マミヤプレス改造
新規投稿者 ミミヤプレタ  投稿日 3/21(金) 22:04:49  返信も含め全削除
はじめまして。

小生、半年前よりマミヤプレスにはまり込み、
それも、改造カメラ作りという困った迷路に入っております。
現在、マミヤプレス612のシステム作りに没頭しておおります。
プレスにホースマンの612のホルダーをつけたものです。

この掲示板では、過去ログ、Treeも含めて、大変勉強になりました。
改造に関して、いろいろ意見交換をしたいと思います。
よろしくお願いします。

返信 10 ミミヤプレタ  投稿日 3/27(木) 11:19:31  削除
れんずまにあ 様

自作のピントグラスを紹介します。ベースはFP100が使えるポラホルダーの接合板をつかい、ピント面に4X5の現像フィルムについてくる拡散紙(キメの小さい像ですし、汚れたら簡単安価に取り替えられて、良い塩梅ですよ)を1mmのアクリル板に貼り付け、市販のフレンネルレンズ(@500円くらい)を取り付け、ホースマンの6X9アングルビュワーの胴部を取り付ける木製の枠を取り付けたものです。
フランジバックの調整は3mmのアクリル板と4X5 フイルム2、 3枚で簡単にいけました。
フレンネルと接眼レンズの拡大でよく見えますが、広角の場合は周辺部は言われるように余計に見にくく、アングルビュワーを外します。やはり、布をかぶり、斜めから見るしかないのですかね。
返信 9 れんずまにあ  投稿日 3/27(木) 00:53:54  削除
ミミヤプレタさん、丁寧にご教示いただきましてありがとうございます (^o^)

そのような方法でイメージサークルを拡大することが出来うるのですね。驚きです。
ポラロイド6000用のマウントは8.3x11cmをけられずに写せるようになっているそうで、今更ですが612カメラの出発材料にはポラ6000の方が適しているかも。
ポラ用交換レンズにはイメージサークルに余裕がある75,127,150が選ばれているのもわかります。
そういえばアートパノラマ612のレンズも75,127,150ですね。

50mmや65mmの周辺のピント合わせにはフレネルレンズをピントグラスに填めると格段に見やすくなりますよ。またルーペのピントグラスに当たる部分を斜めに切り欠いて斜めにレンズ方向に向かってグラスに当てることが大判で超広角を使う時に勧められています。拡散性が低く明るいピントグラスの場合は入射する角度が大きい場合かげってピント見えませんものね。ではっ。
返信 8 ミミヤプレタ  投稿日 3/26(水) 22:26:12  削除
れんずまにあ 様

今日はレンズのお話します。
マミヤプレスのレンズは昔のよき時代のレンズでイメージサークル的にはレンズそのものには余裕があるようで、レンズの鏡胴やフレア防止の遮光板とうでイメージサークルがきまるようです。
したがって、イメージサークルを拡げるには、ホルダーをカメラに取り付け、角部よりレンズの中心を透かして見て、邪魔になるところを大胆かつ慎重にヤスリで削っていきました。その結果を報告します。
絞りは f19 くらいに絞り込んでの結果で、開放での実験はしておりません。

@ 50mm 
  後玉の鏡胴の横の部分を星型フード状のに削る。ちょうど、シグマの14mの固定フードのように。上下はレンズの保護のために削らないようにする。
  横場は112mmとれるが周辺の減光多し。ピントフードは非常の見にくい。
A 65mm 
  後玉の鏡胴を切り欠く。
  前球の鏡胴およびテーパー部があたり、けられる。周辺部の減光甚だしく6x9以上で使うのはあきらめた。
B 75mm
  何もせずに、612いっぱいいけた。
  周辺の減光みられるが、612としてピッタリはまつたレンズと思う。
C 100mm
  後部のレンジファインダーの距離連絡リングの取り外しとリング取り付け部の内側を削る。
  ボディ壁面が当たり 横幅が108mmくらいとなるが、写りは6X9時と変わりは判らなかった。
D 127mm
  なにもしないで、横幅、104mmで、6X9 時と変わらない。
E 150mm
  レンズ内部のフレア防止遮光板の一番手前の板を取り外す。104mm幅で6X9時と変わらない。
F 250mm/5
  レンズ手前の遮光用部品を取り去る。
  104mm幅がとれるが、フィルターを付ければけられそう。(持っていないのでためしてません。)

以上簡単に報告しましたが、ユニーバーサルをベースにする限り、ボディ横壁の関係で横幅が612ならない。広角は周辺減光を考えて、ホルダーをマスキングしてハイビジョンサイズの52X104 の611にしょうかと迷っています。
      
返信 7 ミミヤプレタ  投稿日 3/23(日) 22:38:55  削除
ゼットンさん こんばんわ。

ご助言どおりに、ワードパットで書いております。

旋盤は持っていません。ボール盤にX-Yテーブルをとりつけたものに
エンドミルという刃物を取り付けたものとハンドグラインダーを使っています。
プレスの部品はアルミですので加工は楽ですよ。

前回の続きですが、1号機が切った貼ったでボロボロになったのと
プレススーパーのほうがかっこよいかなと思い、同様の方法で
スーパーをベースに 2号機をつくりました。
その間にヤフオクでレンズやアクセサリーあさりで、家中が
大混乱(雑然とした倉庫と工場状態と家内の激怒)となりました。

ユニバーサルを手に入れて、アダプターを交換することにより、ホルーダー交換が出来るし、ピントグラスもできると気づきました。
プレスやスーパーでは612ホルダーをホルダーの横幅の関係から本体に固定しなければなりませんでしたので、ピントホルダーを使えませんでした。
それまで、外付けファインダーで目測ピントで満足していたのに、ピントホルダーが使いたくてたまりません。

そこで、3号機の製作に取り掛かりました。
ユニバーサルでは問題点としてゼットンさんが最初に指摘したMアダプターをはずした接合部の幅が問題になります。

プレス本体でイメージサークルに影響与えるのは、前に書いたレンズフランジ部の遮光の薄板とボディの横壁ですが、プレスやスーパーでは外からテーピングで遮光をしていたので、ぎりぎりまで削れますが、ユニバーサルではアダプターとの接合部がからんできます。ホルダー交換をしますので、テーピングというわけにはいきません。

本体はアダプター接合部の遮光溝の両サイド内側の土手をフイルムの幅まで削り、その下の壁も薄く削りました。
ホルダーはそれまで間違って入手していた、M80のポラドイドホルダーの接合金具を利用して、フランジバックを合わせ、ホルダーの接面幅 112mmより、遮光土手ギリまでななめに盗みを取りました。それで試し撮りの結果、75mmは612の幅112mmが確保されましたが、150mmは遮光溝部分の影響で、56 X 104 mmで 611 サイズになりました。

横幅はレンズとの関係で悩みの種となります。.
返信 6 ゼットン  投稿日 3/23(日) 17:35:03  削除
ミミヤプレタさん、追加ご説明ありがとうございます。

旋盤をお持ちなのですね?
そうでもしないと、金鋸とヤスリだけでは、加工に限界があると思っておりました。
実は私のうちにも、模型工作ぐらいは出来るミニボール盤があるのですが、使い方が分からないのと、工具が不足しているので、使っていません。
レンズボードを作るときに、アルミ板を切るのにちょっと使ったくらいです。
旋盤が使えると、改造はやりやすくなりますよね。

おっしゃる通り、150mmは4X5をカバーするくらいのイメージサークルはあるものの、鏡筒の太さのためにケラレがでますよね。
で、150のマウントの内側を穿鑿されたのですか?
なかなかすごい、素人離れした加工だという気がします・・・。(^_^;)

まだ続きがありそうなので、楽しみにしております。

余談ですが、書き込みは、あらかじめ別のワープロソフトなどで文章を作成後、コピー&ペーストして投稿することも出来ますので、お時間のある時に文章をまとめられてはいかがですか?
しかし、あまり長文の投稿は拒否されますので、その際は、何通かに分けて投稿して下さい。
返信 5 れんずまにあ  投稿日 3/22(土) 23:28:18  削除
ミミヤプレタさん どうもです。
とんでもない過分なお言葉、浅学で恐縮の至りです。
もちろん書き込みはご自身のペースでお願いします。
お知り合いになれて光栄です。

ゼットンさん どうもどうも。
また御知識ご経験ご披露くだされば幸甚です。
返信 4 ミミヤプレタ  投稿日 3/22(土) 21:56:54  削除
れんずまにあさん、こんばんわ、いつも博学なお話感銘しておりました。
ゼットンさん、返信2では返事になっておりませんね。システムの概要を
先にお知らせしたほうが解り易いかと思いました。

わたくしのやることは、余ったところは削り、足らないところは
スペーサー等を足すだけのことです。

1号機はプレスのアオリ用の蛇腹をはずして、アダプターの邪魔になりそうな
ところをぎりぎりまで削り、これで横幅110mmが確保されレンズの入射角度
からして、612の横幅112mmはいけると考えました。
次に、マミヤプレスのフランジバックを測定すると、61mmです。
ホルダーの基準面高さは、測定によりプレスが7mm、ホースが4mmですので
プレスのホルダー受けの両がわの淵を基準面+3まで削り、ホルダーをアルミ板のとめ金具でビス止めして、遮光のためつや消し黒のアルミテープ(これは、あらゆるところに使い非常に便利です。)を外から貼って1号機の完成( ? )です。

レンズは4x5につけてイメージサークルの確認で、75mmと150mmはいけると思っていましたが、150mmがけられていました。そこで、レンズのフレア防止の1番手前の遮光板を取り外し、本体フランジ部の薄い止め板の両横をぎりぎりまで削ることにより、
いけそうだなという、感触がつかめましたが、これから苦労と浪費のはじまりです。

ゼットンさんご質問の返事の一部となったでしょうか?
インターネットの書き込みは始めてですので疲れましたのできょうはここまでにします。
返信 3 れんずまにあ  投稿日 3/22(土) 19:57:58  削除
ミミヤプレタさんはじめまして。
素晴らしいお話ですね。
私612に憧れており、先日新宿中古市場で以前から探していたアートパノラマ612フルセットを目撃、30万超の値段に打ちのめされて逃げ帰ってきました。わはは。
友人の馬男612の45mm付きを試用するもののピンと来ず、そのままになっています。
プレスベースなら距離計が連動するのが圧倒的強みですね!!

ぢつわうちに改造目的で4x5用馬男612バックの中古があったりするのです(笑)

50mmはポラロイド判をカバーしないので、612には不可能かと諦めていましたが、イメージサークル拡大ということで興味津々です。
ひさびさにわくわくして拝読しています。続きが楽しみ。どうぞよろしく。
返信 2 ミミヤプレタ  投稿日 3/22(土) 03:20:09  削除
ゼットンさん、ご返事ありがとうございます。

 事の始まりは、ヤフオクでマミヤスーパーを購入してマミヤのレンズの味が気に入ったことと、4x5より操作が簡単であることより、プレスあさりと改造工事(家のものの言)が始まり、ボール盤、エンドミル、工具の購入とうで、家内から非難を浴びながらの試行錯誤です。
 マミヤプレス、マミヤスーパー2台をスクラップにして、現在はユニバーサルをベースでなんとか使えるようになってきた状態です。
 まだ進行中ですが、現在のシステムは以下の状態です。
  1.本体 ユニバーサル改造
     ファインダー取り外し、レンズフランジ部改造、アダプター取り付け部改造
  2.ホルダー ホースマンSW用612ホルダー(唯一新品購入で最も高価)
     本体取り付けアダプター取り付け。
  3.自作612ピントグラス
     ホースマンアングルビュワー取り付け
  4.外付けファインダー
     50mm用(50mm用改造)
     65mm用(50mm用改造)
     75mm用(75mm用改造)
     100mm用(65mm用改造)
     127mm用(マミヤプレスのカツトしたファインダーにて自作)
  5.レンズ
     50mm(イメージサークル拡大)
     65mm(イメージサークル拡大を計るも間に合わず612は無理)
     75mm(そのまま使用可)
     100mm(イメージサークル拡大)
     127mm(そのまま使用可)
     150mm(イメージサークル拡大)
     250mm(イメージサークル拡大)
  6.6x8電動ホルダー(レリーズセットぶ取り付け)
  7.自作二股レリーズ用グリップ(フラッシュガン取り付け部利用)

 以上のように、612を外部ファインダーで手持ち、ピントグラスで三脚撮影をしながら改良を行いながら、より完成したシステムを作り上げようと思っています。

 問題点や、試行錯誤した苦労話とかをこれからも述べていきたいと思いますので、
参考になるようなこといろいろ教えてください。 
      

返信 1 ゼットン  投稿日 3/21(金) 23:42:16  削除
ミミヤプレタさん、はじめまして。

プレスホルダーを使った612カメラは、手作りカメラの会などでは、けっこうお作りになってる方がいらっしゃいますね。ご存じですか?
こちらはプレスホルダーのアパーチャーを拡大するというものなのですが、金鋸でギコギコやって出来るものなのでしょうか?
かつて、スペーサーを金鋸で切ろうとして、金鋸をだめにしたお方がいらっしゃいますが・・・。(^_^;)

ホースマンの612だったら、Mアダプターをはずしたユニバーサルのアパーチャーで足りるのですか?
その間の接続、フランジ調整はどのようになさるのですか?
興味あるところなので、教えて下さい。


一覧へ戻る】 ※最新の画面を表示するには再読み込みしてください.

以下は広告です。