返信 2 スポック
投稿日 6/12(木) 12:20:44
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> この前の機種、高解像力レンズとして名高いMN55/3.5を凌駕することを設計の至上命題として送り出されたと聞きます。
当時、私が聞いた(読んだ)話によれば、
一眼レフが普及するにつれ、
マイクロニッコールを標準レンズとして使用する人も増えてきた。
マイクロニッコールは、基本設計が1/10なので、
通常の撮影距離で使用すると、本来の性能が発揮できない。
それでも、大口径レンズに比べれば、元の性能が良いので、
通常の撮影距離で使用しても、決して画質が劣ることはない。
しかし、やはり、マイクロニッコール本来の性能を発揮しているとは言い難い。
マイクロニッコールは、非常に抜けが良いので、どうしても硬調な写真になってしまう。
また、解像度重視の設計なので、ボケ味は二の次になっており、二線ボケの傾向にある。
新しいマイクロニッコールは、「ワンランク上の標準レンズ」として使えるように、
通常の撮影においても、高性能を十分に発揮できて、
かつ、従来の接写用レンズの欠点を克服できるように設計された。
というような内容だったと思います。
私は発売されてすぐに買ったのですが、
非常に抜けが良くて、階調表現に優れているという印象がありました。
ときどき「2.8より3.5の方がシャープ」という声を聞きますが、
私は「シャープというよりは硬い」という気がします。 |