返信 5 ゼットン
投稿日 2/22(土) 18:02:00
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プレス用のマルチフォーマットのホルダーは、K型ホルダーというものです。
これは、67や69用のレバー式のホルダーと異なり、巻き上げのノブがホルダーの左上についています。
そして背面には、「赤窓」と呼ばれるコマ数確認のための窓が、645,66,69の3つ設けられており、巻き上げる際には、使用しているサイズの窓を開け、フィルムの裏紙に印刷されたコマ数を見ながら巻き上げます。
ホルダーのアパーチャーは、69サイズなので、645,66で使用するときは、マスクをはめてやらねばなりません。
また、ファインダーの全面にもフォーマットに合ったマスクをはめる必要があります。
手元の資料には、100mm用のファインダーマスクの付け方が載っていますが、その他のレンズ用があったかどうかは、分かりません。私の知るところでは、ほかの交換レンズ用のマスクはなかったように思います。
このホルダーは、裏紙がない220フィルムでは使えません。
昔はロールフィルムを使うカメラは、巻き上げはノブ式で裏窓を見ながら行うのが普通でした。
マミヤプレスが登場した時も、初めはノブ式のホルダーが付いていました。
この構造はK型ホルダーとほとんど同じもので、取り付けも互換性があるので、ユニバーサルにも取り付けられます。やはり裏窓が設けられているのですが、69に関してはオートマットになっており、645,66で使うときだけ、裏窓を見ます。
もし、K型ホルダーをお求めになるなら、645,66のマスク(ホルダー用、ファインダー用)も付属していることにご注意下さい。
自作出来ないこともないですが、特にホルダー用はあったほうがいいと思います。
(残念ながら、中古品は欠品していることが多いです。)
なお、一度使用サイズを決めたら、途中で変更することは出来ません。
やってやれないことはないですが、コマ間が不揃いになったり、ダブったりします。
また、画面が狭くなるため、それだけ「望遠」になることにもご注意下さい。 |