ビューカメラにロールホルダーは不便
新規投稿者 れんずまにあ  投稿日 9/27(土) 01:29:19  返信も含め全削除
後で過去ログ探すときに困るんで別スレッドを上げます。

さて、モノレールにしろテクニカルにしろ、一枚ずつアオって焦点調整しなければならないビューカメラで、ロールホルダーを使うのって結構めんどくさいんですよね。
シートフィルムホルダーでしたらスプリングバックにすっと差し込んで引き蓋を引けば準備完了。でもロールホルダーはピントグラスバック外してロールホルダーと取り替えてロックして、撮影済んだらまたピントグラスに取り替えてあーしんど、うわっ縦位置で構図決めたのにロールは横で撮っちまったぜい!!てな具合でたーいへん。
シートホルダーは予めホルダーにフィルム装填する手間は掛かるけど、撮影時点ではロールより楽なんですよ。

これを解決する為に、スプリングバックに差し込める形状をした薄型のロールホルダー(ジナー、リンホフの一部、トヨ:トヨ専用)
またはロールホルダとピントグラスを瞬時に交換できる特殊なバック
(ホースマンロータリー、トヨスライド)
がありますが結構一長一短ありまして、よしゃっ、と飛びついても結局お蔵入りしたりしちゃうんですよね。

ロールホルダーは目測かレンジファインダー、一眼レフ向きです。
または経済的な問題か、多数枚を交換無しで撮影する必要がある場合(海外遠征や登山、空撮など)のみにメリットが生じると思います。

返信 5 kan  投稿日 9/27(土) 23:49:01  削除
MATIA総帥

それは悲惨なプレスですね。私ならハンマーを持ち出しても叩きなおします。この手で直したのは数知れず・笑
プレスの距離計は単純なものですから、直すのは比較的容易です。最近ではハーフミラーも売っているので、部品はどうにでもなるでしょう。おそらくスペアのジャンクもお持ちでしょうし、是非修復してやってください。

一応アオリのできるカメラが7−8台ありますから、プレスで獅子舞をする気にはなれません。プレスが好きなのは、レンズが好きなことと、無駄に大きいこと、その割りに軽く速写できる点です、私の場合は。
返信 4 MATIA  投稿日 9/27(土) 19:38:52  削除
kanせんせ

> MATIAさん、ゼットンさんこんにちは

私はまだこのスレッドには参加していませんでしたが(w


> プレスでは接写以外にアオリを使ったことがなく、ピントグラスも特別な
> 場合を除いて使いません。

常時,ピントグラスによる撮影です(^-^;>プレス
ロールフィルムホルダとピントグラスの交換は,その手順になれてしまっているのか,
苦になりません (^-^;


> プレス=報道ですから、レンジファインダーで手持ちがお作法かと思っています。

それは正しい考えだと思いますが,うちのプレスは何度か三脚ごと転倒したり,雲台の
高さから自由落下したりした前歴がありますので(笑),距離計が使えない状態になっ
ているんですね。さらにグリップもつけられないという(実物をご覧いただいた方には,
その悲惨な状態がご理解いただけるかと・・・)。なので,プレスカメラとしての使い
方は困難な状況です (^-^;
返信 3 kan  投稿日 9/27(土) 09:15:21  削除
MATIAさん、ゼットンさんこんにちは

お二人の話を総合すると、積極的にブローニーを必要とする理由がないのなら、アオリを使って写すのは4×5の方が良いということですね。
私も、4×5でグランドグラスと23ホルダーの架け替えは、せっかくセットした状態が崩れてやり直しにしたことがあり、やめました。この方法はコストに制限のあるプロに必要で、枚数の少ないアマチュアはすっきり4×5の方が良いと思います。

プレスでは接写以外にアオリを使ったことがなく、ピントグラスも特別な場合を除いて使いません。プレス=報道ですから、レンジファインダーで手持ちがお作法かと思っています。ノートリミングで無いと駄目という感覚はありませんから。
返信 2 ゼットン  投稿日 9/27(土) 06:12:29  削除
さて、どうもでかいカメラを使いながら、6X9という小さい画面を撮る、というのは無駄なことをしているような気がします。
もちろん、4X5がメインで、4X5ほどの解像度が必要がない場合は、ブローニーで撮るという場合は必要ですが、最初からブローニーホルダーを使うことをメインに考えるなら、やはりブローニーカメラを選ぶべきでしょう。

いつぞやも書きましたが、現在販売されている、アオリが出来る23カメラというと、まずホースマンのVHが思い浮かびます。標準的な使い方をする分には、十分なカメラだと思います。お世辞にも小さいとは言えませんが、4X5のフィールドよりは、一回り小さいです。しかし、このカメラでは、超広角は使えません。
広角まで使える自由度の高いカメラというと、外国製ですが、アルカスイスのFラインというのが優れています。しかしながら、とても高価です。
国産で、広角が使える23カメラは、広角専用機(中望遠くらいまではいける)として、エボニーから出ています。こちらは木製ですが、やはり高価です。
エボニーは、精度的に不安な点もありますが、軽量な事、47mmが使えることで、私は選びました。
使ってみると、軽量なので取り回しが楽で、けっこう使い勝手が良いです。
返信 1 ゼットン  投稿日 9/27(土) 05:36:17  削除
私が最初に買った4X5は、トヨビューの45Gでした。
その頃、4X5でロールを使うには、グランドグラスをはずして、4X5規格のバックにマウントされたホースマンのロールホルダーを使うか、クイックロールスライダーを使うかしかありませんでした。
大抵のカメラマンは、ホースマンのほうを使っていましたが、私はトヨのクイックロールスライダーを買いました。
しかし、露出確認のためにポラを切る必要があったのですが、その際はグランドグラスでフレーミングとピント合わせ、次に本番ではクイックロールスライダーにつけかえて、またフレーミングとピント合わせという2重の手間がかかることに気がつきました。
というのは、グランドグラス装着時と、クイックロールスライダー装着時では、フランジが変わってしまうからなのです。
また、ただでさえ、でかくてごついカメラに、なおかつ重いバックを付けるのは、扱いの上でストレスになりました。
そして、後にトヨの差し込み式ロールホルダーが出た時に、買い換えました。
これは、カットホルダーと同じように、グランドグラスをはずさずに差し込み式で使えるのですが、押さえのスプリングが折れるのでは?と思うくらい、限界まで開かないと挿入できません。
私は、その挿入時に、ホルダーの角がピングラの裏側に擦れて、ピングラを傷つけてしまいました。
しかし、グランドグラスをはずさなくて済むので、使い勝手は悪くないです。
このホルダーで注意しなければいけないのは、古いトヨビューでは、差し込み部が45Gのものほど開かないので、装着不能だということです。
無理して差し込むと、グランドグラスを押さえているスプリングが折れます。
私は、アシスタントしていて、スプリングが折れたのを目撃しました。


一覧へ戻る】 ※最新の画面を表示するには再読み込みしてください.

以下は広告です。