さて、Sカメラでは、600SE用スペーサーセット+600SE用ピントフード(合わせて25,000円)を見せてもらいました。
いや、買う気は毛頭ないんですけどね。(笑)
親切にカメラまで出してきて、装着してくれたおじさん、ゴメンナサイ。
(今日応対してくれた人は、腰が低くて親切だったなあ。買わなくてもイヤな顔ひとつしなかったし。Sカメラであの人に応対してもらったのは初めてだ。)
なんでそんなものを見たのかと言うと、もしかして、かつて私が委託で売ったやつが、巡り巡ってここに来たんじゃないかって思ったからです。(笑)
でも、世の中、それ程狭くはなかった。(あたりまえ)
で、ブツは分かっているので今さら発見はないのですが、スペーサーセットの箱の中に、等倍複写台を使ったときに下に敷いて、画角を見るのに使うのであろうと思われるシートが付属していました。
ユニバーサルプレスの取説をお持ちの方は、等倍撮影台の説明のところに出ていたと思うので、ご存じではないかと思います。
私も、現物のシートを見たのは初めてでした。それはなんとビニールで出来ていました。
あまり詳しく見なかったのですが、おそらくレンズの種類と倍率による画角が色分けによって書かれていたようです。
でも、これって等倍複写台とセットなら分かるけど、スペーサーの箱に入っていたのは何故?
きっと元のところでは、等倍複写台もいっしょに使われていたのだろうけど、スペーサーセットのほうに紛れ込んでしまったのではないかと推察します。
それともデフォルトで付属していたのかなあ?
しかし、やはり600SEでスペーサーとピントグラスを使うのは、ユニバーサルプレスより面倒ですね。それは開放レバーがないからです。
600SEの場合は、バルブを使ってシャッターを開放にするしかありません。ですが、グリップのトリガーには、開放のまま維持しておくロックなどはありません。ですんで、実際に使うとしたら、別のロック機構付きの
ケーブルレリーズを差し込まなくてはなりません。
それにしても、600SEにもスペーサーが用意されたということは、ポラで等倍撮影する需要があったということだと思うのですが、いったい何を撮るために使われたのでしょう?
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