返信 3 プーチン
投稿日 12/14(土) 22:11:12
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>手順について、何か参考になるようなものはないですかね?
マミヤのカメラやSEIKOのシャッターの解説は行われていませんが、
「朝日ソノラマ」のクラシックカメラ選書-20、
やさしいカメラ修理教室が、役立つのではないかと思います。
シャッター修理の解説と、参考になる文献が示されています。
私の場合は悪戦苦闘した後でしたので、復習にだいぶ役立ちました。
さらに、シャッタースピードを計るための、シャッターテスターと
使用法が紹介されています。これを使って、実際にプレスのレンズの
シャッタースピードを計ってみて、あまりにものいいかげんさに
愕然としました。
実際に分解修理する場合には、分解の順番には特に注意する
必要はないとおもいますが、組戻せるようにしっかり手順/順番と
位置を記録しておく必要があります。
そして、分解は最小限にとどめるべきです。
間違っても、羽根までばらすことは止めましょう。
しかし、ガバナーのブロックを清掃/注油する場合には、
シャッターを汚さないために、
ガバナーブロックごとはずした方が良いと思います。
(これは比較的簡単です。...はずすと、速度調節はできませんが
シャッターは最速の状態で切れます)
私がこれをやる場合には、ガバナーのブロックをはずし
ベンジンの中にどっぷり浸して洗浄した後、
必要個所に注油します。そして、組み戻します。
これならシャッターを汚しません。
もし、シャッター/絞り羽根を汚した場合にも、
羽根を分解せず、シャッターブロックをレンズからはずして
シャッターごとベンジンに浸して洗浄します。
しかしこれを行うと、あらゆる回転部分が油切れになりますので、
必要個所への注油が必要になります。
とくにシャッター軸への注油を行わないと、
摩擦が大きくなり、シャッターチャージすらできなく
なります。
この場合、完全にベンジンが揮発するまでシャッター
を動かさない事が重要です。湿っている状態で絞りや
シャッター羽根の開閉を行うと、羽根が痛んだり外れたりします。
きりが無いのでこの辺で止めておきます。
.......以上、プーチンのシャッター修理教室でした。 |