名機を訪ねて
新規投稿者 信松  投稿日 2/7(土) 22:58:00  返信も含め全削除
 日本カメラ社刊の「名機を訪ねて」という本を読みました。
戦後の日本のカメラの名機27台を取り上げ、レポートしたものです。
誕生した背景、設計のコンセプト、設計者のインタビュー、写真家のコメントも
あって、おもしろい本です。
設計図のコピーもあって、それを見るとエンジニアの私には血が騒ぎます。

 マミヤからはフレックスC33プロフェショナル、RB67プロが登場します。
C33は商品価値がないという社内の反対を、設計者の間宮氏が押し切って発売
されたそうです。
設計上ではラックピニオンの機構に苦労したそうです。
望遠レンズが使えること、頑丈であったことでプロに受け入れられたそうです。
 RB67はレボルビングバック機構のアイデアが出て、商品化に踏み切ったそう
ですが、耐久性やゴミに進入などがないようにしたこと、ミラーショックを小さく
することに苦労したそうです。
 このカメラは海外に大きな反響があり、日本でもスタジオには必須のカメラと
なったのですね。

 その他、各社の名機が誕生した秘話がちりばめられていておもしろかったです。
 



削除 ここに掲載された記事は 2/17(火) 16:56:33 に削除されました.
返信 1 れんずまにあ  投稿日 2/17(火) 11:56:40  削除
購入しました。
まだCの項までしか読んでいませんが、55mmを大変褒めていて、ちょっと欲しくなりました。また最終モデルはプラスチックを多用して軽量化したと、初めて知りました。
重いとばかり思っていた33系を見直しました。330プロが今も高価な訳がすこし分かりました。


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