驚くべき情報をキャッチしました!
さる筋の話によると、マミヤプレスの新型が構想されているとのことです。
すでに645AFDによって、デジタルカメラバックとの高い親和性を実現したマ
ミヤですが、今後もっと高画素のCCDが開発された場合に備えて、マミヤプレ
スのようなシステムカメラを計画しているようです。
が、その形状は今までとはかなり異なるようです。
まず、ボディーですが、基本となる部分の厚みははわずか15mmしかありませ
ん。そのため高い剛性を必要とするために、マグネシューム合金の削り出し
が使われます。
上部には距離計が載せられていますが、その部分はホルダーを取り付けても
覗きやすいように、後ろへ張り出しています。露出計はマミヤ7のものを発
展させたものが内蔵され、マミヤお得意の、スポット測光か中央部重点平均
測光が選べるようになっています。
さて、何故薄いボディーになっているかというと、フロントおよびバックに
様々なアダプターが装着できるようになっているためであります。
まずフロントですが、前板全体がはずれるようになっており、その前板にも
3種類が用意されています。
まずは、マウント口径が大きくなり、従来よりも明るいレンズが取り付けら
れるようになったもの、次にティルト量30度、ライズ、シフト各25mmのアオ
リ装置が組み込まれたもの、そして最後に、これは旧ユーザーには朗報なの
ですが、従来のプレスセコールが取り付けられるマウントを有したものの3
つです。
バック部のほうはというと、フィルムホルダーは新たに設計されたものにな
り、形はRBのタイプと同じものになってしまいましたが、電動巻き上げが標
準になります。しかしながら、こちらも専用アダプターを介して従来のホル
ダーやピントグラス、ポラホルダーも使えます。そして将来的にはデジタル
バックが取り付けられるアダプターも供給されるようです。
これらフロント部、バック部とボディーはすべて電気信号によってやり取り
されています。
新たに開発されるセコールDを使えば、オートで写すことも可能になるよう
です。
さて、気になるお値段のほうは現在のところまったく未定ですが、かなりの
額になるのはいたしかたないようです。
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