名レンズ タムロン52B
新規投稿者 awane-photo.com(転載スポック)  投稿日 2018/06/10(日) 19:19:04  返信も含め全削除
あくまでも個人的な印象で語るが,かつてタムロンやシグマなどの「交換レンズメーカー」のレンズは,ニコンやキヤノンなどの純正レンズにくらべて,低く見られる傾向があった。もし,性能がまったく同じであるならば,タムロンやシグマという「カメラに詳しい人しか知らない」ブランドの製品よりも,ニコンやキヤノンという「多くの人が知っている」ブランドの製品を選ぶのは当然のことだろう。一般の消費者に交換レンズメーカーブランドを選んでもらうためにはおもに,純正レンズにくらべて大幅に安価な製品を発売したり,純正レンズにはラインアップされていないような製品を発売することになる。
そのような状況のなかで,タムロンが発売したTAMRON SP 90mm F2.5は,いたずらに低価格や数値上のスペックを追求したようなものではなく,独自の高性能を追求したレンズとして知られるようになる。
このレンズは雑誌等での評価も高く,ずっと以前に実際に愛用している人からしばらく借りて使ったこともあるが,ピントがあったところのシャープさにくわえて,ピントがあっていない場所がとろけるようにボケて写る点が,とても魅力的に思えたものである。そのころの私はニッコールレンズをそろえることを優先していたので,まずは,Ai Micro-NIKKOR 200mm F4を買い,つづいてAF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sを買った。TAMRON SP 90mm F2.5が見せてくれる「とろけるようなボケ」は得られないが,なにより写りがシャープであり,いわゆる望遠マクロレンズなのでそれなりにボケてくれる。私自身にとっては,十分な性能であった。

返信 62 れんずまにあ  投稿日 2018/07/25(水) 07:32:28  削除
ふくちょうさま、実際に目で見て触ることは大切ですね。
新デザインになってから触ったことはありませんが、ぬめっとした外観は好き嫌いが分かれるかも知れません。
今となっては数少ない、マニュアルフォーカスの質感を大切にしたレンズなのですね。
滑らかさとは別次元の問題で、下向きにしたときに勝手にリングが回ってしまうか、が興味あります。そんなことはないでしょうけど、マニュアルのマイクロニッコール105はストッパーボルトを持っていて念には念を入れた造りが流石だと思っています。

AFVR105は、設計した方から発売直後に直接「無収差を目指した.現時点で最高の無収差」と伺いました。
いつか買おうと思っているのですが....
それとは別に、105/1.4ほしいですねー。
返信 61 スポック  投稿日 2018/07/24(火) 23:27:05  削除
れんずの神様

> 等倍を考えねば最高の100ですが、大きく重すぎて常用するのは躊躇されます。
昨日、梅田を徘徊したおりにヨドバシカメラへ寄りました。
特に何か目的のものがあった訳ではないので、ふらふら徘徊していると、
なんと、ミルバスが触れる状態で置いてあるではありませんか。
'2/100M'があったので、持ってみましたが、たしかに大きくて重かったです。
でも、AF-SVRマイクロニッコール105mmF/2.8Gと同じくらいか少し小さい。
ミルバスはF/2で1/2倍まで、ニッコールはF/2.8で等倍AFVR付き。
ただ、ピントリングが本当に滑らかで、何とも気持ちが良かったです。
なお、サイド上側に'Milvus"と書いてありますが、裏側に'Macro Planar'と書いてありました。
となりに'1.4/85'が置いてありましたが、無茶苦茶にでかい!
フィルター径は77mmでニッコールと同じなのに、ふたまわりくらい大きく感じました。
返信 60 れんずまにあ  投稿日 2018/07/17(火) 23:05:57  削除
oosawanko様,スポック副長様,
しばらく拝見しないうちに高度な議論がなされていて,理解するのに暫く,いやまだ理解はしておりませんが楽しませて頂きました.
随分かみくだいてご説明かと思いますが,こちら素人は無知の知を痛感し,決してその後知ったかぶりをしないようにしようと思った次第です.

さて,二眼の立体好きなので,書き割りというのも実感できます.ただ現在の銀塩フィルム静止画像で立体表現するのに最も簡便なので,書き割り上等!という姿勢でプレートカメラ時代の機種まで動員し,ステレオ写真を撮り続けています.

> 人物を美しく映し出す決め手の一つに、奥行き描写(小鼻の丸みが写る)がありますが、

解明されるまでは是々非々で個々のレンズを選んでいくしかないのでしょうね.その革新的レンズが出来たとして,果たして商売になるのかも未知数ですが...

> 取りっきりコニカの写りの良さ

結構衝撃的なお話ですが,使い切りカメラというのは超ハイテクと聞き及びます.究極の単能機なんでしょうね.

球面ズミルックス35は,絞ると結構良い話もよく伺います.近しい人にユーザーが居らず私は未経験です.非球面は1面のを一時所有し,金策で手放したのですがこんなに高騰するなんてと悔やむばかり.開放で夜の街をスナップしていたら,画面端の自動販売機の缶ジュース文字が全く光に喰われずに全部読めたのに瞠目しました.コシナの非球面35は1.7も1.2(1.2のほうがずっと良いですが)も,そこまで優秀ではありません.非球面ズミルックスは人を撮るレンズではないのかもしれません.適材適所ですね.

私は奥行きとか立体感というのが全く理解できない目でして,その辺ほとんど考慮して居ません.ただテストで24インチ四隅まで開放からばしばしに合っているのを見て,すげー!と思った感想を述べているにすぎませんので,どうかご追求なさらぬようm(_ _)m

> 普通に使うのなら、60/2.8(等倍まで伸びる方)がお勧めです。
78年頃にあるプロがお使いなのを目撃しずっと憧れていて,単なる憧れで初期S-表記のを求めました.上質な写りで信頼しています.

高校生の頃バイトの取材でお邪魔した方のマイクロニッコール105/4をお借りし比較試写したら段違いでニコンのほうが鋭かった経験をしました.今テストするとそこまでの差がわからない.微妙な条件の下では違うのか,奥が深いです.拡大率にもよるのでしょう.
返信 59 osakawanko  投稿日 2018/07/17(火) 21:56:37  削除
スポック様
すみません。レス54の目的は、「デジで伸ばしたらピンは良くないけど、4つ切り以下のアナログ引き延ばしでは小鼻の丸みとか肌や布の質感描写の優れた、美しい映像を結ぶレンズ、52Bのほかにないでしょうか」のつもりだったのですが、余計なことを書きすぎてしまってすみません。
シグマの28ー70の、ある世代が良いとかも聞きますが、シグマは全然使ってないので・・・
いつの時代のものやら、正式な型番も判りません。
デジの高解像ブームが去った後、こういったピンあま質感描写レンズに回帰すると予想しているのですが、安く手に入るうちに買えればなあと、情報を探してます。
nikkorの35/2.8も最初期の玉はそんな感じの描写ですけど、高騰してきて、買いにくくなってますし。

返信 58 osakawanko  投稿日 2018/07/17(火) 21:40:02  削除
スポック様
ちょっと専門的になりすぎますので、結論だけ申し上げますと、目の角度(輻輳角)は、奥行き認知(正式にはこう表現します)に関係していません。光学の専門家には視覚心理学に精通した者が少なく、多くの誤解が広がっています。最新のfujiの3dデジカメも輻輳角を可変して「奥行きを調整する」機構をつけているつもりになっていますが、現実は、見やすさを調整しているだけで奥行き認知には全く無意味です。
左右の目の情報は、脳が網膜信号を処理する最初の段階で、左右比較(スキャニング)が入り、この段階でおおまかな奥行き認知の手がかりが与えられ、その後の複雑な処理へと回されます。目がピントを合わせたり、ものに注目したりする前の段階です。RDS(ランダムドットステレオグラム)が、この仮説の傍証として注目されたのは20世紀末のことで、つい最近の出来事です。
輻輳角が測距儀と同じ原理で距離情報を脳に与えているという仮説は、まだ証明されていません。もちろん、輻輳角の関わる高度な視覚経験が、おおよその距離判断に関わっている事は分かっていますが、これが網膜信号処理レベルに関与する話なのか、いわゆる職人の勘といった言語レベルの高次元の認知活動に関与するものか、区別する研究手段が確立されていません。
それと、いわゆる「記憶の大きさ」は、パラメータのとりかたが研究者によってまちまちで、統一した見解が確立されていません。脳の信号処理レベルの部分と、後天的な経験則による部分と、完全に分離して研究する手段が、ここでも確立されていないのです。

阪急梅田の「田」の中が十でなく×になっているのも、知っていれば気付くけれど、知らなければ気付きません。わたしたちは映像を見ている錯覚をしているだけで、頭の中には認知処理された「意味表象」の広がりがあるだけといったところでしょうか。

「脳のどこかに画像を記憶するところがあって、目からの入力画像をいったんそこへ記憶させておいてから、脳の別のところが、その記憶画像を眺めている」という説明は、研究者の間ではタブーです。そもそも「画像」という概念そのものが、脳の認知の結果に過ぎません。だから「脳が画像を認識」との言葉は、「認知機能が認知機能の結果を認知」と同じ意味になって、「じゃあ、その全体を眺めている脳の認知機構は、どうやって画像を認知しているんだい?」と、問題を先送りにしただけで、研究仮説として意味をなさないのです。
返信 57 スポック  投稿日 2018/07/16(月) 21:59:45  削除
まだ続きです。

1985年のつくば博のときに、
富士通場ビリオンで上映された「ユニバース」という映画がありました。
白黒(左右の目に赤と青のセロハン)画像ではあるものの、
おそらく世界初の完全立体映画として、非常に人気がありました。
残念ながら、私はつくば博覧には行っておらず、そのときは見なかったのですが、
幸運にも後年になって、映画製作スタッフ(総監督)の話を伺う機会があり、
そのときに、私はユニバースの立体画像を見る機会に恵まれたのですが、
書割のような疑似立体ではなく、本当に物体が立体的に見えて感動しました。
コンピュータグラフィック画像ですから、どのようにでも描けたのでようが、
ごく近くの物から、ずっと遠くの物まで、ボケの要素はなく、鮮明に描かれていました。

それでも、映画のスクリーンは平面です。(私は液晶モニターでしたが。)
どうして立体に見えるのか?実はそこが一番難しかったのだそうですが、
キモは「左右の目線の角度」なのだそうです。
遠くの物を眺めるときには、左右の目線はほぼ平行になります。
近くの物を注視するときには、内に寄ります。
立体写真撮影ツールでも高級なものは、この角度を可変できて、
どの距離の物を立体的に見せたいのか?で距離を選ぶようになっています。
しかし、それでも、遠くの物と近くの物を両立させることは不可能です。
その点、コンピュータグラフィックだと「何でもあり」なので両立可能です。
実際に、ユニバースの映画を見ている人の、遠くの物を見るときと、
近くの物を見るときでは、左右の目線の角度は変わっていると測定されています。

判りにくい説明で申し訳ありません。m(__),
返信 56 スポック  投稿日 2018/07/16(月) 21:56:33  削除
続きです。

網膜は眼球の内側に貼りついていますが、眼球というくらいですから、ほぼ球形です。
ですから、直線状の物を見ても、正中線以外は必ず湾曲して網膜に映っています。
それが真っ直ぐに見ているのは、眼球が真っ直ぐ見たとき(正中線になる)の画像を、
記憶しているからで、それでけではなく「真っ直ぐ」という観念が、
記憶画像自体を真っ直ぐになるように記憶しているからに他なりません。

人間の目が書割と立体物をどうやって見分けているかと言えば、
対象物を見るときに、目を動かして見るわけですが、
眼球の動きとともに、同じ物でも網膜の当たる場所が動いていくので、
(歪みが無いのは中央だけなので)見え方が少しずつ変化していきます。
書割と立体物とでは、この「見え方の変化」に違いがあるからです。
疑似立体写真が書割のように見えるのは、
そのとき見ている物(プリントとかスライドとか)が平面だからです。

まだ続きます。
返信 55 スポック  投稿日 2018/07/16(月) 21:52:42  削除
osakawanko様

横レスで失礼します。

> 人間の目は焦点深度がすごく深くて、近距離から遠距離まで全部ピントがあったように思いますが、
> 実はそれほどでもなく、脳みそがピンぼけ像から高深度の画像を合成しているらしいのです。
これは、その通りです。
人間の目は、画像を鮮明に認識できる範囲が非常に狭く、
広い範囲を見るときには、視線をあちらこちらへ動かして、
鮮明に見えた画像を継ぎはぎしているらしいということは、結構古くから知られていました。

コンピュータが画像を扱うようになったせいか、最近は、
「脳のどこかに画像を記憶するところがあって、
 目からの入力画像をいったんそこへ記憶させておいてから、
 脳の別のところが、その記憶画像を眺めている」
という仮説が唱えられるようになりました。
この仮説は確固たる証明はなされていませんが、たぶん間違いではないでしょう。

> 二眼の立体写真が書き割りに見えるのも、そのあたりが関係していると分かってきました。
これは初めて知りました。本当ですか?

人間が目で見たものから物体を認識するのに、静止画から説明を始めると無理があります。
エジソンが映画を発明してから、人は静止画を少しずつ変化させる動画をイメージしますが、
当然ながら、世の中の物体はパラパラ漫画のようには動きません。
そして、自然界において静止画なんてものは存在しません。あくまで動かない動画です。

人間の目は一箇所を注視しているときでも、眼球は小刻みに動いています。
これを外部から無理矢理に止めてしまうと、次第に物が見えなくなります。
何故かと言うと、視神経に限らず、人間の感覚器官は絶対量より変化量の方に敏感だからです。
誤解を恐れず判りやすい例を挙げると、机の上に小さな傷があるときに、
そこを指でなぞるとはっきり判っても、その傷の上で指を静止させると次第に判らなくなるのと同じです。

本人はじっと同じところをを注視しているつもりでも、
眼球はその見たいところの周辺をなぞるように動いているのです。
あたからも、視覚障碍者が点字をなぞるように。

続きます。
返信 54 osakawanko  投稿日 2018/07/15(日) 23:53:24  削除
れんずまにあ様

人間の目は焦点深度がすごく深くて、近距離から遠距離まで全部ピントがあったように思いますが、実はそれほどでもなく、脳みそがピンぼけ像から高深度の画像を合成しているらしいのです。二眼の立体写真が書き割りに見えるのも、そのあたりが関係していると分かってきました。

人物を美しく映し出す決め手の一つに、奥行き描写(小鼻の丸みが写る)がありますが、これも、何らかのピンの甘さを脳が深度補正するときに生まれる錯視のようです。残念ながら、どんな収差が残っていれば良いかは、解明されていません。

取りっきりコニカの写りの良さに、禁断のTMX暗室換装で使っていたとき、天下のズミルックス(球面と二面非球面の2種)とともに、距離1.8m、F8で同一条件ポートレイトをやりまして、大キャビネの半切(Lサイズ相当)で、ブラインドテストしましたところ、被験者全員、取りっきりコニカで撮った写真を最高だと判断されて驚きました。
ところが、同じネガから大四つに伸ばしたものを提示したら、球面ズミルックスが高評価で、次点が非球面ズミルックス、取りっきりコニカは落第点となりました。

Nikkor85/1.8は、コリメータのスコープ像では鋭い切れですが、大四つでは甘さが目立ちます。ところがキャビネでは、ポートレイトで最高の立体感を出します。P85/1.2は逆にスコープ像は甘くキャビネではピンがどこにあるか分からないレンズですが、大四つではよい奥行き描写をします。ただ、全紙では甘さが目立ちます。Nikkor50/2などはF5.6より絞ると、全紙で結構な奥行き描写をしますが、小サイズプリントでは良くありません。

適切なピントの甘さは、引き伸ばし率も関係していて、一筋縄では行きません。また、日本の多くのレンズはどう転んでも奥行き描写が苦手です。奥行き描写だけ見れば、コシナツアイスは、100/2も、50/2も、ヤシカツアイスの100/2.8や60/2.8(大4つ)に負けています。普通に使うのなら、60/2.8(等倍まで伸びる方)がお勧めです。

タムロンの90/2.5や180/2.5も、星屋が騒いだのは点像が崩れないからですが、ピントは鋭くありません。微妙なピンの甘さが、小〜中引き伸ばし率でのポートレイトで高評価につながっているのだと思います。
返信 53 スポック  投稿日 2018/07/15(日) 21:24:47  削除
れんずの神様

> Milvus100/2は経験ありませんが、
> 意匠変更前のMakro-Planar100/2は恐らく光学的に同一と思われますので試写結果を。
おぉ!お試しになられたことがありましたか。

> 今まではOMズイコー100/2が最高だと思っていましたが、
> 無限でも近接でもその上を行くようです。
OMズイコー100mmF/2といえば、伝説の銘玉として名高いのですが、
私は個人的に90mmF/2に非常に興味がありました。
とはいえ、私にはニコン使いなので、興味だけで終わってしまいましたが。
100mmF/2クラスのマクロレンズの開放での被写界深度の浅さを一度は試したいのですが、
そうすると、ミルバス100mmF/2は非常に魅力的に感じるのです。

近接撮影ではありませんが、以前にれんずの神様が、
Aiニッコール105mmF/1.8Sを「紙のように薄い合焦面」と表現されていて、
それがずっと心の奥底に残っておりました。
長焦点で明るいマクロレンズなら、合焦するのは本当にピンポイントなんでしょうね。

> ただ購入される意志がおありなら、
> 画質面で後悔することはないと思います。
ありがとうございます。
高価なレンズなので、もし買えるとしても、ずっとずっと先の話です。
その頃まで売っているかどうか、何とも言えませんけど。
返信 51 れんずまにあ  投稿日 2018/07/12(木) 21:07:57  削除
ふくちょうさま、毎回何の根拠もない感想文を読ませて恐縮しております。

好ましく見えるというのは大変重要なことで、写真の最終目的はそこであると思います。
勿論、分解能が最終目的ということもあり得るのですが、それは仕事写真であって、お見せする写真とは言い難いものがあります。

私が延々テストを繰り返しているのも、手持ちの機材の性質を知り、巧く使おうと愚考した末のことで、本来優劣が目的ではありません。この点以前からふくちょうさまにはよくご理解いただいており、誠に有り難く存じます。

さてOtus85/1.4、仰る通り1.4です。誤記ご指摘ありがとうございます。

Milvus100/2は経験ありませんが、意匠変更前のMakro-Planar100/2は恐らく光学的に同一と思われますので試写結果を。だいぶ昔で、今再試験したら変わるかもしれないけど、
私が試した100mmf2クラスの中では最高の性能です。f2.8クラスまで含めても、これ以上は知らないくらいです。
今まではOMズイコー100/2が最高だと思っていましたが、無限でも近接でもその上を行くようです。
キヤノンFD100/2、EF100/2、Aiニッコール105/1.8、AiAF105/2DC、ミノルタα100/2、OM100/2、ヤシコンマクロ100/2.8、ライカR100/2.8、ほぼ網羅して比較しました。何れも超Aクラスで比較するのは無意味と思える優秀さですが、頭一つマクロプラナーが抜けています。
残念ながらヤシコンの100/2は借用できませんでした。(AiAFDCはちょっと納得行かないのでもう一度試したいです)

倍率は1/2までで、等倍にするアクセサリーはなく、多分推奨されないので1/2で比較し、ヤシコンマクロプラナー100、Rアポマクロ100、Ai105/2.8Sとほぼ横並びだと思いました。

等倍を考えねば最高の100ですが、大きく重すぎて常用するのは躊躇されます。僅かな光学的劣位があっても、状況に寄ってはズイコーやマイクロニッコールで十分以上と思いました。
ただ購入される意志がおありなら、画質面で後悔することはないと思います。(逆光に弱いという評価もあるようですが、これはご自分でお試しを)
返信 50 スポック  投稿日 2018/07/10(火) 22:54:39  削除
れんずの神様

私どもにはもったいないようなお話をありがとうございます。

> 無限遠を基準に設計されたレンズは繰り出すと球面収差が増えるので、
> 近接ではまた違った顔が見えるはずです。
仰せの通り、撮影距離が変われば、たいていのレンズは収差バランスが変わります。
マクロレンズ以外は、無限遠を前提に設計しているものが多いのですが、
近接撮影のときに収差バランスが良くなるレンズも存在するのは確かです。
いや、実際に性能として良くなってるのかどうかは判らないのですが、
「好ましく見える」ことがあるのは、実際に経験しています。

先日、AIマイクロニッコール105mmF/2.8Sで評価が少し分かれましたが、
撮影条件(撮影対象も)が違えば、印象が変わるのは当然の話です。
ただ、それでも好印象の「確率が高い」レンズというのは確かにあって、
おそらく、そういうレンズが「良いレンズと言われる」のだと解釈しています。

> 触ることすらできませんが、最近のOtus85/1.2辺りはまた凄いのでしょうね。
85mm F/1.4ですよね?(揚げ足取りみたいですみません。)m(__)m
自分が入手することは、たぶん一生無いと思いますが、
実際に使ってみた感想とかでも是非聞きたいものですね。
私個人としては、ミルバス2/100M (100mm F/2)にも非常に興味があります。
返信 49 れんずまにあ  投稿日 2018/07/10(火) 01:23:25  削除
ふくちょうさま、コメント賜り恐縮です。
今日気になって昔のデータを閲覧、デジカメでのテストではローライプラナー3ピンは無限遠でそれなりに周辺画質が低下しており、フィルムよりもデジのほうがシビアかなと思った次第。
ほぼ同じ場所をAiニッコール85/1.4Sで撮影すると、ハロはあるものの解像力は周辺までほとんど崩れず、f2に絞るだけでハロが晴れて像がキリッと立ち上がり、まあ設計が新しいこと、前玉径が大きく余裕がありそうなことなどからプラナーよりシャープな写真が撮れそうな印象でした。

ヤシコンの中でも、友人に85mmf1.2を借りたことがあります。これは開放から素晴らしくシャープで、設計の進歩と目指す方向性の違いを何となく感じました。
触ることすらできませんが、最近のOtus85/1.2辺りはまた凄いのでしょうね。

もっと古い、例えばビオター75mmf1.5や、ライツのズマレックス85/1.5などは明らかにプラナー85/1.4より周辺が乱れハロが多く、プラナーも進歩の過程の1産物と言えるのかも知れません。

書き忘れていましたが、無限遠を基準に設計されたレンズは繰り出すと球面収差が増えるので、近接ではまた違った顔が見えるはずです。
どの距離で撮られた写真を元にするかで、全く異なる評価が生じる可能性は高いでしょう。
85だからポートレートで評価されることが多かったでしょうから、私の評価は的外れであるかもしれません。
返信 48 スポック  投稿日 2018/07/09(月) 23:38:22  削除
れんずの神様

いつも貴重な情報をありがとうございます。

> ヤシコン時代、プラナー85/1.4はかなり個体差があると噂されていました。
> 真偽は存じませんし、否定されているプロも居ることも併記します。
私の同様の話を聞いたことが複数回あります。
ヤシコンレンズは"Made in Japan"と"Made in Garmany"がありましたが、
「日本とドイツとでは使用できるガラス材が違うから設計の微妙に変えている」
なんて、まことしやかに解説していただいたこともありました。

プラナー85mmF/1.4は典型的な「伝説のレンズ」で、
かなり怪しげな絶賛記事も多々あるかと思えば、ボロクソに貶す人もいて、
なかなか実像を掴みにくいのですが、何となく優等生的なレンズではないらしい、
と私は推測しています。きっと「はまれば」歴史的名レンズなのでしょう。

それにしても凄いと思うのは、タムロン90mmF/2.5で、
このレンズを悪く言うのを一度も聞いたことがありません。
さらに先鋭度の高いレンズが存在しても評価が下がることがない、ところ凄いと思います。
返信 47 れんずまにあ  投稿日 2018/07/09(月) 00:16:07  削除
ふくちょうさま。
私ヤシコンでプラナー85/1.4を使った事が無く、核心の回答ではありませんが、ローライSL35用の85/1.4と、友人のコンタレックス用の経験があり、二つとも取り敢えずヤシコンとは同一設計と認識していますので、搦め手からの評価をお許しください。

ヤシコン時代、プラナー85/1.4はかなり個体差があると噂されていました。真偽は存じませんし、否定されているプロも居ることも併記します。
さて、ローライ用ですが、1960-70年代と考えられる個体2本と、80年代末期の個体の1本を同一ボディ、1本のフィルムで較べ、開放描写がかなり異なっていることを認識しました。前者1本はハロが多めで解像力も若干甘いが絞ると急激に像がクリアになる。前者2本目は、ハロは似ているが少し周辺像が甘い。後者は解放からコントラストが高く周辺画質も悪くない代わりに絞っても前者1ほど良くならない。
コンタレックス用はローライ前期に描写としてはうり二つだが、少し黄色目。

ボケ味の比較は一切しておりません。実写では同一被写体で較べるわけではなく、ローライ後期の記憶では開放後ボケはそんなに破綻していた認識はありません。

上記は大昔ですのでポジフィルムの結果です。

最近Aiニッコール85/1.4S、キヤノンNewFD85/1.2L、ミノルタα85/1.4とローライ後期を一堂にα7Rで試す機会があり、プラナーの開放ハロはこの中では2番目に少ないことがわかりました。時代を考えるとかなり開放コントラストを重視した設計だったのだなと思いました。開放周辺部も割に良いほうですが、多機種も似たような良さです。
ニッコール1.4は、開放ハロは一番多い代わりに絞った時の尖鋭度が最高。キヤノンLは非球面使っている割にハロが多く、絞り込みでの向上はニッコールほど劇的ではありません。ミノルタは開放ハロが少なく最も高コントラストです。
返信 46 スポック  投稿日 2018/07/08(日) 23:09:17  削除
osakawanko様

面白くてためになるお話をありがとうございます。

> 50/1.8の特許を見ると、
> 「それまで6種のガラスで作っていた50/2を、
>  重ランタンフリントとランタンクラウンの2種のガラスだけで作るために空気レンズを導入した」
> などと書かれています。ニコンはまじめに協定を守った。
50mmF/2は絞りを挟んできれいな対照型ですよね。
極めてオーソドックスな光学設計だと思っていたのですが、
「6種のガラス」ですか!全部別種ガラスとは、凝りに凝った設計だったのですね。

> 78年頃の新設計レンズは、協定のあおりで、
> 重ランタンフリントをどこのメーカーも大量消費せざるを得なかったはずで、
> 名玉が生まれる土壌があったのだと勝手に想像しています。
ニコンの場合は少しタイムラグがあるようです。

ニコンは1977年3月にAi化しており、対応に忙しかったのか、
その時分に新しく光学設計をしたであろうレンズは意外と少ないんですよ。

1976年
new Nikkor 13mm F/5.6 (世界最広角)
new Nikkor 50mm F/1.4S (小型化)
new Nikkor 135mm F/2.8S (小型化)
new NIkkor 135mm F/2 (大口径望遠)
new Nikkor 200mm F/4 (小型化)
new Zoom Nikkor ED 180-600mm F/8 (超望遠ズーム)
new Zoom Nikkor ED 360-1200mm F/11 (超望遠ズーム)

1977年
Ai Nocto Nikkor 58mm F/1.2 (非球面)
Ai Zoom Nikkor ED 50-300mm F/4.5 (小型化)
Ai Nikkor 85mm F/2
Ai Zoom Nikkor 35-70mm F/3.5

1978年
Ai Nikkor 50mm F/1.8
Ai Nikkor 50mm F/1.2
Ai Nikkor ED 300mm F/2.8(IF)
Ai Nikkor ED 600mm F/5.6(IF)

1979年
Ai Nikkor 15mm F/3.5
Ai Nikkor 20mm F/3.5
Ai Micro Nikkor 200mm F/4(IF)
Ai Nikkor ED 400mm F/5.6(IF)
Ai Nikkor ED 800mm F/8(IF)
Ai Nikkor ED 1200mm F/11(IF)
シリーズE 28mm F/2.8
シリーズE 50mm F/1.8

シリーズEはローコスト設計なので、
高価なガラスは出来る限り使わないようにしていたそうです。
1980年以降は、狂ったように新設計のレンズを発売しています。
私は電子計算機の高性能化と低価格化のために設計が楽になったのだと思っていたのですが、
「重ランタンフリント」という事情があったのですね。全く知りませんでした。
返信 45 スポック  投稿日 2018/07/08(日) 16:39:05  削除
むかし、私がヤシコンユーザーを羨んでいた頃、
プラナー85mmF/1.4の良さを見せつけられてぐの音も出ませんでした。
鉄っちゃんをしていた私の標準レンズは85mmだったのですが、
Aiニッコール85mmF/2ははっきりボケ玉で、ひとつ古いnewニッコール85mmF/1.8は、
いくぶんマシだったのですが、それでも少し絞らないと満足できないレンズでした。
当時ニコンから85mmF/1.4Sが発売されて、よくプラナーと比較されていたのですが、
たいていは「解像度ではニッコールに軍配が上がるが、ボケ味は足元に及ばない」
という評価でした。私はどちらのレンズも持っていなかったので、
他人の評価でしか知りようがなかったのですが、そんなものかと思っていました。

ところが、ずっと後年になって、神話を覆すような話を聞きました。
プラナー85mmF/1.4のボケ味なんて、とんでもないレベルだよ、と。
詳しく話を聞くと、開放時のボケには、ものすごく強い癖があって、
御世辞にもきれいなボケとは言いかねる、ということでした。
F/2.8くらいに絞れば、変な癖は消えて割と素直なボケになって使えるレベル。
ピントが合ったところの画質も、開放で良いのは極く中央部だけで、
周辺にはピントを合わせようがない。と酷評でした。

しかし、同じ人に「じゃぁ、今までの神話は何だったんだろう?」と尋ねると、
「たとえば、花一輪、これを日の丸構図で撮るとどうなるかな?」と例を出し、
「ピントが欲しい中心部はばっちり決まり周辺部のボケの汚さは、
 花の美しさを引き立てるんだよ。これは他のレンズでは絶対に無理」と、
褒めているのか貶しているのか判らないような評価を聞かせてくれました。

たしか、れんずの神様はお餅だったと思うのですが、
実際に使われた感想などお聞かせいただければ、ありがたいです。
タムロン90mmF/2.5のボケのきれいさは、閣下の撮影日記で伺い知れました。
返信 44 スポック  投稿日 2018/07/08(日) 16:12:10  削除
osakawanko様

> これまで標準系で最高の評価を得ているのは、初代50/1.8です。恐ろしいくらい鋭い。
実は私自身の使用感でベストなのが、薄型になる前の50mmF/1.8でした。
ひとことで言えば「いつでも安心して使えるレンズ」でした。

> それで、星屋以外はみんな中古の50/2に回帰しちゃった。
> 協定を守った後、50/1.8sを出したが、これは別物。
50mmF/2に定評があるのは知っていました。
ただ、50mmF/1.8がたまたま良かったので「これでいいか」と思ってしまいました。

ところが、ニッコール千夜一夜に載っていた記事では50mmF/2が優れていると書きながら、
やはり新設計の50mmF/1.8は良くなっていて、50mmF/1.8Sはさらに良くなったように書かれています。
設計者やそれに近い人が書かれた記事なので信憑性は高いのですが、
ユーザーの使用感はまた少し違うのだなと思いました。
返信 43 スポック  投稿日 2018/07/08(日) 16:00:00  削除
osakawanko様

詳しくご説明いただきまして、ありがとうございます。

> フィルム側の計算は、全て、後方主点で行います。
> 物点側は、全て、前方主点で行います。
頭がこんがらがっていた理由のひとつが判りました。

今まで、前方主点と後方主点を逆に憶えていたのです。
素直に考えれば、後方に結像する主点は後方主点であり、
前方に結像する主点は前方主点だと考えるべきなのですが、
かつて私が呼んだ解説書に、
結像面から見て前方(被写体側)にあるのが前方主点、
結像面から見て後方(ボディ側)にあるのが後方主点、
と書かれていて、釈然としないまま、丸呑みしてしまいました。
今一度、調べ直してみると、反対に憶えていたことが判りました。
しかし、残念ながら、その解説書が探しても見つからないので、
解説書が間違っていたのか、私が読み間違いをしたのか、
私の記憶違いであったのか、確かめることが出来ませんでした。

> 前方主点から後方主点までの距離が、レンズの光学的厚みに相当します。
> なお、レンズの光学的厚みは、レンズ構成によります。ペッツバールはプラスですが、
> 不思議なことにガウスは若干のマイナスです。(これがガウスの特徴)
もし「前方主点と後方主点の距離」と書かれていれば絶対値なのでマイナスはあり得ません。
「前方主点から後方主点までの距離」というのは微妙な表現で、
フィルムから前方主点までの距離 − フィルムから後方方主点までの距離 なら、
前方主点の方が前側(被写体側)にあればプラス、
後方主点の方が前側(被写体側)にあればマイナス、になります。

このあたりの説明は解説者によって言葉の使い方がまちまちで混乱してしまいます。
たとえば、望遠比という言葉があるのですが、これは、
レンズ最前面の頂点からフィルム面までの距離を焦点距離で割ったもの。
従来は80%くらいが普通であったが、新種ガラスを用いたものでは60%くらいまで圧縮することができる。
と解説書に書いてありました。ところが、EDガラスを解説したところには、
EDガラスは非常に低分散なので、これを用いると、超色消しや望遠比を上げたりすることが可能になる。
書かれていたりするのです。

ですから、読解力の乏しい私が理解しようとするのは大変です。
判り切ったようなことをくどくど問い直したりされると鬱陶しいでしょうけど、
何卒お許しください。
返信 42 osakawanko  投稿日 2018/07/06(金) 21:11:32  削除
スポック様
いつもすみません。
フィルム側の計算は、全て、後方主点で行います。
物点側は、全て、前方主点で行います。
前方主点から後方主点までの距離が、レンズの光学的厚みに相当します。
ですから、実焦点距離は、フィルム〜後方主点の距離です。
撮影距離は、物点〜前主点〜後主点〜フィルムの距離です。
撮影倍率は、(後主点〜フィルム)÷(物点〜前主点)です。
なお、レンズの光学的厚みは、レンズ構成によります。ペッツバールはプラスですが、不思議なことにガウスは若干のマイナスです。(これがガウスの特徴)

星屋の評価と、人屋の評価は全く割れてしまいます。ノクトニッコールは、星屋は不可。フレアを含んだ点像がある広がりを持っていて、鋭く写らないんです。85/1.8も不可。85/2は良。だけど、人屋は、ノクトもまあまあ良いし、85/1.8は高評価ですよね。ツアイス系は、全て不可。周辺が必ず同軸方向に流れます。ライツ系も全て不可。中心星像が丸く写ります。いずれも人像で高評価なはずですが。
  これまで標準系で最高の評価を得ているのは、初代50/1.8です。恐ろしいくらい鋭い。
若干のフレアはあるのかもしれませんが、周辺光量対策で2.8まで必ず絞りますから、芯が鋭いレンズの方が星屋は喜ぶんです。これには訳があって、ツアイスプラナーが良いのは当時1.8を越える屈折率の重ランタンフリントを使っていたからで、これが70年代の日本になかった。そこでカメラ全社で協定を結び、大量消費を約束して、ガラスメーカーに作らせた。50/1.8の特許を見ると、「それまで6種のガラスで作っていた50/2を、重ランタンフリントとランタンクラウンの2種のガラスだけで作るために空気レンズを導入した」などと書かれています。ニコンはまじめに協定を守った。
おかげで、超高解像度レンズが出来たものの、無理な設計がたたって、ボケ味が最悪で、逆光ではすこぶる汚い像を結ぶ。それで、星屋以外はみんな中古の50/2に回帰しちゃった。協定を守った後、50/1.8sを出したが、これは別物。F4でも周辺が流れる。それでますます50/2の評価が高くなった。
余談が過ぎましたが、78年頃の新設計レンズは、協定のあおりで、重ランタンフリントをどこのメーカーも大量消費せざるを得なかったはずで、名玉が生まれる土壌があったのだと勝手に想像しています。

返信 41 スポック  投稿日 2018/07/05(木) 22:58:08  削除
タムロンSP180mmLD[IF](63B)ってありましたよね。
カメラ屋のウィンドウに麗々しく鎮座していたのを思い出します。
誰に聞いても「別格」と言っていましたから、さぞや良かったのだろうと思います。

ただ、ニコンにはED180mmF/2.8があり、
これが私にとっての神レンズだったので、
タムロン180mmを買うことはありませんでした。

135mmF/2.8とか200mmF/4とかでも、
ピントはきちんと出ていて、特に不満を感じたことは無かったのに、
それでも、ツァイスが羨ましくてヤシコンに乗り換えを真剣に考えた時期がありました。
だけど、ED180mmF/2.8を買って迷いが吹っ切れました。

それにしても残念なのは、85mmF/2はボケ玉だと判っていたのに、
タムロンSP90mmF/2.5を主力にしなっかったことです。
理由はあれこれあったのですが、たぶん喰わず嫌いだったのだと思います。
返信 40 スポック  投稿日 2018/07/05(木) 22:30:37  削除
osakawanko様

> 主点の位置を固定しても、すなわち実焦点距離を固定しても、
> 無限遠焦点距離を可変させる事ができれば、
> レンズの明るさや画角を一切変えずに、ピントを合わすことが出来るのです。
それは全くごもっとな話で、異論を挟む余地はありません。
ただ、主点の位置が全く動かないようにに焦点距離を可変させるのは非常に困難で、
何か特別な事情が無い限りは、焦点距離の可変とともに主点の位置も変わります。
それでも、全群を繰り出すことを思えば、主点の移動量はずっと小さいです。
まぁ、これは本題とは関係が無いので、だからどうということもありませんが。

osakawanko様の明快な解説のお蔭様で、
少しは焦点合わせと撮影倍率が理解できつつあるのですが、
頭がこんがらがっているのは、前方主点と後方主点の関係です。
複雑な構成の撮影用レンズでも、
収差の補正された一枚の凸レンズに置き換えて考えることができ、
仮想凸レンズの位置こそが、そのレンズの主点なのですが、
たいていの撮影用レンズは前方主点と後方主点が違う位置にあります。

osakawanko様のご説明の「実焦点距離」とは、
前方主点からフィルム面までの距離を指していると思うのですが、
そこから被写体までの距離もやはり前方主点を基準に考えて良いのでしょうか?
返信 39 れんずまにあ  投稿日 2018/07/04(水) 23:57:17  削除
osakawanko様,星屋さんたちの話は初めて伺い、とても新鮮です。
大学時代、図書室の天文ガイドに載っている、天体写真からみた写真レンズ紹介記事を楽しみにしていました。MDロッコール35/2.8が大変褒められていたのが印象的でした。
SP90/2.8等倍になって、無限付近の特長がなくなってしまったのもよくわかります。

そういえば、SPシリーズの中で特上の性能と思っているのは90/2.5(52B)と180/2.5LDですので、その点星屋の皆様と意見が一致します。
400/4LDも評判が高いのだけど、値段が下がらないのと数が少なく試したことがありません。

ところでSP90/2.5も良いのですが、Vivitarシリーズ1の90/2.5にも舌を巻きました。

マクロ域の単体性能は最高級、専用マクロアダプター(補正レンズ入り中間リング)がまた見事で、素通し中間リングでf5.6-8まで絞らないと出ない周辺が、開放からくっきり出ます。
試しにTokinaのマクロエクステンダーと交換したら、同じ結果で、同一設計(製作も一緒では)を再確認。

相性は当然Vivitar90に付けるのが最上ですが、ニッコール105/2.8や105/4、タムロン90/2.5につけてもそれなりに像面湾曲補正をしてくれるので面白いです。
返信 38 osakawanko  投稿日 2018/07/03(火) 23:56:11  削除
TAMRON SP 90mm F2.5・・・これ、私の記憶では、星屋が騒いだんですよ。
巷でいくら良いレンズと言われていても、こと、天体だと周辺が流れる、だけどこいつは違うって。それで、みんな買った。こった人は、というか私の師匠なんかは、わざわざペンタM42のマウントを買って、アルミプレートにM42相当のネジを切って、それをマミヤの67のフィルムバックにネジ止めしていた。フィルムはもちろん、裏紙を剥がして、厚板には小穴を開けて、エアレリーズのホースをつなぎ、釣り道具店で買ってきたエアポンプの弁の位置を逆にしてフィルムを吸引して、長時間露光で浮かないようにして、ブローニーで円形画像を楽しんだ。
無限遠ではちょっとニッコールより甘いんだけど、点は点だし、明るい星は少し滲んで綺麗だと・・・懐かしい。
で、新型になってF2.8になったら、星屋はだれも買わなくなった。

すると今度は、180mmF2.5SDなんて出た。これまた旧90に似たような写りで、みんな買った。
当時の星屋には、Nikkor180EDの方が鋭いとか言っていた人もいたけど、タムロンは雰囲気があった。牽引していたのは高野栄一だったかな?。
当時は、さくらカラー400がベストフィルムで、そろそろ1600とかが出ようかという時期なので、わずかなフレアがまとう芯のある点像の良さは、なかなか伝わらなかったのかもしれない。いまのcmos全盛期にあのレンズが出ていたら、異った評価だったかもと思うと惜しい。
返信 37 osakawanko  投稿日 2018/07/03(火) 22:36:13  削除
スポック様
  いつもややこしい説明で済みません。
  単純化するために、レンズを薄肉単レンズとします。
  高校の理科の時間で習うレンズの公式は、物点からレンズまでをF1、レンズから像面までをF2とすると、「1/F1+1/F2=一定」というものです。
物点が無限遠にあるとき、1/F1=ゼロになります。この時の1/F2を、レンズの焦点距離Fと呼んでいるので、「1/F1+1/F2=1/F」となります。
実際の画角は、この無限遠焦点距離Fではなく、レンズから像面までの距離F2で決まるため、こちらを実焦点距離と呼びます。
  試してみて下さい。広角で近くまで寄られる、ニッコール28/2.8とか、繰り出すと画角がどんどん狭まって行くのがよくわかりますよ。このレンズは0.2倍まで寄られるので、最短撮影距離では、34mmぐらいの画角にまで狭まっています。

  象倍率は、F2/F1となります。無限遠の時、象倍率はゼロです。
  等倍で考えますと、F1=F2=2×Fとなりますから、55mmのレンズで等倍撮影すると、フィルムからレンズまでの距離が110mm、レンズから物点までが110mm、都合、フィルムから物点まで220mmとなります。
  この時の画角は、110mmレンズ相当になっています。実焦点距離が、無限遠焦点距離の2倍になるので、明るさは、F2.8からF5.6へ、2段暗くなります。
  これがフィルムー物点間の最小撮影距離で、この距離は無限遠焦点距離のちょうど4倍になります。これ以上拡大率を上げると、今度は物点ーレンズ間よりも、レンズーフィルム間の距離が長くなって、撮影距離(フィルムー物点間距離)は、どんどん長くなって行きます。長大なベローズを間にかましている分、カメラから物点までの距離が伸びている姿をご想像下さい。

さて、無限遠焦点距離200mmのレンズがあり、これをフィルムから200mmのところに固定しますと、無限遠にピントが来ます。おなじ位置に無限遠焦点距離100mmのレンズを置いたらどうなるでしょうか。
答えは、レンズから200mmのところにピントが合いまして、等倍撮影状態になります。
フィルムー物点間距離は400mmとなります。

すなわち、無限遠焦点距離を可変出来るレンズの、主点の位置を固定しても、すなわち実焦点距離を固定しても、無限遠焦点距離を可変させる事ができれば、レンズの明るさや画角を一切変えずに、ピントを合わすことが出来るのです。

返信 36 れんずまにあ  投稿日 2018/07/02(月) 21:52:04  削除
osakawanko様、大変ためになるお話をありがとうございます。
ふくちょう様もお話のように、マイクロ200はよくわからないレンズです。まあ、撮影には何の支障もない、というか便利なのですけども。

さて、マイクロ200を単体で最短1/2倍にしたとき、Ai135/3.5を中間リングPN-11(105用)とPK-11, 13を併用して1/2倍までくりだしたよりもカメラの位置は数センチ遠くなりました。
スライダーを使わなかったので正確な所はわかりませんが、約5cmくらいの差です。
実焦点距離を考えるとややこしくなるのですが、実用上マクロ域は135mmよりも望遠気味ということでしょう。
135+リング合計でマイクロ200と同じくらいの鏡胴長になっているので、200のほうがレンズ前端から被写体までワーキングディスタンスが長くとれます。
クイックで軽いヘリコイドで、無限から1/2まで撮影出来るのですからマイクロ200の使い勝手のほうが優秀です。私の被写体は大体サイズが決まっているので便利である必要はないのですが。

> 無限遠でばっちり平面にした像面も、近距離に繰り出して行くほど像面は、周辺の方が中心より、より近距離側にピントがずれるような
> 像面の湾曲をして行きます。
これは今回再確認しました。マイクロ55/3.5は1/10基準設計と聞いていますが、1/2で僅かに手前側に合います。偶々不注意で被写体の端を止めたマグネットが写り込んでいましたので。
マイクロ55/2.8は1/3、1/2でびしっと平面に合っています。中心の尖鋭度も55/3.5に勝り、もう1/2までなら55/2.8で全部オッケーです。
PK-13(22.5mm)を入れて無限(1/2)では全く周辺が合いませんが、f5.6-8に絞ったら周辺も55/3.5同等以上に改善しますし、少し繰り出すだけで劇的に周辺は平面に近づいていきます。わざわざ1/2をPK-13かまして撮る人は居ないでしょうから、実用的には55/2.8にPK-13を組んで問題無いでしょう。

>立体物には近距補正はどうなんでしょうねえ。元々持っている球面収差の出方の方が影響大きいのじゃないでしょうか。
たぶんそうでしょう。立体テストは気が遠くなりますので、信じて使い込むしかないかなと思っています。
返信 35 スポック  投稿日 2018/07/01(日) 21:33:18  削除
osakawanko様
非常に高度なご説明をいただきまして、ありがとうございます。
単細胞な頭では、理解するのも大変です。

私はレンズの焦点距離というものは、
「平行光線(無限遠から来た光)を一点に集める距離」
と教えられてきました。ですから、
近距離の被写体に焦点を合わせるためにレンズを繰り出したときの、
「実焦点距離」という言葉は初めて知りました。
レンズの主点から合焦点までの距離という意味では、
たしかに「焦点距離」なのかも知れません。まだ馴染めませんが。

さて、Aiマイクロニッコール200mmF/4で最短距離に焦点を合わせたとき、
焦点距離が120mmくらいになるという話は、立ち話で聞いただけです。
もしかしたら、私の聞き違いや、記憶違いかも知れません。
それでも、内焦点方式のレンズで近距離に焦点を合わせるとき、
レンズの主点を動かすのではなく、(実際には少し動くのだが)
焦点距離を短くして焦点を合わせるというのは間違いの無い話ですから、
近距離に焦点を合わせたときは多分焦点距離は短くなってるのでしょう。
マイクロニッコール200mmF/4でピントリングを回しても、
全長は伸びず、また最前面のレンズは全く前後に動きません。
だからと言って、レンズの主点が動いていないとは必ずしも言い切れませんが、
やはり焦点距離を短くすることによって焦点を合わせていると推察できます。
私が聞いた、この「120mmくらい」という焦点距離が、
osakawanko様が仰せの「無限遠換算焦点距離」なのかは私には判りかねるのですが、
「実焦点距離は180mmになっているはず」というのは納得しかねる話です。
何故なら、このレンズはどこにピントを合わせてもレンズは繰り出されないからで、
その論法で行くのなら、どこにピントを合わせても「実焦点距離は200mm」でなければ
辻褄が合いません。つまり、1/2倍における無限遠換算焦点距離は133mmくらいと推察できます。
ただし、この話はピントリングを回しても主点が動かないということを前提にしていますが、
前玉を固定して、次群で変倍したときに、主点が全く動かないというのはあり得ない話です。
また、内焦点方式の「実焦点距離」や「無限遠換算焦点距離」の計算方法は私は知りません。
だから実際のところ、その「無限遠換算焦点距離」がいくらであるのかは私には判りません。
返信 34 osakawanko  投稿日 2018/06/28(木) 22:56:30  削除
お久しぶりです。
レンズ表示の焦点距離は、あくまで無限遠換算焦点距離です。
100mmのレンズを50mm繰り出すと、1/2倍の撮影が出来ますが、このとき、実焦点距離は、当然、150mmになります。マクロレンズは繰り出すほど画角が狭くなります。
繰り出せば出すほど、実焦点距離は長くなる。なので、有効F値が暗くなる。F2.8なら、当然、F4.2になり、実用、1段露出を増やすことになります。
くだんのmicronikkor200/4の1/2倍での無限遠換算焦点距離が120mmだというなら、実焦点距離は180mmになっているはずで、有効F値は若干明るくなるものの実用的にはほとんど変わらない。画角も無限遠と最短距離でほとんど変わらない。わたしは、130mmぐらいで、実焦点距離=一定と思っていましたが・・・実は、IF方式って、ズームレンズのバリエターだけ動かして、コンペンセーターを設けない様なことで合焦点を近距離側に合わせています。
このような焦点の合わせ方をするレンズに、100mmのチューブをかますと、これらのバランスがガタガタになるので、それはやめましょうということで、テレコンかますしかないのです。
あと、基本が全体繰り出しで、一部を近距補正しているレンズの多くは、像面湾曲の補正に主眼を置いてます。一般的に、無限遠でばっちり平面にした像面も、近距離に繰り出して行くほど像面は、周辺の方が中心より、より近距離側にピントがずれるような像面の湾曲をして行きます。で、無限遠で、この逆の像面湾曲、つまり中心は無限遠だが周辺はオーバーインフになる像面湾曲を発生させ、近距離側で像面が平面に戻るような像面湾曲変化を起こさせるのです。それだけ。ボケ味とかにほとんど影響しません。立体物には近距補正はどうなんでしょうねえ。元々持っている球面収差の出方の方が影響大きいのじゃないでしょうか。
タムロン90の2.5は、名レンズですねえ。おんなじ補正方式を、天下のエルマリートが真似しましたし・・・。
返信 33 スポック  投稿日 2018/06/25(月) 23:09:00  削除
れんずの神様

> TC-300はすばらしいテレコン。
> 今まで試したテレコン類の中で群を抜いて性能が高く、
> マスターレンズより良くなるんじゃないかというくらい。
ニコンの現行商品は"TC-20E III"で、非球面レンズを使用しているそうで、
きっと、素晴らしい性能なんだろうと思います。

ただ、私の使用感から申しますと、
TC-300は300mmF/2.8とか400mmF/3.5あたりと相性抜群で、
600mmとか800mmとかを無理してまで買う必要は無いと思えるほどです。
ただし、これくらいの長焦点になりますと、モノを言うのが三脚で、
画質の半分くらいは三脚で決まっちゃうような気がします。

れんずの神様の"52B"のテストで、
中間リングよりテレコンの方が成績が良いことが判ったのですが、
マイクロ200mmF/4の等倍撮影に中間リングではなくTC-300が指定されていたのは、
TC-300の性能に自信があったからかも知れません。
返信 32 スポック  投稿日 2018/06/25(月) 21:52:19  削除
れんずの神様

> 決してふくちょうさまの愛用レンズを貶めるつもりで書いているわけではなく、
わわわっ、ごめんなさいです。
私は決して「賤しめられた」などとは、全く思っておりません。

れんずの神様の評価は卓上でチャート等を撮影したもの。
私の評価はほんの一例ではありますが、実写の体験を語ったもの。
卓上評価は非常に客観的で相当な普遍性のある評価です。
実写の評価は、とある被写体を。とある条件で撮影したもの。
良し悪しを語るのも、非常に主観的な評価です。

ただ、写真はなんだかんだ言っても、自分の好きなものを撮るわけで、
チャートを撮るのは評価の手段であって、最終目的ではありません。
だから、たかが一例であっても、実写の評価は無意味ではないと思います。
れんずの神様の客観的評価を補足するつもりで、私の実写評価を書きました。

ただ、読み返してみると、たしかに「反論」とも捉えられかねない書き方でした。
決してそんなつもりではありませんでした。深くお詫び申し上げます。
もう少し書き方に気を付けなければと反省しています。
返信 31 れんずまにあ  投稿日 2018/06/25(月) 00:00:26  削除
副長様のマクロレンズに対するコントラストのご考察、全く仰る通りであります。
およそレンズのMTF曲線を見ると、コントラスト再現が100%になるレンズは存在せず、周波数10本/mmで再現率60%で及第点、80%を超えると極めて優秀なレンズと評されています。
現実を超えるコントラストのレンズなど理論的には存在し得ないということです。

さて、お読みになった雑誌の解説、まったく尤もなのですが、現実は低コントラストな普遍的レンズで撮影されたことを前提にフィルムが設計されており、この部分をいじれる方以外は平均的コントラストを外れたレンズを使ったとき意図しないコントラストになるのは仕方がないことです。

その低コントラストレンズを補うためフィルムは高コントラストなのですが、端的にそれを示していたのがフィルムデュープの際で、本来は低コントラストの専用デュープリケーティングフィルムを使わねばガッチガチの複製が出来てしまいます。それでもハイコントラストになった記憶があります。

専用ではなく一般フィルムでデュープするには副露光というテクニックがありました。適正露光の1/6-1/8の露出で一様な白あるいはグレーを、撮影後または前、本露光に重ねて多重露光するというもので、コントラストを下げすっこぬける暗部を立ち上げる効果があります。これを多重露光ではなく一気にやってしまおうという機材がありまして、西独ムルチブリッツデュープリケーター、スタンド底部のフラッシュから光ファイバーでベローズ内部に光を導き、副露光のかわりに被らせてしまおうというものでした。
返信 30 れんずまにあ  投稿日 2018/06/24(日) 23:39:03  削除
決してふくちょうさまの愛用レンズを貶めるつもりで書いているわけではなく、
ただ画像に出たままの感想を述べているに過ぎませんことをご容赦ください。
ただし少々厳しすぎるテストであることは間違いなく、恐らく拡大画像にすると24x36mmの原版を、2x3mに及ぶ拡大を行い、60cmくらいから眺めるという異常な評価です。
自らを落ち着かせるために、「低倍率」として24インチ対角線モニタ一杯程度、だいたい半切ですね、で確認することも行っています。

105/2.8遠距離、開放での周辺のざわつきというのは、低倍率ではほぼ認識できません。厳密なことを言うと、微妙な「透明感」の差、あるいは「誤魔化されたような」かすかな印象をうけないでもありませんが、それなら105/2.5のほうがもっと暴れる感じで、105/2.8は無限遠でもハイレベルなのは間違いありません。
そして1-2段絞れば、それに応じてざわつきは消えていきます。

ただしタムロンSP90/2.5では、開放から高倍率でさえも瑕疵が見いだせないのです。
そしてマクロ域ではマイクロニッコール105/2.8のほうが優位です。
実写ではテストよりさらにタムロンのほうが柔らかく感じられ、まさにMATIA主様のご印象と同様に思っています。
返信 29 れんずまにあ  投稿日 2018/06/24(日) 17:08:37  削除
只今マイクロニッコール200/4と、105/4、55/2.8、55/3.5のテストを行っています。
若干撮影条件に納得出来ない所もあって結論は先送りしていますが、印象としては

55/2.8は凄い。開放から物凄く尖鋭で周辺まで均一。
ニッコールオート55/3.5の2世代目を代表に比較したが、個体差やコンディションの問題があり得るので、オート初代とCニッコールも合わせて確認し直す予定。今のところ1/2倍ではf2.8のほうがf3.5より尖鋭。

105/4も、1/2倍ではf2.8のほうが僅差ながら尖鋭。
当然ながらPN-11を付けても105/4は性能が変わらない。

200/4は200mmとしては近接時は高画質で、四隅まで平均して整っているが、コントラストが低めで締まらない。55と較べてしまうと劣勢。
複写に使うようなレンズではないが、もう少し良くならないか、コンディションが良くない?

TC-300はすばらしいテレコン。今まで試したテレコン類の中で群を抜いて性能が高く、マスターレンズより良くなるんじゃないかというくらい。

Ai135/3.5は普通のレンズだが、1/2倍から1/1.5倍でも2絞りほど絞ればマクロレンズ並に尖鋭で画質が均一。昔から愛用していたのは間違っていなかった。
返信 28 スポック  投稿日 2018/06/18(月) 23:24:56  削除
昔、読んだカメラ毎日の記事に次のようなことが書かれていました。
一言一句この通りではなく、適当に記憶を継ぎはぎした話です。

マクロレンズは鮮明なのは良いが硬すぎると言われることが多い。
しかし、これは濡れ衣のようなものだと言える。
次の写真を見比べてほしい。

・大きな建物の入り口に立った人物の写真が2枚・

左が普通の標準レンズで撮影したもの。
右がほぼ同じ焦点距離のマクロレンズで撮影したもの。
2枚ともフィルムや現像・プリントの条件は同じにしてある。

見比べると、人物の背景がマクロレンズの方がずっと黒いというのが判る。
どうしてこのような差が出るかと言えば、マクロレンズはフレアが少ないからで、
暗い背景に余計な光が廻り込まずに、ストンと落ちているのである。
人物の目も口も、コントラストが高くなっていると感じる人が多いのではないか。

これは、マクロレンズで実際以上にコントラストが上がってるのではなく、
普通の標準レンズの方がフレアの影響でコントラストが落ちているである。
ところが、世間に出回っているレンズの多くが「普通のレンズ」であるため、
感材はそれでコントラストが丁度良くなるように調整されている。
つまり、優秀なレンズを基準に考えるとコントラストが高過ぎるのである。

後略

私はこの記事を読んで「ヌケの良いレンズ」がどういうものであるか?
何となく判ったような気がしました。
返信 27 スポック  投稿日 2018/06/18(月) 23:22:19  削除
れんずの神様

私は55mmf/2.8Sも105mmf/2.8Sも本来の用途である接写には使わず、
マイクロニッコールをハイファイニッコールと解釈して使っていました。
小雨が降る中で撮影した電車の写真ですが、105mmを開放で撮影しました。
現像上がりを見ると、まず第一印象は「安心感のあるしっかりとし絵」です。
そして、拡大鏡で見ても、エッジはしっかり立っているのに、どこも飛ばず潰れず、
派手さはないけれど、諧調は豊かで、雨に濡れてしっとりと写っていました。
私の標準レンズであった85mmf/2よりは、ワンランク以上優れた描写に感じました。
返信 26 れんずまにあ  投稿日 2018/06/18(月) 18:27:42  削除
ピクセル等倍で子細に見ると、1/2倍でのAi Micronikkor 105/2.8Sの鋭さは際立っています。
f2.8では流石に周辺に若干の甘さが見えますが軽微で、f4に絞るとエッジの切れに息をのみます。
f4同士でMicro105/4と比較する予定ですが、同レベル以上なんではないかなと思います。
MATIA様の実写のご印象通り、マクロならMicronikkorと言い切ってもよろしいかと。

そのかわり遠景の中間画角から外周は、開放ではざわついた非点収差を思わせる乱れを見せます。52BやBBはその辺完璧なので、やはり設計の重点においた距離が違うのでしょう。
返信 25 れんずまにあ  投稿日 2018/06/18(月) 00:27:50  削除
マイクロニッコール200/4について、仰る通りレンズ白書の評価は芳しくありませんね。
当時私がマクロ撮影で愛用した焦点距離は、Ai135/3.5に中間リング3個で1/2.5程度、それに慣れると90-100mmクラスは如何にも短く感じられ、52B購入は後悔しなかったものの、マイクロ105は購入対象から外れ、また白書の影響と、200は長すぎるしTC300組で400mm、こりゃブレブレだ、と思えたためマイクロ200/4も除外していました。

マイクロ200は最短撮影距離では120mmくらいに短縮するのですか!
それを知っていれば当時購入...やっぱり高いから出来なかったでしょうね。
5年前やっと200+TC300を入手できた次第ですが、先入観から上記を意識して使ってはおらず。

さてフローティングレンズの繰り出し時焦点距離が短縮してしまう話、ワーキングディスタンスの点では不利ですが、繰り出し量(インナーフォーカスではあまり意味がないが)の低減と、口径は同じで焦点距離が短縮することによってf値が暗くなりにくい利点もあります。
功罪半ばしていますが、ユーザーに合った得失を検討できればよろしいですね。
返信 24 れんずまにあ  投稿日 2018/06/18(月) 00:08:44  削除
ふくちょうさま、皆様。
このような退屈な報告にお付き合いくださり誠に恐悦でございます。自己満足のようなものでしたので。
さて、いみじくも副長様がご指摘の通り、近距離補正機構を持たないシンプルなマクロレンズではどうなのか比較することが抜け落ちておりました。
言い訳ですが、出先に発つ際に大きめのカメラバックに入れられる限りのレンズ中間リングなどを詰め込み、Aiマイクロ105/4はあぶれてしまったのです。
加えて、使用したマクロスタンドが、高さ50cm程度までのポータブル機なので、テレコンを付けると低倍率1/2倍の焦点が合わないためテスト出来ませんでした。

その代わり、今回報告しなかったけど興味があった、専用クローズアップレンズによる等倍対応を選択したシグマ90/2.8コンパクトマクロをテストしています。結論から言うと、シグマの方式は、f8〜22を推奨絞りにしているくらいで、開放からf5.6までは球面収差で像が甘く、タムロンSP90に延長チューブを組んだ時のほうが画質が高い結果になりました。f8でもまだ端が甘く、f11から許容範囲ながら四隅はf16でも全画面均一にはなりません。
一時期新世代の専用クローズアップレンズの性能は旧来の中間リングを凌駕すると宣伝されたことがありましたが、少なくともシグマはそこまでに至っていないと思えます。

さて24インチモニタによるピクセル等倍拡大画像では、
 タムロン52B、BBとテレコンの組では、開放から焦点は全面に合っているが、像の切れは鈍り、1-2絞りしたほうが尖鋭度の点で勧められる。
 中間リングは中心の画質は大変良く、問題なのは近距離補正が作動していない1/2付近の周辺画質。
 トキナーの光学系入り中間リングは、マイクロ105/2.8との組で、近距離補正が作動していない倍率での周辺画質を、光学系なし中間リングに較べて2絞り分改善させる。
ことがあきらかになりました。
返信 23 スポック  投稿日 2018/06/17(日) 14:33:12  削除
れんずの神様

> トキナーAT-X90/2.5(レンズ本体は持っていないけど)用の
> 中間リング(マクロコンバーター)の使い勝手は中間リングそのものなんですが補正光学系が入っていて、
> 像面の補正をしているようです。試しにAiS105/2.8と組み合わせると、
> 単純な中間リングより1-2絞り分画質が向上するようです。
トキナーも良いものを作っていたのですね。
他社も見習ってくれれば良かったのですが、
そうなる前にレンズ単体で等倍まで寄れるマクロが主流になってしまいました。
返信 22 スポック  投稿日 2018/06/17(日) 11:50:30  削除
Aiマイクロニッコール200mmf/2は内焦点方式です。
内焦点方式のキモは「レンズの主点を動かさずに焦点距離を縮める」ことです。
もちろん、主点を全く動かさないようにしているわけではありませんが、
レンズ最前面の重たいレンズを鏡筒に固定しているものが大半です。
いわゆる大砲と呼ばれる大口径超望遠レンズは内焦点方式を採用することよって、
くそ重たいレンズをヘリコイドで支えるという野蛮な方式から解放されました。
マイクロ200mmはそれほど重たいレンズではありませんが、
それでもヘリコイドのネジが噛んでいるところからずっと前方に重心があると、
どうしてもガタを防ぎ難いと設計者が感じたのか、内焦点方式を採用しました。
近距離に焦点を合わせるということは、焦点距離を縮めるということになります。
実際にレンズ単体で最近距離(撮影倍率=1/2)に合わせると、
焦点距離は120mmくらいになるのだそうです。(昔、ニコンの関係者から聞いた話)
すると、テレコンを噛まして等倍にすると240mmということになり、
本来の焦点距離の200mmとさほど違わないという結果になるのだそうです。
返信 21 スポック  投稿日 2018/06/17(日) 11:49:39  削除
Aiマイクロニッコール200mmf/4というレンズがありますでしょ?
このレンズはレンズ白書における画質の評価値はかなり低いんですよ。
55mmや105mmマイクロの画質は普通のレンズより数値はずっと高いのに、
200mmマイクロの画質は普通の200mmより良くないように書かれていました。
レンズ白書(カメラ毎日)の評価は自分自身の実写感覚と整合性が良く、
私個人としてはかなり信頼していました。
それでも「そもそも写しているものが違う」のですから、
雑誌の評価を鵜呑みにする訳にはいきません。
レンズ白書の画質評価は普通のレンズでは無限遠、
マクロレンズでは無限遠と1/2倍の両方でチャートが載っていました。
私の主に使用するのは鉄道写真なので無限遠近くですから、
レンズ白書(カメラ毎日)の評価と上手く合っていたのでしょう。
レンズのよってはポートレート領域で素晴らしい画質になるものもあります。
マイクロ200mmは近づけば逃げる昆虫を撮るときに真価を発揮するのだろうな。
そして、それくらいの領域で水準以上の画質が維持できているのなら、
立派なレンズだと言えるのだろうなと思っていました。
いつかは入手しようと思っていたのですが、後にAF70-180mmが発売されて、
「昆虫を撮るのならこっちの方がいい」と思ってしまい、
マイクロ200mmは買わずじまいでした。興味のあるレンズだったのですが。
返信 20 スポック  投稿日 2018/06/17(日) 11:47:44  削除
れんずの神様

もはや感心感嘆しかありません。
今さら私どもが言うのも馬鹿げているのですが、
理論の裏付けを以って実撮影でそれを実証していただきました。
既に世間から絶大な信頼を集められていますが、
それを越えて信仰の領域に入っているようです。

そして、これだけ客観的な試験結果を得ながら、
> 平面を撮影していますので、画質が像面湾曲により影響を受けている場合、
> 平面で不良であっても立体物では良好な結果になる可能性はあります。
と、今回の試験が実証できる範囲をきちんと定義されているのですから、
下手なカメラ雑誌の提灯記事よりよほど信用できます。

テレコンは噛ますというのは、どうしても画質劣化の印象があり、
高性能(高画質)なマクロレンズにテレコtンを噛ますのには抵抗があったのですが、
近距離補正のあるレンズの場合は、中間リングより良好だと判ったのは大いなる収穫です。
もし何か機会がありましたら、近距離補正の無い55mmf/3.5と105mmf/4に、
中間リングを付けたときにどうなるのか?非常に興味があるところです。

ところで、マクロレンズ+テレコンは画質以外の点で功罪ありますね。
良いところは、焦点距離が伸びることによって、ワーキングディスタンスも伸びること。
悪いところは、焦点距離が伸びることによって、ブレを引き起こしやすいこと。
もちろん「暗くなる」という点もあるのですが、中間リングでも有効口径は減りますんで。
返信 19 れんずまにあ  投稿日 2018/06/14(木) 23:27:20  削除
蛇足ながら付け加えると、
52系と72系の差は、高倍率時のワーキングディスタンスが72のほうがかなり短い、つまり繰り出しに伴い72系の書店距離が短縮していると考えられます。フローティングの性質なんでしょう。

植物では問題無いでしょうが、昆虫小動物の撮影では逃げられる/危険 という問題もありますので慎重に選ばれるよう。(危険なら200mm級以上を使うでしょうけども)
返信 18 れんずまにあ  投稿日 2018/06/14(木) 23:21:26  削除
結論ですが、近距離補正レンズは中間リングよりテレコンバーターのほうが開放絞り付近の性能が高くなると考えられます。

ただし、x2テレコンバーターは2段階暗くなるため、中間リングで絞り込むのと比較してどうか、慎重に見極める必要があります。

テレコンは上質のものならば、必ずしも専用設計でなくてもよいかもしれません。

拡大画像の結果を待つ必要があるものの、52Bと52BBは光学的には同一と考えて良いでしょう。
ただしテレコン装着時の倍率表示が鏡胴に刻印してあるのは52Bだけで、52BBは単体での倍率表示しかありません。中間リング(マクロチューブ)装着時の倍率表示もないのはいただけませんね。

52系と72系の差は、1/2倍,等倍の2ポイントであれば画質的に同等です。(ボケや逆光などはわかりませんが)
ただし、1/2倍から等倍までの中間は、72系では切れ目無く高画質なのに対し、52系には中間リングとの組み合わせでは少し気を遣う必要があり、使い勝手は72系に軍配が上がりそうです。

個人的には、中間リングまたはベローズ併用には近距離補正がない単純なマクロを選択したいです。

トキナーAT-X90/2.5(レンズ本体は持っていないけど)用の中間リング(マクロコンバーター)の使い勝手は中間リングそのものなんですが補正光学系が入っていて、像面の補正をしているようです。試しにAiS105/2.8と組み合わせると、単純な中間リングより1-2絞り分画質が向上するようです。ただし90用なんで等倍出ませんが。
返信 17 れんずまにあ  投稿日 2018/06/14(木) 23:06:08  削除
ふくちょうさま貴重なご経験ありがとうございます。
本日取り敢えず手元のタムロンマクロとマイクロニッコール105/2.8をひっつかんで出先に参りまして,空き時間にマクロスタンドでテスト致しました。
大きなモニタではまだ確認していませんが、α7Rのモニタによる印象で中間報告します。
平面を撮影していますので、画質が像面湾曲により影響を受けている場合、平面で不良であっても立体物では良好な結果になる可能性はあります。

タムロンSP90/2.5
 52B単体:1/2倍 開放絞りから全画面均一に焦点が合っている
 52B+タムロンX2テレコン:等倍 開放f5から全画面均一に焦点が合っている
 52B+タムロンマクロチューブ:1/2倍 開放では中心しか焦点が合わない.周辺は外れる.f16まで絞っても端はぼけている。
   等倍:開放で大部分に焦点が合っているが四隅はぼけている。f16まで絞っても端はぼける。

 52BB単体:1/2倍 52Bと違いを認識できない。
 52BB+タムロンx2テレコン:等倍 開放f5から全画面均一に焦点が合っている。52Bと同様。
 52BB+タムロンマクロチューブ:1/2倍 52Bと同様の結果で画面中心にしか焦点が合わず、周辺画質は悪い。
   1/1.5倍 開放で画面の2/3程度まで焦点が合い始める。少し繰り出すだけで近距離補正が作動し画質は明らかに改善する。
   等倍 開放から画面の大部分に焦点が合っている。52Bと同様。

タムロンSP90/2.8(72B単体)
    1/2倍 開放から画面全体に焦点が合っている。
    等倍 開放から画面全体に焦点が合っている。

Aiマイクロニッコール105/2.8S
    単体:1/2倍 開放絞りから全画面均一に焦点が合っている。
    中間リング:1/2倍 (推奨絞りf11-32)開放では中心しか焦点が合わない。絞ると徐々に周辺まで合焦範囲が拡大する。f11でも端はぼける。
          1/1.5付近(推奨絞りf5.6-32) 開放は画面2/3程度まで焦点が合っている。f5.6でも端はぼけている。
          1/1.2付近(推奨絞りf4-32) 開放で四隅以外は焦点が合っている。f4でも全面には合わない。
          等倍 (推奨絞りf2.8-32) 開放から全画面に焦点が合っている。
    ケンコーテレプラスMC7:上記の全倍率で,開放から全面に焦点が合っている。
返信 16 スポック  投稿日 2018/06/14(木) 22:36:58  削除
続きです。

私はもともとオリンパスが好きで贔屓にしていたのですが、
この記事を読んで「さすがはオリンパス!」と感心したことを憶えています。
そんなとき、日本光学から新しいマイクロニッコール55mmf/2.8が発表されました。
一枚ペラの広告を食い入るように読んでみると、基本的には無限設計で、
近距離補正で最近接まで、収差が非常に良く補正されていると書かれていました。
これは買うっきゃない!まだ発売されていないうちから店に予約を入れました。
手元に来てからは、よほど暗いとき以外は50mmf/1.4は使わないようになり、
このマイクロニッコールばかり使っていました。

レンズ鏡筒には1/10から1/2までの撮影倍率が表示されています。
さらに、PK-13を使ったときの1/2から等倍までの撮影倍率も併記されています。
レンズ単体ではヘリコイドをいっぽいに伸ばしたときに1/2です。
PK-13を噛ますとヘリコイドを一番縮めたときに1/2になります。
これ、同じ1/2でも条件が一緒じゃないじゃん!
ニコンサービスへ行って、このことについて質問しました。
受付の女の子は最初、私が何を言っているのか理解できないようでした。
一生懸命説明すると奥へ行ってから、だいぶん経って戻ってきました。
「厳密に言えば、画質が同じではありません。」
「『厳密に言えば』という程度の違いしか無いのですか?」
また奥へ行ってから戻ってきて、こう言いました。
「普通の撮影には問題が無い程度です。」
なんか、誤魔化されているような気がするなぁ、と思いましたが、
それ以上突っ込んでも、得られるものは無いので帰りました。
その後、マイクロニッコール105mmf/2.8Sを買ったとき、
鏡筒にPNリングを使ったときの、使用可能絞りが表示されているのを見て、
口から泡を吹きそうになりました。
返信 15 スポック  投稿日 2018/06/14(木) 22:35:45  削除
れんずの神様

> Ai55/2.8Sには中間リング装着時の注意書きがありませんね。
個人的な思い出話を少し・・・

昔、カメラ毎日の記事を読んだのですが、およそ次のようなことが書かれていました。

普通の写真レンズは被写体が無限遠にあると仮定して設計されている。
もちろん、レンズをフィルム面から遠ざけることによって
近くの被写体に焦点を合わせて鮮明な画像を得ることもできるが、
レンズの様々な収差の補正は、被写体が無限遠であることを前提にしている。
したがって、レンズを繰り出して近くの被写体に焦点を合わせると、
収差のバランスは無限遠の被写体に焦点を合わせたものに比べて崩れてしまう。
一方、近接撮影を前提にしたマクロレンズは、
近くの被写体に焦点を合わせることを前提にして設計されている。
(たいていは、撮影倍率 = 1/10)
たいていのマクロレンズは無限遠から20〜30cmくらいの範囲で焦点調節できる。
マクロレンズ以外のレンズでも無限遠から40〜60cmくらいの範囲で焦点調節できる。
しかし、数十cmの被写体に焦点を合わせたら前述のように収差バランスが崩れてしまう。
同じようにマクロレンズを無限遠の被写体に焦点を合わせたら、
やはり設計値に比べて収差バランスが崩れてしまう。これも間違った使い方である。
しかし、たいていのマクロレンズは暗い代わりに収差は徹底的に補正されていて、
また、倍率変動があっても収差バランスが大きく崩れないように設計されているので、
マクロレンズで無限遠の被写体を撮影しても、普通のレンズより鮮明に写せることが多い。
このため、近接する必要が無いような撮影でもマクロレンズを使う人が増えている。
メーカーもこうした傾向を受けて、マクロレンズの設計においても、
遠方の被写体を撮影するときのことを考慮するようになりつつあるようだ。
たとえば、オリンパスOM用のズイコーマクロは、やはり 1/10 で光学設計されているが、
遠方に焦点を合わせたときには、レンズ群の間隔を調整して無限設計に近づけている。
広角レンズの近距離補正と逆のことをマクロレンズで行っている訳である。
返信 14 れんずまにあ  投稿日 2018/06/13(水) 18:49:31  削除
52Bにテレコン、52BBにチューブというのはたまたまその時代に販売されていたというだけで、メインレンズの設計に変更があったわけではないと理解しています。
どちらにどちらを組み合わせても問題無いはずですし、装着は可能です。
今度画質比較してみますね。

マイクロニッコールAi105/2.8Sは偏執狂的な距離リングの絞り指示がニコンらしくて大きな魅力ですが、タムロンは全くそのような表示はありません。無頓着です。52BBの説明書を持っていないので、どう書かれていたかわかりませんが興味あります。
ときに、Ai55/2.8Sには中間リング装着時の注意書きがありませんね。

シグマは補助近接装置(2次繰り出しや専用クローズアップレンズ)を使ったときに使うべき絞り値を色分けしています。
トキナーは専用「マクロエクステンダー」に補正光学系を入れています。
各社苦心していますね.
返信 13 れんずまにあ  投稿日 2018/06/13(水) 18:46:57  削除
>> 旧型(52B)は等倍撮影のためにテレコンバータの使用が想定されているのに対し,
>> 新型(52BB)は専用のエクステンションチューブの使用が想定されているので,
>これ、どちらの方が「合理的」なのでしょう?

専門家ではございませんが、旧型が本来の姿なのだろうと思います。
テレコンバーター込みで設計されたと読んだ気がします。
確かに、組み合わせでは、開放(合成f5)は球面収差が増えてソフトになりますが、1-2段絞ると像が締まって周辺が特に良くなります。
うっかり52BBとチューブの組み合わせを失念して、厳密に比較していないのですが、トキナーのチューブと組み合わせると中心はチューブ、周辺はテレコンが優秀です。

さてタムロンはテレマクロを強調していましたが、確かに当時貴重な180mmマクロではありますが、開放f5と暗く、像を締める為にはf11-16まで絞る必要があり、手ぶれの危険性が高いこと。単体より少しヌケが落ちること、やはり後発の200mmクラスのマクロと較べて画質の優位性がないこと。そして値段が高いことがテレコンバーターの問題点でしょう。

エクステンションチューブは、ふくちょうさまご指摘の通り近距離補正機能に連動しないことが欠点で、軽くて安いことが利点です。無闇に焦点距離が長すぎず、露出倍数はそれなりに掛かりますが、それほど暗くならないので手ぶれにも有利でしょうが、画質のためには絞る必要があり、絞ると手ぶれの怖れが出ます。ただし複写でも無い限り周辺画質が問題になることは少ないので、中心画質はしっかり出るチューブは目的によってはよいのではないでしょうか。

タムロンのテレコンは当初タムロンアダプトールレンズ専用、アダプトールマウントで汎用できるものでした。
それは取り外すとき2カ所着脱する手間と表裏一体です。SP90専用エクステンションチューブも同じ利点と欠点を持っています。でもテレコンなら咄嗟に無限出るけど、チューブは不便ですよね。

後でタムロンは各社マウント専用品のx2テレコンを出しましたが、構成枚数など見るとタムロン専用より廉価版と言えるものでした。
ところで、BBARテレコンとニコンTC-200と比較した時は、相違点を認識できなかった記憶が。40年前で拙い比較ですから、もう一度検証してみたいです。
返信 12 スポック  投稿日 2018/06/12(火) 22:33:18  削除
> 旧型(52B)は等倍撮影のためにテレコンバータの使用が想定されているのに対し,
> 新型(52BB)は専用のエクステンションチューブの使用が想定されているので,
これ、どちらの方が「合理的」なのでしょう?

テレコン
1. 焦点距離が2倍になる。2絞り暗くなる。
2. 最短撮影距離は(およそ)変わらない。
3. 余計なレンズが入る。
4. 近距離補正はきちんと働く。

中間リング
5. 焦点距離はそのまま。明るさもそのまま。
6. 最短撮影距離はうんと縮まる。
7. 余計はレンズは入らない。
8. 近距離補正は設計通りには働かない。
    特に中間リングを入れてヘリコイドを縮めたときは、
    1/2以上に接近しているのに近距離補正はほとんど効かない。

余談ながら、

Aiマイクロニッコール105mmF/2.8Sは無限設計・近距離補正付きで、
レンズ単体では無限から1/2倍まで、PN-11を噛まして1/2倍から等倍まででした。
すると、PN-11を噛ましたときは、近距離補正の効き方が元設計から外れます。
そのため、PN-11を噛ましたときには、ある程度絞って使うように指定されていました。
鏡筒の距離環にPN-11を噛ましたときの使用可能な絞りが刻印されています。
1/2倍〜1/1.6倍 → F/11以上に絞る。
1/1.6倍〜1/1.3倍 → F/5.6以上に絞る。
1/1.3倍〜等倍 → F/4以上に絞る。
等倍 → F/2.8から使って良し。

Aiマイクロニッコール200mm/F/4もレンズ単体では1/2倍までですが、
等倍撮影をするためにはテレコンバーターTC-300を使うように指定されていました。
都合400mm相当になるのですが、105mmF/2.8Sのような絞りの制約はありませんでした。

"52BB"に中間リングを噛ましたとき、
どのような扱いになっていたのか?興味があるところです。
返信 11 スポック  投稿日 2018/06/12(火) 21:59:35  削除
awane総帥閣下

> 私は「レンズ構成枚数が少ないほどよいレンズ」信者(^^;ですので,
> そこがSP 90/2.5の「よさ」ではないか,と想像しています。
"52E"が6群8枚、"72E"が9群10枚
枚数は2枚増えたけれど、群数は3つ増えました。
ということは、反射面(空気との境界)が6面増えたことになります。

私もレンズの構成枚数が少ない方が好きです。
というか、たいていの物は単純なのが好きです。

ただ、レンズの構成枚数が少なければ、
それで即高性能かと言えば、必ずしもそうではないのが悩ましいところです。

昔のオーディオブームのとき(また掘り起こす)
できるだけシンプルな構成のアンプが好きでした。
ただし、半導体の数を減らしたら高性能になるかと言えば、
むしろそれは逆で、高性能アンプはたいてい沢山の半導体を搭載しています。
それは、半導体の特性の良いところだけを使うようにするためで、
たとえばひとつのトランジスタの能力をめいっぱい使おうとすると、
両端の特性の悪いところも使わざるを得ないからで、
高級アンプはそんなところは使わずに済むように避けています。

レンズでいうなら、
1枚のレンズにパワーを持たせすぎると無理がかかり収差が大きくなります。
だから、なるべくパワーを分散するように設計すると枚数が増えるのです。
まぁ理屈の話はそれくらいにして、
少ない枚数のレンズで少々性能が悪くても許せるけど、
やたらに枚数の多いレンズのくせに性能が大したことがないと、
それがゆえにヌケが悪かったり、逆光で白んでしまったりしたときに、
ちょっと許せない気持ちになるのは確かです。
返信 10 SPまにあ  投稿日 2018/06/12(火) 17:10:22  削除
主様の個体は比較的初期型の、BBARマルチコーティングでも薄い青色の反射のもので、恐らくシリアルナンバーが後の濃い青紫色のコーティングよりも反射率が高いことが想像されます。
ただし実写で差を見いだすことは、よほどの逆光でないとわからない可能性が高いです。
私が最初に購入したのは年代的には初期と思いますが、酷使のためかコーティングが劣化し変色していました。それは友人宅に出張しており、現在確認することは出来ません。
ヌケは、反射面の多少に加えて、コーティング、鏡胴内部処理、フード、使用環境およびボディの懐の深さなどに左右されるでしょう。

52Bと72Eに差があるのか、興味深いです。
極限状態でテストしてみたいですね。
デジタルテストは簡便ですが、撮像素子からの反射は、それを考慮して居ない旧型フィルム用レンズに思わぬハレーションを起こすことがあり、一応やってもいいけど本当はフィルムで行うべきかもしれません。
返信 9 awane-photo.com  投稿日 2018/06/12(火) 06:15:41  削除
副長さま

SP 90/2.5は,SP 90/2.8よりも「きれい」に写るように感じたものですが,ヌケのよさにでも差があるのでしょうか。私は「レンズ構成枚数が少ないほどよいレンズ」信者(^^;ですので,そこがSP 90/2.5の「よさ」ではないか,と想像しています。
返信 8 スポック  投稿日 2018/06/11(月) 21:48:13  削除
Awane総帥閣下

> TAMRON SP 90mm F2.5は,ファインダーを覗いただけで「きれいに写りそうだ」と思わせてくれるレンズである。
掲載されている大きさの写真でも、

ヌケが良い。
ぼけがきれい。

なのが良く判ります。
本当に良いレンズなのだと改めて感じました。
返信 7 スポック  投稿日 2018/06/11(月) 21:42:34  削除
れんずの神様

私のくだらない質問にお答えいただきまして恐縮いたします。

>> "52BB"は「2」の筒(中間筒?)が無いということでしょうか?
> 2と3が合体したようでしょうか。

ということは、二段繰り出しではなく、
レンズの付いた内筒は素直に繰り出されるということですね。

> 回転ヘリコイドではなくフィルター枠は回転しません。内部ではダブルなのでしょう。
回転しないからダブルヘリコイドだとは限りません。
ダブルヘリコイドだと直進式にする方が単純になるので、たいてい直進式ですが、
シングルヘリコイドでも直進式になっているレンズはいくらでもあります。

> 152で円形絞りを採用したようです。
"52EN"でも一応は円形絞りになっているようです。

> 52BBは52Bより軽量化されていますが、さらに52Eの方が軽いですね。
> 交換マウント分は重くなるようです。
私は"52BB"の現物を見ていないので何とも言えませんが、
"52EN"はプラスチックを多用しており、
外から見えるところは、マウントとフォーカスリミットノブ以外は全部プラです。
つるんとした、イカにもタコにもプラで、高級感が無いと言えばそうなので、
52シリーズの中で人気が無かったのは、そのせいかも知れません。
返信 6 れんずまにあ(転載スポック  投稿日 2018/06/11(月) 21:41:53  削除
ふくちょうさま,いえいえ私など門前の小僧,あまりご信用なさらぬよう.

>> 52Bのヘリコイド
>これは典型的な「ダブルヘリコイド」ですよね。(たいていは直進ヘリコイド)
フィルター枠は回転しませんので直進のダブルヘリコイドです。幅広のラバー巻き距離環の幅がそのままストロークの長さとなっていて、前後にほぼ倍繰り出されるわけです。つまり前後のピッチは同じということですね。

>> 52BBは、距離環は回しても位置は変わらず、
>シングルヘリコイドでしょうか?
距離環の長さは52Bと変わりませんが、長い鏡胴内部にヘリコイドが隠れているようで、52Bと同じ繰り出しストロークです。回転ヘリコイドではなくフィルター枠は回転しません。内部ではダブルなのでしょう。

>"52en"の動作について補足しますと、
>1. 距離環を回しても距離環は回るだけで繰り出されない。
>2. 距離環の内側に筒があり、これが繰り出される。この筒にはフィルターとフードが取り付く。

ここまでは52BBと同じようですね。

>3. さらに内側に筒があり、これがさらに大きく繰り出される。この筒にレンズが付いている。

ここは違うようです。

>"52BB"は「2」の筒(中間筒?)が無いということでしょうか?

2と3が合体したようでしょうか。

> "152E""52E"と見た感じはそっくりなんですが、どのような違いがあるのでしょう?

152で円形絞りを採用したようです。52BBは52Bより軽量化されていますが、さらに52Eの方が軽いですね。今回初めて知りました。交換マウント分は重くなるようです。
返信 5 れんずまにあ(転載スポック)  投稿日 2018/06/10(日) 19:22:37  削除
わたしはタムロンアダプトールレンズ、特にSPシリーズが好きです。
多分それは初めて小遣いを貯めて買ったのが52Bで、十分に優秀だったことが契機となっていることは間違いありません。
ただし、52B以外のSPレンズは、それほど抜きんでていないものもある、いや一部を除いて最高級とは言えないことも確かです。
勿論水準以上とは思いますし、撮影結果も良好ですが、画質的に多少の妥協もやむを得ない場合もあります。

まず望遠系は望遠比を高く取って、スペック上小型軽量にしていますが、まだ異常部分分散ガラスが導入されていない時代なので色収差が大変大きく、テレコンバーターを使うと余計に増幅され細部が像を成さないほどになります。SP300mmf5.6や、200-500ズーム、60-300ズーム、75-250ズームなどです。
色収差が出ないレフレックス500や350は個体差がありますがピンは非常に良く、そちらに力を注いだのもわかる気がします。
さらに、他社より半絞り明るくした17mmf3.5、24mmf2.5、28mmf2.5の開放から2絞りまではハロが多く大変やわらかい、また四隅の画質も思わしくありません。
当時としては明るめの35-80mmf2.8-3.8や70-210mmf3.5など、単焦点を超えるなどと宣伝された割には単焦点に及ばない。

それでも同時期他社レンズメーカーと切磋琢磨し、意欲的な展開で使って楽しいです。
返信 4 スポック  投稿日 2018/06/10(日) 19:21:54  削除
れんずの神様

レンズの話にれんずの神様がおられなければ話になりません。
ようやく真打にご登場いただきまして恭悦至極に存じます。

> 52Bのヘリコイドは、
> ラバー巻き距離環部分が繰り出され、その先端から細い内筒が距離環の倍繰り出されます。
これは典型的な「ダブルヘリコイド」ですよね。(たいていは直進ヘリコイド)

> 52BBは、距離環は回しても位置は変わらず、
> 内筒のみがおおきく繰り出されます。距離環ー内筒という形です。
シングルヘリコイドでしょうか?

"52EN"の動作について補足しますと、
1. 距離環を回しても距離環は回るだけで繰り出されない。
2. 距離環の内側に筒があり、これが繰り出される。この筒にはフィルターとフードが取り付く。
3. さらに内側に筒があり、これがさらに大きく繰り出される。この筒にレンズが付いている。

"52BB"は「2」の筒(中間筒?)が無いということでしょうか?

> 52Eと152Eの時代、AF一眼レフ黎明期と思いますが、
そういえば"152E"もありましたよね。
"52E"と見た感じはそっくりなんですが、どのような違いがあるのでしょう?
返信 3 れんずまにあ(転載スポック)  投稿日 2018/06/10(日) 19:21:13  削除
ふくちょうさまが52ENをお持ちとは存じませんでした。

最近になってよい出物があれば確保したいと思っていますが、縁がありません。いえ、必要性は全然無く、単に欲しいだけですが。
52Eと152Eの時代、AF一眼レフ黎明期と思いますが、多忙だったこと、初期AF一眼レフの実用性特にマクロ域について低く評価していたことがあって、当時は全く意識に登っていませんでした。
1/2倍までのスペックですが、当時等倍をあまり使わなかったこともあり、等倍はどう対応していたのか、全く調べたこともありません。

52Bのヘリコイドは、ラバー巻き距離環部分が繰り出され、その先端から細い内筒が距離環の倍繰り出されます。マウントから見て、内筒ー距離環ー内筒という形になります。
52BBは、距離環は回しても位置は変わらず、内筒のみがおおきく繰り出されます。距離環ー内筒という形です。
72Bや172Eは先端の内筒のみ繰り出されますが、伸び量は52系より短いです。
返信 2 スポック  投稿日 2018/06/10(日) 19:20:27  削除
ところで、私の手元にある"52EN"ですが、鏡筒が面白い動きをします。

たいていのレンズは、根元(マウント側)に固定筒があり、
その内側にレンズエレメントを取り付けた移動筒があって、これが前後に動きます。
いわゆるダブルヘリコイドは、固定筒と移動筒の両方にネジが切ってあって、
距離環が固定筒と移動筒に跨るように両方のネジに噛み合っています。
距離環を回すと固定筒との間のネジの作用で距離環自体が前へ繰り出します。
同時に距離環と移動筒との間のネジの作用によって移動筒は距離環に対して前へ繰り出されます。
つまり2つのネジの作用によって移動筒は固定筒に対して大きく前へ繰り出されます。

タムロンの"52EN"の距離環を回すと、その内側の筒が前へ繰り出さます。
距離環は回るだけで前へは繰り出されません。
そして内側の筒のさらに内側にレンズエレメントと取り付けた筒があり、
これがさらに大きく前へ繰り出されて行きます。
たぶん、中間筒と内筒とでネジのピッチを変えていて、
同じ回転角でも繰り出し量を変えているのだと思うのですが、
それなら、中間筒は何のためにあるのか?判りません。

"52B"はどんな鏡筒になっていますか?
返信 1 スポック  投稿日 2018/06/10(日) 19:19:52  削除
MATIA総帥閣下

> タムロンが発売したTAMRON SP 90mm F2.5は,
> いたずらに低価格や数値上のスペックを追求したようなものではなく,
> 独自の高性能を追求したレンズとして知られるようになる。
タムロンが画質で勝負を賭けた記念碑的なレンズですね。
私的には「タムロンの中でもSPシリーズは別格」という認識になりました。
このレンズ以後、タムロン(SPシリーズ)は「安かろう悪かろう」とは言われなくなりました。

いや、それ以前にも画質でタムロンが選ばれていた例はあったのですけど。
1970年代蒸気機関車の末期に撮影地で目にしたニコンF2フォトミックに、
タムロンズームが付いていたことが頻繁にありました。
この頃のタムロンズームは非常に独特なデザインで、ものすごい違和感がありました。
高価なボディなので、レンズをケチっているとは考え難いので、
「タムロンっていいんですか?」と尋ねたことがあります。
答えは決まっていました。「ヨンサンハチロクよりはマシ」なのだそうです。

さて、私も90mmF/2.5は中古で入手しました。
"52EN"つまりニコンAF用の固定マウントバージョンです。
どうして"52B"でも"52BB"でもなく"52EN"を選んだかと言いますと、
フィルター口径が52mmだったからです。
"52B"は49mm, "52BB"は55mm, 喧嘩売っとんかい!
(この怒りは古いニコンユーザー以外には解らないと思います。)
私は35mmはニコン一筋なのでマウント交換式である必要はありません。
オートフォーカスである必要は無かったのですが、
マニュアルフォーカスで使えない訳でもありません。
フォーカシングが軽すぎるのは接写用レンズとしては良くないですけど。

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