>そもそも、あのピンは何のためにあるのでしょう?
自己レスです。
無精して人に聞かないで、自分で確認したら分かりました。
れんずまにあさん、めんごです。
さて、何のことはない、「位置決めのピン」でした。
ボディ側にも、それを受ける穴がありました。
では、なぜ、75mmだけピンがあるのか?
それは、例の切り欠きの問題もあるのですが、距離計連動機構との関連のよ
うです。
私も今回試してみて初めて分かったのですが、プレスのレンズのマウントの
爪は、3本が均等な位置に、しかも同じ大きさで配置されています。
その結果、指標を120度ずらして取り付けても、付けることが出来るので
す!
もっともこの場合、レンズのカムがボディの連動ピンに当たりませんから、
距離計が動きません。ファインダーフレームも、下にさがっているので、操
作していれば気が付くはずです。
しかし、75mmはリング状のカムの形式なので、万一間違えて装着しても、距
離計が動いてしまいます。が、そのまま撮影すると、レンズの一部が欠けて
いるために、画像がケラれてしまうでしょう。そこで、そのため、取り付け
位置を間違えないように、位置決めのピンを設けたのだと思います。
レンズを指標をずらしても取り付けられると分かったのは、意外でした。
普段私は距離計は使いませんので、ピントグラスが目の高さになるくらいに
カメラを設置することが多いのです。そうすると背伸びしないと絞りや
シャッタースピードが確認できないので、その面が横に来るようにセットで
きれば使いやすい!ということを思いついたのですが・・・。
実際には、100(f2.8),127,150は内部にフレアカッターを持つので、それが斜
めになってケラレが発生してしまいます。指標をずらして使用するには、フ
レアカッターをはずしてやらねばなりません。ま、そこまでするほどのこと
ではないので、おとなしく指標に従って装着することにしますが。
件の自作改造レンズは、フレアカッターを持たないので、どの角度で取り付
けても平気です。
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