昨日、塩田商店とアローカメラ我楽多屋を巡回しました。
塩田商店では、レンズのリアキャップ1個、55mm径のレンズキャップ2個、
我楽多屋では同じくリアキャップ、55mm径の折り畳み式ゴムフード
(100f3.5,127,150用)2個ゲットしました。(すべてプレス用です。)
リアキャップは我楽多屋のほうが安かった。失敗。
両店とも、難のあるプレスが数台並んでいましたが、我楽多屋にはスタン
ダードがありました。
スタンダードというのは、1965年に発売された、初期型の最後のタイ
プ?です。
この機種では、バックアオリが省略され、トップカバーがクロームになって
おり、2年後にモデルチェンジされて登場する、スーパー23を暗示させる
ものがあります。
ホルダーも、このタイプからレバー式のものが使われるようになったようで
す。色は当然クロームなのですが、スタンダードの貼り皮が黒なのに対し、
ホルダーのほうはグレーっぽい貼り皮なので、ちょっとミスマッチな感じが
あります。面白いのは、引きぶたがまだ黒であることです。でも、抜け止め
のロックレバーはあありません。また、この時はまだ、背後に引きぶたポ
ケットがなかったようです
内部の蛇腹を取り外したあとは、ユニバーサルでもそうですが、枠がそのま
ま残っています。ただし、その枠には、内面反射防止の、黒の起毛処理がし
てありました。
また、蛇腹がないのでレンズ沈胴の必要もなく、装着されていた90mmは、非
沈胴式でした。沈胴しない90mmは、スタンダード用以外には供給されていな
いと思うので、珍しいです。(だからって、価値がある訳じゃないすが。)
でも、残念ながら、カビカビでしたが。
このスタンダード、値段は15Kでした。
状態が良ければ、ちょっと検討しないでもないのですが、う〜ん、いまいち
ですね。
9Kくらいなら、手を出してもいいかな・・・。
どうですか、アローカメラの社長さん。(笑)
(きのう初めて、なま社長さんを目撃。雑誌で見るほどには、顔がでかくな
かった・・・。笑。)
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