印画紙で撮る
新規投稿者 awane-photo.com  投稿日 2018/09/02(日) 21:59:14  返信も含め全削除
なんだかんだ言っても,4×5まではまだ,フィルムが入手可能。
しかし,それよりも大きくなると,選択肢が激減し,また価格もはねあがる。
それでもまだ,8×10であれば市販されているが,それ以外のフォーマットは…。

そこで,モノクロ印画紙でフィルムの代用にするのです。


返信 30 awane-photo.com  投稿日 2023/08/29(火) 00:46:50  削除
副長さま

>湿板時代のカメラはお餅ですか?私は見たことすらありません。

湿板の実際のプロセスを見たこともありませんので,そのあたりはよく知りません…
また,「これが湿板時代のカメラだ」という説明を見た記憶もなく,なにが湿板時代のカメラの特徴なのかが理解できていません。

これが,銀板(ダゲレオタイプ)時代のカメラであれば,半蔵門の「日本カメラ博物館」にその旨の説明とともに展示されているので,「ああ,こういうものなのね」と見たことはあるわけですが… ^^;
返信 29 スポック  投稿日 2023/08/27(日) 11:08:41  削除
私は「アートエマルジョン」というものの存在は知っていましたが、
残念ながら、実際に使ったことも、現物を見たこともありませんでした。

> あれをガラス板に塗ったら,乾板のように使えないかな?とか,
なるほど、それは素晴らしいアイデアですね。(でしたね。)

もし、ガラス板に塗って乾く前に露光させたら「湿板」になるのでしょうか?

と尋ねておきながら、私は湿板のことを全く知りません。
液体の感材を塗るときは、当然ながら暗所でなければならないのでしょうが、
これを手探りで目分量で塗って、乾く前に光に当てないようにしながら、
カメラの後部に装着して、乾かないうちに撮影を完了させるなど、
超絶に困難な作業だったように思えます。もし、仮にそこまで上手くできたとして、
やはり乾く前に現像液に漬けなければならないのでしょうから、一連の作業は、
もはや曲芸の域に達していて、写真師は曲芸師のように見られていたのでしょうか?

ところで、湿板で撮影するときと、乾板で撮影するときと、
フィルムバックが違うのは当然としても、カメラ本体は同じで使えたのでしょうか?

awane総帥閣下やれんずの神様は、
湿板時代のカメラはお餅ですか?私は見たことすらありません。
返信 28 乾板まにあ  投稿日 2023/08/20(日) 18:08:40  削除
ありましたねアートエマルジョン
その前に,ドイツのテテナルから同様のモノが出ていました.
Tシャツにプリントしたり、マグカップに焼き付けたり.
主人様と同様に,ガラスに塗ってとも考えてましたが,フジともども早々になくなってしまい.
テテナルは19年に倒産...
これこそ,フィルム消滅時代にもガラス乾板写真が続けられる資産だと思ってたのに...
返信 27 awane-photo.com  投稿日 2023/08/17(木) 23:04:46  削除
みなさま,ごぶさたぶりです♪

以前,富士フイルムから「アートエマルジョン」というものが発売されていましたね。
あれをガラス板に塗ったら,乾板のように使えないかな?とか,木材や和紙あるいは障子紙などに塗って使うのもおもしろそうだな…と考えていたことがありますが,ほどなく販売終了になったので,結局,実行しませんでした。

実際にやってみたら,どんなものになったんでしょうね。
返信 26 乾板まにあ  投稿日 2023/08/08(火) 00:26:45  削除
ふくちょうさま、コメントありがとうございます。
カメラ内に装填されたフィルムに過去の画像が写っていた、というのは元ネタがありまして。
80年ごろのカメラレビューの高嶋鎮雄様の記事だったか、戦前モデルのスプリングカメラを海外から購入したらフィルム入りで、現像したら「ボニーとクライド」みたいな古い車と禁酒法時代のようなファッションの人物男女が写っていた実話。
大変鮮明な画像で、本当に当時の潜像だったのか、コスプレのフェイクなのかわかりませんが、フィルム銘柄は当時のものだったようで、フェイクにしては手が込みすぎてますね。日本では潜像がそこまで綺麗に残るか疑問で、米国ですから気候もよかったのかもしれません。
他にも実例がいくらかあったはずです。

さて拙宅には戦前のステレオカメラに付属した乾板チェンジャーに数枚入ってまして、購入後10年以上温存しています。
現像の予行演習として今回の経験は貴重でした。
返信 25 スポック  投稿日 2023/08/06(日) 14:47:18  削除
れんずの神様

現像実験御苦労様でした。
頭で考えているだけではなく、実際にやってみることは大事です。

> 何か写っていたら嬉しいな、と現像してみました。
> まあ残念ながら残り3枚像は出ず、
それは残念でしたね。
撮影済みだったら面白かったのに。

昔読んだ「ソビエトカメラ党宣言」という本の中に、
こんな話がありました。

フェドの修理をシベリア抑留時に修理したことがあるという
タカハシ元上等兵に頼んでみたところ、外したカバーの裏側に、
タカハシ上等兵のサインと修理年が刻んであった。
後年、古いコムソモーレットを買い取ったところ、
撮影途中のフィルムが巻いたままになっていた。
それを現像してみたところ、若い女性が写っていた。
背景も写っていたので、何か判るかも知れないと、
タカハシ元上等兵に見せたところ、「これはユリアだ」と。

あくまで「読み物」としての本なので、
これが事実であるかどうかは検証できていませんが、
非常にロマンチックな話だなと感動したことがあります。
返信 24 乾板まにあ  投稿日 2023/08/06(日) 09:28:15  削除
印画紙ではありませんが...
先日大名刺カットフィルムホルダー複数枚を落札したら、乾板ホルダー4枚とチェンジャー1個が付いてきました。
チェンジャーは工夫すればカットフィルム1枚くらいは撮れそう?
で、乾板がまだ入っていました。
何か写っていたら嬉しいな、と現像してみました。
ガラス乾板を明室現像できる機材は持っていません。フィルムチェンジングテントで皿現像てのは考えましたが、こぼしたら大惨事。
2x3サイズは小さいので100均タッパーを3個並べて皿現像することにしました。オルソだったら赤光下で目視できますが、わからないので暗黒が必要です。
幸いトイレの窓を120裏紙で塞ぎ、ドア下を目張りしたら簡易暗室になります。
いつの製品かわからない(戦前じゃなさそう)ので、強力な現像液が望ましい。ちょうど手元にボトルに入りきらなかったT-MAX使用液500mlがあったので。
まず誤って開いてしまった1枚を明室で現像、3分で黒くなるのを確認。
念の為に次から4分現像してみました。
フィルム現像では私は停止液を使わず、水洗3回で代用してますが、トイレではそれは使えず、100均でクエン酸を買ってきて停止液にしました。
まあ残念ながら残り3枚増は出ず、未露光でカブリが出ている結果となりましたが、乾板現像はこわくなくなりました。

本来は大名刺フィルムで中判撮影するのが目的だったので、皿現像の練習になりました。
4x5はパターソンに入れて6枚現像できるイルフォードのMOD54 MK27てのを10年前に確保していて、明室で135x2本と同じ要領で現像できてますが、23カットフィルムはそういった機材がない(存在するけど入手難)ので、悩んでいました。

印画紙撮影も、皿と薬液が大規模になるだけですから、頑張ってみようと思います。
返信 23 awane-photo.com  投稿日 2018/09/20(木) 18:56:32  削除
>コレクトールは印画紙用なので、広く浅い容器に入れるため酸化されにくい処方になっているようです。
>印画紙直接露光では、また条件が違うでしょう。10倍くらいに希釈しないとツートーンに?

コレクトールEを希釈して,その都度,使い捨てる。
それが効率としては,よさそうな気がしてきました。
試してみる価値は,ありそうです♪


>夏の午後などは命懸けですね...

夜でも,連続して30分以上は無理です。
サウナに入る覚悟が必要です(w


>先日は2畳ほどの室内で、気温も落ち着いてきた夜なのに汗だくになりました。

エアコンをつけようかとも思うのですが,広さが2畳ほどですので,特売の4〜5畳用でも明らかに過剰。暗室として使う前提でも,窓をつくってもらうべきだったなあと後悔。窓ごとき,暗幕みたいなものでふさげばよく,窓があれば換気扇でも窓用クーラーの小さいやつでも,DIYで設置できたでしょうから…

返信 22 れんずまにあ  投稿日 2018/09/18(火) 21:57:06  削除
>大ざっぱな記憶では,こんな感じ。

大変参考になります。
コレクトールは印画紙用なので、広く浅い容器に入れるため酸化されにくい処方になっているようです。

勿論、シートフィルムには印画紙用の使用液よりも倍から3倍に希釈するので、持ちは悪くなるでしょう。
それでも進行が速く、アクロスでは3分前後で切り上げる必要がありました。

印画紙直接露光では、また条件が違うでしょう。
10倍くらいに希釈しないとツートーンに?
実験してみよう。
実験にバイテン使うのは勿体ないので、大名刺くらいに切ってホルダーに入れてマミヤプレス..と考えたけど、いや一様な被写体を露光したバイテン印画紙を短冊に切れば良いんだ、と思い直し。

DK-50というシートフィルム現像用処方があり、一度試してみたいです。

>引き伸ばし機常置の暗室をつくっているわけですが,エアコンも換気扇もないので,夏場の稼働率は悪いです(^^;

夏の午後などは命懸けですね...それでも常時設置は羨ましいです。
先日は2畳ほどの室内で、気温も落ち着いてきた夜なのに汗だくになりました。冷や汗も含めて。
返信 21 awane-photo.com  投稿日 2018/09/18(火) 19:49:46  削除
>アクロスはコレクトールEを印画紙に使う二倍に希釈して3.5分程度。

そういえば,印画紙で撮影した原版の現像に,
コレクトールEの希釈は,試していなかったような気がします。

 コレクトールE:進行速すぎで真っ黒になる
 D-23:調合が面倒
 SPD希釈:やっぱり少し速い
 ミクロファイン希釈:このへんが無難か

大ざっぱな記憶では,こんな感じ。


>でも、使う部屋なので引き伸ばし機常時設置はできない。

引き伸ばし機常置の暗室をつくっているわけですが,エアコンも換気扇もないので,夏場の稼働率は悪いです(^^;

返信 20 れんずまにあ  投稿日 2018/09/16(日) 09:51:13  削除
大判シート現像は母校の写真部暗室を借りていたのだけど、しばらく行かないうちに暗証番号が変わっていて閉め出し状態に。
なかなか行く時間もとれないので、自前の密閉できる部屋を暗室にする工作をしたものの、昼間は何処かしら漏れて無理。
昨日夜中に初現像しました。成功成功。アクロスはコレクトールEを印画紙に使う二倍に希釈して3.5分程度。
せわしなく裏返す操作が必要なので、10分とかだったら死ぬと思ったけど、これくらいなら何枚かやっても疲れない。もう少し希釈して時間延長しても良いかな。

印画紙はまだためしてない。ミクロファインはもう作って用意してる。

これで大判稼働率があがりそうです。

でも、使う部屋なので引き伸ばし機常時設置はできない。
ポータブルなのを持ち込みはできるかもしれない。
ゴミで捨てられてたダーストの35mm専用初級機があるので、そろそろ整備に取りかかるか。
返信 19 awane-photo.com  投稿日 2018/09/12(水) 08:36:34  削除
初心に帰れ,東郷堂へ帰れ。ということですね(^-^)
返信 18 れんずまにあ  投稿日 2018/09/10(月) 23:38:00  削除
>ぜんぶ,印画紙だけで済ませましょうよ

確か、トーゴーカメラってそういうシステムだったような、気がします。
返信 17 awane-photo.com  投稿日 2018/09/10(月) 12:55:50  削除
>歳をとって、撮影に出掛けるのが難しくなったら、
>撮りだめたネガをじっくりと焼くつもりでいたので、

実家に,4×5対応の引き伸ばし機が眠っており,いずれこれを活用したいと妄想していたのですが,印画紙がそれまで残っているかどうか(^_^;


>ごーーーく回り道してる気もする。もうネガフィルム使おうよ、って(笑

ぜんぶ,印画紙だけで済ませましょうよ(ってのは,間違っている


返信 16 れんずまにあ  投稿日 2018/09/09(日) 11:37:50  削除
昔インクジェットで透明の用紙に出力して、それをネガにして印画紙に密着焼き付けする用紙を新宿ヨドバシでみたような。
今もあるのかな。
紫外線で焼き付けして、プラチナプリントにする?なんかうろ覚えですけども。
大判撮影ー現像ースキャンーフォトショップーインクジェットー密着。なんかすごーーーく回り道してる気もする。もうネガフィルム使おうよ、って(笑
返信 15 スポック  投稿日 2018/09/07(金) 22:34:51  削除
あくまで個人的な感傷ですが、
フジが印画紙の発売を止めてしまったのはショックが大きいです。
その業界の近くにいる人から、
「印画紙は写真以外の用途にも大量に使われているから、
 いくらカメラがデジタルになっても、まず大丈夫」
と聞かされていたので安心していました。

歳をとって、撮影に出掛けるのが難しくなったら、
撮りだめたネガをじっくりと焼くつもりでいたので、
鉄に出掛けたときは必ずF5とF6の2台体制で、
カラーポジとモノクロを詰めて撮影していました。

ポラロイドが生産を止めたとき、
生産設備を工場ごと買い取って、
趣味人のために再生産をした人がいました。

印画紙も自分が生きているうちは、
どこかで作って欲しいですね。他力本願ですが。
返信 14 awane-photo.com  投稿日 2018/09/07(金) 08:38:25  削除
で,スキャンして調整してプリントするなら,
家庭用プリンタやフロンティアでの出力もいいけれど,
印刷・製本が,とても低コストでよろしい,と思った次第(^_^;
返信 13 スポック  投稿日 2018/09/06(木) 23:25:57  削除
> 結局,スキャンしてトーンカーブをいじるのが手っ取り早いというか,なんというか。
たぶん、現実的にはそうだろうな・・・と思ってはいたのですが・・・(^^;
返信 12 awane-photo.com  投稿日 2018/09/06(木) 19:11:48  削除
つまり,RCを途中で現像を停止させている,ということで,私はそうとうにイレギュラーなことをやっているわけです(^^;

なお,密着焼きプリントでそれなりに見られるものをつくった例は,わずかです。

結局,スキャンしてトーンカーブをいじるのが手っ取り早いというか,なんというか。
返信 11 れんずまにあ  投稿日 2018/09/05(水) 23:43:13  削除
私が暗室作業を多くやったのは大学時代で、最近数年は年に1-2回やればよいくらいです。
そのような未熟者が申し上げるのもなんですが、
まず豊富な諧調の前に、まず画面の中にピュアホワイトとディープブラックがどこかにあることが、印象的なメリハリあるプリントだと思っています。
中間調だけで構成されたプリントは、よほどの意図がない限り訴求力が弱いのではないでしょうか。
勿論例外はあるでしょうが。

そのためには適切な引き伸ばし時の露光が必要かと思いますので、副長様が仰る90秒で引き上げるのに合わせた露光というのは一つの見解です。

ただしこれはバライタかRCかで大きく変わってきます。
RCは標準露光したら現像時間は変えない、というか最大濃度が十分に出るまで現像すべきで、中途で引き上げるのはよくありません。

バライタはある程度調整がきくので、押す、つまり現像時間を延ばすことで濃度が上がり、焼き込みでも不十分な濃度を、指でこする(局所的に液を還流し、温度を上げることで現像を進める)ことで補うことができるくらいです。
とはいえ、標準露光と適正な現像時間はバライタでも守られるべきでしょう。

バライタはシートで完成するにはフェロ板に貼り付けて温熱乾燥するべきで、またはパネルにタッカーで打ち付けて引っ張りながら乾燥しないと縒れてしまいます。
水洗時間も長く、私は苦手ですが諧調は豊かなのは実感します。

わたしがやる最近の横着焼き付け法は以下の通りです。
多諧調でまず0から2号相当で諧調を出します。最大黒濃度はこのときは考えず、ピュアホワイトが被らない程度の露光をします。
その後、5号で短時間露光し、ブラックを引き締めます。おしまい。
返信 10 スポック  投稿日 2018/09/05(水) 22:36:24  削除
私が最初に暗室作業全般を学ばせてもらった人は、
現像液に漬けて、像の出具合を見ながら、ここぞというところで引き揚げろ。
と教えてくれました。
印画紙を現像液に漬けるときは、裏向けに丸く反らして、
水面に落としたら、即座に竹ピンセットで押しながら揺らして、
少し経ったら裏返して、やはり竹ピンセットで端をつまんで、よく振るようにと。
局所的に出したいときは、引き揚げて息を吐きかけると少し黒くなることも、
奥の手としては使えると教えてくれました。

高校生のときに仲が良かった奴は理論派で、
基本的に90秒で引き揚げるべきと教えてくれました。
それで白過ぎるようなら露光時間を伸ばし、
黒過ぎるようなら露光時間を切り詰めるべきたと主張しました。

どちらの方が正しかったのか?それは何とも言えないのですが、
同じ写真を何枚も焼いたとき、後者の方が焼き具合は安定していました。
諧調の出方に違いがあるとは気が付きませんでした。私の目は節穴ですね。
返信 9 れんずまにあ  投稿日 2018/09/05(水) 22:28:52  削除
なるほど。
私はコレクトールしか考えていなかったので、コレクトール通常希釈(1:1)で追い込みました。
最初にフジブロ2号(詳細忘却)で白黒になってしまったので、ゼロ号が使える多諧調印画紙に切替。
イルフォードフィルターで0:黄色でも、ガチガチ。
頭を抱え、そだ多諧調で硬調を担当するマゼンタを完全カットするんだ、とPo1を使用し、露出倍数を無視してEI3-6で露光すると、それでも硬いけど諧調を得ることが出来ました。
密着ではなく、スキャン反転インクジェットプリントなので、MATIA様よりも修行がたりません。

現像液をミクロファイン1:1にすることで、さらに軟調にできるかもしれませんね。

印画紙撮影は、ポジ同様ラチチュードが非常に狭く一発勝負なので、ブラケティングは欠かせません。
印画紙は安いので、8x10でもあまり懐が痛まないのはよいけれど、長時間露光するので無闇に多数枚撮影してると疲れてしまいます。てか天気が変わる(笑

低感度は悪い事ばかりではなく、絞ればキャップ露光でいけるんで、バレルレンズが利用できますよね。
アポニッコールなど如何でしょう。
返信 8 awane-photo.com  投稿日 2018/09/04(火) 18:01:36  削除
台風も落ち着かれたようで。

現在は,「ミクロファインを1:1に希釈して,20℃台前半の気持ち高めの温度」だと,無難な結果が得られるように感じています。使っている印画紙はフジブロWP FM2で,ISO 1.5とみなして撮影。いちおう安定したように思うのですが,この印画紙は近いうちに販売がなくなるはず。他社からはRCの2号は発売されていないようなので,将来は多階調印画紙を使うことになるでしょうが,そのときも同じやりかたが通用するとよいのですが。

コレクトールでの現像は,ご指摘通り無理だと思いました。
まず,露光が不足すると,ほんとうに白とうっすら黒が出るだけ。
露光が少しでも過多だと,真っ黒くろすけに。
適正露光を得ることが難しいと感じました。

進行を遅らせるため,少しでも硬調でなくするために,D23をつくってみたこともありますが,お手軽さとのバランスで,いまのところは「ミクロファイン1:1」に落ち着いています。

ただ,「押しがきかなくなる」まで現像を進行させるわけではなく,適当なところで目視で判断して現像を止めますので,現像液への漬け方が雑だと,ムラが目立つのが欠点かと。

返信 7 れんずまにあ  投稿日 2018/09/04(火) 16:19:48  削除
台風ようやくピークを過ぎて高潮も戻ってきました.

さて印画紙直接露光したものを、コレクトールやパピトールで現像すると鬼のようにハイコントラスト下手すりゃ白と黒しかないのですが、何か秘訣がありますか?

希釈現像
ミクロファインなどフィルム現像液
副露光
などテクがあると思うのですが。
返信 6 awane-photo.com  投稿日 2018/09/03(月) 17:56:30  削除
副長様

>そこで、印画紙の感光面同士を重ね合わせて、
(略)
>で、その結果を拝見したいのですが。

金曜日か土曜日に大阪で仕事,という機会があれば,時間がとりやすいんですよね。
最近,日曜日の朝から夕方まで仕事という場面はちょこちょこあるのですが,なかなか時間がとりにくくて。


>ところで、ボックステンゴールというカメラがありますよね。
(略)

Kodakは,これでもかこれでもかと,さまざまな規格(サイズ)のロールフィルムを発売していました。密着焼きが前提であれば,写真のサイズを変えるには,フィルムのサイズを変えるしかなかったのでしょう。

そのなかで,パトローネ入り135と,120が継続しているのは,どういう要素が作用した奇跡なのでしょうか。

返信 5 スポック  投稿日 2018/09/02(日) 22:40:18  削除
ところで、ボックステンゴールというカメラがありますよね。
非常にチープなカメラで、実際、安価に売られていたそうです。
シャッターは単速で、絞りもせいぜい3段階くらいしかない。
レンズは一枚玉のごくごく簡易的なもの。

それでもフィルムサイズは6x9なんですよね。
そんなチーブなカメラで、6x9のクォリティが出せるのかって?
もちろん、まともな6x9カメラのクォリティなど、望むべくもありません。

ボックステンゴールが6x9なのは、高画質のためではなく、
密着焼きで写真を楽しむための6x9なんですよね。
そのカメラが売られていた当時は、
引き伸ばしよりは密着焼きの方が安かったし、
写真屋に頼まなくても、引き伸し機を持っていなくても、
密着焼きなら家庭で出来た人は多かったのでしょう。

マミヤシックスの広告を見たことがあるのですが、
「引き伸ばしを必要とせず密着焼きで楽しめるので経済的です。」
と謳っていました。

私は長年35mm(最初はハーフ)に慣れ親しんできたので、
フィルムで撮影したら、引き伸ばすのが当然だと思い込んできました。
ですから、中判や大判は「高画質のため」にあるのだと思っていました。
しかし、引き伸ばしをパスしてしまうという選択肢もあったのですね。

awane総帥閣下は「フィルムの入手が難しくなったから窮余の一策」で、
印画紙による撮影を始められたのですが、
それに留まらず、新しいジャンルとして確立されることを願いたいです。
返信 4 スポック  投稿日 2018/09/02(日) 22:14:00  削除
印画紙は(ネガフィルムも)光が当たったところが黒くなりますから、
印画紙をカメラに装填して撮影すると当然「陰画」になります。
また、印画紙の感光面を被写体に向けて撮影して、
その感光面から鑑賞すると当然「鏡像」になります。

そこで、印画紙の感光面同士を重ね合わせて、
撮影済み(もちろん現像済み)印画紙の方から光を当てると、
「陽画」「正像」が得られます。
ここまでは、閣下の撮影日記にも書かれている通りです。

で、その結果を拝見したいのですが。
(最初から最後まで完全アナログですので)
返信 3 awane-photo.com  投稿日 2018/09/02(日) 22:05:00  削除
私が最近,印画紙で撮影しているフォーマットは,「四つ切1/2」という6インチ×10インチのもの。
このサイズはちょうど,B5判にぴったり。少し余白が出る程度。

そこで,家庭用プリンタでもなく写真店のフロンティアなどでもなく,オンデマンド印刷でプリントすることを企みました。

その結果は,これ。
http://www.awane-photo.com/original_books/
返信 2 awane-photo.com  投稿日 2018/09/02(日) 22:02:46  削除
モノクロ印画紙をフィルムの代用にして撮影すると,当然ながら,モノクロのネガ像が得られます。
これを鑑賞するためには,プリントする必要がありますが,フィルムでなく印画紙なので,引き伸ばし機にかけられません。
でも,原版がそれなりに大きいので,密着焼きで,鑑賞できるサイズのプリントが得られます。

また,撮った写真を見せることを考えれば,それなりのサイズのプリントをつくりたい。
スキャンしてWebで公開するだけならば,わざわざ大きなフォーマットで撮った意味が見えない。

それならば,スキャンしたデータをプリントすればよいことになります。

そうした場合,プリントサイズは自由に設定できますが,ここは密着焼きと同様に,原版と同じサイズにプリントしたい。

返信 1 awane-photo.com  投稿日 2018/09/02(日) 22:02:45  削除
モノクロ印画紙をフィルムの代用にして撮影すると,当然ながら,モノクロのネガ像が得られます。
これを鑑賞するためには,プリントする必要がありますが,フィルムでなく印画紙なので,引き伸ばし機にかけられません。
でも,原版がそれなりに大きいので,密着焼きで,鑑賞できるサイズのプリントが得られます。

また,撮った写真を見せることを考えれば,それなりのサイズのプリントをつくりたい。
スキャンしてWebで公開するだけならば,わざわざ大きなフォーマットで撮った意味が見えない。

それならば,スキャンしたデータをプリントすればよいことになります。

そうした場合,プリントサイズは自由に設定できますが,ここは密着焼きと同様に,原版と同じサイズにプリントしたい。

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