0でもばしばし合います。被写体が止まっていれば2mmも外れません。
また倍率を上げれば見かけの基線長が小さくても精度を保てるのはコンタックスG1など電子距離計でわかります。

マット面での合焦では、例えば最終引き延ばし倍率によって、マグニファイアの倍率を考えないといけません。
密着プリントなら、ピントグラスを肉眼で見て撮影しても十分ですが、6x9をA3伸ばしにしたいなら、ざっと5倍のルーペは欲しいところですね。実際には絞るからもっと余裕があると思いますが。

さてご指摘の通り撮影装置にはフィルム面浮動や機械精度もろもろの問題があり、被写体側や撮影者も動くため大口径開放の焦点精度は確率的なものになります。大口径使用者は(想像でモノを言っている中学生は別にして)そのことはよく理解した上で愛用しているわけで、一発で決められないことは百も承知なのです。その点コンタックスN1がフォーカスプラケットを搭載したのは快哉ですが、一番利点を享受出来るデジタル一眼レフ高級機が追随してないのはどういう了見ですか。
返信 1 スポック  投稿日 2/28(土) 10:38:57  削除
れんずの神様
> マクロは絞って使うもの、
> 開放は焦点合わせのためと割り切るには、
マクロに限らず、
私は絞り開放で撮影することに自信が持てませんでした。
ファインダーを目で見て合わせたときの、
そのままの精度で撮影されてしまうからです。
(私の)目測での合焦精度のいい加減さに、
スクリーンとフィルム面の相対位置の誤差が加わりますから、
開放のままできちんとピントが合うような気がしないのです。
たとえ、一絞り分でも、被写界深度が深くなれば、
気分的に楽なように思えます。

ですから、口径比1:2.8のレンズをF4まで絞って撮影するのは平気でも、
口径比1:4のレンズを開放のままで撮影するのは嫌だったのです。

しかし数年前、ファインダーの構造を少し勉強してみて、
それは大きな間違いであることに気がつきました。
スプリットイメージやマイクロプリズムによる焦点合わせは、
たとえ、レンズの口径比がいくらであっても、
スプリットイメージやマイクロプリズムの角度で、
合焦精度は一意に決まってしまうのです。
たとえば、そのファインダースクリーンのスプリットイメージが、
F5.6より小絞りで陰ってしまうような角度に設計されているとすれば、
レンズ口径比が1:2であっても、1:2.8であっても、1:4であっても、
F5.6の精度しか保証できないということです。

マット面(拡散光)でのピント合わせなら、そんなことはありません。
もし、そのマット面が完全拡散板だとすれば、
レンズ開放の状態での被写界深度でピント合わせができます。
しかし、球面収差などによって、
近軸焦点と最良像面にずれがあるようなレンズでは、
実際の撮影絞りで焦点を合わせないと意味がありません。

私なりの結論として、
しっかりとしたピントが欲しければ、
絞りによる焦点移動が少ないレンズを使用して、
被写界深度が浅い状態でマット面でピント合わせを行い、
少し絞るのが比較的マシかな?と思っています。

開放で甘く絞ればシャープなレンズは、
球面収差が多いレンズだと言えますから、
絞り値による良像面の焦点移動が必ず発生します。
ですから、口径比が小さい(大口径)というのは、
「ファインダー像が明るくて見やすい」という点を除いて、
合焦精度の向上には役立たないように思えるのですが、
れんずの神様のご見解をお聞かせいただきたく思います。


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