撮影日記
新規投稿者 スポック  投稿日 2018/10/09(火) 22:47:24  返信も含め全削除
に関する話題はここに書きましょう。

返信 239 スポック  投稿日 2024/04/13(土) 11:14:57  削除
awane総帥閣下

> そしてこのレンズは28mmから100mmという使い勝手のよい焦点距離をカバーしており,
> 写りに関してもじゅうぶんなものが見られる。
> 極端な逆光に対しても,格別に弱いという印象は見られない。
安価であることは非常に重要な条件ですが、
小型軽量も撮影時においては最重要な条件だと思います。
極端な言い方をすれば「良し悪し」ではなく「撮れる撮れない」がそれで決まってしまう。
さらに付け加えれば「持って行ける行けない」を左右する条件でもあるのです。
まぁ、価格も「買える買えない」を左右する条件ですから、
買うことができなければ、手持ちにはなり得ず、持って行けないワケで、
持って行けなければ、当然ながらその機材では撮れないので、
どれが最重要か?と問われれば、ケースバイケースでしかないのですが。

ガラス材とかコーティングとかの違いで逆光特性は変わりますが、
鏡筒が小さいと、どうしても逆光特性が悪くなる傾向にあります。
ですから、小型なレンズは逆光に弱いことも多々あるようです。
しかし、小型軽量なレンズはレンズの枚数が少ない傾向にあり、
そのことは、逆光特性に有利に働くことが多いですね。
返信 238 スポック  投稿日 2024/01/18(木) 21:57:03  削除
> まあ,一部が見えればだいたい想像がつきますし,

https://www.westonmeters.info/dr-850

もう少し右まで欲しいところですが、そこは想像力でカバーして・・・
返信 237 awane-photo.com  投稿日 2024/01/18(木) 19:40:29  削除
>一枚ペラでもいいから、それらしい目盛を印刷した紙で穴を塞げませんかね?

半分くらいでもきれいな箇所があれば,それをスキャンしてそれらしい目盛をつくることもできそうですが,ここまで見事にバラバラですと,本来,どういう数字が書かれていたかを確認することも容易ではありません(まあ,一部が見えればだいたい想像がつきますし,「クラカメ専科」にモノクロですが製品画像が載っているのが参考にはなりそうですけど)。
返信 236 スポック  投稿日 2024/01/17(水) 22:16:54  削除
誤:850 = Juniorb が発売されると 650 は Senior と呼ばれるようになりました。
正:850 = Junior が発売されると 650 は Senior と呼ばれるようになりました。

↓訂正
返信 235 スポック  投稿日 2024/01/17(水) 22:14:56  削除
awane総帥閣下

> この目盛の可動幕は紙や布のような素材ではなく,
> ビニルというか薄いプラスチックでできていたようである。
> それが溶けて固まり,そしてバラバラになったようで,
> とても元に戻せそうにはないのであった。
当時としては「新素材」だったのでしょうね。
Weston 850 は当時としてはそこそこ売れたようですが、
中古市場には滅多に出てきません。
目盛幕が健康な個体は残っていないのかも知れません。

電気露出計はセレンが死んだりすると捨てられることが多く、
初期の製品はあまり多く残っていません。特に戦前のものは希少です。
Weston 650 はたまに見かけるのですが、Weston 850 は滅多に見ません。
Weston 650 は不動であってもそれなりの外観を保っているのに対して、
Weston 850 は目盛幕が劣化すると外観を著しく損ねるからでしょうか。

> 元に戻せないだけでなく,
> 紙で同じような目盛のある可動幕をつくろうにも,
> 元の状態がわからないのである。
ローラーに巻きつけて可動幕を仕立てるのは無理だとしても、
一枚ペラでもいいから、それらしい目盛を印刷した紙で穴を塞げませんかね?

Weston 850 は Junior という愛称名が付いていました。
先輩にあたる Weston 650 には特に愛称名は無かったのですが、
850 = Juniorb が発売されると 650 は Senior と呼ばれるようになりました。
ですから、650 と 850 は兄弟機と言えるでしょう。
返信 234 スポック  投稿日 2024/01/16(火) 21:59:53  削除
誤:qwane閣下のカメラミュージアムに
正:awane閣下のカメラミュージアムに

↓訂正 大変失礼しました。m(__)m
返信 233 スポック  投稿日 2024/01/16(火) 21:56:48  削除
> まとめてみると「AF-S」ではない「Gタイプ」レンズは,つぎの4本しかない。
> AF Zoom Nikkor 28-80mm F3.3-5.6G
> AF Zoom Nikkor 28-100mm F3.5〜5.6G
> AF Zoom Nikkor ED 28-200mm F3.5-5.6G(IF)
> AF Zoom-Nikkor 70-300mm f/4-5.6G

もう一本あります。
AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED
DXニッコールで唯一のモーター非搭載レンズです。
フルサイズではありませんし、普通の描写をするレンズではありませんから、
これは例外扱いしてもいいでしょうけど。

> しかし,AF Zoom-NIKKOR 70-300mm F4-5.6Gを除いた3本は,
> vol.122(2006年3月)を最後に掲載されなくなった。
この「70-300mm」は特別な意味を持つレンズです。

AFニッコールのうち、モーター非搭載レンズからAF-Sニッコールにモデルチェンジするときに、
光学系を継承したレンズは一本もありません。そして・・・
絞り環のあるニッコールから絞り環の無いGレンズにモデルチェンジするときに、
光学系を継承したレンズは「70-300mm」が唯一なのです。

qwane閣下のカメラミュージアムに
AIAF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D
が収蔵(登録)されていますが、このレンズを模したと思われる、
AI AF Zoom-Nikkor 70-300mm F4-5.6D
というレンズが存在しました。このレンズはキット専用レンズで、
レンズ単体ではカタログに載っていませんでした。

AIAF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D = 9群13枚 φ74mm L116mm 505g
AIAF Zoom-Nikkor 70-300mm F4-5.6D    = 9群13枚 φ74mm L116mm 505g
AF Zoom-Nikkor 70-300mm f/4-5.6G     = 9群13枚 φ74mm L116.5mm 425g
これら3本のレンズはいずれも最短撮影距離は 1.5メートル、
フィルター口径は 62mm(フォーカスで回転する)と全く同じスペックです。
Gレンズになって大幅に軽くなったのは、絞り環の省略だけではなく、
マウントがプラスチックになったことも影響していると思います。
返信 232 スポック  投稿日 2023/12/27(水) 22:00:35  削除
 :たとえば、500ルクスや600ルクスに相当する明るさを測ったとしたら、
正:たとえば、500ルクスや600ルクスに相当する明るさを露出計で測ったとしたら、

↓補足
返信 231 スポック  投稿日 2023/12/27(水) 21:56:15  削除
awane総帥閣下

> 照度計が「屋外で振り切れる」のは,
> 基本的に室内で使う(室内の照明を整える)のが目的だからかな?
> という気がしますが,どうでしょうか。
はい、仰せの通りです。
基本的に照明設備の配置・調整や確認が使用目的です。
ですから、露出計に比べたら測光範囲はうんと狭く、
その代わりに目盛間隔は広くとっているのが特徴です。
たとえば、500ルクスや600ルクスに相当する明るさを測ったとしたら、
その差は針の振れとして「誤差の範囲内」になってしまいますが、
照度計ではきちんと差が判らなければなりません。

なお、照度計は照明屋さんも使いますが、
労務管理を担当しているお役人様もよく使っているようです。
立入検査で職場の明るさを測って不適切だったときには指導が入ります。
ですから、それなりに精度と信頼性の高い照度計を持っているようです。
東芝7号型光電池照度計は結構よく使われていたらしいです。
返信 230 awane-photo.com  投稿日 2023/12/27(水) 20:30:16  削除
ご確認いただき,ありがとうございます。
照度計が「屋外で振り切れる」のは,基本的に室内で使う(室内の照明を整える)のが目的だからかな?という気がしますが,どうでしょうか。
返信 229 スポック  投稿日 2023/12/24(日) 19:51:16  削除
実家へ行って現物を確認したところ、間違いに気が付きました。

誤:取扱い説明書に添付する形で、追加の説明書が入っていて、
正:取扱い説明書の最後のページに屋外で使用するときについての言及があり、

↓訂正
返信 228 スポック  投稿日 2023/12/24(日) 14:32:33  削除
同じ「明るさを測る」計器でも、露出計と照度計はどう違うのか?
露出計のうち、反射光を測るものは、輝度計がそれに相当しますので、いったん別にします。

露出計は測定結果として露出値を得るための計器です。
具体的には、シャッター速度と絞りの値を知りたいのですが、
明るさというものは、それとは無関係な値として測光されます。
初期の露出計の指針が示す値は、フートキャンドルかルクスで表されました。
それは正しく照度、つまりその場の明るさの値です。
撮影機材としての露出計は、それをシャッター速度と絞りの組み合わせに変換する
計算盤(換算盤)を備えているものがほとんどです。

つまり、露出計とは「計算盤(換算盤)を備えた照度計」と言うことも出来ます。
(もちろん、これは入射光露出計の話です。)

ただ、それだけではなく、指針の振れ幅がかなり違っています。
露出計は測光範囲(明暗差)が広く、つまり目盛間隔が狭くなっていますが、
照度計は測光範囲(明暗差)が狭く、つまり目盛間隔が広くなっています。
東芝7号型光電池照度計は、フィルターを挿入して二段階に測れますが、
フィルターを入れた状態でも屋外の明るさでは振り切れてしまいます。
取扱い説明書に添付する形で、追加の説明書が入っていて、
屋外で測光するときは、紙にパンチ穴を明けてフィルターに被せろとのことです。
紙製の簡易的な換算表もありました。いちおうは、露出計として使えます。
返信 227 スポック  投稿日 2023/12/24(日) 11:40:58  削除
重大な間違いがありました。

誤:ルナシックス3F → ルナプロF
正:ルナシックスF → ルナプロF

↓訂正
返信 226 スポック  投稿日 2023/12/24(日) 11:38:01  削除
awane総帥閣下

> GOSSENについては,そもそも,なぜことごとく「Six」がついているのか?という疑問があります。
ゴッセンは米国向けには製品名を変えて輸出しています。

ルナシックス3 → ルナプロ(cds)
ルナシックス3S → ルナプロS
ルナシックス3F → ルナプロF
プロフィシックス → ルナプロ(sbc)
シックスチノ → パイロット
シックスチノ2 → パイロット2

米国向け製品はほんの少し仕様を変えています。
1. ASA/DIN → ASAだけ
2. ケースが良く言えば頑丈、悪く言えば無骨。ただし、パイロットは同じプラ。

米国向けに製品名を変えた理由は、調べてもどこにも載っていませんでしたが、
私の邪推では「米国人(の一部)が 6 を嫌う」からではないか?とも思われます。
もしそうだとすれば、そんな理由は「公然の秘密」なので、どこにも載っていないのは当然かと。
返信 225 awane-photo.com  投稿日 2023/12/23(土) 22:23:41  削除
GOSSENについては,そもそも,なぜことごとく「Six」がついているのか?という疑問があります。
「ルナシックス」という名前を聞いたときには,モーム「月と六ペンス」と関係あるの?と妄想したりもしたものですが,まあ,モームはイギリスだから,ドイツのゴッセンが意識するはずもないか。

>しかし、それにしても形状も操作性も大きく変化した後継機に、
>全く同じ製品名を付けるというのは、納得しかねる話です。

ルナシックスほどではありませんが,ミノルタSR-1も前期型と後期型とでかなり見た目が違ったりしますから,案外とあの当時は世界的に,そういうものだったりするのかも?という可能性はどうでしょうか ^^;
返信 224 スポック  投稿日 2023/12/23(土) 13:40:15  削除
誤:Lunasix3専用であるとは限りませんが、FprofiSystem用の電気プラグは付いていませんでした。。
正:Lunasix3専用であるとは限りませんが、ProfiSystem用の電気プラグは付いていませんでした。。

↓訂正
返信 223 スポック  投稿日 2023/12/23(土) 13:37:04  削除
awane総帥閣下

> Lunasix 3では「3つのアタッチメントが用意されていて,
テレ・マイクロ・レプロの3種ですね。
テレ = 反射光測定をするときに、入射角を15°あるいは7.5°にする。
マイクロ = 顕微鏡の接眼部に取り付ける。
レプロ = 複写用 = 書類の位置で入射光測定、あるいはフィルムの下に置いて透過光測定。

このうち、中古市場でよく見かけるのは「テレ」です。
ルナシックス3 単体で反射光測定をするときは、入射角 = 30°で、
メーター指針で読み取った数値を三角形の指標に合わせるのですが、
「テレ」を取り付けたときは、赤丸か緑丸に合わせます。
つまり、指標が3つある訳で、これも "3" の意味合いかも知れません。

なお、ルナシックス3用に発売されたアタッチメントは3種だけではありません。
私が写真を目撃しただけでも、
光ファイバーを使った局所測光用アタッチメント
大型カメラピントグラスでの測光用アタッチメント
引き伸ばし時間測光用アタッチメント
がありました。なお、これらは全て ProfiSystem用にも似たようなものがありますので、
Lunasix3専用であるとは限りませんが、FprofiSystem用の電気プラグは付いていませんでした。。

しかし、それにしても形状も操作性も大きく変化した後継機に、
全く同じ製品名を付けるというのは、納得しかねる話です。
"Six 2" が "6-2" なのか? "62" なのか?混同されるのを嫌ったというのは、
ある程度は納得できる説のような気がしますが。

ただ、ゴッセンの製品名には「ワケワカラン」のがいくつもあって、
カラーメーターである "Sixtycolor" の "Sixty" は "60" を意味しているのか?
そうであるなら、何の "60" なのか?
そうでないのなら "Sixty" の意味は何なのか?
気まぐれで命名したとしか考えられません。
返信 222 awane-photo.com  投稿日 2023/12/19(火) 12:52:39  削除
副長様

国立国会図書館デジタルコレクションのアサカメやポンカメ,写真工業などの閲覧は,自宅等ではできません(館内限定扱い)が,全文検索で単語が出ているかどうかくらいは確認できます。その程度の方法では,「いつごろ出現したか」は推定できますが,モデルチェンジの時期やその扱われ方については,なかなか絞り込めません。

それでも戦後の「関式サロン露出計」はそれなりに絞り込めたので,該当号をピンポイントで入手して確認することはできましたけど(戦前の「カメラ」(アルス)は,送信サービス対応なので,自宅でも紙面を閲覧できる)。

さて,それでもいろいろ検索していると,「Lunasix 3」の「3」は,「ルナシックスの3つめのモデルという意味ではない」のではないか?という感じがしました。Lunasix 3では「3つのアタッチメントが用意されていて,さまざまな測光ができる」ことがセールスポイントになっているように見えたからです。もし,「Lunasix 3」の「3」の意味が実際にそういうことであれば,「Lunasix 2」という概念自体が,公式には存在し得ないことになります。

いま,そういう仮説のもとに,関連するネタがないかと気が向いたら検索などしていたりします。

返信 221 スポック  投稿日 2023/12/17(日) 13:06:48  削除
以前に、ネット上だったか?文献だったか?で、

製品には "Lunasix" と記されているが、
「ルナシックス2」という製品名で販売されていた。

という記事を読んだ覚えがあるのです。
その後、やはりどこかで「ルナシックス2ndバージョン」として、
シーソースイッチのルナシックスを紹介している記事を読んだ覚えもあります。

その後継製品が「ルナシックス3」なので、
やはり、シーソースイッチのルナシックスは "2" ではないか?
と思い込んでしまいました。

かなり前のことなので、うろ覚え状態で、
いろいろ検索してみましたが、残念ながらヒットできていません。

もしかしたら、セコニック "L-8b" みたいなものかも知れません。
返信 220 awane-photo.com  投稿日 2023/12/17(日) 05:28:33  削除
副長さま

Lunasix 3が存在するのに2が存在しないのは,おもしろいですよね。
「ルナシックスツー」って名称になったら,

 「6なのか,2なのか,それとも62なのか,はっきりして!」

と苦情がでそう…と思ったのかどうかはわかりませんが(^_^;
まあ,3のときには「ルナシックスで1つの単語」という自信がついたのでしょう。
知らんけど

さて,Lunasixの前期と後期ですが,いまのところ俗称であっても「2」がつくよびかたを書籍等で観測していません。
また,後期型にモデルチェンジしたことを報じる記事など,さがし中です。
そこで,なんらかの公式な呼び方がみつかればよいと思っていますが,見つからないあいだは「前期型,後期型とする」というくらいでとどめる考えです。

それとは別に,「CdS素子の特性のばらつきがあるため,(低輝度側の)スケールの幅が異なるものが3種類ある」というおはなしを聞きました。サンプルが増えたら,そのあたりも確認したいところです。


返信 219 スポック  投稿日 2023/12/14(木) 22:13:41  削除
重大な誤記がありました。

誤:面白いことに、ルナシックスの米国向け製品はルナプロというのですが、
正:面白いことに、ルナシックス3の米国向け製品はルナプロというのですが、

↓訂正
返信 218 スポック  投稿日 2023/12/14(木) 22:10:11  削除
ルナシックスは露出計の老舗であるゴッセンの名声を不動のものにした代表的製品です。
当時としては(セレンに比べて)感度の高い cds を受光素子に採用して、
月明かりでも測光できるメーターという意味でルナシックスと名付けられたそうです。
セレン時代は「ウェストンマスター」と「ノーウッドディレクター」が二大巨頭でしたが、
(GEを加えて三大か?)
cds時代に入ってからは、このルナシックスが最高級露出計の地位に君臨しました。

> 測光ボタンが「独立した2つ」になっているものが前期型,
> 「シーソー型」になっているものが後期型に該当するように思われる。
間違いではないのですが、前期型・後期型という呼び方はあまりしないように思われます。

ここでいう「後期型」に少し変更を加えて、
テレアタッチメントに対応したモデルは「ルナシックス3」という製品名になりました。
つまり、なぜか「ルナシックス2」という製品名はスキップされているのです。
そのため、ここでいう「ルナシックス後期型」は、
ルナシックス2
ルナシックス2nd
ルナシックス2ndバージョン
とか呼ばれることが多いようです。

テレアタッチメント対応とはいっても、それほど大げさな機構ではなく、
前面にアタッチメントの取付爪が引っ掛かる凹みを付けて、
スケールの指標が単体のとき用と、アタッチメント付きのとき用に分かれているくらいです。
見た目の変化として、
ルナシックスとルナシックス2ndは筆記体の "Lunasix" であるのに対して、
ルナシックス3はゴシック体の "Lunasix 3" になっているという違いがあります。
面白いことに、ルナシックスの米国向け製品はルナプロというのですが、
それは筆記体の "Luna Pro" になっているのです。
返信 217 スポック  投稿日 2023/10/07(土) 11:54:13  削除
れんずの神様

> AiED300/4.5もIF化前のを大切に使っています。
超色消しのアレですね。

詳細に比較したわけではありませんが、
IFよりもそちらの方が画質は良いと思います。
IF前のモデルはEDガラスが2枚ですが、IF後のモデルは1枚です。
数が多けりゃいいというものではありませんが、
当時、非常に高価だったEDガラスを2枚も使ったということは、
やはり、それなりに高画質を追及した結果だと思います。

> ただこれTC300が、無限ではつっかえて使えないんですよね。
意外と TC-200 が使えたりします。特に不具合は無さそうです。
私は後から出た AF-Iテレコンの TC-20E を使ったりしています。(謎)

えっ?取り付けできないはず??・・・はい、普通には取り付けできません。
でも手はいろいろあるもので、ちょっと小細工すれば難なく使えます。
ただ、良い子が真似したりすると困りますから、ここには書きません。
返信 216 スポック  投稿日 2023/10/07(土) 11:51:53  削除
れんずの神様

> いえ、ブロニカは普通にウエストレベルで撮影しますよ。
そうでしたか。大変失礼しました。m(__)m

> もちろん腰高ファインダーで俯瞰するには、
> おっしゃるような撮影法になりますが、
この撮影方法は「なるほど」と感心はしましたが、
自分で真似しようとは思いませんでした。

私がやると、
> 料理の上に落としたら大惨事
になるおそれが多分にあるからです。(冷汗)

最近はスマホを上にかざして、
ノーファインダーで「カシャ」と撮る人が多いですが、
手が滑ってスマホを落とす人は、きっと少なからずいると思います。

> MFではありませんが直進ズームのAiAF35-105を買ってしまいました。
保護活動にご協力いただきまして、ありがとうございます。

> 本来の用途であろうスナップに持ち出してみようかと思わせる出来でした。
神様にお気に召されて幸いです。

なお、直進ズームの 35-105mm F/3.5-4.5 ですが、
後に AF-D の時代になって光学系が変わっています。
非球面レンズを1枚使うことにより、レンズの構成枚数が減って、
100g ほど軽量化されました。
最短撮影距離はズーム全域で 0.85m でマクロ機能は無しです。
IF になったのでフィルター枠は回転しません。
ズームとしては小型軽量(410g)で、取り回しが楽な良いレンズです。
返信 215 れんずまにあ  投稿日 2023/10/05(木) 00:48:13  削除
ふくちょうさま、
いえ、ブロニカは普通にウエストレベルで撮影しますよ。
ご覧になればわかりますが、50cmと60cmでは、着座位置で全く使い勝手が違います。
もちろん腰高ファインダーで俯瞰するには、おっしゃるような撮影法になりますが、宴席やそれなりの食堂ではあまりアクロバティックな姿勢は悪目立ちしますし、室内でSSを稼げない条件ではブレを避けられないでしょう。(料理の上に落としたら大惨事)
普通に上からのぞいています。もちろん料理をローアングルで撮ることになりますが、そこはそれ。

さて、副長様の書き込みに刺激され、MFではありませんが直進ズームのAiAF35-105を買ってしまいました。
今の価格は、MFより安く野口様数枚に過ぎません。それでも以前なら素通りしていたでしょうが、つい手を出してしまいました。
マクロは、35mm位置のみで入るワイドタイプで、そのほかの焦点距離では1.4mと非常識な遠さです。
まあ戦前スーパーイコンタシックスも最短1.4mなんですけどね(笑
F4についてきたカビありAF28-105Dと比較しました。そっちは全域0,5m、50mm〜105mmの間でマクロに入るという、我慢することがないスペックで、105mmでは1/2倍まで近接できます。

新聞紙見開きで試写してみると、近距離では35-105のほうが平面性がよく、コントラストも高い(28-105がカビてることを差し引いても)ので驚きました。
もうひとつ試写で気づいたことは、28-105の望遠側は近くでは像の倍率が低い。画角が広くなっている。
これは以前マクロレンズのテストしたとき28-105の1/2倍は相当近寄るのに、マイクロニッコール105/4はかなり離れて1/2倍が出る。画質はくらべるべくもなく、ズームマクロのピントは中心のみで周辺はボケボケ、絞っても完全には改善しません。
28-105のおまけマクロは、スペックは立派ですが本格的な撮影にはいまひとつです。でも一本で広範囲に対応できるのはよいことです。

さて35-105はMF版同様我慢を強いられるスペックですが、金属を多用した重厚な作りで、画質もそこそこ良く(というより画質が維持できる最短距離やマクロ機構でスペックを規制しているのか)、本来の用途であろうスナップに持ち出してみようかと思わせる出来でした。
返信 214 スポック  投稿日 2023/09/28(木) 21:26:41  削除
れんずの神様

> 私がブロニカSを評価しているのは、標準75mmで50cmまで接近でき、
> まさに着席したままテーブルトップが写せるところです。
えぇ゛!
ウェストレベルファインダーで??
と一瞬、思考回路がフリーズしたのですが、

カメラを持つ手を長く伸ばして、
レンズを下向きに、カメラ上部を手前に向ければ、
複写スタンドにセットしたような姿勢になるので、
ウェストレベルファインダーは正にうってつけ。
座ったままで「真上からの写真」が撮れるのですね。

なるほど、そんな使い方もあったのか!
感心するとともに、たいへん勉強になりました。
ありがとうございました。
返信 213 れんずまにあ  投稿日 2023/09/27(水) 23:14:17  削除
ふくちょうさま
そおなんです。単に近寄れないという不便さは常用には困ったことなのです。

タムロンは初期にはテレマクロが売りで、それはご指摘の通り昆虫の接写や、物撮りで歪ませないことを売りにしていました。
SP300mmf5.6は1/3.3、500mmf8は1/3まで拡大できます。
でもそれでは着座状態でテーブルトップを撮影できません。料理が運ばれるたびに席を立って(または椅子に立って)距離を取るなんてギャグです。

私がブロニカSを評価しているのは、標準75mmで50cmまで接近でき、まさに着席したままテーブルトップが写せるところです。これがS2になると60cmになり、反り返らないとテーブルの料理を写せない。

他にワイドマクロの利点は、ダイナミックな構図を取れるところでしょうか。テレマクロでは平板な表現になるところを、広角歪みを逆手にとって写真表現にしてしまう。
画質はテレと比べて劣る傾向がありますが、寄れないよりいいという割り切りです。
シグマの24mmf2.8や28mmf2.8は1/4倍まで寄れますが、フローティングなど一切行っていないので周辺画質が劣化します。でもあるプロカメラマンはそれでも寄れる表現は代え難い利点で愛用したとおっしゃっていました。

ズームが進歩すると全焦点距離で最短撮影距離が短縮していきます。
タムロンSP28-80mm(1983)は28mm位置を除いて36cmまで寄れます。32mmくらいの位置からなので、十分広角効果が得られましたし、望遠側でもテレマクロの利点を味わえました。

サードパーティレンズは純正と差別化する必要からか画質が多少落ちても利便性を追求する傾向があり、面白いです。
純正は画質を追求する目的、サードはその尖った特徴を活用するために購入していました。
返信 212 スポック  投稿日 2023/09/26(火) 23:15:08  削除
誤:多くは広角端か望遠端でマクロモーとに切り替えできました。
正:多くは広角端か望遠端でマクロモードに切り替えできました。

↓訂正
返信 211 スポック  投稿日 2023/09/26(火) 23:10:27  削除
最近、やっと答えが判りました。
食卓に並べられた料理を撮るときです。
旅館に着いて、楽しみにしていた名物料理が並べられている。
それを旅の記念に一枚パチリと撮る人は実に多くいます。

それを撮るにはどうしても 50cm くらいまで寄れなけばならない。
そうでなければ、真上から撮りたければ、天井まで登るしかない。
常用ズームの目標が「最短=50cm」だったのは、これなのでしょう。
また「最短=50cm」を実現した後、さらなる近接を目指したレンズが少ないのも、
たぶん、切迫した需要が無かったからでしょう。

現在では「スマホでカシャ」が常識になっていますが、
今から食べようとする料理を撮る人は実に沢山いるようです。
返信 210 スポック  投稿日 2023/09/26(火) 23:10:00  削除
最近ではズーム全域で近接撮影ができる、それもマクロモードとかではなく、
使い勝手の上では単純に、最短撮影距離が縮まるというように進化しました。
常用レンズとしてズームレンズが選択されるようになり始めた頃は、
なかなかそんなふうには出来ず、特定の焦点距離でマクロモードに切り替える
という形で近接撮影を実現していました。
多くは広角端か望遠端でマクロモーとに切り替えできました。

広角マクロ = 最短撮影距離を縮めるのに有利
望遠マクロ = 撮影倍率を上げるのに有利

なのですが、私は長いこと広角マクロの有用性を理解できませんでした。
たしかに、超望遠でマクロモードになってしまうと、
手持ち撮影が非常に困難になります。
しかし、たいして撮影倍率を稼げないのに、
どうしてわざわざ寄って撮る必要があるのだろう?
昆虫のように近付けば逃げる被写体はもちろんですが、
被写体にうんと寄って撮ると、影は出来るわ、姿勢はしんどいわで、
ろくなことがありません。
同じ撮影倍率ならなるべく離れて撮りたい、と私は考えていました。

でも、ふと気が付いたのです。
それは「常用レンズ」という用途です。
気軽な旅行に行くときに、持って行くのはボディ1台にレンズ1本。
それで旅行中の撮影は全部こなしたい。それが常用レンズの役割です。
そうなると、要求されるのは無理難題ばかりです。
焦点距離範囲(ズーム比)が広く、明るく、軽く小さい。
もちろん、全てを満足させるレンズなどあり得ない。
だから、どこかで何らかの妥協が必要。
その妥協のレベルをどんどん上げてきたのがズームレンズの進化です。
タムロンから 28-200mm という、いわゆる高倍率ズームが発売されて、
常用レンズは高倍率ズームが常識になりました。
当初の高倍率ズームは最短撮影距離が 1.5m くらいありました。
高倍率ズーム・小型軽量という相反する難題を解決するにあたり、
最短撮影距離は後回しにされた結果でした。

でも、最短撮影距離が長いと困るのはどういうときなのでしょう?
撮影倍率を稼ぎたいのなら、望遠側にズームすればそこそこいけます。
広角側で近接して撮りたい被写体って、いったい何なの???
返信 209 たむろんまにあ  投稿日 2023/09/26(火) 22:04:12  削除
ふくちょうさま、ニコンのズームについて大変興味深いお話をありがとうございます。
正直まったく当時気にしていなかった機種でした。
その後、F801Sを手にした時、AF28-85、SB-24と組んで大変便利に使わせてもらいました。
おっしゃる通り大変優秀なレンズで、主に行事の写真に活躍しましたが、画質的には作品制作に耐えうるレベルと思いました。

さて35-200mmと35-135のマクロモードの話です。
ニッコールは全く触ったことがありませんが。
少し以前に、破格値に落ちたタムロンアダプトール2を集めまして、そのなかで
SP60-300mmf3.4-5.4(23A):1983発売はズームニッコール35-200と似た操作性で、短焦点側60mmを乗り越えたところで少し鏡胴が伸び、その後はズームリング直進で倍率を変更します。
次に、35-135mmf3.5-4.2(22A):1982年、は長焦点側135mmでマクロモードに入るテレマクロに対し、後継器40Aでは短焦点側のワイドマクロになりました。
ニッコールと同じような変遷ですね。
ニコンはタムロンに生産委託またはOEMを受けているレンズもあり、なんらかの関連性がうかがえます。
返信 208 スポック  投稿日 2023/09/24(日) 21:51:37  削除
自己レス(訂正)

> ピントリングは回転方向(ピント調節)には回らなくなります。
これは間違いでした。ピントリングは回ります。
ただし、至近距離のところにマークがあって、
それが鏡筒の固定部分に刻印してある撮影倍率と合わさるようになっています。
撮影倍率の変更はピントリングを回すのではなく、
前後にスライド(ズーミング)させて調整するべし、ということでしょうか?

もうひとつ、面白い発見をしました。
35-135mm F/3.5-4.5 は、AF(86) と AF(new) で光学系が違いますが、
マクロモードにも違いがありました。

35-135mm F/3.5-4.5 AF(86)  = 14群15枚 回転ズーム 135mmの位置でボタンを押してさらに回す。
35-135mm F/3.5-4.5 AF(new) = 12群15枚 直進ズーム 35mmの位置でボタンを押して回す。

創意工夫の跡なのか?
気まぐれなのか?
返信 207 スポック  投稿日 2023/09/24(日) 14:02:00  削除
れんずの神様

> それを手っ取り早く対策するには、前玉回転はそのままに、
> 根本から全体繰り出しで最短を稼ぐのがマクロモード。
なるほど!そういう仕組みになっていたのですね。

このタイプのマクロモードは、
ニコンでは 1983年発売の 35-105mm F/3.5-4.5S が最初だったと記憶します。
ズームニッコールで最初にマクロモードを設けたのは、
1981年発売の 35-70mm F/3.5S ですが、これは 焦点距離 = 70mm 限定で、
ズームリングを 70mm にして、マクロノブをスライドさせると、
ズームリングが 70mm にロックされて、ピントリングが 0.35m まで回ります。
それ以外の焦点距離ではピントリングは 0.7m までしか回らないのですが、
70mm でマクロモードに入っていると、ピントリングは 0.7m を普通に通過します。
多分、これは「根元からの繰り出し」ではないと思うのですが、正確なこと知りません。

けったいなのは、35-200mm F/3.5-4.5S で、
ワンハンドズームのピントリングを至近距離(1.6m)まで回して、
根元のマクロ切り替えリングを回すと、レンズ全体がぐぐっと繰り出されます。
その状態で撮影距離は約0.3m になります。
ピントリングは回転方向(ピント調節)には回らなくなります。
そして、前後方向(ズーム調節)にスライドさせると、撮影倍率を変更できます。
どう考えても使い勝手は悪いと言わざるを得ないのですが、
最短撮影距離が 1.6mm ではいくらなんでも長過ぎなので、苦し紛れに追加したのでしょうね。
返信 206 スポック  投稿日 2023/09/24(日) 12:28:43  削除
誤:このうち、28-85mm は、ニコンユーザーンにとって待望のレンズで、
正:このうち、28-85mm は、ニコンユーザーにとって待望のレンズで、

↓訂正
返信 205 スポック  投稿日 2023/09/24(日) 12:26:10  削除
ニコン F3AF は「先行試作機」のようなものなので、
F-501AF の発売を以って「AF化」したと言っても良いと思います。
1986年4月のことです。それ以降は例外はあるものの、
基本的に AF一眼レフとAFニッコールの時代になりました。

その前年の1986年12月には、MFニッコールの掉尾を飾るレンズが発売されました。

Ai Zoom Nikkor 28-85mm F/3.5-4.5S
Ai Zoom Nikkor 35-200mm F/3.5-4.5S

の2本です。(それ以降も MFニッコールは発売されていますが、それらは例外ということで)
このうち、28-85mm は、ニコンユーザーンにとって待望のレンズで、
すぐに AF化されたにも関わらず、MFレンズも結構良く売れました。
今となってはパッとしないスペックですが、また今の基準では大きく重いですが、
常用レンズとして、当時は魅力的なレンズでした、レンズ性能も良好でした。

私が個人的に思うこととして、
どうしてこのレンズを、F-501AF の新発売と同時に、
AFニッコールの第一弾として発売しなかったのか?
もし、そうしていたら、その後の展開も変わっていたのではなかろうか?
そのなふうに思えます。
返信 204 スポック  投稿日 2023/09/24(日) 11:24:19  削除
awane総帥閣下

> はじめに発売されたAiAFニッコールレンズの外観には,
> 後に改良されたレンズと異なる,共通した特徴がある。
> その1つは,ピントリングがごく細いものになっていること,
> 別の1つは,距離目盛が窓の中に表示されるようになっていることである。
こらのレンズはいずれも 1986年に発売されたので、
以降のものと区別するために AF(86) と呼ぶことにします。(勝手に)

これらの AF(86) には、閣下が指摘された以外にも特徴があります。(唯一無二ではないが)
それは「全て回転式ズーム」であるという点です。
また、ズームの光学系は全て MF時代に発売されたレンズからの流用です。
ちなみに、AF(86) で光学系が新設計されたのは 180mm F/2.8 だけです。

1987年から発売された AiAFニッコールはピントリングが変更されて、
幅が広くなり、またゴムが巻かれて少し MF時代に近づきました。
AF(86)レンズ群も同様の変更が施されて、カタログには型名に (new) が追記されました。
ここではやはり区別するために、勝手に AF(new) と呼ぶことにします。

面白いことに、AF(new) はピントリングがゴム巻になっただけではなく、
一部のレンズは直進ズームに変更されています。(いわゆる1.5作動ズーム)
MF時代に直進ズームだったものがそれに該当します。
MF時代に回転ズームだったものは AF(new)も回転ズームです。

MF → AF(86) → AF(new)
28-85mm F/3.5-4.5 回転→回転→回転
35-70mm F/3.3-4.5 回転→回転→回転
35-105mm F/3.5-4.5 直進→回転→直進
35-135mm F/3.5-4.5 直進→回転→直進(新光学系)
70-210mm F/4 直進→回転→発売無し

なお、AF(new) になって、距離目盛は窓の中から外に出されましたが、
28-85mm F/3.5-4.5 だけは、透明プラの窓の中に表示されます。

> ここにニコンから発売された初期のズームレンズ5本がそろったことになったのである。
おめでとうございます。
せっかくですから、AF86 コンプリートを目指しましょう!
返信 203 awane-photo.com  投稿日 2023/09/13(水) 05:05:38  削除
当時の35-105(などの寄れない標準ズーム)は,たぶん,人物のスナップ撮影(たとえば学校行事などでの撮影業など)の場面では,有用なそれこそ万能なレンズだったのではないかと。以前にMFの35-105をいただいていたのですが,その出所は,そういう仕事をしていたところだったようです。

このことは逆に,寄りたいとか,精密な描写をしたいとかいう,趣味の領域には,むしろ不向きだったのではないかなという気がしています。

このたびAF35-105をほんの半日ほど,あらためて使ってみて,そういう印象がさらに強くなった気がします。
返信 202 初期AFレンズまにあ  投稿日 2023/09/11(月) 12:28:11  削除
ご指摘の通り当時の35-105はマクロモードで最短を誤魔化すことは結構ありましたね。
ズームはフォーカシングを前玉回転で行っているため、近距離側で画質が落ち過ぎる。
それを手っ取り早く対策するには、前玉回転はそのままに、根本から全体繰り出しで最短を稼ぐのがマクロモード。
マクロモードに入れると焦点距離によって合焦距離がかわるので、ズーミングすると焦点がずれます。
ズームレンズがバリフォーカルレンズに退化するので、誤魔化しなのですね。
でも、画質はいいです。
使い勝手も、例えば手元のオリンパスOM35-105は最短1.5mで特に短焦点側では「何コレ?」状態ですが、全ての焦点距離でマクロモード(クローズフォーカス)にできるため、35mmでは約30cm、50mmで45cm、105mmでは1mと、ほぼ単焦点レンズと同じ最短距離になるのです。
元々開放f値が暗めなこともあり、クローズフォーカス時の画質はまずまず、ズームを使うような横着撮影には問題になりません。
誤魔化し機構が、焦点距離限定だとちょっと不便になります。
ミノルタMD28-85は28mm位置だけ(1:4まで)しかクローズフォーカスになりません。そのかわり最短80cmで,1.5mなどといういかれた値ではないので確かにワイド端だけフォローすればなんとかなると思ったのかもしれないけど、やっぱ我慢が必要。
35-105ではテレ端だけマクロになるのも多い。例えばOMAF35-105は105のみ。虫の接写にしか使えない。退化じゃん。
最近のデジタル用ズームは全焦点距離でシームレスにかつての単焦点を凌駕するほど寄れるものが多く、画質も高いですね。設計の進歩を実感させられるところです。
返信 201 初期AFレンズまにあ  投稿日 2023/09/11(月) 11:53:07  削除
当時新規AF35mmSLRに関心がなかったこともあり、AF35-105も全く記憶にないのですが、個人的には画質も明るさも我慢してるのに寄れないレンズに興味なくスルーしていたのでしょう.
1976年毎日の買い物情報では、トキナー35-105が紹介されていました。その巨大さ、テスト画質の低さに2度驚きました。
80年買い物情報では28-85mmが登場し、またまた巨大さと低画質に呆れた覚えがあります。ただし記事ではアメリカでは35-70はもう古く売れ筋は35-105と28-85の3倍ズームに移ったということで、米国人は画質をあんまり気にしないのだなあと感心。今から思えばその程度の画質でも2Lからキャビネで不満が出ることはなかったのでしょう。
35-70は日本国内ではまだ主流で、小型化、最短の改善、画質の安定化と、日本人好みの方向性が出ていたんでしょう。
私は43-86含め標準ズームに興味なく、35は画角が足りず70は望遠効果がなく無意味と思っていました。ニコンには28-45とか25-50という優秀なズームがあり、そっちは興味あったけど値段,サイズを考えると単焦点の28と50でいいじゃんと。
さてAF時代、ボディ駆動レンズには動作が軽いことが求められます。従来Aiの直進ズームからAF化するのも苦労したでしょう。
そのころは35-70の設計はおそらく究極の段階、画質も最短も単焦点に劣らない使い勝手。でも95年から2000年の35-105はサイズと画質はかなり進化したものの最短はまだまだ遠く、この時代になっても35-105よりも一本目として35-70のほうが選択されるのは、性能評価に厳しい日本人の特性なのか、35-105がよっぽど魅力がなかったのか...
キヤノンEOSはそんなに35-70売れてないと思うんですよね。脆弱なのでジャンクにも残らないてのもあるでしょうけど。αの35-70は複合非球面で小型軽量で特徴ありますが、35-105も28-85も結構多い。他社は割にチャレンジングですよね。
保守的なニコンユーザーの傾向なのかもしれません。メーカーも保守的だし。
返信 200 スポック  投稿日 2023/09/10(日) 15:03:51  削除
誤:43-86mm の光学側と望遠側をそれぞれ少しずつ広げてズーム比を3倍にしたわけですが、
正:43-86mm の広角側と望遠側をそれぞれ少しずつ広げてズーム比を3倍にしたわけですが、

↓訂正
返信 199 スポック  投稿日 2023/09/10(日) 11:49:10  削除
おもしろいことに、
43-86mm と 35-105mm の平均焦点距離はほぼ同じなんですよね。(相乗平均)
43-86mm の光学側と望遠側をそれぞれ少しずつ広げてズーム比を3倍にしたわけですが、
設計時にこのことを意識したのか?どうか?ちょっと気になったりします。
広角側 = 35mm というのは「外せない条件」だったのだろうと思われますが。
返信 198 スポック  投稿日 2023/09/10(日) 11:40:42  削除
> AF Zoom-NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5Sが使えるようになったわけだが,
> 正直なところ,今となってはあまり魅力を感じないレンズである。
> とくに,先に発売されていたAF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5Sにくらべて,
> 物足りない面ばかりが目立つのである。
awane総帥閣下は先刻ご承知だと思いますが、
AF化の時点では完全に脇役になっていましたね。

もともと Ai Zoom Nikkor 35-105mm F/3.5-4.5S は 43-86mm F/3.5 の後継として,
常用ズームレンズとしての使命を負って発売されました。
その条件は次の通り。(たぶん)

1. 広角から望遠まで2倍以上のズーム比があること。
2. 常識的な口径比(明るさ)であること。
3. 小型軽量であること。
4. フィルター口径は 52mm であること。
5. ローコストであること。

以上は当然の要望ではあるのですが、
当時としてはかなり難しい条件だったと思われます。
ズーミングによってF値が変化してしまう欠点は、
既に全製品にTTL露出計が備わっているので妥協したのでしょう。
常用レンズとしては簡易的なものでよいから接写もできた方が良いので、
マクロモードという手法で誤魔化しています。

ヨンサンハチロクと比較するとズーム比が 2倍 → 3倍になっていますが、
口径比は F/3.5 → F/3.5-4.5 と少し暗くなっています。
そして、少し(じゃない)長くなり、少し重くなりました。
ユーザーの立場としては広角側が 35mm になったのが歓迎されました。
画質も「単焦点レンズ並み」とは言えませんが、
ヨンランハチロクよりはずっと良かったのでユーザーに歓迎されました。

しかし翌年に Ai Zoom Nikkor 35-70mm F/3.3-4.5S が発売されて、
常用ズームレンズとしての主役の座を追われることになりました。
F-301 のキットレンズも 35-70mm F/3.3-4.5 でした。

F-501AF の「標準レンズ」にも 35-70mm F/3.3-4.5 が選ばれたのは当然です。
酷な言い方をすれば、そのときには既に使命を終えていたのでしょう。
それでも、35-105mm という焦点域はある程度の需要はあったようで、
非球面レンズを使ってさらに小型軽量化した後継製品も発売されています。
返信 197 初期AFレンズまにあ  投稿日 2023/09/03(日) 13:33:47  削除
副長様、こちらこそさらに掘り下げたご返信ありがとうございます。
MFのAiED180は私も大変思い入れ深いレンズです。
たまたまでしょうけど、柄にもなくニコンフェアでモデル撮影会してたのを横から写して我ながら素敵な画像が得られたのと、風景でも抜群に高画質でしたので。
故あって一時ニコンから離れた時に、いくつかの愛用レンズと共に売却してしまい、最近になって買い戻したのも似た経緯ですね。
AiAF180は当時MFを持っていたこと、ツルツルの外観と狭いフォーカスリングが心に響かなかったこと、何よりニコンAFカメラを入手したのが随分後で、当時持ってなかったので選択肢に入りませんでした。
ちなみにそれはF4で、しかもF3AF用80と200を使う目的で、AFED200/3.5というモロにAF180とかぶるレンズですので、これまたAF180を入手する気になれず。
AF180IFの画質はロングセラーになったほどですから多分良好なのでしょうが、それはさておき、IFはだいたい近距離では画角が広がって、同じ撮影距離では像倍率が低い傾向があるように思います。なので300mm程度までなら全体繰り出しのほうが好きだったりします。AiED300/4.5もIF化前のを大切に使っています。ただこれTC300が、無限ではつっかえて使えないんですよね。少し繰り出せば装着できるんですけど。
AF180IFに戻ると、のちにシボ塗装の幅広ラバーリングになった奴に出会うとちょっと欲しくなったりします。他社も含めて、180/2.8クラスは大好きですので。
ただ手元のAFニコンはF4, F401X, F501, F70だけなんですよね。現代のカメラと比べたら、AFが全然快適じゃないので、自動巻き上げのみ期待してMFレンズしか嵌めてないし。
返信 196 スポック  投稿日 2023/09/03(日) 12:40:02  削除
昔からそうですが、IME は不思議な変換をしてくれます。

誤:コメントをいただいて公営至極です。
正:コメントをいただいて光栄至極です。

↓返信192の訂正
返信 195 スポック  投稿日 2023/09/03(日) 12:31:08  削除
AF180mm は MF180mm より劣るのでしょうか?
実際に買って使ってみた人の話を聞くと「悪くない」とのことでした。
MF180mm は非常に良いので、それより悪くないのなら十分なのに、
私の印象は「新設計なのに進歩が無いのか」とがっかりしていました。
AF180mm はロングセラーになり、優秀なレンズであることは認められました。
結果的に、多くのニコンユーザーは偏見に囚われていたことになります。
気の毒なレンズだったと言えるでしょう。

私の個人的な話になりますが、
MF180mm は使用頻度が最も高かったレンズのひとつです。
撮影旅行には欠かさず持って行き、今では外観は傷だらけです。
レンズ保護にUVフィルターを付けていたのでレンズは無傷ですが、
フィルター枠には当て傷なんかも付いています。
その後、EDレンズを使った AF80-200mm F/2.8 が発売されて、
しかもそれが、天文学的な値段ではなく、ちょっと頑張れば買えたので、
また「単焦点レンズに勝るとも劣らない」ような画質だったので、
撮影に持ってい行くのはズームばかりになってしまいました。
最近、つまらない理由で AF180mm を買いましたが、
このレンズに失礼な態度だったな、と反省しています。
返信 194 スポック  投稿日 2023/09/03(日) 12:29:38  削除
とんだとばっちりを受けたのが AiAF Nikkkor 180mm F/2.8S です。
Ai Nikkor 180mm F/2.8S というのは、群を抜いた画質で有名なレンズです。
それなのに、他のレンズは MF時代の光学系を流用しているにも関わらず、
このレンズだけ「新設計」なのです。しかも、しかも、
ニコンは「MFレンズも当面の間は平行販売する」と言明しているにも関わらず、
MF180mm だけはカタログ落ちしてしていたのです。
多くのニコンユーザーは驚き、そして憤慨しました。
「きっと MF180mm は儲からないのだろう、だからコストダウンのために、
 このレンズだけ設計を変更して、MF180mm の生産を止めたのだろう」
こんな噂がまことしやかに広まりました。私もそうかも?と思っていました。

実際には全群繰り出し式の MF180mm は AF化には不向きで、
どうしても IF化する必要があり、そのための設計変更だったのです。
けれども、それだけでは MF180mm だけをディスコンにする理由が判りません。
ニコンユーザーの間で MF180mm の再発売を望む声が高まり、
ニコンは不本意ながら再生産を決定してカタログにも復活を遂げました。

今となっては信じられない話ですが、
実は私も再生産された MF180mm を買った客の一人です。
AF180mm は店の棚に並んでいたにも関わらず、
店員さんから「もしかしたら MF180mm が再生産されるかも知れないよ」
という話を聞き、その場で予約まで入れて待ち構えていたのです。
「再生産されると言っても、たぶん一時的(ワンロット)だろうけど」
なんて言っていましたが、結果的にはかなり後まで販売していました。
返信 193 スポック  投稿日 2023/09/03(日) 12:24:46  削除
ニコンF-501AF はミノルタα-7000 に遅れること一年で発売されました。
ニコン信者(もといユーザー)の期待を一身に背負っての発売でした。
ニコンF-501AF は awane総帥閣下の記事にもありますように、
AF性能を除けば非常に優秀なカメラでしたが当時の評判はいまひとつでした。

私が推察するに、ニコンは販売戦略を誤ったような気がします。
ニコンは伝統的に、革新的な技術は中級機で試しておいて、
ある程度の実績を積み、ユーザーの評価も取り入れてから最上級機に採用する、
という販売戦略を踏襲してきたメーカーです。(F3AFを除く)
そして、そのことは昔からのニコンユーザーはよく承知しています。

ニコンF-501AF と同時に発売されたレンズのラインナップは、
35-70mm F/3.3-4.5 → これはいいとして、
50mm F/1.8 → えっ? 1.4 じゃなくて??
70-210mm F/4 → あれ?ズームニッコール80-200mm F/4 じゃないの??
その後も、300mm F/2.8 を除けば「高級レンズ」は少ないのです。
このラインナップを見れば「ニコンはまだ本気じゃない」と感じたのは当然です。
だから「しばくは様子見をしよう」と多くのニコンユーザーは考えました。
返信 192 スポック  投稿日 2023/09/03(日) 12:23:00  削除
れんずの神様

コメントをいただいて公営至極です。

> AF55マクロは今もちょっと欲しかったりします。
マイクロ55mmF/2.8 はフローティング機構はありますが、
基本的な構造は全群繰り出し式です。
だから、等倍までリングを回すとレンズが約55mm 繰り出されます。
私が知る限りにおいて、最も繰り出し量が大きい AFニッコールです。

> 55/2.8光学系を使ってフローティングで等倍まで、いいなあ
ですね。
MF55mmF/2.8は 1/2以上は接写リングを挟んでいましたから、
ヘリコイド最大繰り出しの 1/2倍 と、
ヘリコイド繰り出しゼロで PK-13 を挟んだ 1/2倍で撮影結果が違うのが、
このレンズの最大の欠点でした。AF55mm は待ち望んでいたレンズです。
いや、AF化ではなく「フローティングを等倍まで効かせた」レンズとしてですが。
返信 191 初期AFレンズまにあ  投稿日 2023/09/03(日) 09:18:15  削除
副長様、ニコンAF黎明期のお話を伺えてありがたいです。
その頃は多忙で、以前のように舐めるように新製品情報を熟読していませんでしたし、
行きつけの店舗に通う、α7000の快進撃にフラストレーションを溜めていたニコンフリークのお大人達が、
堰を切ったようにF501(35-70くらいしか潤沢じゃなかった)を買い求めた後で、やっぱり合わないよなどと愚痴るのを横目で見ておりました。
さてさて、拙宅の初期AFレンズは24mmf2.8一本。リバースマウントで最短にパーマセルで固定してしまうので、ピントリングの操作性は全く問題にならないのです。でも最近絞られなくなってしまい、副長様の情報で絞り環があるAFレンズは修理受付しないと聞いてちょっと落ち込んでます。
シリーズE28の光学系を流用したのは、ニコノス用LW28mmも同じです。まずまずよく写りますが、元は一眼レフレンズなのでコンパクトと言いながら前への突出が長く、なんだかなあと思いながら使っています。仮に28Tのレンズが入っていたら、ウルトラ名機と言われていたはず。
AF55マクロは今もちょっと欲しかったりします。
55/2.8光学系を使ってフローティングで等倍まで、いいなあ。ラバーリング60/2.8は持っていてちゃんと写るけど、55が欲しいのです。
返信 190 スポック  投稿日 2023/09/02(土) 22:27:51  削除
1986年4月に F-501AF と同時に用意されたレンズは、

AiAF Nikkor 50mm F/1.8S
AiAF Nikkor 35-70mm F/3.3-4.5S
AiAF Nikkor 70-210mm F/4S
AiAF テレコンバーター TC-16AS

で、1986年中に次のレンズが追加発売されました。

AiAF Nikkor 24mm F2.8S
AiAF Nikkor 28mm F/2.8S
AiAF Nikkor 50mm F/1.4S
AiAF Nikkor ED 180mm F/2.8S(IF)
AiAF Nikkor ED 300mm F/2.8S(IF)
AiAF Nikkor 28-85mm F/3.5-4.5S
AiAF Nikkor 35-135mm F/3.5-4.5S
AiAF Nikkor 35-105mm F/3.5-4.5S
AiAF Micro Nikkor 55mm F/2.8S

これらのうち、
28mm F/2.8S と 50mm F/1.8S と 70-210mm F/4S の3本は、
シリーズE の光学系を流用しています。(コーティングは違うらしい。)
特に 28mm F/2.8S は、全く同一スペックの Ai-Sニッコールがあり、
しかも、歴代の 28mm の中でもトップクラスの画質だったにも関わらず、
なぜか安価なシリーズE を選択しています。
ただし、シリーズE の 28mm F/2.8 が悪いかと言えば、そんなことはなく、
5枚構成のレンズは、28mmの中で最少、AFニッコールで最少という記録を持ち、
私など、それだけで食指が動いてしまいそうな魅力あるレンズです。

1986年に発売された AFニッコールはピントリングが幅が狭いプラ製の簡素なもので、
1987年以降に幅の広いゴム製ピントリングのレンズが発売されると人気が無くなり、
中古市場でも安値で転がっています。そのためか粗末に扱われたものも多く、
状態の良いものを探すと、なかなか良い出会いがありません。

実は「これくらいならコンプリートできそう」と目論んで、
AiAF 300mm F/2.8S を除いて入手することができました。
その過程で入手してしまった難有りレンズを閣下に保護していただいた訳で、
誠に申し訳ございません。70-210mmはawane総帥閣下でも難渋されたようですが、
無事にきれいにしていただいて、ホッとしています。

マイクロ 55mm は少し広範囲に薄いカビが見られます。
よく観察しないと判らない程度のもので、たぶん写りには影響しないだろうし、
まぁ実際に使うのは試写くらいだろうからと、そのまま放置しています。
ニコンサービスへ持ち込んだのですが、門前払いされていまいました。
(現在、絞り環のある AFレンズは修理を一切受け付けてくれません。)
自分で分解する度胸は無いので、諦めるしかないでしょうね。
返信 189 スポック  投稿日 2023/08/29(火) 22:14:45  削除
れんずの神様

> 梅の木にこいつが巣食っているなら根本的対策を。
特徴ある赤茶色のオガクズが大量に落ちているので、
ほぼ間違いなく、外来種カミキリムシだと推察されます。
丹念に周りを観察しましたが、成虫は発見できませんでした。

> 周りの桜,桃,梅に甚大な被害が出る前に.
いや、もう被害が出てしまいました。
これ以上、被害が出そうな木はもう残っていません。

外来種でなくても、カミキリムシにはずいぶん悩まされました。
オガクズが大量に落ちているとすぐに気が付くのですが、
そのときはどこかへ飛んで行っているので手遅れです。

両親がまだ初老の頃、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)が入ったのを見つけました。
それで、テッポウムシを殺そうと、針金を奥へ奥へ、さらに奥へ奥へと突っ込んで、
ついにテッポウムシを突き刺して殺すことに成功しました。
しかし、針金をあまりに突き刺したため、水脈を傷つけてしまい、
結果的にそれが主原因になって木が枯れてしまったことがあります。

成虫を見つけたら踏み潰すくらいのことはできますが、
木の中に入っている幼虫を退治するなど、素人にできる話ではありません。
返信 188 awane-photo.com  投稿日 2023/08/29(火) 00:37:46  削除
副長さま

>ただ写真を拝見する限り、川舟の廃材にしては大き過ぎるような気がします。

>ただ、それは西除川が北流するよりさらに昔の話で、
>そんなころに使われていた舟の廃材を流用したとは考えられず、
>(そもそも、そんな昔に板を組み立てた舟なんか存在しない。)
>そうすると、砂子という地名と舟の廃材とは無関係ということなります。

ご指摘の通りかと思います。
ただ,郷土史研究家?の方としては,そのあたりを結び付けられたらいいな,
という思いがあるのかな,という気がするわけです。

実際に,西除川は17世紀以降,大阪市内側に流れてきていません。
その流路の名残とも考えられる,駒川や今川は,舟運をおこなうほどの大規模な河川だったのかどうか,わかりません(新大和川で水源を断ち切られているわけですから,水量が豊富とは考えにくいです)。

さらに,今回の伝聞では,住宅地内にある公園が河川の痕跡だとか,近年までそこが河川だったとかいう考えもあるらしく聞こえたのですが,明治以降の地形図には河川状のものは記載されておらず,空き地や畑だったとしても乾燥した場所だったように読めるのです(明治期の地形図は,歩兵が通行できるかどうかを表現することを重視していたそうですので)。また,そこは砂子のある丘陵状の地形の中央部であり,自然堤防のような痕跡はあったとしても,流路はその両側(東西)を北上していたと読むのが自然かと。

まあそのへんは,「こういうことがあったらいいな」という仮説(かなり可能性は薄いと思いますが)を検証する途上にあるのだと思っています。

返信 187 侵略的外来種まにあ  投稿日 2023/08/28(月) 20:38:44  削除
ふくちょうさま
梅の木にこいつが巣食っているなら根本的対策を。周りの桜,桃,梅に甚大な被害が出る前に.
https://www.sankei.com/article/20200731-JEWIWH54DRPCTME4CADBX2CQKI/
返信 186 スポック  投稿日 2023/08/27(日) 12:04:32  削除
> この板壁には「舟底の板」が流用されているらしいとのことである。
たしかに、写真を拝見するかぎり、そのように見えますね。
船底の板なら、何らかの防腐処理を施している可能性も高いわけで、
見てくれを問わなければ、賢明な流用だったように思います。
ただ写真を拝見する限り、川舟の廃材にしては大き過ぎるような気がします。

砂子という地名も興味をそそられますね。
大阪市城東区に中浜という地名がありますが、
これは上町台地の東側に存在した内海の浜だったときの名残です。
砂子という地名も、もしかしたら川岸や川底ではなく、
内海の浜だったときの名残なのかも知れません。

ただ、それは西除川が北流するよりさらに昔の話で、
そんなころに使われていた舟の廃材を流用したとは考えられず、
(そもそも、そんな昔に板を組み立てた舟なんか存在しない。)
そうすると、砂子という地名と舟の廃材とは無関係ということなります。
返信 185 スポック  投稿日 2023/08/12(土) 13:40:04  削除
誤:厚いさ中に多めに水を撒いています。
正:暑いさ中に多めに水を撒いています。

↓訂正
返信 184 スポック  投稿日 2023/08/12(土) 13:37:23  削除
awane総帥閣下

> これくらいであれば,無理に彩度をあげたことも,あまり目立たないだろう。
今回はいい塩梅に見えますね。

「彩度MAX」(2018/07/17)に上げた写真は、
あまり美味しそうに見えませんでしたけど、今回は美味しそうです。

実家に梅の木が2本あったのですが、
うち1本はカミキリムシにやられて完全に枯死しました。
もう1本はやはりカミキリムシにやられて花が咲く直前に半分ほど枯死しました。
残った半分ほどには花が咲いて実も付けたのですが、
その残った半分のさらに半分ほどが夏になって枯死しました。
幹には赤茶色のオガクズが大量に出ていたので、カミキリムシのせいでしょう。
残った4分の1が枯れないように、厚いさ中に多めに水を撒いています。

私は梅干しを作るだけのスキルが無いので、家内に任せたところ、
家内の実家では「干さない」のが流儀だったようで、
梅干しならぬ梅漬けになっています。まだ食べられません。
返信 183 スポック  投稿日 2023/08/06(日) 14:42:32  削除
れんずの神様

ありがたいコメントを賜り光栄至極です。

X-600 のことを悪しざまに書いてしまいましたが、
ちゃんと使えているからこそ「こうだったらいいのになぁ」があるのであって、
使い物にならないカメラなら、長年使い続けることなどありません。

> 単4の持ちはSR44の比ではなく、
ボタン電池でフォーカスエイドを駆動したら、長くはもたないでしょう。
だからこそ、X-600 の電源は単4電池になっている訳なのですが、
それを収納するために、ボディの右前が出っ張っており、
単体で使うときは、それがグリップになって好都合なのですが、
それがあるために、モータードライブが装着でなくなりました。
(同時代の X-500 と X-700 は装着できる。)
もし装着できたとしたら、巻き上げのトロイのは解消されていたのに、
と思ってしまうのですが、そういうのを「無い物ねだり」と言うのでしょうね。
F3 + MD4 みたいに、モードラから電源供給できたら良かったのに。(まだ言うか)

いくら X-600 の動作がトロイと言っても、
ピント合わせのたびに、ソフト目盛を 0 に戻す手間を考えたら、
X-600 の「そのままで」フォーカスエイドの方が圧倒的に早いのですから、
贅沢を言っていたらバチが当たりますね。
返信 182 自動焦点まにあ  投稿日 2023/07/31(月) 22:45:16  削除
ふくちょうさま,使い込んだ者だけがわかる考察ですね。

ミノルタワインダーGの機能はあくまでも付録的なもので、即応を求めるのは難しいかもしれませんね。
もちろん当時の人は実用を期待するのは当然です。
秒2コマがどのような結果をもたらすか、感覚的にほとんどわかってなかったと思いますが。
そしてアルカリマンガン単3の電圧は徐々に落ちていくので、秒2コマ出ていなかった可能性が高いですね。

私が当時からMD4を高く評価するのは、ふくちょうさまがご指摘の、1コマ撮影後にどれだけ短時間に次のコマを撮影できるか、即応性にあります。
押しっぱなしの連射は(空写以外は)やったことがありません。
その点はMD4は素晴らしく快適です。
ワインダーGのパシャキュイーン、では押したい感覚についてこれません。
でも、フレーミングを変えずに撮影したい、または巻き上げで揺らせたくない用途には十分です。

X600のシャッターダイヤル、やはり欠点とご指摘ですか。
人間工学を考慮していませんね。
でもあのデザインが、その後X370とか、中国生産モデルの基本になってしまいました。コストが安いんでしょうかね。
シャッターなど表示を窓から見る機種は、使いにくい。
フジカAXシリーズなんて、回すダイヤルとシャッター表示は逆回転します。ギアで直接繋がってるんですね。毎回逆さに動かすこと請け合いです。
X600だけ使ってる分には慣れるのかもしれませんが...
あるいは、ダイヤル表示は見ないで、ファインダーLEDだけ見て操作すればいいのかもしれません。はあ...(ため息

でもその後の廉価版Xシリーズにはない、TTL自動調光フラッシュが使えます。
フォーカスエイド機のなかで、マニュアルシャッターがフルに使えてフラッシュTTLなのはX600だけなのです。
単4の持ちはSR44の比ではなく、値段も安いので安心して電子シャッターなのにバルブ撮影ができます。
蓼食う虫も好き好きです。

返信 181 スポック  投稿日 2023/07/30(日) 21:58:57  削除
れんずの神様

> 大変使いやすい優秀機であります。
> トロイのはシャッタータイムラグですか?
> X-シリーズは皆似たようなものですが。
「トロイ」というのは私の個人的な感覚に過ぎません。

私は当時、ニコンF2, F3P を常用していました。
このうち F2 は専ら原子番号26 の撮影に使っており、
F3P はポートレイトやイベントスナップなどに使っていました。
ですから X-600 は常に F3P との併用でした。
そして、ソフトレンズを使うときだけ X-600 を使っていました。
シャッタータイムラグは、たしかに感覚的に「早くはない」と感じていました。
それよりも、ワインダーが本当にトロイなぁと感じていました。
併用している F3P + MD4 と比べたら可哀想なのですが、
ワインダー内臓の F-501 と比べても、やはり遅いような気がします。

スポーツ写真のように高速連写が必要でない場合は、
モードラを装着していても、私はたいていシングルで撮っています。
で、シャッターボタンを押して、指を放して、次のシャッターを押そうとするとき、
そのときに、ワンテンポ待たなければならなかったのは、
私が使った一眼レフでは、X-600 だけでした。私はいつも調子を狂わされていました。

X-600 は慣れてしまえば欠点の少ないカメラでしたが、
デザインは正直なところ、私の好みではありませんでした。
最も不満を感じたのはシャッター速度ダイヤルで、
前面に指を当てるギアがあり、設定されているシャッター速度は小窓に出ました。
何が困るって、たとえば、現在 125 に設定されていて、それを 60 にしたいとき、
ギアをどちらに回せばよいのか?たいていは適当に回して、反対の数字が出たら、
反対に回し直すということを強いられて、毎回ストレスを感じていました。
そういう「素早く操作できない」ところも、トロイと感じたのかも知れません。
X-500 や X-700 のシャッターダイヤルは悪くなかったのに、
どうして X-600 だけ、あんな変な方式にしたのか?私には判りません。
ファインダーを覗いたままで人差指一本で回せるという利点もあるでしょうけど、
指一本で回せるシャッターダイヤルなら、キヤノンAE-1 のものが良いでしょう。
返信 180 自動焦点まにあ  投稿日 2023/07/30(日) 11:40:48  削除
ふくちょうさまもX-600愛用者とは存じませんでした。
なにを隠そう私が新品購入したカメラは、X-600一台キリではないかな。(あと金融新品のF3が)
やむを得ない事情がありますがそれは置いといて...
大変使いやすい優秀機であります。トロイのはシャッタータイムラグですか?X-シリーズは皆似たようなものですが。

さてX-600のSFモジュールは、のちに係争相手になるハネウェルのTCLで、位相差検知式であります。
ME-Fはコントラスト、F3AFは自社開発位相差ですが、F501はTCLだそうですね。

Varisoft85は20年前くらいに入手し、XDやX500などで使いましたが、ファインダー像と実際にあがる写真とはあまりに違う(ソフト量がファインダーでは非常に少なく感じられるしボケ描写も違う)のに失望し、わざわざアキュートマットになる前のSR-1やSRT101に変更、数年前からはAEが効くXG-Eに切り替えています。

何故かX-600ではほとんど使ったことがなく、SFがそんなに合うとは全く知りませんでした。さすがであります。
ソフトリングを回すと球面収差が増加するのと同時に焦点距離が若干伸びますね。
合焦位置表示が0から3まで変わらないのは何故かはわかりませんが、結構複雑な光学補正をしてるのかもしれませんね。
可変ではないソフトレンズ、例えばキヨハラなどで絞りによって合焦表示やスプリットイメージがどう反応するか興味深いところであります。
返信 179 スポック  投稿日 2023/07/29(土) 13:30:22  削除
さらに続きです。

さて、本論の X-600 に戻します。
X-600 に件のソフトレンズを装着して合焦操作を行うと、
フォーカスインジケータは、きちんとレンズを回す方向を表示してくれて、
合焦すると中央の「緑○」が点灯してくれます。
まぁ「当たり前」と言ってしまえばそうなのですが、やっぱり不思議なのです。
ソフト目盛を 0 にして、フォーカスインジケータでピントを合わせてから、
ソフト目盛を 3(最大)にしても、インジケータの表示は変わらないのです。

もし、X-600 の合焦検出原理が位相差方式なら、ソフト目盛の位置によって、
フォーカスインジケータの表示が変わらなければ理屈が通りません。
ソフト目盛が 3(最大)の状態でピント合わせをしても撮れるというだけなら、
スプリットでピントを合わせをし直しても撮れるのと同じことなので納得できます。
しかし、ソフト目盛をどこへ回しても、インジケータの表示が変わらないというのは、
位相差を検出している以上は、考え難い話なのです。

では、X-600 は位相差方式ではなく、コントラスト方式なのかも知れません。
しかしそれなら、ソフト目盛を大きくしたら、検出性能が著しく低下するはずです。
実際はそんなことはありません。迷わずにちゃんと表示してくれます。
そして、ソフト目盛を大きくすると、広い範囲で「緑○」が出るのかと言えば、
そんなことはありません。ちゃんとピンポイントで合焦点を表示してくれます。

X-600 はポートレイトや、結婚式の撮影で随分使わせてもらいました。
動作がトロイことを除けば特に問題はなく、便利に使わせてもらいました。
(ワインダーはすぐ壊れて現在は3つ目)
個人的には良いカメラだと気に入っています。
それでも、焦点検出に関しては未だに謎のままです。

れんずの神様なら御存知でしょうか?
返信 178 スポック  投稿日 2023/07/29(土) 13:29:34  削除
続きです。

XE のファインダースクリーンの中央部はスプリットイメージで、
ソフトの目盛を 0 にして、上下が合致するようにピントを合わせて、
ソフトの目盛を 3(最大)にすると、スプリットの像は上下で大きくずれます。
そのレンズのソフト方式が(狭義の)球面収差を利用するタイプだったので、
それは当然のことで、レンズの使用説明書にもしっかり説明されていました。
その説明書によれば「ソフト目盛を 0 でピントを合わせて」撮るように書かれていました。
ソフト目盛を大きくしたときにスプリットがずれても、そのまま撮るのが良いようでした。
実は、ソフト目盛を 3 にしてからスプリットでピントを合わせ直しても、
ちゃんとピントは合う(ピントの芯は出る)のです。
しかし、ソフトの掛かり方は、どちらでピントを合わせるかで違いがあります。
これもそのレンズの構造(原理)を考えると、何ら不思議なことではありません。

ソフトフォーカスレンズは、そもそも鮮明な画像にならないので、
「被写界深度」という用語を使って良いのか判らないのですが、
ピントの芯がきちんと出ているのを「ピントが合っている」と強弁するなら、
ピントの合う範囲、つまり「被写界深度」は定義できることになります。
そういう意味での「被写界深度」は、(狭義の)球面収差を利用するタイプの
ソフトフォーカスレンズでは、同じ焦点距離のレンズに比べて著しく広いことは、
周知の事実で、Varisoft Rokkor 85mmF2.8 も同じでした。

さらに続きます。
返信 177 スポック  投稿日 2023/07/29(土) 13:26:28  削除
れんずの神様

貴重なコメントを賜りまして光栄至極です。

F3AFのフォーカスエイドを糞味噌に書きましたが、
実は私もフォーカスエイドの恩恵に与ったことがあります。

> ミノルタX600などはAFレンズの用意すらされませんでした。
私はその X-600 を使用していました。

ニコンユーザーの私が気の迷いで Varisoft Rokkor 85mmF2.8 を使いたくなってしまい、
たまたま適価の中古品を見つけて衝動買いしてしまいました。
ボディは同じ店に並んでいた中古の XE を「まぁこれでいいか」と買いました。
しかしながら、XE は使用感が著しく悪く、故障も多かったので他のボディを物色しました。
X-500 あたりが良さげかな?と思ったのですが、ちょうど安いものが見つからなくて、
たまたま安値で売られていた中古の X-600 を買ってしまいました。
X-600 のボディ前面には"SF"と記された銘板が貼られていました。
これは"Speed Focus"の略だったのですが、私はそれを"Soft Focus"に読み替えて、
「ソフトフォーカス用ボディだ」と悦に入っていました。でもこれには訳があるのです。

X-600 の使用説明者には Varisoft Rokkor 85mmF2.8 について記載があり、
それによると「フォーカスインジケータの通りで撮影できる」と書かれていました。
実際にソフトの目盛をどこへ回しても、ほとんど迷いなく合焦点を検出できて、
その通りに撮ると、確かにちゃんと撮れていました。

でも、非常に不思議なことがあるのです。
その前に屁理屈を並べさせていただきます。

続きます。
返信 176 自動焦点まにあ  投稿日 2023/07/26(水) 18:43:47  削除
ふくちょうさま、至極真っ当なご疑問でございます。

その性能は別にして、当時はAF黎明期であった前に、フォーカスエイド機というのも結構幅を利かせておりまして。
AFカメラとして名高いME-FやOM30AF,AL-1などは専用AFレンズと組み合わせなければ、単なるフォーカスエイド機。
ミノルタX600などはAFレンズの用意すらされませんでした。
ニコンF3AFもそれと同じ。
どういう嗜好かはわかりませんが、スプリットイメージやマットよりも電子的な焦点合わせを好む奇特な層が存在したと考えられます。
すると、ファインダーだけを求めてフォーカスエイド機にするのもアリなのでしょう。
まあ、F3AFのファインダーが壊れた時の予備という意味の方が強かったかもしれませんが....
と邪推するのであります。
返信 175 スポック  投稿日 2023/07/25(火) 22:17:39  削除
つづき

これって、使う意味があるのでしょうか?
いったい誰がどのような目的で買ったのでしょうか?
オートフォーカスが効かないのに、DX1を使う意味が判りません。
黎明期のオートフォーカス機だから仕方無いのですが、
フォーカス検出能力がとんでもなく低いのですよ。
フォーカスポイントが画面中央だけなのは当然としても、
ちょっとコントラストが低い被写体だと迷う迷う。
また被写体の条件が良くても、収差の多いレンズだとまるで駄目。
レンズの明るさはF/3.5以上に限られることを考えたら、
普通のアイレベルファインダーにスプリットイメージのスクリーンを装着した方が、
よほど、確実で快適にピント調節ができます。これらはF3なら最初から付いています。

高い金を出して、くそでかい図体に耐えて、
こんな実用性の低いものを使うような物好きはいたのでしょうか?
ニコンはどんなユーザーを対象にDX1ファインダーを販売したのでしょうか?

もしかしたら、ニコンのAFがどのくらいの性能なのか?を実感してもらうために、
まずはファインダーだけでも使ってもらおうと目論んだのかも知れません。
しかし、「こりゃまだまだ駄目だわ」と思われたのが関の山だったと思います。
返信 174 スポック  投稿日 2023/07/25(火) 22:16:31  削除
F3AFの話が出た(出した)ついでに長年謎に思っていることを追記します。

F3AFの頭でっかちなところは、DX1というファインダーです。
位相差検出するセンサーと回路はここにまとめられています。
ファインダーから下のボディ部分は、ほとんど普通のF3と同じです。
「ほとんど」と書きましたが、もちろん全く同じではありません。
ロゴに"F3AF"と記されているのはともかくとして、
主な違いはDX1の出力をレンズに伝達する回路(接点)が追加されていることです。
普通のF3ボディにDX1を装着しても、レンズへ伝達する回路が存在しないので、
レンズの距離環は動いてくれません。つまり、オートフォーカスにはならないのです。

えっ!?普通のF3ボディにDX1を装着できるの?
はい、できます。レンズのレンズの距離環は動きませんが、
距離環を回す方向はファインダー下部に表示されます。
いわゆる「フォーカスエイド」というやつです。

まぁ、そこまでは良いでしょう。

何と、このDX1は交換ファインダーのひとつとして、単体売りされていたのです。
私は買おうとも思いませんでしたが、店先で箱に入っているのを見たことがあります。
つまり、カタログに載っているだけではなく、実際に店舗で売られていたのです。
返信 173 スポック  投稿日 2023/07/25(火) 21:47:03  削除
自己レス

そーいえば、TC-16というAFテレコンというものがありました。
これはマスターレンズの焦点距離を1.6倍にするとともに、
テレコン内部でピントを調節するという機能があり、
テレコンに合焦用のモーターが内臓されていました。

なんだ、ちゃんと「従来レンズでオートフォーカス」を実現してるじゃないか、
と褒めてあげたいところですが、「そのまんまオートフォーカス」ではないことと、
ニコンにしてはスマートにまとめ過ぎのような気がして、イマイチですね。
返信 172 スポック  投稿日 2023/07/25(火) 21:29:15  削除
れんずの神様

詳しい解説をいただきまして、ありがとうございます。
コシナやタムロンはリコーよりは大分後の製品ですね。

リコーの製品もそうですが、既存のボディでAF撮影できるというのは、
非常にメリットが大きいように、私個人としては思います。

ところで、ニコンF3AFって、すんごい頭でっかちですよね。
この「頭でっかち」は、旗艦機に「さらに付け足し」をするニコンの伝統です。
どうせ実用性なんか最初から度外視しているのだし、
せっかくなら、レンズの距離環を外付けのモーターで回すように工夫して、
既存の(MF)レンズで自動焦点を実現すれば良かったのに。
何しろ、自動露出を実現するのに、絞り環をモーターで回すという荒芸、もとい、
お茶目なユニットを市販していたのですから、それくらいできたでしょうに。

もしそんな自動焦点カメラが市販されたら、
市場に受け入れられるかどうかは別にしても、
間違いなく歴史に残る製品になっただろうと夢想しています。
返信 171 自動焦点まにあ  投稿日 2023/07/24(月) 01:42:16  削除
拙宅にはタムロンAF70-210がありました(後輩に譲ってしまいましたが)
カメラショーカタログの87年にはコシナズームの長い方が掲載されていますがショートの方とタムロンは88年カタログからの掲載です。
しかしリコーの50mmはどちらにも掲載されていません。87年にはディスコン?
私の手持ちのカタログは84年から87年に飛ぶので、その間の情報はわかりません。
コシナはズームの前に200mmf3.5というAFレンズを出しており、多分コシナのAFレンズはそれが初でしょう。
キヤノンはT80用に35-70mmF4外部AFを用意してましたね。
そういえばペンタックスME-F用の35-70f2.8のほうが早かったか。
タムロンとコシナの望遠は、レンズ光路にプリズムを置いて横に光を導き、AFを行っていますので、まあTTLと言ってよろしいかと。
返信 170 スポック  投稿日 2023/07/23(日) 11:05:57  削除
> 「世界ではじめて市販されたオートフォーカス撮影のできる一眼レフカメラ」はなにか,
> それを決めることは困難である。
> AF RIKENON 50mm F2というレンズと組み合わせることで,オートフォーカス撮影ができるようになる。
> ただ,このレンズは,Kマウントのものであれば,たいていのカメラで使える。
> だから「世界ではじめて市販されたオートフォーカス撮影のできる一眼レフカメラ」は決められないのである。
私の手元に「レンズ自体で測距してピントを合わせるオートフォーカスレンズ」があります。
(いずれもニコンFマウント)
乾電池レンズに入れるので、閣下のリコーのレンズと同じような形態です。

COSINA 28-70mm F/3.5-4.8
COSINA 70-210mm F/4
TAMRON 70-210mm F/4

このうちタムロンの方はマウント交換式になっているので、
アダプトール2のマウントアダプタがあれば、当時のほとんどの一眼レフで使えます。
もしこれが最初のオートフォーカスレンズなら、
それこそ「最初のAF一眼レフ」は決められないことになりますが、
たぶん、少し後の製品なのでしょうね。

上記3本のうちショートズームの1本は撮影レンズの外に測距窓があり、
テレズームの2本は、そのような窓はありません。
前者は「外光式」後者は「TTL式」と呼ぶのでしょうか?

なお、コシナの2本には電気ソケットがあり、
シャッターボタンにねじ込むケーブルが用意されていて、
それらを接続すると、シャッターボタンの半押しでオートフォーカスが起動します。
返信 169 スポック  投稿日 2023/07/15(土) 22:15:26  削除
>  Nikon F4のファインダーの見え具合はとてもよい。
> 古くなっても,さすが,ニコンの最高級モデルである。
歴代のF一桁を使ってきた者として、率直な感想を述べますと、
F一桁の価値は「ファインダーの見やすさ」に尽きると思います。
これはデジタル時代になっても同じ傾向があり、
画質だけで言えば、D一桁は必ずしも最高画質とは限りません。
しかし、ファインダの見やすさだけは別格だと感じます。
残念ながら、私はD一桁は一台も持っていませんが。

> Nikon F4は発売後にグリップが細く改良されているとのことである。
それは初耳です。本当なのでしょうか?

> グリップが太かった時代のMB-20と改良されて細くなったMB-20とを入手し,
> 実際にどれくらい感触が異なるのか,確認したくなってしまう。
今日、物置で新旧の MB-20 を発掘して、見比べてみましたが、
太さに関して言えば、差が無いように見えました。
新旧とも、電池がぎりぎりに入っており、
これ以上細くする余地は無いように感じます。

ただ、ちょっと新たな発見がありました。
私は MB-20 と MB-21 のグリップは同じ形状だと思い込んでいたのです、
よく見くらべてみると、MB-21 ほ方がわずかに細いように見えました。
MB-20 はグリップ内に単三電池を4本収納します。
MB-21 はグリップ内に単三電池を3本収納して、
余ったスペースには アルカリ⇔Ni-Cd の切り替えスイッチがあります。
そのスイッチのある部分は単三電池1本分だと思い込んでいたのですが、
よく見比べてみると、わずかに細くなっているようです。

MB-23 もどこかにあるはずなのですが、
今日の発掘調査では見つかりませんでした。
MB-23 のグリップには電池を収納しませんから、
物理的な制約無しに「持ちやすい太さ」にデザインできると思います。
閣下の撮影日記を読むまで気が付きませんでした。
返信 168 awane-photo.com  投稿日 2023/05/23(火) 00:52:21  削除
補足

修理業者さんの存在を教えてくださったのは,その喫茶店ではありません。
別の写真店の人です。
返信 167 awane-photo.com  投稿日 2023/05/23(火) 00:34:12  削除
副長様

>もし開店時から代替わりしてなければ、

代替わりしていないそうです。
具体的には「昭和40年に結婚して,翌年からずっと一緒にやってきた」という表現でした。

>(失礼ながら)もう長くはないかも知れません。

(失礼ながら)足が相当に弱っているようすです。
古いタイプの喫茶店を楽しむ,というだけの目的で訪れるのも,アリかもしれません^^;

さて,その近所に古くからの修理業者さんがいらしたことを教えていただきました。
しかし,数年前に廃業したとのこと。
Googleのストリートビューで参照しても,2016年ごろまでは営業したようですが,それ以後はたぶん営業していない。

そこで,現地に行ってみました。そのお宅の表札の姓はかわっていませんが,作業場だったと思われる部分は,ガレージになっていた感じです。ちょっと遅かったようですね。


返信 166 スポック  投稿日 2023/05/22(月) 21:57:54  削除
現地へ足を運んでの聞き取り調査は尊い努力です。
御苦労様でした。

> つぎに,このお店が古くからここで営業しているのかどうかを確認する。
> その結果,1966(昭和41)年ころからここで営業されていることがわかった。
半世紀を軽く超えていますね。
もし開店時から代替わりしてなければ、
(失礼ながら)もう長くはないかも知れません。
また、もし代替わりしていたなら、
昔のことは聞き出せなかったかも知れません。

つまり、聞きに行くのもラストチャンスに近かったわけで、
もし何か聞ける前に閉店されていたら「後悔先に立たず」だったわけで、
本当に貴重な行動だったと思います。
返信 165 先公まにあ  投稿日 2023/04/22(土) 19:12:25  削除
フラッシュバルブがお好きなみなさま。
私もバルブは密かに集めています。
M級はコンパクトさに対して大光量。
FP級は長い発光時間を利用してフォーカル全速同調をはかります。
ただ実際には全然使っていないのが正直なところ。
手足が動くうちに使い切ってしまうのが良いかなあなどと思っています。

さて副長様ご遭遇のダメなお年寄りですが、経験上バルブの方が影が柔らかいということはおそらく事実と思われます。
やはり小型ストロボの発光部サイズ3-5センチ、しかも正面照射のほぼ点光源に対し、バルブは全方向に発光するのを大きな反射傘で光を廻すことで,ポートレート距離程度なら差が出てくると思われます。あの傘なら上下左右にかなり光が散っていたと思われ、室内ならバウンスに似た状況かと。
エレクトリックフラッシュであったも、ソフトボックスやアンブレラ、さらに天井バウンスすることで克服できるものでしょう。ただバルブに比べてパワーが不足し、初期のアマチュア用ストロボでは十分な光量が得られなかったかもしれません。
かのご老体の問題は、経験に間違った解釈を加えてしまったことで、いわゆる雨乞いによって降雨を得たと思うのと似た関係であります。

主人様のお父君の貴重なご経験によってもソフトな光であることを裏付けられていると思われます。
マグネシウムパウダーだとさらに柔らかな光になったことでしょう。
それと光源からレンズを離していないと、スモークが焚かれた状態では全くコントラストが出ないでしょうから、クリップオンストロボは余計に不利だったと思われます。
返信 164 awane-photo.com  投稿日 2023/04/21(金) 06:16:40  削除
先行電球 → 閃光電球 ^^;
返信 163 awane-photo.com  投稿日 2023/04/21(金) 06:15:57  削除
まくろの神様

昼の海風と夜の陸風の影響は無視できないようで,
朝凪・夕凪の時間帯がやはり風が目立たないですね。
とはいえ,朝凪の時間帯はせわしなく,
夕凪の時間帯は光線がいまひとつ,
そんな印象です。


副長さま

エレクトロフラッシュの光と,先行電球の光,なにか違いはあるのでしょうか。
発光時間よりは,色温度などのほうが影響があるような気がします。
さて,うちの父親は写真の仕事をしていたのですが,
ニコンFではなくニコマートFTを選んでいました。
その理由の1つは,TTL露出計が内蔵されているので便利であること。
もう1つは,X接点とM接点の使い分けが便利なことだと言っていました。
ニコンFは接点が1つで,スイッチを切り替えて使います。
TTLのフォトミックファインダーをつけると,その切り替えができなくなるとのこと。
いちいちファインダーを外していられないと言っていました。
ニコマートFTなら,接点が2つあり,切り替える必要はありません。

さて,なぜこの使い分けをしたかったのかというと,
「(タバコの)煙がもうもうとしている宴会場でのスナップでは,
 エレクトロフラッシュでは光がじゅうぶんにまわりこまない。
 先行電球でなければならない。」
と言っていたのです。状況に応じて,あるいは念押しのために,
どちらも使えるようにしておきたかったとのこと。

実際に使って,そういう違いがあったそうです。
発光時間ではない,べつの何かが影響していたのかもしれません。



返信 162 スポック  投稿日 2023/04/19(水) 22:27:54  削除
私が高校生だったときの話です。

やっとこさ自分用のストロボを入手してパチパチ撮っていたのですが、
あるとき、ご年配の人に話しかけられました。
その人はカメラにフラッシュガンを取り付けていました。

爺 ストロボなんか使っちゃ駄目だよ。
私 何でですか?
爺 ストロボは発光時間が短いから影が出来る。
私 ストロボ撮影で影ができるのは確かだけど、それは発光時間の問題じゃないでしょ?
爺 フラッシュ(閃光電球)は発光時間が長いんだよ。
私 それはそうですけど、発光時間と影とは関係無いでしょう。
爺 何にも知らないんだなぁ。発光時間が長いから光が回り込めるんだよ。
私 フラッシュ(閃光電球)で影が出来にくいのは傘が大きいからじゃないですか。
爺 判ってないなぁ。ストロボは発光時間が短いから光が回り込む前に消えちゃうんだよ。
私 光は一秒間に30万キロ進むんですから、光が回り込むのに百万分の一秒もかかりませんけど。
爺 ボクはねぇ、君が生まれるずっと前から写真を撮ってるんだよ。
  君みたいに知ったかぶりして屁理屈並べてたら上手くなれないよ。

知ったかぶりして屁理屈並べてるのは、どこのどいつだ、とは思いましたが、
争ったところで得るものは無いと思えましたので、
適当に相槌を打って、スルーしました。

あれから40年以上経ち、私もジジィになりました。
くれぐれも、同じ愚を犯さないように自戒しています。

> この発光時間が、なんと最大発光量では1/100秒なのです。
これ、もしかして、光が回り込むようにするため?(笑)
返信 161 まくろまにあ  投稿日 2023/04/14(金) 18:06:11  削除
全くその通りでございます。
風は近接屋の敵。
特にフレーミングが決まった時を見計らったように又三郎が吹いてきます。
まあ被害妄想で、近接してるので揺れが特に大きく感じられるのだろうとは思いますが、
それにしても風ねえなチャンスだぜと構えた途端に吹き出して全然吹き止まないのを怒り散らしたい毎度です。
返信 160 スポック  投稿日 2023/04/13(木) 21:41:42  削除
awane総帥閣下

> 風による被写体ブレのほうが大きいような気も ^^;
そーなんですよ。

昆虫なんかだと「逃げられて当然」な心積もりで撮影に臨みますが、
植物だと「そこでじっとしてる」という思い込みがあって、
被写体ブレをあんまり警戒していないんですよね。
でも、ちょっとした風でも、花は揺れる揺れる。

以前、桜の枝をアップで撮影しようとして、
ファインダーを覗いていて、目眩で倒れそうになりました。(^^;
返信 159 awane-photo.com  投稿日 2023/04/13(木) 17:56:11  削除
たぶん,マクロスライダーのがたつきなどよりも,風による被写体ブレのほうが大きいような気も ^^;
返信 158 awane-photo.com  投稿日 2023/04/13(木) 17:55:12  削除
れんずとふらっしゅの神様

Medical-NIKKORの発光時間は確認していません。
ベルボンのマクロスライダーは,この程度のレンズであればガタつきはとくに感じませんが,どうでしょう(スリックのザ・プロフェッショナルに載せています)。
返信 157 めでぃかるまにあ  投稿日 2023/04/12(水) 21:49:25  削除
みなさまのフラッシュ談義とても興味深く拝読しています。
通常フラッシュの発光時間は、とくに近接時には光量が絞られるので1/10000以下など非常に速くなり、手ぶれの心配がなくなることがフラッシュ接写のメリットです。

ところで用品ショー古本76年から79年を買ってきまして、
サンパックリングフラッシュGX-8Rの項目をみてびっくりしました。
GX-8は光量3段切り替えのマニュアルリングフラッシュで、単2x4の外部電源に発光部がコード接続されます。
この発光時間が、なんと最大発光量では1/100秒なのです。
光量を1/2,1/4に減らすとそれなりに短くなりますが、もっとも新しいサンパックのリングフラッシュ製品のDX-12Rでは,最大発光で1/700、最小で1/20000です。
マクロで1/100は下手するとぶれてしまう速度で、GX8Rで手持ち撮影する際には注意しないといけないでしょう。
発売年代としては、ニコンSM-2やSR-2のほうがGX-8より先行しているはずです。

ようやく本題に入れます。
主人様がMedicalnikkor200の3倍ではフォーカシングステージを使うというのはピント精度を確実にする意味合いもありますが、たとえリングフラッシュを光らせても、ブレの危険性があるのではないか?ステージ使用は理にかなっている?
メディカル200やSR-2の発光時間はどれくらいなのだろう、というのが結論。
返信 156 awane-photo.com  投稿日 2023/04/12(水) 17:43:22  削除
副長様

200mm F5.6のほうは,撮影距離と関係なく絞りを設定できますのでアベイラブルライトでの撮影も可能ですが,
120mm F4のほうは,撮影距離と絞りが完全に連動(フラッシュマチック)していますので,フラッシュ撮影専用と言えますね。

そうなると,AC電源ユニットだけでなくDC電源ユニットもほしくなるところ(120mm F4用には用意されていたかと)です。DC電源ユニットがないと,自宅から離れての撮影が困難ですから ^^; まあ,そのうち,よい出会いがあればいいな…という程度ですが。

返信 155 スポック  投稿日 2023/04/11(火) 22:10:25  削除
awane総帥閣下

> Kodak DCS Pro 14nは,「フラッシュ撮影がいちばん似合う」
> という意味の評価を聞いたことがあります。
> もしそれが客観的な事実であるならば,
> Medical-NIKKORでの撮影結果を好ましく感じられたのは,
> 強いフラッシュ光によるものであることが,大きく影響しているのかもしれません。
そっかぁ!

よく考えたら(考えなくても)あの写真は焚いて撮ったんですよね。
嫌味な影が出てないし(リングライトだから当たり前)
ベタッとした感じもしなかったので、フラッシュを意識していませんでした。

それにしても、フラッシュを焚いて撮ったにしては、
本当にナチュラルで、感心させられます。
メディカルニッコール専用機するのもアリだと思います。
返信 154 awane-photo.com  投稿日 2023/04/11(火) 00:22:21  削除
副長様

Kodak DCS Pro 14nは,「フラッシュ撮影がいちばん似合う」という意味の評価を聞いたことがあります。
もしそれが客観的な事実であるならば,Medical-NIKKORでの撮影結果を好ましく感じられたのは,強いフラッシュ光によるものであることが,大きく影響しているのかもしれません。

さて,200mm F5.6での3倍撮影ですが,すなおにマクロスライダーを使います^^;
こちらは,120mm F4と違って絞りと撮影距離が連動しませんから,フラッシュ光による撮影のほかに,アベイラブルライトのみでの撮影や,デーライトシンクロもできなくはないわけで^^;
返信 153 スポック  投稿日 2023/04/08(土) 12:27:43  削除
ニコンFマウント初のフルサイズデジタル一眼レフ Kodak DCS pro 14n
ニコンFマウントでフルサイズを実現した歴史上の功績は計り知れないのですが、
正直なところ、絵づくりはあまり好きになれませんでした。
DCS460 のような個性(というか癖)は少なくなりましたが、
かといって、ナチュラルとも言いかねる絵にはフルサイズの恩恵を感じられない。
むしろ、APSサイズのD1の方に軍配を上げたくなるような気がしていました。
しかし、今回のメディカルニッコール120mm による撮影結果を見て驚きました。

普通にちゃんと撮れるじゃん。

ところで、200mm で 3x にすると、手持ち撮影はかなり困難になりますが、
これを DCS420 でリクエスト。
返信 152 awane-photo.com  投稿日 2023/03/24(金) 12:33:18  削除
そのほか,ライカスクリューマウント用のマウントアダプタも試したことがあります。
たしかこのときは,偶然にもロックがうまくかかりました。

あとは,コニカのAR40/1.8も試してみたいですね。マウントアダプタは,確保しています。

返信 151 awane-photo.com  投稿日 2023/03/24(金) 12:28:05  削除
副長様

>念のためにお尋ねしますが「無理なく」取り付けできるのでしょうか?

無理なく,はまります。
がたつきも,感じられません。
ただし,定位置にロックはされません。
ロックはされませんが,ピントリングなどを動かしてもグラグラすることはありません。

この方法では,セコールEのほかに,ヤシコンテッサーを試したことがあります。

ぜひぜひ(・ω・)ノ



返信 150 スポック1  投稿日 2023/03/22(水) 22:05:40  削除
> ソニーEマウント用のマウントアダプタは,
> たまたまニコンの一眼レフカメラにちょうどはまる大きさである。
正直なところ驚きました。
また、非常に興味深い話です。

念のためにお尋ねしますが「無理なく」取り付けできるのでしょうか?
awane総帥閣下はは実際に撮影されたのですから疑いの余地はないのですが、
(嬉しい意味で)衝撃的な話なので、にわかには信じられません。
返信 149 スポック  投稿日 2023/03/19(日) 12:04:13  削除
このカメラをスタジオでブツ撮りに使うならば、
同じ長さの棒を3本用意して、カメラに取り付ければ、
取り敢えず、前後左右とも水平になるはずです。
もちろん、スタジオの床が水平であることが前提ですが。

その上で、ブツに応じて前後の角度だけを調整する。
そんな使い方をするなら、この機構は便利だと思います。
返信 148 スポック  投稿日 2023/03/19(日) 11:58:46  削除
> このような前後方向だけでも自由に角度が変えられることは,それなりに重宝した可能性がある。
> しかし,左右の角度も変えられないのならば,中途半端で意味がないと思われたかもしれない。

あくまで私の個人的な見解ですが・・・

三脚を立てるときは、なるべく真っ直ぐに立てます。
見上げるように撮るときも、見下ろすように撮るときも、
雲台から下は、なるべく真っ直ぐになるように立てます。
少しくらいの傾きは雲台で補正できるのですが、
あまりに傾くと、三脚が倒れたり、不安定になったりするからです。

そして、左右の傾きに関しては、
何か特別な事情が無い限りは、水平を保つようにします。

雲台が無くて、脚の長さだけで角度を調整しなければならないなら、
少なくとも最初の一コマだけは、手間暇をかけて脚の長さを調整して、
撮影意図に応じた角度に決める必要があります。

見下ろすように撮るとき、
たとえば、スタジオでブツ撮りをするときなどは、
前後方向の角度を調整することになります。
いろいろなブツを続けさまに撮るときは、
調整する必要があるのは、たぶん前後の角度だけです。
そんなときに、前後だけでも角度を調整できると便利です。

また、うんと見下ろすような角度で撮影をする場合に、
脚の長さだけでその角度を出そうとすると、
三脚が倒れるまではいかなくとも、不安定になりかねません。

とは思いましたが、
たとえば、建物を見上げるように撮るときは、
カメラ自体は水平(というより光軸は水平)にセットして、
シフトで高い部分まで画角内に入れることになるので、
前後方向の角度調整も、あまり必要ではないのかも知れません。
返信 147 スポック  投稿日 2023/03/12(日) 11:20:51  削除
眼鏡を掛けている人の他にも、予備角を収めて撮影する人がいます。
それは「左眼でファインダーを覗く人」です。
理由は同じで、引き出した巻き上げレバーが当たって鬱陶しいからです。
まぁ、こちらは私の知る範囲では2人しかいません。
awane総帥閣下はどちらにも該当しないですけど。

あらためて、私がどうして必ず予備角を引き出して構えるのか?を検証してみると、
私は右手の親指のハラを軍艦部の上面後ろのエッジに押し当てていることが判りました。
こうした構え方だと、巻き上げレバーがそこにあると邪魔なので、
巻き上げレバーを引き出して逃がしてやる必要があるのです。

ただし、これはボディが小さいときに有効なのであって、
モードラが付いている、あるいは、内臓している大きなボディには適合しません。
AFの時代になり、AF-ONボタンが背面に付くようになって、
それを常用できるようになるまでには、なかなか馴染めずに苦労しました。
現在のデジカメでは、親指の第一関節付近をボディに押し付けて保持しています。
親指の先はAF-ONボタンに触れていて、いつでも押せるようにしています。

かつて、カメラは上下に分かれる革ケースに収められていました。
撮影時には上だけを外して、ボディ上部とレンズを露出させ、
下半分はボディを包むような形で残したままで撮影します。
いわゆる速写けーすというやつです。
私はこれが非常に苦手で、撮影時は必ず下半分も外していました。
そのうち面倒になって、速写ケースは使わなくなりました。

たぶん、私は身長のわりに手が小さいのだと思います。
鍵盤楽器では1オクターブに届きません。
指先は1オクターブ先に触れるのですが音を出そうとすると、
手前の白鍵も一緒に押してしまうので、1オクターブの音は弾けません。
返信 146 awane-photo.com  投稿日 2023/03/03(金) 20:12:58  削除
副長様,神様,コメントありがとうございます。

シャッターロックに関しては,慣れや好みの問題が大きいでしょうけど,
いろいろなお考えがあるのが,おもしろいなと感じます。

さて,副長様のコメントに

>シャッターボタンを押すときに巻き上げレバーを収納する人は、
>ほとんどが「眼鏡を掛けてファインダーを覗く人」でした。
>引き出された巻き上げレバーが眼鏡フレームに干渉するので鬱陶しいようです。

とありました。
わたしもメガネ(老眼鏡ではありません,近眼鏡です^^;)を常用していますが,
ファインダーを覗くときはメガネをはずします。
もちろん,視度補正レンズ(-3)を入れているわけですが。

Nikon F3HPやF-801などの,メガネをかけたままでも覗ける
「ハイアイポイントファインダー」
を使うときも,視度補正レンズを入れて,メガネをはずします。
ずっと昔,お店で,F3やF-801に使える視度補正レンズを買いたいと言ったら,
「そんなの使うの?意味ないよ?」
みたいな反応をされたことがありますが,
わたしはメガネをかけたまま覗くのは,横着したいときだけです ^^;

メガネをはずして覗きたいのは,
とくに手持ちで撮るときには,顔にカメラをおしつけたいからです。
こういうときには,メガネを吊るチェーンをつけておくと便利です♪
返信 145 スポック  投稿日 2023/02/26(日) 20:02:52  削除
れんずの神様

私はシャッターロックは「余計なもの」と考えております。
ニコンF2はシャッターボタンの周辺リングでロックできますが、
このカメラを常用していたときに使った試しがありません。
ただ、電子シャッターカメラで電源オフでシャッターを切られると、
厄介なことになるので、電源オフでシャッターロックを掛けるのは、
それなりに合理的だと思います。

予備角を電源スイッチにする操作系で、最も良く出来ていると感じるのは、
ペンタックスMXでしょうか。
予備角収納時 = シャッターボタン半押しで露出計オン、放すとオフ。
予備角引出時 = シャッターボタン半押しで露出計オン、予備角収納でオフ。
もし私の好みで言わせてもらえば、予備角を引き出したら、
シャッターボタンを半押ししなくてもオンにしてほしいですが。

電動巻き上げが内臓された頃から、
カメラの制御にマイコンが搭載されるようになりました。
そうなれば、半押しでオン→一定時間経つとオフ、という処理は、
朝飯前に出来てしまうので、ほとんどのカメラはそうなりました。
それ以前のカメラでは「そんな複雑な処理」は難しかったようです。
返信 144 よびかくまにあ  投稿日 2023/02/25(土) 17:19:37  削除
ニコン予備角で盛り上がって?おりますね.
私はFE育ちなので,そういうものだと刷り込まれておりまして,良い悪いという感覚はありません.
巻き上げレバー収納状態でもシャッターが切れてしまうカメラには逆にびっくらこいちゃいました.
ただ他社で慣れている方や,もともと露出系内蔵でないカメラをお使いの方には馴染まない操作系だったようで.
76年カメラ毎日買い物情報の,FE紹介記事に,三堀家義氏は「ニコンの欠陥」と書いています.
レバーを予備角にしたままで一晩カメラバックに放置し,翌朝バッテリがドロップしていたのです.
収納して撮影終了するという癖がついていない人には,欠陥に映るのです.
私としては,わかりにくいメインスイッチを切っておかないと,大容量4SR44すら一晩で切れるキヤノンA-1よりよほど親切なカメラじゃないかと思うのですが...
返信 143 スポック  投稿日 2023/02/22(水) 23:00:37  削除
私は手動巻き上げのカメラで撮影している最中は、
常に予備角を引き出しているので、ニコンの仕組みは好都合でした。
特にシャッターボタンを押す瞬間は軍艦部を直接強く掴んでいたいので、
巻き上げレバーが収納されていると、親指がレバーに当たり邪魔っ気に感じていました。
ですから、巻き上げレバーが収納されているのは撮影していないときなので、
シャッターロックが掛かろうが掛かるまいが、どっちでも良かったのです。

ニコマートELは巻き上げレバーによる電源の入り切りとシャッターロックが連動していますが、
ワインダーを装着できるニコマートEL-Wでは、巻き上げレバーを収納していても、
別のリングで電源の入り切りとシャッターロックが解除出来るようになっています。
ニコンFEでは、モータードライブを装着すると、モードラ経由で、
電源の入り切りが出来るようになっています。FMもそれに倣いました。
ニコンF3は例外的に巻き上げレバーと電源スイッチは別になっています。
これは多分デザインを担当したジュージアーロの意図によるものだと思います。
後にニコンの一眼レフの大半は電動巻き上げになり、巻き上げレバーは無くなりましたから、
この操作系も同時に消滅しました。
返信 142 スポック  投稿日 2023/02/22(水) 22:59:54  削除
> しかし,わたしの意見は,
> この「Nikon FMの前期モデルでなければならない」というのに対し,
> 友人は「Nikon FM前期型は困る」という。
「前期型は困る」ということはありません。
私は「どちらでも良い」です。

当時のニコン一眼レフは、巻き上げレバーを引き出すと電源が入ります。
巻き上げてレバーから力を抜くと戻り、予備角分だけ引き出されたところで止まります。
親指でその予備角分を押し込むと、巻き上げレバーは完全に収納された位置へ戻ります。
このときに(露出計の)電源が切れる仕組みになっています。

つまり、
撮影態勢に入っているときは巻き上げレバーが引き出されている、
ということを想定した操作系になっているわけです。
そうであるならば、撮影態勢に入れば電源は入っていて、
撮影をしていない状態になれば、電源の切り忘れも無いので、
その前提に立てば「便利に出来ている」と言っても良いでしょう。
ニコマートFT以降、巻き上げレバーが付いているニコンの一眼レフは、
ほとんどが、このような操作系を採用していました。

特に電子シャッターを採用している機種では、
電源が切れているときにシャッターが切られると困りますから、
巻き上げレバーを収納して電源が入っていないときは、
同時にシャッターボタンもロックされるようになっていました。
ニコンFE もそのひとつです。
ニコンFM はメカシャッター機ですから、
電源が入っていないときにシャッターが切られても問題ありません。
ですから、前期型では巻き上げレバーによる電源の入り切りとは関係無く、
シャッターロックは別に付いていました。(シャッターボタン周辺リング)
しかし、後期型では、FEと同じように、巻き上げレバーを収納すると、
(露出計の)電源が切れるとともに、シャッターもロックされるようになりました。
awane閣下のお好みに合うのは前期型の方ですね。

私が知っている人の範囲で、
シャッターボタンを押すときに巻き上げレバーを収納する人は、
ほとんどが「眼鏡を掛けてファインダーを覗く人」でした。
引き出された巻き上げレバーが眼鏡フレームに干渉するので鬱陶しいようです。
返信 141 スポック  投稿日 2023/02/05(日) 13:03:21  削除
少数ながら例外もあります。

たとえば
コシナ ULTRON 40mm F2 Aspherical SL IIs は、
フィルター口径52mm 長さ37.5mm 260g
で、超大口径という訳ではありませんが、
それでもズームレンズでは得難い F/2 で、
数値は知りませんが開放から十分に良好な画質です。
ファインダー画像は明るくて気持ち良く焦点が合います。
最短撮影距離は 25cm で、葉書大が画面いっぱいに撮れます。

こういうレンズなら、
文句無しに「進化した」と言えるでしょう。
返信 140 スポック  投稿日 2023/02/05(日) 12:27:52  削除
awane総帥閣下
先日はありがとうございました。
非常に有意義な徘徊でした。

> そこでの与太話では,「最近のカメラ,レンズは大きくなりすぎだ」というネタでも盛り上がる。
> たとえばNikon Z用の「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」レンズは,たしかに以前のレンズにくらべれば
> 劇的に高性能になったのだろうけど,あそこまで大きくなるのはいかがなものか。
> もはや,コンパクトにまとめようとする努力を怠っているのではないか,
> とかなんとか好き放題に語り合ったものである。
具体的なスペックを比較すると次の通りです。

2020年12月 NIKKOR Z 50mm f/1.2 S   フィルター口径82mm 長さ150mm 1090g
2010年11月 AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G フィルター口径67mm 長さ89.5mm 600g
2013年10月 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G フィルター口径72mm 長さ70mm   385g

1972年10月 Nikkor-S Auto 55mm F1.2  フィルター口径52mm 長さ49.5mm 420g
1971年3月  Nikkor-N Auto 35mm F1.4  フィルター口径52mm 長さ62.5mm 415g
1960年3月  Nikkor-S AUTO 5.8cm F1.4 フィルター口径52mm 長さ47.5mm 350g

特に Zマウント S-Line レンズの大きさ重さが際立っていますが、
最近のレンズは明らかに大きく重くなっているのが判ります。

新しいガラス材が研究開発され、
非球面レンズが実用化され、
鏡筒の材料や構造が改良され、
設計ツールが劇的に進化し、(これが非常に大きい)
経験も積んでいるのに、
携帯性、操作性は、明らかに退歩しています。

特にミラーレスレンズは光学設計上の制約も非常に緩和されているのです。
だから「コンパクトにまとめようとする努力を怠っている」と言うのです。

反対にズームレンズはあらゆる面で劇的に進化しています。
10倍を超えるズームレンズは特殊なものではなく普通に使われいますが、
信じられないほど小型軽量になり、そして実用には十分に高画質です。
上に挙げた進化の恩恵が存分に反映されているように感じます。

ズームレンズに関して言えば、タムロンの功績は限りなく大きいでしょうね。
ニコンも爪の垢でも煎じて飲んでみてはどうでしょうか?
返信 139 awane-photo.com  投稿日 2022/08/14(日) 22:49:34  削除
なお,いずれの場合も,1/2倍撮影では,ケラレは認められず。
ただし,倍率の写し込みはできない。
返信 138 awane-photo.com  投稿日 2022/08/14(日) 22:48:29  削除
Medical-NIKKOR 120mm F4の場合
目盛は,全域ISO 800に対応している。
→リングを回すと発光量がかわる?
   ↓
FUJIX DS-505Aで撮る場合,
自動絞りは効かないので,目盛からわかった絞り値を反映させる。
   ↓
カメラをISO 800で撮っても,露出オーバー。
   ↓
目盛以上に絞り込む必要あり。
1/2倍以下でしか,適正露出にならない?
→ひきつづき,検証してみる。


Medical-NIKKOR C Auto 200mm F5.6の場合
目盛は,ISO 800で対応できるのは1/2倍以下。
→発光量はつねに一定?
   ↓
FUJIX DS-505Aで撮る場合,
自動絞りは効かないので,目盛からわかった絞り値を反映させる。
   ↓
カメラをISO 800で撮っても,露出オーバー。
   ↓
電源ユニットのほうで,出力を1/4にする。
   ↓
ほぼ適正露出。
→ひきつづき,検証してみる。
返信 137 れんずまにあ  投稿日 2022/08/14(日) 15:17:07  削除
ゼラチンのNDに穴を開ける手ももありますが,高価でもったいない.
減光できればよいので,トレーシングペーパーをドーナツに切るか,もっと簡単には白い薄紙を適当に貼り付けてもいいですし,黒紙でグリッドのように隙間を開ける手もあります.
私は手近にはティッシュペーパーをセロテープで貼っております.
返信 136 awane-photo.com  投稿日 2022/08/13(土) 23:12:56  削除
メディカルニッコールで,フラッシュだけにNDをかけるのは,少々面倒な気がします ^^;
返信 135 れんずまにあ  投稿日 2022/08/13(土) 20:44:45  削除
NDを掛けるならレンズではなくフラッシュにかけることをお勧めします.
レンズにかけても良いけど,ファインダーが使いにくくなりますので.
返信 134 awane-photo.com  投稿日 2022/08/13(土) 18:32:15  削除
TC-16ASそのものが,ケラレに影響するかもしれませんし ^^;
返信 133 スポック  投稿日 2022/08/12(金) 14:46:47  削除
誤:TC-16AS を使うのいうのわ?
正:TC-16AS を使うというのわ?

↓ちょっと訂正
返信 132 スポック  投稿日 2022/08/12(金) 14:45:18  削除
awane総帥閣下

> カメラのほうがISO 800相当で,旧型だと1/2倍以下でしか対応していないので,
> そのへんをどうするか,ぼちぼち考えているところです。
TC-16AS を使うのいうのわ?
倍率の計算がややこしくなりますけど。
返信 131 awane-photo.com  投稿日 2022/08/11(木) 23:50:53  削除
副長さま

新・旧のメディカルニッコールと,FUJIX DS-505Aとの相性については,「うすい本」改訂のために,気が向いたら確認するつもりです。

カメラのほうがISO 800相当で,旧型だと1/2倍以下でしか対応していないので,そのへんをどうするか,ぼちぼち考えているところです。(NDフィルタを使えば済むような気はします。)

新型のほうは,全域でISO 800まで対応しているので,問題ありません。
返信 130 スポック  投稿日 2022/08/11(木) 22:40:52  削除
awane総帥閣下

今日、久しぶりに梅田を徘徊していましたら、
久しぶりにメディカルニッコール200mm/F5.6を見かけました。
なぜか値札が付いていなかったのですが、
一緒に(まるでセットのように)置いてあったボディがニコンE2,
正確にはニコンデジタルスチルカメラE2 でした。

店員に確認した訳ではないので、
これが本当にセットで使用されていたとは限りませんが、
雰囲気的にセットになっていたように感じました。
縮小光学系のケラレは出ないのでしょうか?
確認の方法があります。似たようなセットをお餅の方が
いらっしゃいますよね?>閣下
返信 129 awane-photo.com  投稿日 2022/08/07(日) 01:50:23  削除
副長さま

いやあ,不注意で指先が接点にふれてしまいました^^;
440Vは,なかなか刺激的です♪
返信 128 スポック  投稿日 2022/08/03(水) 21:21:00  削除
awane総帥閣下

旧型メディカルニッコールの接続ケーブルの作成御苦労様でした。
閣下なら下手を打つことは無かろうと思われますが、
閣下は決して並みの人ではございません。
最早メディカルニッコールを使おうという人も稀かも知れませんが、
下手に真似をされて事故でも起こされたら面倒なことにもなりかねません。
いつもなら必ず書かれている「あくまで自己責任で」という文言が
今回に限って抜けていますので、念のために加筆されることをお勧めします。
「よいこはまねをしてはいけません」とか。
440V というのは、ちょっと気色悪い電圧です。


返信 127 awane-photo.com  投稿日 2022/07/19(火) 07:49:51  削除
副長さま

ループやスイッチバックはありませんが,かなりヘアピンカーブっぽい箇所はあります♪
返信 126 スポック  投稿日 2022/07/18(月) 22:10:24  削除
awane総帥閣下

> それらがときに,猛烈な羽音を聞かせてくれます。
大型アゲハの仲間でも大した羽音は聞こえないので、
羽ばたきの周波数というか、時間当たりの回数が関係しているのでしょうか?

> 最寄りの駅/バス停からは3kmくらいですが,高度差も150mくらいあったかと。
平均すれば 50パーミルですね。
経路はどんな道でしょうか?
ループですか?スイッチバックですか?
返信 125 awane-photo.com  投稿日 2022/07/16(土) 23:08:17  削除
副長さま,レンズの神さま

オオムラサキの羽音は,たしかにすさまじいものです。
「オオムラサキの里」では,ネットで仕切られた空間内に,オオムラサキがうじゃうじゃしていまして,それらがときに,猛烈な羽音を聞かせてくれます。
今年は,そろそろシーズンが終わるかと思いますが。

「オオムラサキの里」は,すこしばかり面倒な場所ですね。
最寄りの駅/バス停からは3kmくらいですが,高度差も150mくらいあったかと。
列車およびバスは,あわせても1時間に1本程度。
クルマで行くには,少々,道が狭い(じゅうぶんに行けますけど)。
そんな場所ですね。
返信 124 スポック  投稿日 2022/07/15(金) 22:41:36  削除
れんずの神様

貴重なお話をありがとうございます。
私はオオムラサキの標本しか見たことがないのですが、
これは何としても羽ばたきを見たいものだという気になりました。
死ぬまでに一度くらいは機会に恵まれれば良いのですが。

小学生の頃、カブトムシやクワガタムシが高確率で見つかる木がありました。
たぶん樹液が滲み出していたのだと思います。
そこには、コガネムシやカナブンが集まっていて、スズメバチもときどき来ていました。
しかし、蝶や蛾は見たことがありませんでした。
樹液はドロドロしているので、ストローで吸えないのだろうと、子供心に想像していました。

オオムラサキがスズメバチを吹っ飛ばすとは痛快ですね。
日本の昆虫でスズメバチは無敵だと思い込んでいました。
返信 123 れんずまにあ  投稿日 2022/07/14(木) 18:09:21  削除
樹液が染み出すところで数年前オオムラサキを見ました。
大勢のカナブンや、オオスズメバチがガチガチッと轟音を立てて鍔迫り合いを繰り広げる中で、
背後からバッサバッサと鳥のような羽ばたき音をさせてオオムラサキがやってきます。
冗談ではなく、羽音がするんです。
ひらひら飛ぶアゲハチョウとは全然違います。
ネットでもよく書かれていますが、日本の蝶のなかで最もパワフルなのです。
そのパワーで、スズメバチさえも吹っ飛ばすといいます。
見ていると、巨大なオオスズメバチの隣に臆することなく割り込んでいきます。
カナブンなどは吹っ飛ばされてしまいます。
まあ羽をたたむとスペースが細くなっちゃうので、軋轢なしで割り込みできるんですが。
やっぱオオスズメバチが首筋の近くをブオーンとかすめていくのは本当に怖いので、
あんまり近くには寄れないんですが。
この樹液酒場は、1年キリで出なくなってしまい、もう見ることができないのですが。
返信 122 スポック  投稿日 2022/07/03(日) 11:50:31  削除
残念ながら、私は生きているオオムラサキを見たことが無いのですが、
標本を見ただけでも、美しいと感じました。

オオムラサキを見て、あることを思い出しました。
それは、知人の親父さん(写真スタジオ経営)の言葉です。

客が来てな、この座布団のカタログ写真を撮ってくれと注文するんや、
それで「どんなふうに撮らせてもらいましょう?}と訊いてみると、
「実物と同じ色あいで撮ってくれ」とぬかすんや。紫色の座布団を持ってきてな。
それで、その座布団を持って「この紫色でっか?」と訊くと「そうですと」
次に、スタジオのライトの下に置いて「この紫色でっか?」と訊くと、ちょっと首を傾げよる。
そんで、表に出て太陽光の下で「この紫色がよろしいか?」と訊くと、
「う〜と」しばらく唸ってから「おまかせしますわ」と来るんや。
あのな、モノの色なんてもんは、半分くらい思い込みみたいなもんや。
それとな、フィルムや印画紙で世の中の全ての色が出せるなんて思うなよ。
そのへんのカタログはたいてい三原色に黒を入れた四色刷りやわな。
三原色なんてもんは、目の錯覚を利用してそれらしい色に見せてるに過ぎん。
上等の印刷物は七色刷りなんてもんもあるんやで。三色混ぜても中間色は出せんのや。

私がまだ幼い頃、父親が蝶の羽根を並べて絵にした額を土産に買ってきました。
その蝶の羽根は日本では見られない、眩しいばかりに輝く青紫色でした。
オオムラサキとは全く違う、オオムラサキより美しいという意味ではなく、
輝かしいという言葉が当てはまる、金属光沢とも違う光り方でした。
あの蝶の羽根の色を写真で再現できるような気がしません。
むしろ、テレビで見た、南米の蝶が水辺に舞い降りている映像の方が、
イメージに近かったような気がします。

これは単に私の思い込みなのですが、
その美しさを写真で再現できる昆虫と難しい昆虫がいるように思います。
蝶は難しい部類なのかも知れません。
ハンミョウの美しい写真は見たことがあります。
返信 121 スポック  投稿日 2022/04/19(火) 08:22:42  削除
awane総帥閣下

> たとえばこれは,「アサヒカメラ」1939(昭和14)年5月号に掲載されていた広告である。
> なかなか,威勢のよいセールストークである。
「安和式露出計算機」も派手に書いたつもりだったのですが、
全然ですね。もっと威勢よく書けばよかった。
返信 120 れんずまにあ  投稿日 2022/04/14(木) 17:07:14  削除
先ほどNHK-BS「沁みる夜汽車」という番組で,可部線の話をやっていました.鉄道沿線の住人の話でしたが,新しい車両や駅は大変綺麗で,ローカル線というイメージではありませんでした.
返信 119 トルコまにあ  投稿日 2022/03/30(水) 23:04:43  削除
85年ごろ、知人に某出版社から仕事依頼の電話がかかってきたそうです。
「xx様はご在宅ですか」
「今主人はトルコに行ってます。」
「ええ?・・・と、トルコ??」

彼は世界中飛び回っていてちょうどアナトリア地方に出張していました。
当時、そこの国の名前は、日本国内の特殊な浴場を意味することもありました。
編集者は、激しく誤解してしまったようでした。

すみませんネタで。
その時友人が同行していて、現地で採集した魚をずっと庭で繁殖しており、一昨年
オスメスペアをお裾分け頂戴しました。昨年20匹ほどに増えてました。
とても綺麗な魚です。
返信 118 awane-photo.com  投稿日 2022/03/27(日) 23:36:52  削除
副長さま

このマッチ箱のネタは,じつは前フリにすぎません^^;
オチというか,この後の展開にご期待ください♪

ただ,このマッチ箱そのものはおもしろいので,またいずれ整理したいと思っています。
返信 117 スポック  投稿日 2022/03/27(日) 19:42:33  削除
見るからに時代を感じさせるマッチ箱。
トルコ温泉という単語もレトロですが、
そもそもマッチ箱という物が前時代的ですね。

昔、ゼロゼロセブンの映画を見ているときに、
ジェームスボンドが見知らぬ諜報員と接触するときに、
交わす約束の台詞が、
「マッチある?」
「ライターなら」
「あぁその方がいい」
「ガスが切れないうちはね」
ということになっていました。
それを観たときは何とも思わなかったのですが、
今となっては前時代的な会話ですよね。

昔、私の知人がマッチ箱を集めてたのですが、
店の広告マッチはよほど絵柄のきれいなもの以外は、
対象外でした。あまりに多過ぎてきりが無かったからです。
返信 116 スポック  投稿日 2022/03/06(日) 14:18:54  削除
awane総帥閣下

> これらのことから,「関式サロン露出計」がモデルチェンジを名乗るのは,
> あらたな特許,あるいは実用新案の出願あるいは取得に関係しているのではないかという可能性が色濃く見えてくるのであった。
> 未確認の版の内容がこれらのことと整合しているかどうか,機会があれば確認したいものである。
いまさら焦る必要など全く無いのですから、
いつも通り「よい出会い」をのんびり待てな良いのだと思います。

> 「関式サロン露出計」のモデルチェンジを追いかけていると,かなり深い沼にはまってしまいそうである。
> どこかで,勇気ある撤退が必要になるだろう。
既にどっぷり浸かってしまいましたね。
せっかくですから、底に足がつくまで潜ってみましょう。
好奇心を持続させることこそが肝要です。
返信 115 awane-photo.com  投稿日 2022/02/19(土) 00:16:01  削除
副長様

>電気露出計は「まだまだ発展途上なので今後に期待したい」とか書いておけば、
>丸く収まっていたのでしょうけど、

このあたりには,続きがありまして。
そこも,国立国会図書館デジタルコレクションで済ませてもいいのですが,
たまたま安価に一冊を確保できそうなので,それが来てから書こうと思っています♪

返信 114 awane-photo.com  投稿日 2022/02/19(土) 00:13:58  削除
副長さま

>たしか一部のものは、中央のリングを抜いてバラバラにしたのち、
>円盤の一枚を裏返しにして装着できる仕組みになっていました。

戦後の角形は,裏面側の円盤を裏返すことで,
東北日本か,西南日本かの,地域の切り替えをします。

丸形と角形の大きな相違点ですが,
角形どうしのモデルの違いは,反映しないように思います。


返信 113 スポック  投稿日 2022/02/18(金) 23:36:19  削除
> 当時,最新のテクノロジーであった電気式露出計に対しても,
> 「ある場合は正確に近く,あるい場合には差異が甚だしい」などと,貶している。
一般市販された最初の電気露出計は、1933年に米国で発売された"Weston617"とされています。
その後、米国のGEや独逸のゴッセンなどから、次々と電気露出計が発売されましたが、
まだまだ黎明期で、日本でどれだけ入手できたのか判りませんが、1935年の段階で、
佐和氏が実際に入手して使ってみた感想だとは、ちょっと考え難いですね。

電気露出計に限りませんが、黎明期の製品に信頼性を求めるのは無理といものです。
それなりの実績を積んだ情報を羅列した計算尺露出計の方が「あてになる」のは、
事実だったのかも知れません。

佐和式露出計算尺の優位性を説くのは結構なんですが、
電気露出計は「まだまだ発展途上なので今後に期待したい」とか書いておけば、
丸く収まっていたのでしょうけど、そのあたりは佐和氏の性格なのでしょうね。
返信 112 スポック  投稿日 2022/02/06(日) 19:59:32  削除
自己レス

部屋の中をごそごそやっていたらIIB型を発見しました。
それは中央のリングが抜けるタイプのものでした。
それ以降のIIIA型も同じだと思われるので、
IIB型→IIIA型の変更点では無さそうですね。

今、手元に無いので確かめられませんが、
戦前の丸型は抜けなかったように記憶しています。
返信 111 スポック  投稿日 2022/02/06(日) 12:47:29  削除
awane総帥閣下

> モデルチェンジのきっかけは サマータイムか 特許取得か
私は多くの型を持っている訳ではありませんが、
たしか一部のものは、中央のリングを抜いてバラバラにしたのち、
円盤の一枚を裏返しにして装着できる仕組みになっていました。

その機能の有無とモデルチェンジは何か関連はありませんでしょうか?
もしかしたら、説明書にもそのあたりのことは書いてありませんでしょうか?

そのあたりも、特許と関係があるかも知れません。
返信 110 awane-photo.com  投稿日 2021/11/12(金) 07:35:47  削除
副長さま,れんずの神さま

>ブライトフレームが連続的に変化するファインダーというのは私も全く存じません。

>これは私が知る限りでは唯一の存在だと思います。

やはりそうですか(^^)
こういう独特のしくみであれば,特許情報がありそうな気がします。
すると,フジ独自の開発か,実態は他社のものかなどがわかるかもしれませんが,
特許情報の検索はよくわかっていないので,なにもしていません ^^;

こういうしくみのために,とくにワイド時には視野の多くがレンズでケラレるという大きな問題もあったりします。

なにせ,「伸ばしてワイド」ですから。

返信 109 れんずまにあ  投稿日 2021/11/11(木) 18:03:25  削除
ブライトフレームが連続的に変化するファインダーというのは私も全く存じません。コンパクトズーム機を皆チェックしているわけではありませんが...
ズームファインダーのほうがずっと簡単な構造じゃないでしょうか。
レンジファインダー連動は難しいでしょうね。

ところでトリエルマーは、28-35-50の場合は,焦点距離切り替えダイヤルは50を中心に28と35が左右に振り分けられています。
これは視野切り替えのためなんでしょうね。違和感ありありですが。
最近モデルの16-18-21は視野切り替えを考えなくて良いためか、切り替えダイヤルは焦点距離の順番にならんでいます。

ええ、もちろん持ってません。
返信 108 スポック  投稿日 2021/11/10(水) 21:26:06  削除
awane総帥閣下

> ちなみに,ファインダーはズーム式ではありません。
> 視野は一定ですが,そこに表示されるブライトフレームの大きさが,連続的に変化します。
これは私が知る限りでは唯一の存在だと思います。

時代は少し後になりますが、似たようなものとして、
M型ライカにトリエルマー28-35-50mmF/4 を装着して、
焦点距離を切り替えるとブライトフレームが連動します。
ただし、こちらは連続的には変化しません。

コンタックスTvsシリーズはズームファインダーですし、
ニコレックスズーム35は一眼レフなので、当然ファインダー像もズームします。

ブライトフレーム付きファインダーのことをトリミングファインダーとも呼びますが、
そのトリミング範囲を可変できるとは素晴らしい!
返信 107 awane-photo.com  投稿日 2021/11/08(月) 07:43:40  削除
副長さま

>焦点距離が記された筒ごと、前後にスライドするのでしょうか?

そういうことです。
伸びた状態(ワイド)で,鏡胴の長さは約73mm,
縮めた状態(テレ)で,約57mmです。

それぞれ,もっとも手前すなわち距離目盛に近いところに表示されている焦点距離になっている,ということですね。

ちなみに,ファインダーはズーム式ではありません。
視野は一定ですが,そこに表示されるブライトフレームの大きさが,連続的に変化します。
返信 106 スポック  投稿日 2021/11/07(日) 19:30:08  削除
awane総帥閣下

>>「縮めてワイド」なので大丈夫
> いえ,「伸ばしてワイド:です。
えぇ〜!?
撮影日記の写真を拝見すると、
レンズの根本から 37 - 45 - 55 と焦点距離が記されていて、
ヤスリ目ゴムで覆われた移動筒が、それに被さるようにスライドすると思ったのですが、
もしかして、それらの焦点距離が記された筒ごと、前後にスライドするのでしょうか?
返信 105 スポック  投稿日 2021/11/07(日) 19:17:14  削除
awane総帥閣下

> 「コンパクトカメラ」には,「コンパクトなカメラ」という意味ではなく,
> かつて蔓延っていた「バカチョンカメラ」を置き換える言葉としての機能があります。
たしかに、そうでしたね。思い出しました。

バカチョンカメラという呼称は、
「馬鹿でもチョンでも(失敗せずに)撮影できるほど高性能」という意味で、
決して「バカチョンなカメラ」という意味ではない、と擁護する意見もありました。
ところが「バカ」はともかく「チョン」が半島国籍の人を指すとクリームがついて、
差別用語と見なされて言葉狩りされた・・・という説を聞いたことがあります。

私が写真を撮り始めた頃、
「悪いこと言わんから初めはバカチョンカメラにしとけ」
「そんなけったいなカメラは嫌や」
「あほか、馬鹿でもチョンでもちゃんと写せるくらいえぇカメラなんやぞ」
「あ、そういう意味やったんか。ほなそれ貸して」
という会話が実際にありました。(本当の話です)
返信 104 awane-photo.com  投稿日 2021/11/07(日) 19:08:06  削除
>1970年代後半から1980年くらいの「日本カメラ」

この根拠も少々あいまいで,
そういう記事を読んでいたと思われるころには,
自宅にそのころの「日本カメラ」が何冊かあった,というだけなんですね。
当時は,アサカメもCapaも読んでいなかったので,
そういうネタの仕入れ先は,「日本カメラ」しか考えられないということで。
返信 103 awane-photo.com  投稿日 2021/11/07(日) 18:28:38  削除
副長さま

>「コンパクト」の定義は時代によって変化するものです。

「コンパクトカメラ」には,「コンパクトなカメラ」という意味ではなく,
かつて蔓延っていた「バカチョンカメラ」を置き換える言葉としての機能があります。
だから,どう見てもコンパクトではない「コンパクトカメラ」があっても,しかたないのです ^^;

「バカチョンカメラ」を「コンパクトカメラ」に言いかえる,そのあたりの経緯について,1970年代後半から1980年くらいの「日本カメラ」に記事があったと思うのですが,いまだに確認はできていません ^^;

まあ,本気ではさがしていないんですけど ^^;


返信 102 awane-photo.com  投稿日 2021/11/07(日) 18:24:44  削除
副長さま,レンズの神様

ということで,フラッシュフジカズームデートでした。
カメラショーの参考出品にとどまらず,実際にほぼそのままの仕様で発売されたわけです。
「接近」できるといっても,最短撮影距離は1.2mなわけですが。
それでも,全域F3.8で,全域最短が1.2mで,ズーミングによってピント位置がかわらない,バリフォーカルではない真のズームレンズであるという点は,もっと注目されてもよかったように思います。

>フィルター口径はどれくらいでしょう?

58mmです。なかなかの,堂々としたスタイルです。


>手動ズームのコンパクトカメラは、かなり貴重な気がします。

それは,わたしも思ったところです。
ご指摘通り,京セラTvsシリーズくらいしか,ほかに例を思いつきません。
さらにいえば,オリンパスLシリーズなどもパワーズームですので,
「ズームレンズを固定した,ライカ判のフィルムカメラ」に広げても,
ほかにはNIKKOREX ZOOM 35くらいしか含まれないかと思います。

デジタルカメラだと,「一眼レフカメラ風」のものに,手動ズームの例はいろいろあるようですが。


>レンズが長いとフラッシュの陰りが心配になります

フラッシュはわかりませんが,ファインダーの視野は,大きく遮られます。

>「縮めてワイド」なので大丈夫

いえ,「伸ばしてワイド:です。

フラッシュは故障しているので,そのあたりは試せません ^^;














返信 101 スポック  投稿日 2021/11/07(日) 12:19:14  削除
フラッシュフジカズームデートもいずれカメラミュージアムに登録していただけると思います。

> ライカ判サイズのコンパクトカメラとして,はじめてズームレンズを内蔵したものである点が,特筆される。
確かにその通りなのですが・・・

「京セラ コンタックスTvs」の紹介欄で、いみじくも閣下ご自身が、
> コンパクトカメラとしては,かなり大柄なボディではあるが,
と書かれておりますように「コンパクト」の定義は時代によって変化するものです。
コンタックスTvsですら「コンパクトカメラとしては大柄」というのなら、
それよりずっと大きなフラッシュフジカズームデートはコンパクトカメラに分類して良いものか?

というか、いわゆる「コンパクトカメラ」というジャンルは、
一眼レフじゃない、二眼レフでもない、レンズ交換式レンジファインダーカメラでもない、
世間一般の「普通の人」を対象にした、その時代としては「普通のカメラ」を、
後の時代に「あえて特徴を言えばコンパクト」だと、無理やり命名したようなところがあって、
たとえば、ヤシカエレクトロ35シリーズは、少なくともボディサイズに関して言えば、
オリンパスOM-1よりはるかに大きいにも関わらず、たいていはコンパクトカメラに分類されます。

何をくどくど屁理屈を並べてるかと申しますと、
「ライカ判サイズのコンパクトカメラ」ということなら、
見方によっては「ニコレックスズーム35」が最初かも知れないな・・・と。
誰がどう見ても「コンパクト」とは言えませんけどね。

というい訳で「ニコレックスズーム35」もゲットしてくださいませ。(暴論)
返信 100 スポック  投稿日 2021/11/06(土) 22:06:33  削除
フラッシュフジカズームデートでしたか。
久しぶりに(写真を)見ました。撮影結果は初めて診ました。
ボディが小さいせいか、レンズはそこそこ大きく見えますが、
フィルター口径はどれくらいでしょう?

発売期間が短かったのでかなりレアモノですが、
どんな人が(どんな点を評価して)買ったのでしょうね?
唯一ではありませんが、手動ズームのコンパクトカメラは、
かなり貴重な気がします。(他にはコンタックスT-VsとT-Vs2くらいか?)

これだけレンズが長いとフラッシュの陰りが心配になりますが、
「縮めてワイド」なので大丈夫なんでしょうね。
返信 99 ずーむまにあ  投稿日 2021/10/24(日) 11:28:09  削除
カメラ毎日別冊78年版カメラ買い物情報236ページ 19 フラッシュフジカズームデート

「接近」できるズームレンズを付けたカメラで,日付写し込みメカ,ストロボ内蔵と,「オールインワン」のカメラ。ASA100と400の自動セット式。レンズの37-55ミリF3.8ズーム自体は小型だが、コンパクトカメラに付けると大きい感じ。ピント合わせは1.2メートルまでの目測式だが、ワイド系のズームなので問題はないだろう。露光はプログラムAEで、連動範囲はEV6.8-17(F3.8・1/8秒〜F16・1/500秒)。フジカラーFII100、400を使うとASA感度が自動的にセットされ、前面に表示される。ファインダーのブライトフレームはズーミングに連動して変化、視野内には写し込まれる日付けを表示、日付け写し込みはフジカ デートなどと同じ上面の3ダイヤル式、不要な時のオフスイッチもある。内蔵ストロボはフラッシュフジかなどと同様で、フラッシュマチックに連動、電源は単3乾電池2本、裏蓋にパトローネの一部が見える確認窓つき、カメラショーに参考出品されたもので、発売時期、価格などは未定。
返信 98 スポック  投稿日 2021/10/19(火) 08:10:43  削除
> なお,このカメラでは,日付の「年月日」はそれぞれ手動でダイアルを回して設定する。
> 「年」については,78〜92の範囲でしか文字が用意されていない。
発売時期はだいぶん絞り込めてきましたが、
まだ、特定機種を推定するには至らず。
やはり、フラッシュフジカデートのシリーズのような気がしますが。
返信 97 スポック  投稿日 2021/10/18(月) 21:39:44  削除
awane総帥閣下

配線部の写真をよ〜く見ると、
「フシ」と読めなくはない。(二文字目は半分だけですが)
やはり「フジカ」か?

> ちょっとレアなモデルです。
「フラッシュフジカズームデート」だったりして?

ズーム比は低いが、コンパクトカメラとしては異例に明るいF3.8と、
一眼レフの交換レンズを思わせるほどの本格的ズームレンズを搭載して、
「おぉすげぇ!}と仰け反らせるには十分な貫禄を備えていました。
「だからどうやねん」と言われたら、実用上はたいしたメリットも無く、
値段も高いし、あまり台数は売れなかったと聞いたことがあります。

このズームレンズがどれくらいの性能だったのか?
残念ながら実写した写真を見たことはありません。

> 続きに,乞うご期待♪
わくわく♪
返信 96 awane-photo  投稿日 2021/10/18(月) 18:38:02  削除
副長さま

>わざわざ手間暇かけてオークションでジャンクカメラを救出するからには、
>何らかの特徴があるカメラではないか?

ご明察のとおり。ちょっとレア(というほどでもないですが)なモデルです。
続きに,乞うご期待♪
返信 95 スポック  投稿日 2021/10/18(月) 18:16:45  削除
まったく動かないカメラは復活する

> ジャンク品のカメラに,入札した。
何だろう?

> カメラの軍艦部を開く。
軍艦部あり。

> あらためて電池(単3型乾電池2本を使用)を装填する。
単3x2本→コンパクトカメラだろうか?

> 巻き上げて,レリーズを繰り返しても,動いている。
電動巻き上げではない。

> 裏蓋を開いて,シャッターが実際に開いているかどうかを確認する。
裏蓋を開いた状態でもシャッターが動作する。

> いちおうプログラムAE機能は働いているようだ。
たぶんプログラムAEオンリー。
それ以外が使えるなら、きっと試しているはずだから。

> 残念ながら,フラッシュは発光しない。
フラッシュ付き。

オートフォーカスには一言も触れられていない。

わざわざ手間暇かけてオークションでジャンクカメラを救出するからには、
何らかの特徴があるカメラではないか?

フジカ ST-F かなぁ?・・・閣下は既にお餅だけど・・・

いや、待て待て、フジカ ST-F はプログラムAEではなく、
プログラムマニュアルだから、違うか?

じゃぁ、何だろう?
返信 94 awane-photo.com  投稿日 2021/08/05(木) 23:32:59  削除
副長さま

八百富写真機店には,もう1年半以上,訪れていません。
(そもそも,大阪には1年以上,帰省できていません。)
でも,お店にはかわらず,おもしろそうなものがあるようで,うらやましいところです。

「おもちゃカメラ」「おもカメ」あるいは「トイカメラ」という言葉がありますが,少しずつニュアンスが違っているように思います。だからできるだけ,名詞っぽいそれらの用語ではなく「おもちゃなカメラ」という,修飾語をつけた表現を使うようにしています。

「おもちゃカメラ」は,まさにおもちゃそのもの。
「おもカメ」は,そんななかにも,カメラとしての工夫や最低限の品質をもたせようとしているもの。
「トイカメラ」は路線がまったく異なり,「ちょっと変わった写りをするもの」で,たとえばLOMO LC-Aのようなものが含まれてきます。
いずれも,語られかたで微妙に立場がかわりそうなので,厳密な定義や分類は難しいという印象です。

で,このたびの「Canix」は,どうみてもおもちゃだけれど,そのなかでがんばっているように見える,おもしろそうなカメラで,かつ説明書や専用バッグもセットだったので,手を出したものです。ただしあくまでも,同じ出品者からほかに落札したいものがあった,ついでに取り寄せたものですね。

いずれ,フィルムの1本くらいは,通してみようとは思っています。

返信 93 スポック  投稿日 2021/08/01(日) 13:01:45  削除
いわゆるオモカメというものは、
その多くは雑誌のフロクとか、他の商品のキャンペーンの景品とか、
主たる商品を売るためのオマケとして作られたものが多いと推察されます。
つまり、そのオモカメ自体を売って代金を回収するのではなく、
主たる商品を買ってくれたら「これも付けてあげるね」というオマケです。
もちろんダイソーで売っていたカメラのように、
使い捨てでもなく、れっきとした商品としての超低価格カメラもありましたが。

そのような生い立ちである以上は、当然ながら徹底した低コストが求められます。
まっとうなカメラなら「性能を維持した上でのコストカット」なのですが、
オモカメは「まずコストカット」で性能は二の次三の次になります。
そんな厳しい制約の中で「ここまでやるか」と感心させられたり、
高級カメラには見られないような工夫の跡を見つけたりしたときに、
「なかなかやるじゃん」と製作者の顔を思い浮かべたりするのが楽しいと思うのです。

もうひとつは、写真を撮影するために、どこまで省略できるのか?
という限界に挑戦しているという側面もあるでしょう。
そのひとつの回答がフジフィルムの「写ルンです」でしょうか。
ある意味で「シンプルイズベスト」を追及するという哲学にも通じます。

そんなこんなを考えていると、
並んでいるオモカメに然るべき価値を認めはするものの、
それを高額で買おうという気にはならないのです。
返信 92 スポック  投稿日 2021/08/01(日) 13:01:12  削除
先日、久しぶりに「八」第三ビル店へ行きました。
何か目当ての物がある訳ではなく、いつもの徘徊です。
真っ先に見るのは中央の台上に並んでいるジャンク品ですが、
残念ながら(私にとって)めぼしい物はありませんでした。
一通り店内を見渡すと奥のショーケースにオモカメが沢山並んでいました。
どこかで見たことがある物、(記憶の限り)初めて見る物、
いろいろ並んでいるのですが、結構なお値段が付いていました。

決して店にケチを付けるつもりは毛頭ありません。
実際、ヤフオクなどでは、モノによって驚くような値段で落札されることもあります。
昔、どうしても欲しかったけど手に入れ損ねた人にとっては安い買い物かもしれません。
あるいは、それを入手するために百金千歩を費やしたのかも知れません。
だから、値段が高くても、それは相場というもので、不当な値段ではないのでしょう。

でも・・・なんか違うんだなぁ・・・と思ってしまいます。
買えるだけの金を持たない貧乏人が僻んでいるだけなのでしょうけど。
返信 91 スポック  投稿日 2020/11/26(木) 21:44:00  削除
> 仕事場所への道を確認したあと,
> がら空きに近い地下鉄で,けやき坂へ足を伸ばしてみた。
デジカメも悪くないのですが、
せっかくですからセミ判カメラを持って行けば良かったのに。>欅坂645
返信 90 awane-photo.com  投稿日 2020/10/12(月) 12:17:35  削除
副長さま

そういうご指摘でしたか,失礼しました。
さて,「白一点」の場所ではたしかその後,白花を見かけていないのですよね。
これがなにを意味しているのは,いまのところ理解できていません。

白花が見なくなったのは,枯れた(あるいは球根を持ち去られた)のか,色が変わってしまったのか,たまたまこの年に咲かなかったのか,咲いていたのを見落としていたのか…。
返信 89 スポック  投稿日 2020/10/11(日) 21:25:47  削除
awane総帥閣下
れんずの神様

白い彼岸花が群生している、あるいは、毎年白い花を咲かせるものは、
普通の赤い彼岸花とは別の品種であろうことについて、何ら異存はありません。

ただ、先日、自宅の近所で見た白い彼岸花は薄いクリームがかった色だったのに対して、
赤い彼岸花の群生の中に一輪だけ咲いた白い彼岸花は真っ白だったような気がするのです。

awane総帥閣下による2つの撮影日記を見比べると、私の記憶と見事に一致します。

2017/09/22 白一点
http://diary.awane-photo.com/2017/170922.htm

2020/09/28 超広角レンズで撮る大判写真 白いヒガンバナ
http://diary.awane-photo.com/2020/200928.htm

もちろん、人間の色の記憶なんていい加減なものですし、
また、写真の色も撮影条件によって変わりますから、
これを以って「同じ白でも違う」とは言い切れないだろうと思います。
それで、実際に現物をご覧になって、かつ撮影された閣下はどう思われるのか?
それをお尋ねしたかった次第でした。
返信 88 awane-photo.com  投稿日 2020/10/11(日) 18:25:19  削除
副長さま

返信が遅れました。
白いヒガンバナは,別種だと認識しています。
また,この近くには,薄いオレンジ色の花のものも1本だけですが咲いていました。
園芸品種としては,いろいろあるようです。

ここはもともと河川だったところを埋めて緑道にしたものですので,赤以外のものについては,突然変異というよりは,誰かが勝手に植えた(あるいは捨てた)ものが増殖したのではないかと思っています。

とはいえ,赤については以前の川土手だったころから生えていたものの子孫だろうと思いますが,それとて大昔に人為的に植えられた可能性は高いと思っています。
返信 87 スポック  投稿日 2020/10/11(日) 13:52:38  削除
自己レス

いや、よく読み直してみると、

花が白色になるような遺伝子の突然変異が起きたとしても、
<中略>
白い表現型が現れることがないからです。

と書かれているので、
赤い彼岸花の中から突然変異によって白い花が咲くことはない、というこですね。
大変失礼しました。m(__)m
返信 86 スポック  投稿日 2020/10/11(日) 12:45:37  削除
れんずの神様

非常に有用な情報をありがとうございました。
リンク先の論を拝読させていただいた限りにおいては、
突然変異で白い花を咲かせることを否定はされていません。

ただし。赤い彼岸花の中から突然変異によって白い彼岸花が咲いたとしても、
それは子孫には継承されることは無いので一代限りということらしいです。
ですから、毎年白い花を咲かせるのはシロバナマンジュシャゲであって、
普通の赤い彼岸花の突然変異でもなければ自然交配でもないということです。

赤い彼岸花の中に白い花を見つけたら、
次の年もそこから白い花が咲くかどうかを観察しれば、
区別はつくということになりそうです。
返信 85 れんずまにあ  投稿日 2020/10/10(土) 23:32:19  削除
赤の彼岸花(マンジュシャゲ)とは別種と考えられます。
よくいわれる突然変異の可能性はきわめて低いとこちらでは解説され、納得がいく説明です。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3374
返信 84 スポック  投稿日 2020/10/08(木) 21:46:45  削除
白いヒガンバナ

拙宅は半世紀ほど前に山野を拓いて建てられた団地です。
敷地内には元から生えていたと思われる草木は皆無で、
大きく育った樹木も地面に生えている草花も後から植えられたものです。
数年前にところどころに彼岸花が植えられて花を咲かせています。
彼岸花といえば毒々しい赤がほとんどなのですが、
赤い花の中に極く稀に白い彼岸花が咲いていることがあります。
しかし団地に植えられた彼岸花のうちの一群は全部白い花が咲きます。
その一群は毎年必ず白い花を咲かせるので私は別の品種だと理解しています。
先日その白い彼岸花の近くへ行ってまじまじと眺めていて気が付きました。
真っ白ではなくて薄いクリーム色のような色合いに見えました。
赤い彼岸花の中に咲く一輪の白い彼岸花は真っ白だったように記憶しているのですが、
それは周りが赤いから白の印象が強くてそう感じただけなのかも知れません。
asane総帥閣下はどう思われますか?
返信 83 スポック  投稿日 2020/08/17(月) 21:52:28  削除
れんずの神様

神様の御体験を通じたお話には本当に説得力がありますね。

> 私が想定するサブとは、メインカメラが故障または咄嗟に対応できないチャンスを逃さないための機材です。
> 大判を想定して出撃している時に、35mmの画質ではちょっと...
なるほど、そのような用途なら35mm全自動カメラじゃ「サブ」になりませんね。
故障時の代打なら必ずしも全自動である必要はありませんが、
咄嗟の対応力は自動化が進んでいるほど有利に働きます。
全自動カメラではありませんが、マキナ67にはそんなサブ用途もあったのかも知れません。

私が若かりし頃、友人の親父(写真スタジオ経営)にこんなことを言われました。

おまえも何年か写真を撮ってたら「幻の風景」というものに出会っているはずや。
ある山岳カメラマンが大型カメラを担いで山歩きをしとってな。
目の前に消えつつある雲海が広がっていて鳥肌が立つほど見事な風景に出会ったんや。
大急ぎで三脚を立ててカメラを組み立ててシャッターをチャージして引き蓋を引いたときには、
雲海は完全に消えてしまって平凡な風景に変わってしまっていたんやそうや。
そいつは35mmでいいからすぐに1コマ撮っておかなかったことを死ぬまで後悔していたらしい。
せやからおまえも、あっと思ったときには、とにかく何でもいいからシャッターを切っておけ。
おまえら素人はプロ用の機材なんか持たんでもええ。足枷になるだけや。恰好悪いぞ。
プロでも素人でもシャッターチャンスは平等に訪れる。素人はそれを活かさんでどうすんねん。

もしその山岳カメラマンがGA645シリーズを持参していたら、
それは「幻の風景」にならずに済んだのかもしれません。
返信 82 れんずまにあ  投稿日 2020/08/17(月) 00:19:52  削除
副長様,ご意見まことにありがとうございます。

はい、XAだと、大判撮影と並行して、ちょっとスナップか皆で記念写真でも撮ろうか、という用途になりますね。
それも悪くはない、というかサブという意識もないほど、ウエストンマスターより軽いかも。

私が想定するサブとは、メインカメラが故障または咄嗟に対応できないチャンスを逃さないための機材です。
大判を想定して出撃している時に、35mmの画質ではちょっと...
先日お亡くなりになった白旗史朗さんはテヒニカのサブに6x9スーパーイコンタを装備していたのは有名で、
崖から宙吊りになったり、機材セット前にチャンスが来た時など活用して作品をものにしていたそうです。

6x4.5cmはそれでも画質的に不満足かもしれませんが、GA645が登場した頃はベルビアやコダクロームが登場し
6x4.5で4x5に匹敵する画質、と宣伝されていた時代(実感としてはそこまではないと思いましたが)
まあ許容範囲でしょうか。
超人白旗氏と違って私は登山中青息吐息なので、GS645でさえ何も考えられなくなり、露出とピントを合わせるのがやっと
北アルプス行きではほとんどのコマを縦構図のまま撮影していました。フィルム交換するのも辛いです。
ある程度カメラに任せ切れるGA645は悪くないかと考えました。

フィルムを統一できるのは見識ですね。
もとから速写性が高い中判で複数機種を海外持参する際は、フォーマットを揃えていました。
例えば、ベッサIIとベリワイド、ブロニカGSとプラウベル69、マミヤ6とハッセルSWという具合。
お互いがサブでありメインである、そしてレンズ交換よりカメラを持ち替えるほうが即応できる。

これは完全に偏見ですが、図体がフォーマットに対してデカすぎるGA645はおよびじゃなかった。

この時ほんとうのサブは35mm高級コンパクトでして、スナップと記念写真が主任務ですが、中判が全滅した時
その代役が務められる裏任務も与えられていました。そのためにKodachrome25とか、Ektar25も忍ばせてました。
幸いにして、裏任務は生じる機会がなかったのですが。ブローニーの代役なら35mmでまあ酷くかけ離れてはいないでしょう?

この辺の感覚は私個人のもので、皆様それぞれに対象も機材も違うので、押し付けるわけではありません。
あ、フジはGAをブローニー消費の裾野を広げるため、コンパクトカメラからのステップアップか、高齢化したハイアマあたりを想定していたんあじゃ?
返信 81 スポック  投稿日 2020/08/16(日) 13:33:20  削除
awane総帥閣下

ネットを徘徊していましたら、こんなページを見つけました。

科学のふろくギャラリー|学研70周年スペシャルサイト
https://www.gakken.co.jp/campaign/70th/furoku/popular10_1.html

私が見た隣家の少年のカメラは、やはり「アストロカメラ」だったような気がします。

このサイトに載っている「ミゼットエースカメラ」は是非見てみたいですね。
入手してカメラミュージアムに登録してくださいよ。>awane総帥閣下
返信 80 スポック  投稿日 2020/08/16(日) 13:32:21  削除
れんずの神様

神様のコメントをいただけるとは思いませんでした。光栄の至りです。

> でも、大判シートフィルムカメラのサブなら、GAもいいかもしれない。
> 大判操作で疲れてるのに、GS645Sみたいなマニュアルカメラをわざわざ使いたいか?
> というう気もします。
> その程度のマニュアル操作なんて全然負担じゃないんですけど、
> GAは押すだけ+露出計代わりにできるのは便利かなとか。
気持ちとしては解るのですが、
でも、それなら、35mm全自動カメラの方がもっと楽ということになると思うんですね。
露出計代わりなら「わいおか教授」ご愛用の「撮影可能な露出計」オリンパスXAもありますし。

私がマミヤプレスを常用してい時代にはGA645シリーズは存在しませんでしたが、
たとえば、バケペンやハッセルを主力カメラにしている人なら、
フィルムを共用できるGA645シリーズは好都合かも知れないと思います。
でも、シートフィルムをメインに据えている人なら、
ブローニーでも135でも「わざわざ持参」する必要があるので大して変わんような気が。

> 結論として私もGAよりGSを選びますけどね(ww
神様もそうなりますか。(^^;

まぁ、awane総帥閣下も「使ってみたかったカメラの1つ」でしかないんですけど、
やっぱり謎のままです。どんな客層を想定していのか?
返信 79 れんずまにあ  投稿日 2020/08/16(日) 00:50:42  削除
副長様、貴重なご経験を披露していただきありがとうございます。
焦点合わせと、露出決定について大変重要なお話でした。
ある程度写真の仕組みを理解しておられる、初心者レベルを卒業した人なら、
その人なりのアルゴリズムを持っているものでしょう。

皆様ご承知のとおり写真機の評価については多岐にわたる項目がありますので
個々について正反対の評価が生じることもよくあること。
GA645と、GS645Sの比較もまさにそれと同じ。

さて私はというと、GAは選びません。
フォーマットサイズに比較して、巨大すぎるのです。その分自動巻自動焦点自動露出、
多分撮影の9割以上はその新機能のおかげで適正画像の歩留まりはGSに勝るはず。

GAを一台だけ持つのなら、このサイズ許せるかも。
もっと大きなフォーマットのもっと大きなカメラを平気で持ち歩いていますから。
でも私にとって645は複数持ち歩いて当然なので、GAのサイズは許せない。
一般的な感覚じゃないでしょうね....

でも、大判シートフィルムカメラのサブなら、GAもいいかもしれない。
大判操作で疲れてるのに、GS645Sみたいなマニュアルカメラをわざわざ使いたいか?
というう気もします。
いや、大判のサブにベッサIIとか、普通に連れて行くし、その程度のマニュアル操作なんて
全然負担じゃないんですけど、GAは押すだけ+露出計代わりにできるのは便利かなとか。

それに、最近夜の撮影が多いので、GAのAFとAE、全然使い物にならない多分。
背景真っ暗で低照度は無理でしょう。フルマニュアルのほうが役に立つ。
これも特殊な条件ですよね。評価はひとそれぞれです。

まあ、GAで全部撮影せねばならないとは誰も強制してませんから、GAは日中観光写真専用に
して、特殊撮影には適宜機種を充てればいいのですよね。
結論として私もGAよりGSを選びますけどね(ww
返信 78 スポック  投稿日 2020/08/15(土) 13:08:51  削除
露出合わせに関して
何と言ってもプログラムAEが便利だと思っています。
しかしそれでもマニュアル露出は是非とも欲しい機能で、
露出補正があれこれ考えているのならマニュアルで合わせる方が楽です。
かつて透視ファインダー機もオートマニュアル兼用機が沢山あった頃、
プログラムAEとマニュアルを兼用できる機種は非常に少なかったですね。
オート専用機なら補正が効く(ASA感度ずらしなど)のも悪くないですが、
ワンタッチで露出固定できるものが手っ取り早くで良いですね。
私が高校生の頃、父親のジャーニーコニカ(KonicaC35)を貸してもらったのですが、
逆光で撮るときに、写真屋のオヤジさんから「ASAを50にして」と教えられ、
それでその通りにしていたのですが、2〜3コマ撮ると忘れてしまい、
順光でも感度をずらしたまま撮影してしまうヘマをよくやらかしました。
家で何気に「取扱説明書」を読んでいると逆光での撮影方法の記載がありました。
それによると「足元に向けてシャッターボタンを半押しにして」とあります。
実際にやってみると半押ししている間はメーター指針が固定されています。
離すととパッと振れるので「なるほど」と感心して、それ以降は常用しました。
いわゆる「針押さえ式AE」だったからこその使い方なのですが、
後に出てきた全自動カメラになるとそれが効かずに難儀した記憶があります。

以上のことを総合しますと、
私にとってはGA645シリーズよりは、GS645シリーズの方が気楽に使えそうですね。
返信 77 スポック  投稿日 2020/08/15(土) 13:08:21  削除
awane総帥閣下

> でも,それなりの熟練した人なら,
> 目測置きピン「俺が露出計だ」のフルマニュアルのほうが,
> いわゆるシャッターチャンスを逃さず好都合な気もします。
私は長年だらだら撮り続けているだけで「熟練した人」ではありませんが、
その立場から言いますれば・・・

焦点合わせに関して
二重像合致が一番やりやすいと思います。
目測で「5メートルくらいかな?」なんて考えてるより余程早いし楽です。
オートフォーカスがあればあったで便利に使わせ貰いますが、
それがためにマニュアルフォーカスが面倒臭くなるのなら本末転倒ですね。
オートフォーカス機で「マニュアルフォーカス可能」というものは、
たいていはダイヤルやボタンで「○メートル」に合わせるやり方です。
これじゃぁ「測距機能は放棄して目測でどうぞ」と言ってるに等しいです。
現実にオートフォーカス機でマニュアル調整したいのは「置きピン」ですね。
そんんたときは目当ての被写体が現れるであろう場所と同じ距離にあるモノに
ピントを合わせておいて待ち構えることになろうかと思います。
フォーカスエイドでも構わないので任意の場所に焦点を合わせてから、
一時的に固定する機能が欲しいと思います。
透視ファインダーオートフォーカス機でそんな機能を備えているのは、
コンタックスT2, T3, T-Vs, T-Vs2 あたりでしょうか?
特にコンタックスT3はそれ用のボタンがあって一発置きピンができます。
リコーGR-1sも出来ることになっているのですが無茶苦茶使い難い。
返信 76 awane-photo.com  投稿日 2020/08/13(木) 09:17:16  削除
レンズの神さま

>久しぶりに使ってローラー通すの忘れて,くるくる巻いてたら
>最後まで巻き切っちゃって後でダークバッグ巻きなおししたことが。

「あるある」ですね。私もやらかしたことが^^;


>ロイカメラサービスではコダックに最適かするかフジに合わせるか選べたそうです.

はじめて入手したAutomatが,ネオパンのはじまりをうまく検出してくれず,そういう話を思い出してローラーのところに裏紙を1枚はさんだところ,うまく検出するようになりました。さて,もう何年もフィルムを通していませんが,だいじょうぶでしょうか…



副長さま

>客層としてどのようなユーザーを想定していたのでしょうね?
>初心者はブローニーフィルムなんて使わないだろうし、
>ベテランには無くても困らない機能だし。

カメラの性格からみれば,スナップ的な撮り方をする人に好まれそうですね。
スナップ撮影を少しでも高画質で?ということでしょうか。
でも,それなりの熟練した人なら,目測置きピン「俺が露出計だ」のフルマニュアルのほうが,いわゆるシャッターチャンスを逃さず好都合な気もします。

スナップ的な撮影はしないのですが,なんとなく使ってみたかったカメラの1つではあります^^;>GA645シリーズ


返信 75 スポック  投稿日 2020/08/11(火) 22:18:28  削除
れんずの神様

> 自宅と仕事場をひたすら往復するのみでございますが,
> 仕事が頂けるだけで幸せとせねばなりませぬ.
日本の世間が首の皮一枚で繋がっているのは先生方のお蔭です。
我々はそれに甘えてばかりではなく可能な協力はするべきだと思います。

れんずの神様
awane総帥閣下
> GA645シリーズで,うしろに「i」がついたモデルがそれに該当しますね。
そうでしたか。
私の知識不足を補っていただきましてありがとうございます。

> まさに,中判の全自動フジカです。
たしかに画期的ではあるのですが、
客層としてどのようなユーザーを想定していたのでしょうね?
初心者はブローニーフィルムなんて使わないだろうし、
ベテランには無くても困らない機能だし。
返信 74 れんずまにあ  投稿日 2020/08/11(火) 01:53:08  削除
副長さまお気遣い感謝いたします.
自宅と仕事場をひたすら往復するのみでございますが,仕事が頂けるだけで幸せとせねばなりませぬ.
ただ半年以上県境を越えることなく,梅田や心斎橋はご無沙汰で,地元ナニワも閉店が早いので全く寄れない始末.

さてローライのローラーは,個人的には壊れたのを見たことがありませんが,修理業者泣かせの精度を要しそうですね.
ロイカメラサービスではコダックに最適かするかフジに合わせるか選べたそうです.

SL66やイコフレックスも厚み感知ですが,ローラーが片側のみ.
返信 73 れんずまにあ  投稿日 2020/08/11(火) 00:37:03  削除
GA645iシリーズは自動頭出しと、バーコードにより12/24カウンター切り替え、圧板位置がフィルムと合わない時の警告が出ます。
さらに、ズームつきGA645Ziと,一眼レフのGX645AF, そのOEMのハッセルブラッドHシリーズは、バーコードを読み込むと120と220のカウンター切り替えだけでなく、圧板位置の自動調整までやってのけます。
返信 72 awane-photo.com  投稿日 2020/08/10(月) 23:02:09  削除
副長さま

>120の裏紙にバーコードやらスタートマークやらを印刷して、
>カメラはそれを光学的に読み取って、1コマ目まで自動的に巻き上げて、
>フィルム感度も自動設定してしまうカメラ

GA645シリーズで,うしろに「i」がついたモデルがそれに該当しますね。
まさに,中判の全自動フジカです。
返信 71 スポック  投稿日 2020/08/10(月) 22:03:36  削除
れんずの神様

お久しぶりでございます。
職業柄、本当に大変な御苦労をされていて、
趣味どころではないだろうと案じておりました。
お元気でいらっしゃいますか?

> 6x9ではスタートマーク自動巻止めではありませんか?
> 66や645は赤窓かと思いますが。どうだったかしら。
そういえば、6x9は巻止めがあったような気もします。
ひとつだけ所持してたK型はKanセンセ宅に引っ越しましたので、
現在、手元に無いので確認できません。
あやふやな情報を書いてしまい、申し訳ありません。m(__)m

> ファンサイトでフィルムがガタガタになると相談があり、
> よく聞いてみるとフィルム検知用だけではなく
> あらゆるローラーの下をすべて通したことが判明しました。
それもスゴイ話ですね。かなり大変だったと思います。
相当器用なことをやらないと潜れないローラーもありますし。

> 2.8GXはローラーがなくなりスタートマークのセミオートマットに退化してしまいました。
私が聞いた話では、フルオートマットは結構トラブルが多かったらしく、
2.8GXでは故障の少ないセミオートマットに「改良」したのだそうです。

> ツァイスイコンのイコフレックスファボリートと、
> ローライフレックスSL66、SL66Eは、ローラーを通さずスタートマークもなく、
> スプールにリーダーペーパーをかけて蓋を閉めノブを巻くだけで1枚目が出る、
> 真のオートマットです。
これもフィルム開始部の段差を検出するものでしょうか?

かなり後年も話ですが、
135のDXコードを普及させた富士フィルムが、
120の裏紙にバーコードやらスタートマークやらを印刷して、
カメラはそれを光学的に読み取って、1コマ目まで自動的に巻き上げて、
フィルム感度も自動設定してしまうカメラを発売したような記憶があります。
GX680がそうだったでしょうか?知識不足なので、どなたか補足してください。
返信 70 れんずまにあ  投稿日 2020/08/10(月) 18:45:20  削除
>「押してすぐに離す」という具合に「感覚的な言葉」で書いてありました。

おお、体でシャッター速度つまり露出時間を感じさせる、まさに科学です。

ところで初代プレス用とK、しばらく使っておりませんが、カウンターがありますし,6x9ではスタートマーク自動巻止めではありませんか?66や645は赤窓かと思いますが。どうだったかしら。

> フィルムを装填するときに2本のローラーの間を通すのがネックで、
> 意外とこれに躓く初心者が多いと聞いたことがあります。

初心者と言うには歳を食いすぎていますが,久しぶりに使ってローラー通すの忘れて,くるくる巻いてたら最後まで巻き切っちゃって後でダークバッグ巻きなおししたことが。

以前報告しましたっけ、ファンサイトでフィルムがガタガタになると相談があり、よく聞いてみるとフィルム検知用だけではなくあらゆるローラーの下をすべて通したことが判明しました。
某オークションで入手されたらしく、なんの説明もなく、ウェブで半端な知識を仕入れた結果のようで。
やっぱり対面販売が望ましいのではないかなと思いました。

> どうせなら、押さえローラーは裏蓋側に付けたら良かったのにね。
> 裏紙にフィルムを貼り付けてある僅かな段差を検出しなければならないので、
> 分離できる構造だと調整が難しかったのでしょうか?

まったくおっしゃる通りです。
ちなみに、その後そっちに行くどころか、2.8GXはローラーがなくなりスタートマークのセミオートマットに退化してしまいました。

余談ながら、ツァイスイコンのイコフレックスファボリートと、ローライフレックスSL66、SL66Eは、ローラーを通さずスタートマークもなく、スプールにリーダーペーパーをかけて蓋を閉めノブを巻くだけで1枚目が出る、真のオートマットです。
返信 69 スポック  投稿日 2020/08/07(金) 22:50:29  削除
MATIA大元帥閣下

> なぜ,マミヤプレスのフィルム装填は,こんなに簡単なのだろう!と。
ロールフィルムホルダー2型や3型は、
1. スタートマーク合わせ(この合わせマークが判り難い)
2. 1コマ目を出すまでの空送り
という儀式を通過しなければなりません。
慣れたら簡単だし早いし使いやすいのですが、
最初に小さなハードルがありますね。
その点、初代マミヤプレスやロールフィルムホルダーK型なら、
赤窓に数字が見えるまでノブを回せば良いので説明の必要もありません。

ローライフレックスオートマットはフルオートマット(完全自動)で、
スタートマーク合わせは不要でとにかく止まるまで回せば良いので、
これを絶賛する人も多いのですが、
フィルムを装填するときに2本のローラーの間を通すのがネックで、
意外とこれに躓く初心者が多いと聞いたことがあります。
どうせなら、押さえローラーは裏蓋側に付けたら良かったのにね。
裏紙にフィルムを貼り付けてある僅かな段差を検出しなければならないので、
分離できる構造だと調整が難しかったのでしょうか?
返信 68 スポック  投稿日 2020/08/07(金) 22:30:58  削除
MATIA大元帥閣下

> その雑誌はなにか,気になります。
ブローニーフィルムということだけは鮮明に憶えているのですが、
何という雑誌の付録だったのか?はっきりとした記憶がありません。

学研の科学だったような気もするのですが、
そうだとすれば隣家の少年は小学生だったことになり、
ということは私は中学生だったことになります。
私が写真を撮り始めたのは中学2年のときで、
隣家の少年は私より2歳年下なので小学校6年生となり、
いちおう辻褄は合うのですが、写真は撮り始めた頃は、
マミヤシックをおっかなびっくり使っていたはずで、
ブローニーフィルムという名称を知っていたかなぁ?
そうだったような気もするし、違うような気もします。

↓科学のふろくギャラリーによりますと、
https://bpub.jp/workshop/access/production/player/viewer.html?cid=GKNB_BKB0500000512468_75&lin=1&state=01.908733
1975年「6年の科学」6号アストロカメラ
というものがあり、これだったような気もするし、違うような気もします。
1975年なら私は高校1年生で隣家の少年の弟は私より4歳年下なので辻褄が合います。
でも私に「ブローニーフィルム云々」の質問をしたのは確かに兄の方で、
こちらの記憶は鮮明なので・・・う〜ん判らん!

記憶が曖昧で、申し訳ありません。m(__)m

そのブローニーフィルムを使うカメラは露出調節が可能な高級機です。
シャッターはレバーを押すと開き、離すと輪ゴムで戻されて閉まる構造なのですが、
本誌の方に各種フィルムと天気をマトリクスにした一覧表が載っていて、
(適正露光になるであろう)シャッターの開時間が判るになっていました。
ただし30分の1秒とかいうような数字が書いてあるのではなく、
「押してすぐに離す」という具合に「感覚的な言葉」で書いてありました。

でも、そんなことしたら、適正露光が得られる以前に、
ものすごく手振れしそうな気がします。
そのためか「窓枠などにしっかり押し付けて」保持するように書いてありました。
理に適っているのですが、こういうのを「科学」的というのでしょうか?(^^;
返信 67 MATIA  投稿日 2020/08/07(金) 05:12:23  削除
副長さま

>雑誌の付録にブローニーカメラ?と驚いたのですが、
>現物を見せてもらって納得しました。

その雑誌はなにか,気になります。


>ある程度、失敗無く撮影できるカメラとしては、
>126や110カメラが最も安く出来るのでしょうね。

フィルムの装填に関しては,カートリッジ式がもっとも簡単確実で,120は135よりはずっと簡単に思っていました。なぜ,マミヤプレスのフィルム装填は,こんなに簡単なのだろう!と。


>それにしても、ここまで揃っていると資料的価値が高いですね。

そこはほんとうにありがたかったです。


>ハイ・ポーズ126カメラの箱に印刷されているモデルさんは誰でしょう?
>1982年ですから、河合奈保子さんあたりでしょうか?

そのようです。

返信 66 スポック  投稿日 2020/08/05(水) 23:37:19  削除
> 考えられるのは,ただひとつ。
> 雑誌の価格に見あうコストで用意できるカメラが,
> 126カートリッジ式カメラしかなかったのであろう。
「しかなかった」か?どうか?は何とも言えないですが、
126カートリッジ式カメラなら安価に用意できたのは間違い無いでしょう。

私が高校生のときだったと記憶しているのですが、
隣家に住む年下の少年から、
「ブローニーフィルムってどんなフィルム?どこに売ってる?」
と質問されたことがありました。
私はたまたま父親のマミヤシックスオートマットを使っていたので、
ちゃんと教えてあげることが出来たのですが、
どうして急に「ブローニーフィルム}なのか?理由を尋ねると、
学習雑誌の付録に付いてきたカメラに必要とのことでした。
当時の私は35mmカメラよりはブローニーカメラの方が高級だと思っていたので、
え゛!雑誌の付録にブローニーカメラ?と驚いたのですが、
現物を見せてもらって納得しました。
フィルム送りは赤窓式で当然「巻止め」は無し。
シャッターはレバーを押すと開き、離すと輪ゴムで戻って閉じる。
という代物でした。
もちろん空送りや多重露光を防止する機構などはありません。

ある程度、失敗無く撮影できるカメラとしては、
126や110カメラが最も安く出来るのでしょうね。

それにしても、ここまで揃っていると資料的価値が高いですね。
ハイ・ポーズ126カメラの箱に印刷されているモデルさんは誰でしょう?
1982年ですから、河合奈保子さんあたりでしょうか?
そんなところからも、時代を感じさせてくれるものです。
返信 65 awane-photo.com  投稿日 2020/06/23(火) 01:16:13  削除
副長さま

C14にしても年輪にしても,個人で簡単に調べられるようなものではないと思います^^;
返信 64 スポック  投稿日 2020/06/21(日) 13:15:20  削除
誤:その木が成長していた年台が判るので
正:その木が成長していた年代が判るので

↓訂正
返信 63 スポック  投稿日 2020/06/21(日) 13:12:07  削除
手がかりの無い組み立て暗箱の製造年を類推する方法

木部の年輪を調べれば、
その木が成長していた年台が判るので・・・ハードルが高過ぎるか?
返信 62 スポック  投稿日 2020/06/21(日) 13:10:06  削除
awane総帥閣下

> 手がかりのないテールボードカメラ
カメラに限らないのですが、
何らかの用途を意図した機器の黎明期においては、
その機器専業のメーカーが存在していないことが多く、
たとえば家具職人が「カメラとやらを作ってみようか」と思い立って、
作り上げてしまうこともあったでしょうから、
メーカー不詳であっても不思議なことではありません。
すると本当に「一品もの」もあったりするので、
記録を辿るのは至難の業ということになってしまいます。

それでも、レンズはそんな「思いつき」では作り得ませんから、
それなりの形になったレンズが存在する時代になれば、
カメラメーカーの存在も期待できるかも知れません。

江戸時代末期には日本にもホトグラヒーとやらが持ち込まれて、
徳川慶喜の肖像が撮影されたりしていましたから、
この時代にはカメラが流通する程度には作られていたのでしょう。
もしかしたら、それなりのメーカーがあったのかも知れません。

19世紀のカメラを入手するのは夢ではないと思います。
ガンガレ!
返信 61 awane-photo.com  投稿日 2020/06/15(月) 19:12:52  削除
kanせんせ

一般に植物が季節を知るのは,日照時間か気温かと思います。
ヒガンバナの場合,開花期には葉など地上部がありませんから,要因はたぶん気温だろうな,という予想から適当にキーワードをくみあわせてググってみると,なんか信用してもよさそうなコメントがありました。どうでしょうか?

https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082

この説明だと,じゅうぶんな高温を経たのちに,20℃くらいになると開花する,ということのように読めます。


スポック副長さま

>どうせなら縦位置で撮影すれば良かったのに。

この程度の接写では,蛇腹の伸びが足らんのです。
で,これ以上,蛇腹を伸ばすと,ピントをようあわさんのです。。。。

返信 60 スポック  投稿日 2020/06/14(日) 14:53:34  削除
> 組立暗箱で接写なんて,するもんじゃない。
どうせなら縦位置で撮影すれば良かったのに。
接写なら「マヌケな撮影スタイル」にはならなかったでしょうから。
返信 59 スポック  投稿日 2020/06/14(日) 13:47:52  削除
awane総帥閣下

> 最初は何かと見たらこの話題でした。
このスレッドを立ち上げた犯人は私なのですが、
特に彼岸花のことを論じたいがために立ち上げたのではなく、
他に適当なスレッドが無かったのでそうしただけです。

以前は「その他」に類する話題は「もおすぐ30000」に書いていました。
それはそれで悪くは無かったのですが、
「この話題、何となく以前にあったよな」と記憶を辿りたいとき、
ひとつのスレッドが巨大になり過ぎると探すのが大変です。
特に「その他」はその他で片づけられる大きさには収まらないのが常です。
awane総帥閣下が執筆されている「撮影日記」に端を発する話題を独立させる目的で、
このスレッドを立ち上げさせていただきました。
上に『・・・「撮影日記」掲示板・・・ 兼用』に明記されていますし。

> とっくに別の話題に変わっていました・笑
それはこのスレッドに限ったことではなく、
最初の話題に関する云々が一巡したら、たいてい脇道に逸れて行き、
その脇道の方が面白そうなら、遥かに長くなってしまうものです。

あと三か月ほど経って、閣下が撮影日記に彼岸花のことを書かれたら、
きっとまた、このスレッドにも彼岸花が咲き乱れるだろうと予想します。
返信 58 kan  投稿日 2020/06/11(木) 13:06:53  削除
>彼岸花がどうして正確に彼岸を知るのか?
どなたかご存知の方はおられませんでしょうか?

最初は何かと見たらこの話題でした。
とっくに別の話題に変わっていました・笑
返信 57 awane-photo.com  投稿日 2020/05/14(木) 00:08:56  削除
副長さま

なんとなくですが,古いデジタル一眼レフカメラは,まだ「フィルムに追いつけ」という状態だったのではないかと。そして,解像度がせいぜいフィルムと同等だったのではないかと。つまり,素性として,フィルム時代のレンズとの相性がよいのかなあとかなんとか想像しています。
返信 56 スポック  投稿日 2020/05/12(火) 22:04:34  削除
awane総帥閣下

> コントラストや色乗りは,
> デジタルカメラによってある程度は自動的に補正されていると考えられますが,
もちろん、そうでしょう。

ただ、それにしても「違和感がない」印象が強いように感じるのです。
(変な言葉遣いですね「違和感が強い」なら判るのですが。)
それと、これは気のせいかも知れませんが、コダックの発色のような気が・・・

閣下はDS-505A, DCS-460にオールドレンズを付けて撮影されていますが、
クラデジイチにはオールドレンズが「合う」というのは気のせいではないのかも知れません。
返信 55 awane-photo.com  投稿日 2020/05/10(日) 22:08:03  削除
副長さま

そう,このさいしょのタムロンズーム,意外と「まっとうに写る」どころか,「良好に写る」と思えるのです。コントラストや色乗りは,デジタルカメラによってある程度は自動的に補正されていると考えられますが,隠しようのないものは,解像力,周辺像の流れとピントがあっていない部分のボケぐあいかと。そのうち,ボケぐあいがあまりに好印象なのですね。たぶん,開放時の明るさをよくばっていないことが,よい方向に影響しているのではないか,と想像します。ほどほどに被写界深度があり,それでいて多角形の絞り形状の影響を受けていないのかな,とかなんとか。

ズーマー36-82/2.8とさいしょのズームニッコール85-250/4-4.5は,いずれは入手して試したいと考えているレンズです。現在のcovid-19の影響が落ち着いて,大阪に行くことができたときに,使わせていただければ幸いです。
返信 54 スポック  投稿日 2020/05/08(金) 23:40:06  削除
awane総帥閣下

> 初期のズームレンズ
意外と言っては失礼なのですが、
タムロンの描写が思いのほか真っ当なので感心しています。
残念ながら私は持っておりません。

拙宅に比較的初期のズームレンズがございます。

VOIGTLANDER-ZOOMAR 1:2.8 f=36mm....82mm
Auto NIKKOR Telephoto-Zoom 1:4 f=8.5cm 〜 1:4.5 f=25cm

ホクトレンデルズーマーはデッケルマウントですが、
たしかニコンF用のマウントアダプタがあったと思います。

お試しになられますか?
返信 53 awane-photo.com  投稿日 2019/10/13(日) 08:28:13  削除
副長さま

昭和初期には,割賦販売が一定の普及をしていたようですから,その可能性はありますね。


ただ,当時のカメラ雑誌には,割賦販売の案内はありません。
一方,1954年の雑誌では,割賦販売あるいは積み立て販売の案内を載せている販売店が散見されます。
昭和30年ころには,カメラ月販という会社がありましたから,それを利用して,小さな販売店でも割賦販売が利用できたものと思います。一方,戦前はどうだったのでしょう?割賦販売の専門店のようなところでしか利用できなかった可能性はあります。




返信 52 スポック  投稿日 2019/10/11(金) 12:55:22  削除
MATIA総帥閣下

私が写真を撮り始めた頃、
カメラ屋の店頭に陳列されている商品の値札に、
現金価格と割賦価格が並んで印刷されていたような記憶があります。
クレジットカードが今ほど普及していなかった時代でも、
高額商品の割賦販売は珍しくなかったのではないでしょうか?

ですから、
憧れのカメラを買うために何年も貯金する人もいたでしょうが、
思い切って分割払いで買ってしまった人もいたかも知れません。

> 「よし,レチナなら買えそうだ。これに向けて貯金しよう。」
> では,ちょっと間に合わないのではないかな,と思うのです。
「よし、レチナなら自分の給料でも月賦を払えそうだ!」と清水の舞台から飛び降りて、
発売されたばかりの最新型を分割払いで買ったという物語もあり得るのではないか?と思います。
返信 51 awane-photo.com  投稿日 2019/10/09(水) 20:26:14  削除
副長さま

ご指摘通り,ポイントは,そこだと思うのです。

>当時のカメラは極端に言えば「一生もの」として買っていたでしょうから、
>背伸びして手が届きそうならば何年も貯金してでも買ったのはないか?

そこで気になることは,
昭和10年のレチナは,前年に発売されたばかりの最新型であること。

「よし,レチナなら買えそうだ。これに向けて貯金しよう。」

では,ちょっと間に合わないのではないかな,と思うのです。
そこで,

「中古のライカを買うつもりでお金を貯めていたら,レチナが発売された!」

のような物語が含まれていたら,楽しいなと思っています。

もちろん,「レチナくらいならなんとか買えるくらいのお金持ち」という可能性もありますけど^^;

あと,わからないのはこのころ「レチナがほしい」と思えば,すぐに手に入ったのかな,つまり国内にじゅうぶんな在庫があったのかな,というあたり。

返信 50 スポック  投稿日 2019/10/08(火) 21:53:56  削除
MATIA総帥閣下

> レチナを買えた人というのは,どれくらいの収入があったんでしょうね。
もちろん安月給では無理だったでしょう。

また、たとえば、当時の200円が現在の物価に照らして100万円だったとしても、
収入に対する生活余剰金の比率が今より遥かに低いでしょうから、
単純に物価で比べる以上に「大きな買い物」だったと想像できます。

ただ、ですね。

当時のカメラは極端に言えば「一生もの」として買っていたでしょうから、
背伸びして手が届きそうならば何年も貯金してでも買ったのはないか?
と想像しています。

ちなみに、昭和10年から20〜30年後の話になるのですが、
私の父親は給料半年分を貯めてマミヤシックスオートマットを買ったと言っていました。
まぁ、給料を半年分も貯めることができる程度には高収入だったのかも知れませんが。
返信 49 awane-photo.com  投稿日 2019/10/08(火) 19:36:03  削除
副長さま

実際のところ,昭和10年に「普及品」をめざしたものとはいえ,最新の舶来カメラ
レチナを買えた人というのは,どれくらいの収入があったんでしょうね。
そういうところ,どうしても気になります^^;

返信 48 スポック  投稿日 2019/10/06(日) 11:38:44  削除
> 日本カメラショー「カメラ総合カタログ」1971年版(vol.41)あたりからは,
> L-28c2というモデルが掲載されるようになっている。見くらべたところ,
> 絞りの目盛がF1〜F45だったのがF1〜F90に書きかえられたことくらいしか,違いがわからなかった。
> 前年にくらべて大幅に価格が改定されている(本体7400円→本体11200円)ので,
> 値上げのための方便としてモデルチェンジをしたのではないか,と思いたくなるくらいである。
私も「値上げのため」に型番を変えたのではないか?と思います。

L-28c と L\28c2 の違いは他にもあります。

1. ストラップが L-28c2 に付属しているものは太く柔軟な網紐で、これは明らかに改善点です。
2. 皮ケースが L-28c に付属しているものは前後皮と側皮が糸で縫い合わせているもに対して、
  L-28c2 に付属しているものは一枚皮の深絞りで、これはむしろコストダウンでしょう。
  ただし、L-28c の縫い合わせはあまり質が良くないのか、解けているものが多いです。
  L-28c2 のそれはコストダウンではあるでしょうが、改良点とも思います。
  L-28c2 の皮ケースは L-398 にも継承されました。

ところで、L-28c の初期には違う形態の皮ケースがありまして、
L-28 と同じように、平面受光版と光角度版を外側に収納します。
非常に凝った造りであり、たぶん相当コスト高だったと思われるのですが、
御世辞にも使いやすいとは言い難く、すぐに内側収納の形に改良されました。
返信 47 スポック  投稿日 2019/10/01(火) 22:21:59  削除
> あらためて,描かれているカメラをよく見ると,正面の蓋が向かって左に開くようになっている。
> このようなスタイルは,いわゆるスプリングカメラに見られるものだ。少なくとも,ライカではない。
> ファインダーがボディの上に取り付けられていることも含めて考えると,
> このカメラはKodakのRetina I型あるいはそれを模倣したカメラであるように見える。
私は閣下ほど詳しく時代考証をしたわけではないのですが、
パッと見で「レチナかな?」と思いました。

ちびまる子ちゃんに登場する穂波真太郎(たまちゃんのお父さん)が使っているカメラは、
どう見てもライカM4ですね。
返信 46 スポック  投稿日 2019/09/29(日) 23:00:30  削除
誤:連続運転はきついと思われたので北陸のどこかでの就職後に、
正:連続運転はきついと思われたので北陸のどこかでの夕食後に、

↓訂正
返信 45 スポック  投稿日 2019/09/29(日) 22:58:57  削除
> トンネル内の事故に遭遇

もう何年も前のこと、
知人の車に乗せてもらって磐越西線からの帰り道です。
知人は車の運転が本当に上手いので基本的に任せているのですが、
連続運転はきついと思われたので北陸のどこかでの就職後に、
私がハンドルを握ることになりました。
私は少ないときに年に10Kmも走らないペーパードライバーです。
知人は助手席で的確なアドバイスをしてくれて、
そのお蔭で特に大きな問題も無く高速を走り続けていました。
そして鯖江SAで給油をするときにハンドルを知人に返しました。

特に危ない目にも遭わなかったのでホッとして、
しがらくは雑談をしながら走っていたのですが、
いつの間にか眠ってしまったようで気が付いたら大津SAでした。
そこでトイレと小休憩をしてさぁ大阪まではあと少しです。
時刻は真夜中で日付が変わる頃でした。
京都南インターを過ぎたあたりで前方にハザードランプが見えます。
すると左横に救急車が来てしばらく併走することになりました。
けたたましいサイレンが耳に痛いほどでした。
現場には先にパトカーが着いていて交通整理をしていました。
しばらくノロノロ運転をしながら事故現場に差し掛かりました。
単独事故のようで車は中央分離帯にぶつかって止まっていました。
運転者はハンドルに覆いかぶさっていてクラクションが鳴り続けていました。
意識は無いようで生きているのか死んでいるのかは判りませんでした。
「居眠り運転やろな」と運転しながら知人が言いました。
私は背筋が凍る想いがしました。
もし私が運転を続けていたらあの運転者が私だったのかも。

知人は鉄道と同じくらい車が好きで、
だからこそ快く運転してくれて私を撮影旅行に連れて行ってくれます。
今まで間一髪もらい事故ということはありましたが上手く切り抜けてくれました。
私のような下手くそとは違って、ちゃんと事前に危険を避けています。
乱暴に追い越されたときには、十分以上に車間を広く空けています。
「こんな奴は事故を呼ぶ確率が高い」と呟きながらも冷静に。
毎回何事も無く大阪まで送り届けてくれるのですが、
それが当たり前だなんて思ってはいけないと思います。
安全運転こそがその知人の私への友情なのでしょう。
本当にありがたい友人です。
返信 44 スポック  投稿日 2019/09/10(火) 12:58:33  削除
おおきな四角い蓄音機 おじいさんの時代
真空管で動いていた 音の良い蓄音機
孫に聴かせてやるために 買ってきた蓄音機
いまはもう動かない コロムビア蓄音機
返信 43 スポック  投稿日 2019/09/03(火) 22:04:39  削除
awane総帥閣下

> 「真空管アンプはやわらかい音がする」などという評価を見かけることもあるが,
> 私はこのラジオが心地よい音を出してくれるのは,「回路に真空管を使っているから」ではなく,
> 「スピーカーの空間が大きいから」だと信じている。
柔らかいかどうかは別にして、
エンクロージャー(スピーカーの箱)は大きい方が確実に「伸びやかな音」がします。
エンクロージャーが小さいと「窮屈な音」に聞こえるのは気のせいではありません。

勘違いしやすいのですが、高音域の歪が多かったり、高音域が持ち上げられていたりすると、
耳がキンキンと圧迫されて「硬い音」に感じたりするので、
逆に高音域が出ていないと、それだけで「柔らかい音」だと感じる人はたくさんいます。

人によって感じ方は違いますが、私は「柔らかい音」とは「聞き疲れしない音」だと思います。
それを実現するためには、周波数特性はフラットでダイナミックレンジが広いシステムで、
音量を小さめにするという、非常に贅沢な話になってしまいますけど。
返信 42 awane-photo  投稿日 2019/08/21(水) 19:40:03  削除
現行品のタンバールですが,たとえばヨドバシ.comでは,

「ライカ タンバールM f2.2/90mm ライカMマウント」
(販売開始2017/12/23)

¥842,400という価格がつけられていますね。

ただし,「お取り寄せ」扱い。
在庫のある店舗は「0」。

ポイント還元は42,120ポイント。



返信 41 スポック  投稿日 2019/08/19(月) 22:24:00  削除
れんずの神様

> やはり過剰補正らしいです。
補正不足と補正過剰の違いまでは頭が回りませんでした。やはりボケ。

> 補正不足では、後ボケがやわらかく、前ボケが少なく(ピントが合って見える)硬い。
> 過剰補正は後ボケが少なく硬いかわりに、前ボケが柔らかい。
前ボケと後ボケを同時に柔らかくするのは難しいので、
どちらにでも対応できるようにしたのが DC-Nikkor だと聞いたことがあります。

ただ、正直なところ、まだ良く判らないのでお教えいただきたいのですが、
これは「アウトフォーカスになったところのボケ味」の話だと思うのです。
軟焦点レンズの柔らかさと同列に考えて良いものかどうか?、
無知蒙昧で申し訳ありません。m(__)m


awane総帥閣下

> 現行のタンバールも,古来のタンバールも,
現行のタンバール?
復刻版が発売されていたのですか!
股苦尻間栓出舌。
返信 40 awane-photo  投稿日 2019/08/19(月) 12:28:15  削除
現行のタンバールも,古来のタンバールも,とても手が出せるような価格ではありませんね^^;
返信 39 れんずまにあ  投稿日 2019/08/18(日) 19:12:54  削除
ちょっと盆前後多忙でデンタルアイIIについて実家に戻って検証できない毎日,恐縮です。
さてタンバールですが、勿論私にも縁がない高嶺の花であります。
一度だけ、無残に一眼レフ用に切断改造されたものが、デジタルブーム始めに激安(それでも10万をちょっと切るくらい)で出たのが軌道再接近でしょうか。その後遠く離れてしまいました。

カメラレビューの「ソフトフォーカスの世界」に解説があったかと掘ると、記憶違いでさらっと紹介されているだけでした。どこかで収差補正様式を詳しく読んだような気がしたんですが。
あやふやな記憶を辿ると、一般的な他社製品が球面収差を補正不足にしているのに対し、過剰補正によるソフトと正反対の性質だったかと。

ネットで探すと、最近再販されたので結構ヒットします。やはり過剰補正らしいです。良かった。

過剰補正というと、Ai以前のニッコール50/1.4が有名ですね。
開放付近ではハローが多いが、解像力は結構あって、少し絞ると過剰分が消えてスーパーシャープになるというアレですね。
タンバールも絞るとシャープ(これはだいたいのソフトもそうですが、私のミノルタとかキヨハラとかは絞ってもキリキリにはならない)らしいです。

補正不足では、後ボケがやわらかく、前ボケが少なく(ピントが合って見える)硬い。
過剰補正は後ボケが少なく硬いかわりに、前ボケが柔らかい。

結果論か意図されたかはわかりませんが、過剰補正タイプは背景紙があるスタジオで、後ボケを全然気にならない環境で、手前に置かれた小物が柔らかく写るのです。

さて、過剰補正タイプは確か米国のベリートもそうかも。
ベリートの寸評で、ハリウッド女優と手持ちの花束が美しく写ることを目標に作られたとか。

そうすると、後に中心光線カットのドーナツボケが出ても、何にも問題無いというわけでしょう。

返信 38 スポック  投稿日 2019/08/18(日) 15:26:28  削除
博物館のことを語るなら博識でなければなりません。
知ったかぶりは鍍金が剥げて恥をかくのがオチです。

しかしこの「博識」という言葉も曲者で、
知識が非常に豊富であることをいう場合と、
知識がとにかく広いことをいう場合とがあります。
後者は個々について深く知らないことを暗示する場合にも使われ、
それはむしろ「薄識」と書いた方が適当かも知れません。

本を世に出すというのは大変なことで、
世間一般の本屋に並べられたら誰の目に触れるか判りません。
だからこそ物書きを生業にする者は本当に博識でなければならず、
言葉づかいには特に気を遣わなければなりません。
読者が素人なら「大宮写真用品店」と書いても間違いに気付きませんが、
読者が素人なればこそ間違ったままで受け取られてしまうのですから、
著者はよくよく気を付けなければなりません。

教科書というものは間違いが許されない類の本ですが、
教科書の中でもその軽重には違いがあります。
小学校一年生の「こくご」の教科書などは、
ひらがな一文字の誤字も絶対に許されません。
高学年や中学高校の教科書なら同音異語に要注意でしょうね。
意味を間違えて吸収されてしまいかねません。

「この博物館が見たい!」の著者は、
この本が閣下の目にとまったのは不幸だったのか幸せだったのか?

重箱の隅を楊枝でほじくるようなことを書けば、
「この博物館が見たい!」というタイトルにするなら、
面白い博物館も面白くない博物館も紹介した上で、
「この博物館が見たい!」にしなければなりません。
面白い博物館だけを紹介する本のタイトルとしては△だと思います。
返信 37 スポック  投稿日 2019/08/18(日) 14:29:07  削除
誤:焦点が外れてボケたがなだらかに混在するというもので、
正:焦点が外れてボケた画像がなだらかに混在するというもので、

↓訂正
返信 36 スポック  投稿日 2019/08/18(日) 13:45:01  削除
> リングボケフィルター

むかしむかし、かの高名なエルンストライツ社から
タンバール90mmF/2.2という軟焦点レンズが発売されました。
大分前から中古相場は天文学的な値段になっているので、
貧乏人の私などに手が届くはずもなく現物を拝んだこともありません。
ですので、あくまで伝え聞いた話です。

このタンバールも(狭義の)球面収差を利用するもので、
絞るとソフト効果は弱くなります。
オプションに中心部を黒くしたフィルターがあり、
これを装着して撮影するとソフト効果が強くなるそうです。
球面収差を利用したソフト効果とは、
レンズの中心部を通って来た光と周辺部を通って来た光との、
合焦位置を変えることによって合焦したシャープな画像と、
焦点が外れてボケたがなだらかに混在するというもので、
あえて誤解を恐れずに表現すると、
レンズの中心部と周辺部で焦点距離を変えたレンズです。

そのようなレンズでレンズの中心部(画像の中心部ではない)を
減光してやると相対的に周辺部を通って来た光が強くなり、
ボケが大きくなるという段取りになります。

それはいいんですが、そのボケはリング状になってしまうので、
きれいなボケというよりは、うるさいボケになるような・・・

えぇ、もちろん、買えない者の僻みですよ。
こんなことを言っても返される言葉は決まっています。

うるさい、ボケ!
返信 35 awane-photo  投稿日 2019/07/31(水) 08:38:54  削除
副長さま

> 以前にお会いしたときに閣下から言われた言葉が妙に耳に残っています。
>ニコンやキヤノンはカメラメーカーとしては確かに一流メーカーだけど、
>ニコンやキヤノンがフィルムを(自分とこで作って)売っていたら、
> 買って使う気がするか?

これをあらためて正確に書きますと,
 Nikon D1が発売されたころ(だったと思う)に,
 職場の後輩が,デジタルカメラのセミナーを受講したときに,
 講師の人が,こう問いかけてきた。
 「みなさんは,キヤノンやニコンがフィルムを発売したら,
 それをよろこんで使いますか?」
というものです。

で,それを聞いた私は,「なるほどー」と思った次第。 


>仮に出来たとしても画質(性質)の大半は後処理で決まります。
>閣下の使用感によりますれば、コダックのデジイチの色目は、
>かつてのエクタクロームを彷彿させるものだとか。

これは,結局,後処理の問題ですね。
DCS 460がようやく動くようになり,
とりあえずJPEG化するツールを見つけられたときに,
ほとんど初期設定のままだと,
Ektachrome Dyna EXをスキャンしたときと同じような色合いに見えた
というわけです。

結局は,後処理次第で,なんとでもかわります。
いまのところは,明度が低く,彩度が高いような色合いを出しやすいように感じています。



>フジのデジイチはどうなのでしょう?以前には、
> Kodak DCS460に対して,FUJIX DS-505AのJPEG出力は,ごくあっさりした自然なもの。

これは,JPEG出力ですから,DS-505Aが「出したい」色と考えられますね。


>最近の撮影日記には、S1 Pro に関して、
>やや派手でこってりしているが,全体として好印象である。

DS-505AとS1 Proが出力するJPEG画像には,差が感じられます。
S2 ProとS1 Proでも差が感じられますが,傾向は似ているように思います。

そして,KodakでもDCS Pro 14nは,DCS 460にくらべれば,すっきりした印象があります。


>だから、富士の色って、どんな色? ちょっと悩んでしまうのです。

そうですね,だから「(メーカー)の色」ではなく,あくまでも「(機種)の色」でしょうか。


>だから、S3 Pro のベルビアモードというものに、ちょっと興味があります。

そういうモードがあるわけですね。
RVPの色をどのように解釈しているか,おもしろそうです。
返信 34 スポック  投稿日 2019/07/29(月) 22:22:32  削除
awane総帥閣下

以前にお会いしたときに閣下から言われた言葉が妙に耳に残っています。
ニコンやキヤノンはカメラメーカーとしては確かに一流メーカーだけど、
ニコンやキヤノンがフィルムを(自分とこで作って)売っていたら、
買って使う気がするか?

デジカメは撮像素子のメーカーを選ぶことが出来ません。
仮に出来たとしても画質(性質)の大半は後処理で決まります。

閣下の使用感によりますれば、コダックのデジイチの色目は、
かつてのエクタクロームを彷彿させるものだとか。

フジのデジイチはどうなのでしょう?以前には、

> Kodak DCS460に対して,FUJIX DS-505AのJPEG出力は,ごくあっさりした自然なもの。

と書いておられますが、最近の撮影日記には、S1 Pro に関して、

> やや派手でこってりしているが,全体として好印象である。

とも書かれています。
いや、書かれていることが矛盾しているとか言いたいのではありません。
そもそも、富士のポジフィルムも銘柄によってクセがかなり違います。
だから、富士の色って、どんな色? ちょっと悩んでしまうのです。

フィルムでせっせと撮っていた頃、私は被写体および撮影意図によって、
べうビアとプロビアを意識的に使い分けていた時分がありました。
だから、S3 Pro のベルビアモードというものに、ちょっと興味があります。
返信 33 awane-photo  投稿日 2019/07/29(月) 08:33:31  削除
副長さま

S3 Proは「スーパーCCDハニカムSRII」というしくみにも興味がありますが,
だからといって,がんばって入手しよう,という気にもならない状況です ^^;

いまのところ,S2 ProやS1 Proが出力してくれるJPEG画像の色あいを
楽しく感じられていますので ^^;
返信 32 スポック  投稿日 2019/07/28(日) 19:43:43  削除
awane総帥閣下

> S3 Proは,わかりません(^_^;
S3 Pro は単三型ニッケル水素電池4本オンリーです。
他の電池は要りませんが、単三アルカリでは動かないようです。

とても魅力を感じて、いつかは入手したいと思っているのですが、
貧乏人の悲しさで、ついつい先延ばしになり、
だんだん、まともな個体が枯渇してきたような雰囲気です。
返信 31 スポック  投稿日 2019/07/28(日) 19:39:17  削除
誤:F5を母体にした Kodak DCS-620 を入手してすぐに手放したのも、
正:F5を母体にした Kodak DCS-660 を入手してすぐに手放したのも、

↓訂正
返信 30 awane-photo  投稿日 2019/07/28(日) 19:30:48  削除
副長さま

>S1 Pro は3種類7個という点が何とも言えないのですが、

S1 Proは,専用の「スペーサー」をCR123Aのかわりに装填すれば,
単3乾電池4本だけでの運用が可能になります。
ただし,フラッシュが使えず,バッテリーの「もち」はよくないようです。

S2 Proは,単3乾電池4本だけで動きますが,こちらもすぐに,バッテリーが切れます。
(ダイソーのNi-MHで試しました。)
(もしかしたら,S1 Pro用のスペーサーを使うとよいのだろうか?)


S3 Proは,わかりません(^_^;

返信 29 スポック  投稿日 2019/07/27(土) 21:27:35  削除
awase総帥閣下

FUJI FinePix S1, S2, S3 は専用充電池でないところが魅力ですね。
例の2台は電池が(自分では)どうにもならなくて放り出したのを
閣下に保護したいただいたのですから、
私にとって電池の問題は最優先課題なのです。
ただ、S1 Pro は3種類7個という点が何とも言えないのですが、
それでも、ちょっと買いに走れば事足りるというのは安心です。

私が初めて実用に買ったデジイチは MB-D100 付きの D100 で、
単三(ニッケル水素)が使えるからこその選択でした。

F5を母体にした Kodak DCS-620 を入手してすぐに手放したのも、
「単三が使えるはず」という期待を裏切られたからでした。

Nikon D一桁は専用バッテリーオンリーなので食指が動かず、
(もちろん欲しくても買えませんが)
最初のフルサイズである D3 よりは D700 の方に魅力を感じました。
返信 28 awane-photo  投稿日 2019/07/26(金) 21:18:42  削除
副長さま

とりあえず私の手元では,なぜかFUJI FinePix S1 Proが増殖をつづけておりまして…^^;
現在,動く状態のものが3台,動かないものが1台。

まず1台を入手,つづけてもう1台を入手。
つまらない改造を試みて,1台を壊してしまう orz
ニコイチ修理を狙って,もう1台を入手。しかしこれが,すこぶる快調。
さらにもう1台を入手したら,これはやや動作があやしいもの。ここから部品を融通し,動く3台と,動かない1台になったものです。

さすがに,そろそろ増殖は止めます。改造もあきらめます。

おひとつ,いかがですか?^^;
返信 27 スポック  投稿日 2019/07/25(木) 22:17:28  削除
れんずの神様

> それをさらにパノラママスクを取るだなんて、
れんずの神様が仰せのことは全く正論であり、
「真っ当な写真」を撮ろうとするのなら正視に耐えない画質なのかも知れません。

ただ、まぁ、必ずしも正道を行く人ばかりとは限りませんし、
ロモの周辺光量ガタ落ちの欠陥レンズをトンネル効果と強弁も出来るのです。
古くは「ベス単のフード外し」でソフト効果を得るのは有名な話で、
その当時なら世間の常識ではシャープな写りが良いとされていたはずです。
どんな意図を以って何を撮るのかにもよるのですが、
周辺ヘロヘロなことを承知の上で使うのなら、それもまた一興かと思います。
私個人としては、レンズ固定式でそんなカメラは使いたくありませんが。

ただ、こういう正道でない改造をうかつに広めてしまうと、
真に受けて変な期待をする人も現れて、結果的に期待外れだったりすると、
「とんだガセネタつままされた」と逆恨みを買ったりすることもあります。
確かに、あまり喜ばしいことばかりでは無いのかも知れません。
ただ、このR1の改造に関しては「周辺は流れる」と断っているのですし、
あとは自己責任でいいんじゃないか?と思ったりします。
返信 26 スポック  投稿日 2019/07/24(水) 21:38:07  削除
あ、元号令和1年 でも語呂が合いますね。
返信 25 スポック  投稿日 2019/07/24(水) 21:35:00  削除
R1が駄目ならGR-1はどうでしょう?

元年令和(1年) あるいは 元祖令和1年 とゆーことで。
返信 24 awane-photo  投稿日 2019/07/24(水) 19:47:11  削除
れんずの神様

RICOH R1の24mmモードライカ判改造について,
周辺の描写に無理があるという評価は耳にしていましたが,
いわゆるパノラマフォーマットのままでも,描写がいまひとつだったんですね…。

返信 23 れんずまにあ  投稿日 2019/07/23(火) 21:13:56  削除
95年頃,R1OEMのRollei Prego Micronちゅーのを旅行に借り出していって、使い勝手は最高だなと感心しました。
ただ上がったプリントをみて、ノーマル30mmはまあまあですが、やっぱりちょっと甘く、24mmパノラマは、パノラマとしても周辺画質が流れボケで、映画のような左右両端に重要被写体をもってくるとガッカリすること甚だしい。
それをさらにパノラママスクを取るだなんて、私には理解出来ません。
よく「イメージサークル」が大きいと一回り大きなフォーマットで使う話が出て来ますが、本当のイメージサークルは、光の輪全てではなく、ちゃんと画像が形成される限界の輪のことです。
返信 22 awane-photo  投稿日 2019/07/21(日) 20:43:05  削除
副長さま

RICOH R1は,未入手です。
パノラマ切り替え機能(マスク部分)を破壊(あるいは動かないように妨害)することで,
24mmでの撮影が可能にできる(周辺部の描写はよくない)そうで,
その改造をすることも含めて興味を持っていた時期もありました。

かなり前向きにさがしていた時期もありましたが,
結局,無理に入手をしなかったです。
個人的に,いわゆるストリートスナップのような撮影が苦手で,
そうなるとあのタイプのカメラをじゅうぶんに生かせないわけですね^^;

返信 21 スポック  投稿日 2019/07/21(日) 19:39:43  削除
awane総帥閣下

> 令和元年だから
リコーR1をお迎えしましょう。

ミュージアムには見当りませんが、
もしかして、既にお餅ですか?
返信 20 awane-photo  投稿日 2019/07/09(火) 12:12:33  削除
副長さま

写真の真は,真実の真ではなく,真影の真である。
という考えは,私も支持したいです。

さて,撮影後の合成による表現は「写真」と認めない,
という人は,
多重露光による表現も「写真」と認めないのかどうか,
ちょっと気になるところです。

多重露光は「写真」と認めるのであれば,単なる精神論,根性論を振りかざしているだけ,という感じがします。
返信 19 スポック  投稿日 2019/07/02(火) 22:34:49  削除
awane総帥閣下

> 「写真は,真実を写したもの」という解釈をする人もあるようだ。
裁判において写真は有力な証拠として認められることが多いので、
それが繰り返されると写実性が神聖視されるようになってしまいます。
そしてそれに手を加えることは写実性を損なう行為として嫌悪されます。

長年写真を撮り続けていると、それは違うなぁと考えることが多くなります。
そもそも真実って何よ?まぁそれを言い出すと哲学論争になるので置いといて。
どんな写真を撮りたい?「見たままに写すのがいい!」気持ちは判るのですがねぇ、
肉眼で見ている世界が静止画であるはずがないでしょう?
それだけでも「見たまま」に撮るなんて到底不可能な相談です。
じゃぁビデオならいいですか?それなら静止画写真の写実性はナシですね。
それにビデオカメラだって撮像素子は平面なんですよ。スチルもですが。
目の網膜はほぼ球面ですよね。まっすぐ立っている電柱はまっすぐ見えますか?
自分の真正面にある電柱は確かに真っ直ぐ見えます。上下に眼球は動きますが。
部屋の四隅は直線ですか?眼球には湾曲して写っているはずです。
自分が「まっすくだと思い込んでいるから」直線に見えるのです。(これは本当です。)

写真の写実性なんて半分以上は「思い込み」です。
そして写真を撮る者は自分の「思い込み」に近い写真を撮ろうと工夫する。
それが写真表現というものです。

「写真」って何語ですか?
中国語の「写真」を日本語に翻訳すると「肖像画」です。
日本語の「写真」を中国語に翻訳するつ「照片」になります。(たぶん紙焼き写真のこと)

日本にホトグラフィーが伝来したとき、画期的な西洋文明に驚いて、
では何を撮りますか?となると、やんごとなきお方を撮ってみましょうとなり、
高貴なお姿が印画紙に焼き付けられました。写真の「真」は「真影」を指しています。
いつのまに「真実を写すもの」にすり替わってしまったやら。
「光画」に直訳しておけば大いなる誤解は生まれなかったのかも知れません。
返信 18 awane-photo.com  投稿日 2018/11/12(月) 08:41:15  削除
副長さま

あのレンズの場合,USB端子をひんぱんに使うわけではないので,どこかに隠してほしかったという思いはあります。マウント側でも,よかったのではないか,と。

Leicaflexは,電池の蓋だけではなく,測光窓もありますね。
当時としては案外と,「露出計を内蔵していますよ!」とアピールできたのかも…いや,そういう発想は,10年とはいわなくても5年は遅れていたかも(^^;

好きか嫌いかと言われれば,特徴的でおもしろい,好きな外見です。
ですが,当時としても,最先端の洗練されたデザインではなかったような気がします。
返信 17 スポック  投稿日 2018/11/10(土) 23:33:24  削除
awane総帥閣下

> USB端子が設けられている。
> それもレンズ正面の,いちばん目立つところにぽっかりと口を開いているのである。
まぁ、実用上不都合がある訳ではありませんし、
内部でハーネスが絡まなければ、無難な場所なのかも知れません。

たしかに「見てくれはどうでも良い」という人は多いし、
実際、見栄えを気にするような価格帯の商品でもないんですが、
「投げやり」な感じがして、何だかなねぇ。

昔、ライツが最初の一眼レフとしてライカフレックスを発売しました。
初めて見たときの印象が忘れられません。「なんじゃこれ?」
レンズマウントの上、ペンタプリズム根本の正面、
普通ならメーカーの銘板が掲げられる一番目立つところにあるのが・・・電池蓋!

そして、チョーお得な人が訳した「ライカポケットブック」の解説によると、
「非常に洗練されたボディデザインで、」とな。

念のために申し添えますが、私、このデザイン、嫌いじゃないですよ。
とても「個性的で愛嬌のある顔つき」に見えます。
でも「洗練された」はないでしょう。洗練とは対極にあるように感じます。

1954年にライカM3が発売されて、日本で最初の紹介記事が写真工業に載りましたが、
「巻戻しのセットレバーをカメラの前面にむき出しとしているのは醜悪である。」
と酷評されています。

やっぱり、コネクタとか、蓋とか、三脚穴とかは、下半身に配してほしい。
返信 16 スポック  投稿日 2018/10/24(水) 21:31:43  削除
awane総帥閣下

> 問題は,PRONEAには「裏蓋」がないことですね。
あ、そうか、画面サイズだけじゃなくて、
フィルム装填の方法も全く違っていましたね。APS
返信 15 awane-photo.com  投稿日 2018/10/24(水) 00:08:18  削除
問題は,PRONEAには「裏蓋」がないことですね。
あのへん,どこをどう分解して,ディジタルバックをひっつけているんだろう…
単純に,そういうことが気になります。
返信 14 スポック  投稿日 2018/10/23(火) 23:32:13  削除
awane総帥閣下

いいことを思いつきました。

DCS460のデジタル部を外して、
プロネアのボディに付けましょう。
そもそもAPSボディなので、ファインダーに黒枠を書き込む必要もありません。
(受光板がAPSよりちょっと大きいけど)
問題はAPSフィルムを装填しなくてもシャッターが切れるかどうかですが、
そこは上手くカメラを騙しましょう。
返信 13 スポック  投稿日 2018/10/23(火) 22:40:36  削除
awane総帥閣下

> そこで,Kodak DCS 330なんですよ ヽ(´ー`)ノ
え〜っと・・・。
プロネア用レンズを活かすデジタル一眼レフという意味では文句無しなんですが、

> ともかくコンパクトなので,マウントアダプタを使うと魅力が激減すると思うのです。
> だから「使えるけど,だから?」ということになってしまいかねないのです。
文句無しなんですけど、だから?
返信 12 れんずまにあ  投稿日 2018/10/23(火) 22:01:27  削除
なるほど、スルーしてましたがPRONEAベースの高級機、64万円。これは行くしかありませんね...
返信 11 スポック  投稿日 2018/10/23(火) 21:59:40  削除
awane総帥閣下

>> 「ないものねだり」のようにも思えますが。
> だからこそ,なんとか裏技的な方法がないかな,…ということです^^;
そうですね。失礼しました。m(__)m
閣下は「残念」とは仰っしゃいましたが、恨みがましいことは表明されておりません。

れんずの神様

> PRONEA Sならなんぼでもジャンクが転がっているので、
> 何かハーフサイズカメラのジャンクと合体できないもんでしょうか。
ハーフサイズカメラにするなら、
改造母体はAPSカメラより35mmカメラの方が簡単です。
ミラーが当たるのはハーフミラー固定にするか、
ミラーアップでファインダー別付けで対処しましょう。

すると今度は「PRONEAのコンパクトボディを活かせないだろうか?」
という話になったりして・・・(^^;

> 目下一番お手軽なのは、ソニーEマウントでしょうね...
まだ確認情報は無いのですが、ニコンZが一番のような気が。
返信 10 awane-photo.com  投稿日 2018/10/23(火) 21:59:01  削除
そこで,Kodak DCS 330なんですよ ヽ(´ー`)ノ

…なのですが,みかけませんね。DCS 315ならば,たまにeBayで見かけますけど。
(not ship for Japanが多いですが)
返信 9 れんずまにあ  投稿日 2018/10/23(火) 20:00:16  削除
IXニッコールはフィルムカメラではなかなか優れた画質だと思います。
なりふり構わないプラスチック化で質感は二の次ですが、なにしろ小型軽量で魅力的です。
ただし昨今のデジタル用レンズに較べると、今ひとつ性能に不満がないではありません。
フィルムで使ってこそと思ったので、ペンFに付けてみたわけで。
しかし、ニコンF(G)-EOSアダプタ+EOS-PenFアダプタが必要なこと、フランジバックがニコンFなので結局コンパクトな30-60が倍以上にふくれあがること、最後に30-60/3.5-5.6というスペックは、ペンF用としてあまり魅力的に見えないこと(折角付けるならIX20-60を付けようと)で、お蔵入りしている現況です。

IXニッコールはやはりPRONEAで最大機能を発揮するはずです。
ここからは妄想、空論ですが、PRONEA Sならなんぼでもジャンクが転がっているので、何かハーフサイズカメラのジャンクと合体できないもんでしょうか。
フィルム縦送り、フィルム面をどうするかなど問題山積なので、空論と申し上げます。

ニコンAPS-Cサイズデジタル一眼レフでちゃんと動けば何の問題もないのですが、そうはいきません。
目下一番お手軽なのは、ソニーEマウントでしょうね...
返信 8 awane-photo.com  投稿日 2018/10/23(火) 12:50:52  削除
>その小ささを損なわずに普通の一眼レフに使いたいというのは、
> 「ないものねだり」のようにも思えますが。

だからこそ,なんとか裏技的な方法がないかな,…ということです^^;


返信 7 スポック  投稿日 2018/10/22(月) 21:28:34  削除
> IX-NIKKOR 30-60mm F4-5.6は,ともかくコンパクトなので,
イメージサークルが小さく、バックフォーカスも短いからこそコンパクトにできた訳ですから、
その小ささを損なわずに普通の一眼レフに使いたいというのは、
「ないものねだり」のようにも思えますが。
返信 6 awane-photo.com  投稿日 2018/10/22(月) 08:36:14  削除
じつは,IX-NIKKOR 30-60mm F4-5.6は,ともかくコンパクトなので,マウントアダプタを使うと魅力が激減すると思うのです。だから「使えるけど,だから?」ということになってしまいかねないのです。

電気回路を破壊してでも,無理やりに一眼レフカメラに直接とりつけたいところですが,そうすると絞りの制御等に支障がでるんでしょうかねえ?(*´Д`)

返信 5 スポック  投稿日 2018/10/21(日) 21:52:52  削除
> X-NIKKOR 30-60mm F4-5.6は,コンパクトでありながら良好な描写をするレンズである。
> それだけに,直接,現在のディジタル一眼レフカメラに装着して使えないことが,
> あまりに残念である。使えれば,
> とても魅力的なレンズとして,大きく見直されることになっていただろうと思う。
ニコンZボディにマウントアダプターFTZを挟んで快適に使えるかも?
もし、サードパーティからフォーカスモーター内臓のアダプタが発売されたら、
オートフォーカスも効くようになるかも知れません。
返信 4 awane-photo.com  投稿日 2018/10/11(木) 18:03:14  削除
ヒガンバナの開花のタイミングについては,まったく知りません。
ただ,日照時間が影響するならば,隣接する場所で同じくらいの日当たりであれば,一斉に咲くはずです。

しかし,そうは見えない。

あとは,「地温が〇℃を下回った日から〇日後」みたいな要素もありそうですが,まったくわかりませんね(^^;
返信 3 スポック  投稿日 2018/10/11(木) 12:58:35  削除
茜空 扇かたちの シルエット 銀杏撮るなり 夕日の岡に
返信 2 れんずまにあ  投稿日 2018/10/10(水) 01:11:30  削除
それについての記載はネットではさがすことができませんでした。
素人の疑問としては、鱗茎は土中にあるのですがその深さでは全く日照はとどかないのか?
日照そのものではなく日照に伴う温度変化はどうか、あるいは赤外線と言い換えても良いかも。
そして完全暗黒にしても時期が来たら開花するのか(これは完全に体内時計のようなもので時期を決めているか)
そのあたりです。答えになっていませんが。
返信 1 スポック  投稿日 2018/10/09(火) 22:48:23  削除
> いつもの川の土手にも,ちらほらと赤いものが見えるようになった。
> ヒガンバナの季節が,やってきたのである。
> 今年の夏は,例年以上の猛暑だった。それでも秋は,きちんとやってくるのだ。
猛暑でも冷夏でも彼岸花は必ず秋の彼岸に咲きますよね。
昔から不思議に思っていたのですが、ある人から、
昼の長さと夜の長さが同じくらいになったら咲くのだと教えられました。
試しに照明を使って昼の長さを長くしたら、彼岸花はちゃんと騙された。と。
ふーん、なるほどねぇ、と感心していたのですが、
ちょっと考えてみて、やっぱり納得できません。
だって、彼岸花は夏の間ずっと土の中にいて、地表には出ていないのですよ。
葉が出るのは花が咲いた後からで、花は土の中から突然生えて来るのです。

彼岸花がどうして正確に彼岸を知るのか?
どなたかご存知の方はおられませんでしょうか?

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