れんずの神様に叱られる
新規投稿者 スポック  投稿日 2020/01/25(土) 15:26:11  返信も含め全削除
写真撮影用ではないレンズの話で失礼します。

返信 6 スポック  投稿日 2020/01/27(月) 21:21:42  削除
れんずの神様

どう見ても馬鹿馬鹿しいとしか言いようがない工作に、
暖かいお言葉を賜りましてありがたく存じます。

> 頑張っても徒労になる可能性が高いけれど、
> 磨くこと自体が趣味ですので、
えぇ、そうなんですよ。
素人工作でも「多少はマシになる」という体験が出来たのは大いなる収穫でした。
数時間楽しんで、百円の元は十分にとれたように思います。

ひどい状態のレンズを見て感じたこととして、
やっぱり人間の目の補正能力ってすごいなぁ、とあらためて感じました。
最初の状態はその限界を超えていたのでハチャメチャに見えましたが、
ちょっとマシになったあたりで、一所懸命に「見えるように頑張っている」のが判りました。
返信 5 チヨちゃん  投稿日 2020/01/26(日) 10:18:30  削除
いやあ、お疲れ様です、としか言えませんが、人は効率のみで生きているわけではないことを痛感しました。
最初ジャンクカメラレンズをばらして凸レンズを取り出す話かと思ってみていたら、まさかのDIY研磨でした。
焦点距離1-2mの緩い曲率の研磨は天体望遠鏡DIYの番組で見たこと有りますが、多分20-30cmくらいの度が強いレンズは大変だろうと思います。
プラスチックは屈折率が弱いので余計に曲率を強めねばならない。
そして曲率の精度も大変ですが、おそらく材質が不均一で脈理などひどい素材でしょうから、頑張っても徒労になる可能性が高いけれど、磨くこと自体が趣味ですので、傍で見てる限りは面白い経験談でした。

XXってんじゃねーよ! とは言いませんので...

むしろメーカー側に、モールドの精度管理おこたってんじゃねーよ!!と言いたいくらいで。
返信 4 スポック  投稿日 2020/01/25(土) 15:30:05  削除
もう少し削ってみよう。

振り出しに戻って粗い紙やすりから削り直しをしました。
感覚的に「大分削れた」と思えるところまで削ってから、
やはり目の細かい紙やすりとピカールでピカピカになるまで磨きました。
今度はどうだろ?

・・・うん一応ルーペの役割は果たせる程度には見えるようになった。

表面反射はどうか?天井の蛍光管を反射させて見ると、
中央に反射させれば一応は直線に、周辺に行くにしたがって湾曲・・・
いや素直に曲がっていくのとは程遠いですが、歪に曲がっていくものの、
曲がっていく方向は大筋で合っているようです。

まだまだ表面に傷が多く残っているので、
さらに時間を掛けて表面を磨いてやると、まぁ使えなくはないレンズになりました。

表面の反射をよくよく観察すると、
レンズ中央部(頭頂部)が平面になりすぎているようです。
だからやっぱりきちんとピントは合いませんし歪んで見えます。
でも、これくらいが手作業の限界だろうと思います。
無茶苦茶だったレンズが一応とはいえ「見れる」レンズになっただけでも進歩です。

こんな無茶苦茶な話をすると、
れんずの神様の目が釣り上がりこめかみに♯が出て真っ赤になって蒸気が噴き出して、

レンズを舐めてんじゃねぇよ!!!

と言われそうです。
返信 3 スポック  投稿日 2020/01/25(土) 15:28:56  削除
表面を撫でるように紙やすりを当てて削り始めますと、
予想通りに、出ているところが白濁して、引っ込んでいるところは透明なままです。
出来るだけ大まかな形状(たぶん球面)に沿うように、弱く大きく紙やすりを擦りつけます。
そうやってしばらく削り続けると、レンズ全体が白濁するようになりました。
これで小さな凹凸は取れたかな?
目の細かい紙やすりに交換して削り、さらに極く目の細かい紙やすりで削り続けます。
手元にある最も目の細かい紙やすりは2000番です。
それで表面を撫で続けていると、白濁がだんだん透明に見えてきました。
表面の摺り跡が見えなくなってきた時点でティッシュにピカールを付けて磨きました。
そして表面がツルツルになった時点で覗いて見ました。

・・・さっきとあんまり変わらないな。

天井の蛍光管を反射させて見ると、やはり直管がくねくねと曲がって見えます。

削り足りなかったということか。

そこで目の粗い紙やすりで大胆にごしごし削ることにしました。
削り粉がどんどん落ちて大分削れたと思ったところで、
目の細かい紙やすりに交換して、そしてピカールで磨きました。
こう書くとすぐのようですが相当な時間が掛かりました。
そして表面がツルツルになった時点で再度覗いて見ました。

・・・おっ大分まともに見えるよういなった。

天井の蛍光管はやはりくねくねと曲がって見えます。大分マシにはなりましたが。
返信 2 スポック  投稿日 2020/01/25(土) 15:27:28  削除
根っからのドケチ根性で、ただ捨ててしまうには惜しいので、何かに役立てられないか?と考えました。
まずはレンズの観察からです。レンズ自体はアクリル製で、軟質プラの枠に入っています。
レンズを覗いて見える像は、ひどい歪みとピントが合っているような合っていないような像です。
表面がどうなっているか?天井の蛍光管を反射させて見ると、直管がくねくねと曲がって見えます。
もしレンズが球面なら、中央に反射させれば直線に、周辺に行くにしたがって湾曲して見えるはずです。
表面を指で触ってみても、さほど凸凹には感じませんでした。

・レンズはたぶん金型への射出成型で作られているはず。
・その金型はそれなりの球面になっていたはず。
・しかし射出にムラがあったのか?冷却前に金型から外したか?でヒケを生じている。
・だとすればレンズは概ね球面でその球面に対して凹凸が生じていると考えられる。

球面にできないかな?

ふと邪な考えが頭をよぎりました。

・紙やすりで表面を撫でるように削れば凹凸が取れて本来の球面に近づくのではないか?

仮に上手くいったとしても、まともなレンズになるはずはありません。
実用化を期待して手間を掛けるとしたら馬鹿げていると思います。
でも、そうではなくて、自分の推論が正しいかどうかの検証と、
その乱暴な加工で、どの程度改善されるのか?が知りたくて加工を始めることにしました。
もちろん失敗しても悔いはありません。どうせ捨てるつもりの物ですから。
返信 1 スポック  投稿日 2020/01/25(土) 15:26:44  削除
百均は貧乏人のパラダイスです。
財布の中に小金があれば、つい「何かいいものはないかな?」と吸い込まれてしまいます。
写真趣味の足しになるような品物も結構買っていたりします。
たとえば、クッション入りのペットボトルケース(ポーチ)はレンズケースとして活用しています。
生活にどうしても必要な物はそれなりの店でそれなりの値段で買わざるを得ないのですが、
「無くても困らないけど有れば便利」程度の物なら百均で買うことが多いです。

あるときダイソー店内を徘徊しているとき、とある爪切りが目に留まりました。
爪切りくらいは既にいくるも持っているのですが、その爪切りは「ルーペ付き」でした。
ごく普通の爪切りに磁石でくっつけるルーペが追加されている商品でした。
私はこれを工作用に買うことにしました。老眼が進んでいてピンセットの先が良く見えなくなっていたからです。
買って帰って早速ルーペだけを取り出して、覗いて見てがっかりしました。ひどいルーペだったからです。
ピントが合っているのか?合っていないのか?すらも判断できないくらい像がボケてかつ歪んでいます。
このような製品は百均ではよくあることで、ハズレを引いたと思って捨ててしまっても良かったのですが・・・

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