返信 72 ゼットン
投稿日 6/12(木) 21:43:23
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中判でパンフォーカスを得ようと思ったら、やっぱ絞り込みますよね。
私もピーカンの風景でも、50mmくらいのレンズで、ISO100,1/30,F22なんてあたりをよく使います。
ま、被写体によっては、そこまで必要でもないのですが。
どれくらいの絞り値を使うかは、どこまで被写界深度を得るかによって違うと思います。
そして被写界深度は、レンズの焦点距離、被写体までの距離によって変わります。
主被写体に近接して、なおかつ深い深度を得たい場合は絞り込まなければならないでしょうし、被写体までの距離が遠くて近景がない場合だったら、それほど絞り込まなくてもパンフォーカスは得られます。
レンズのテストレポートを読むと、大概は開放から少し絞り込んだところで最良の画質が得られると書いてありますが、それは物理特性はそうであるという話であって、だからその絞りで撮らなければいけないというのなら、それは「表現としての絞り値」を考慮しないナンセンスな話です。
kanさんのおっしゃるように、開放から最小絞りまで、作画にあった絞りを選択すべきだと私も思います。
その上で申し上げるなら、(写真を拝見してないので想像で申し訳ないですが)かずさんのf45は、仏閣を撮るのに必要最大限の絞りだったでしょうか?
もし、建物全体が入るような撮影距離で撮ったなら、127mmでもパンフォーカスを得るのにf45まで必要ないようにも思います。
まあ、冒頭の私のf22にしてもそうですが、ピングラで被写界深度確認しようにも、絞り込んだら暗くて分からないから、取りあえず絞っておけばピントは来るだろうという考えはあると思います。
繰り返しになりますが、f45まで必要か、必要でないか、あるいはf45でもまだ不足かは、ケースバイケースで一概には言えません。
自分の愛用機材でいろいろな絞りを試してみて、経験値を積み上げていくしかないですね。 |