PB−5
新規投稿者 れんずまにあ  投稿日 6/9(月) 18:00:19  返信も含め全削除
ということで剽窃関連記事を眺め一通り憤ってから、前後に飛ぶと好きな拙者機材の記載が。
PB−4の廉価版という設定でしたね。
しかしにぽーん高額様だけに質実剛健、剛性は上位機種をも上回る。

さてMicronikkor55/2.8の使用について。
この前の機種、高解像力レンズとして名高いMN55/3.5を凌駕することを設計の至上命題として送り出されたと聞きます。
特徴はフローティング機構で近距離と無限遠の両立を図ったこと。

既にこの方針は、OM1と共に発表された ZuikoMacro50/3.5に先行されていました。
オリンパスはその性質上は中間リングを勧めず(システムチャートにも載せない)、50/3.5は1/2倍まで、それより高倍率は等倍設計の異なるレンズ:80mmf4に任せるという生真面目で原理主義な方針を取ります。

後を追うニコンは開放f値を2.8に広げ応用範囲を拡大、レンズ単体1/2倍、中間リング22.5mmを入れて等倍をカバーします。しかし、原理的にフローティングによって繰り出しに従って近距離補正されるので、距離目盛り無限遠で中間リングを入れて近接すると周辺画質が低下します。つまりベローズに装着するとき、できればレンズ側のヘリコイドを伸ばしきった状態がベストなのです。

ただし接写では収差を押さえ、被写界深度も確保するために或る程度絞り込むことが多く、実用上それほど劣化が顕著になることはありません。

フローティング機構を持たず、常時近距離に最適化されている旧型55mmf3.5ならヘリコイド位置を気にしないでベローズ撮影が出来るでしょう。

デュープはコントラストが高まりすぎる事が多いので、デュープ専用フィルムは軟調に調整されています。モノクロではたっぷり露光,あっさり現像プラス軟調現像液でガンマを上げすぎないように配慮する必要があります。普通のカラーフィルムを使う場合は、本露光量の1/10程度の一様な副露光を行うと軟調にできるそうです。

返信 6 れんずまにあ  投稿日 6/15(日) 20:48:12  削除
いえ、鉄ではないのでわかりません(爆)
返信 5 スポック  投稿日 6/15(日) 11:34:21  削除
> マイクロ55/2.8は色も鮮明、ニッコールは色が悪い、とは誰が言ったのかと。
> 多分Ai50/1.4より鮮やか。
当時、蒸気機関車の撮影に多用していたのですが、
黒の表現力において群を抜いていました。
黒の微妙な違いが、誇張されているのではないか?
と思えるほど、しっかりと表現されていました。

汽車好きな人間は、黒の色付きを嫌うのですが、
「○色かかっている黒」というのではなく、
黒は間違いなく黒として発色(?)していて、
それでいて、白黒写真の階調表現とはまた違い、
変な色が付いている訳ではないのに、
「色が違う」というような感じがしました。

言葉では上手く表現できないのですが、
れんずの神様にはお判りいただけますか?
返信 4 れんずまにあ  投稿日 6/14(土) 23:35:05  削除
スポック様と同じ話、私もどこかで読んだ記憶あり。

実性能は、どっちも多分標準マクロでは最強。但し1/2倍まで。
どちらも無限遠を苦手としない。
マイクロ55/2.8は色も鮮明、ニッコールは色が悪い、とは誰が言ったのかと。多分Ai50/1.4より鮮やか。

全然マミヤの話題が出てないな (^^;)
えと、マクロや広角にフローティングを採用しているのは、RB67も相当早いです。
マクロ140は、フローティング手動だから撮影倍率とフロート目盛のにらめっこです。
返信 3 スポック  投稿日 6/12(木) 12:21:30  削除
当時、私が聞いた(読んだ)話によれば、

ズイコーマクロは、
基本設計を1/10に設定して、
フローティングにより、無限遠の画質劣化を防ぐ。

マイクロニッコールは、
基本設計を無限遠に設定して、
フローティングにより、近接時の画質劣化を防ぐ。

という「基本設計の違い」があったのだそうです。
まぁ、結果的に同じようなことになるのでしょうけど。
返信 2 スポック  投稿日 6/12(木) 12:20:44  削除
> この前の機種、高解像力レンズとして名高いMN55/3.5を凌駕することを設計の至上命題として送り出されたと聞きます。
当時、私が聞いた(読んだ)話によれば、

一眼レフが普及するにつれ、
マイクロニッコールを標準レンズとして使用する人も増えてきた。
マイクロニッコールは、基本設計が1/10なので、
通常の撮影距離で使用すると、本来の性能が発揮できない。
それでも、大口径レンズに比べれば、元の性能が良いので、
通常の撮影距離で使用しても、決して画質が劣ることはない。
しかし、やはり、マイクロニッコール本来の性能を発揮しているとは言い難い。
マイクロニッコールは、非常に抜けが良いので、どうしても硬調な写真になってしまう。
また、解像度重視の設計なので、ボケ味は二の次になっており、二線ボケの傾向にある。
新しいマイクロニッコールは、「ワンランク上の標準レンズ」として使えるように、
通常の撮影においても、高性能を十分に発揮できて、
かつ、従来の接写用レンズの欠点を克服できるように設計された。

というような内容だったと思います。
私は発売されてすぐに買ったのですが、
非常に抜けが良くて、階調表現に優れているという印象がありました。
ときどき「2.8より3.5の方がシャープ」という声を聞きますが、
私は「シャープというよりは硬い」という気がします。
返信 1 MATIA  投稿日 6/9(月) 18:10:43  削除
れんず神さま,ご指導ありがとうございます。

> つまりベローズに装着するとき、できればレンズ側のヘリコイドを伸ばしきった
> 状態がベストなのです。

同様にカラーポジからおこしたいカットがほかにもありますので,次回,やってみます。

今回は,このような逆光でシルエットにしたい絵柄なので,コントラストが高めなのはむしろ歓迎でありますが(^_^;

次回にやろうと思っているカットも,同様に逆光でシルエットです・・・・。


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