クラデジとは?
新規投稿者 MATIA  投稿日 2015/08/25(火) 18:05:19  返信も含め全削除
この掲示板としては珍しく(笑),ディジタルカメラのネタを1つ。

テーマは「クラデジとは?」

古いカメラを「クラシックカメラ」略して「クラカメ」と呼んで楽しむならば,古いディジタルカメラや電子カメラを「クラデジ」と呼んで楽しむことはできないだろうか?

さて,まだ一般向け商品としては,「カメラ」にくらべて年数的にはたいした歴史を刻んでいないといえる「ディジタルカメラ」。「クラデジ」と呼ぶには無理があるだろうか?いや,無理にでも「クラデジ」を定義するのもおもしろくないだろうか?

※ということで,あくまでも「クラデジ」であって「クラシックディジタルカメラ」とは呼びたくない(笑)。

返信 207 awane-photo.com  投稿日 2022/09/08(木) 07:53:43  削除
副長様

ということで,現在のKodak DCS 200の状況は…

1 電源はONになる。カメラも,デジタルバックも起動する。
2 SCSIで接続し,カメラとPCとで通信が成立する。
3 内蔵HDDがいつまでもカラカラ… → 故障
4 内蔵HDDをはずしたとき,容量が0にならない。→バッファメモリのエラー?

1,2は,おそらく正常です。
3は,おそらく故障です。交換しかない。
4が,怪しいところで,ここが故障だと,たぶん対応は無理かと…
返信 206 スポック  投稿日 2022/09/07(水) 23:01:51  削除
awane総帥閣下

> 当時のPC環境があり,カメラが故障していなければ,
> 問題なく簡単に使えるはずなのですが…。
はい、その「はず」ですよね。

しかし、不幸にして「問題なく使える」でなかったときが問題です。
「問題なく使える」ではない、つまり「問題があって使えない」ときは、
何が問題なのかが問題なのです。

低レベルと思われるものから順に列挙していくと、

カメラ(デジタルバック以前)が故障している。
デジタルバックがハード的に故障している。
電池がへたっている。
接触不良が起きている。
通信にノイズが混入している。
通信プロトコルが合っていない。
通信データフォーマットが合っていない。
記録メディアが不適合である。
記録メディアのデータフォーマットが不適合である。
記録データフォーマットを誤解している。
そのデータフォーマットが現在のパソコンで認識できない。

ざっと思いつくだけでも、これだけあるのです。(実際はもっとある。)
DCS460 のときは、

電池がへたりかけ
接触不良が疑われるレベル
なまじ小サムネイルがあったおかげでRAWであることに気づかず。

で、私は途方に暮れていました。
世間は広しと言えども、これらを的確に切り分け出来る人は、そんなにいません。
返信 205 awane-photo.com  投稿日 2022/09/07(水) 07:39:33  削除
副長様

あのころの「HDDの容量」は,普及機の「デジタルカメラの画素数」と同じで,頻繁にモデルチェンジがあり,そのたびに数値が大きくなって価格が下がっていたものですね。ただ,HDDは基本的に消耗品であった…

で,よく考えると,PCからカメラを制御するソフトウェアは,Macintosh用もWindows用(取扱説明書での表記はIBM PC用,WIndows3.0/3.1)もあり,Windows用にも「DISK FORMAT」のメニューはあったので,カメラに内蔵のHDDのフォーマット自体は,Macinsothで使うのであれWindowsで使うのであれ,同じなのかもという気がしてきました。

いま,Kodak DCS 200を使うのはやっかいですが,あの当時は,簡単に使えたはずなのですよね,だから,当時のPC環境があり,カメラが故障していなければ,問題なく簡単に使えるはずなのですが…。
返信 204 スポック  投稿日 2022/09/05(月) 21:41:46  削除
ちなみに、あの時代のHDは数年で飛ぶのが常識で、
また、容量が数倍のHDが半額くらいで、どんどん新発売されていたので、
飛ぶより前に載せ替えるのが「普通」でしたから、
容量が小さいHDが生き残っている可能性は低いでしょうね。
返信 203 スポック  投稿日 2022/09/05(月) 21:36:56  削除
awane総帥閣下

> ただ,その時代のMacintoshでフォーマットされたもので,かつ,
> せいぜい100MB程度のものとなると,なかなか入手する機会はなさそうです。
昔々PB170を使っていたのですが、内臓HDが40MBしかありませんでした。
後に日本橋で2.5inchSISI230MBを見つけて来て載せ替えました。
外したHDがもったいないので外付けSCSIケースを買い求めて、
緊急退避用に待機させていました。

あれ、どこへ行ったのだろう?
たぶん兄に貸したきり戻って来ていない気がするのですが、
何しろ30年以上前のことですから、忘れているでしょうね。

見つかれば、速攻で保護していただくのですが、残念無念!
返信 202 awane-photo.com  投稿日 2022/09/05(月) 12:27:31  削除
副長様

>ハードディスクの接続規格は何でしょう?

本来,内蔵されているものは,SCSIの80MBですが,2.5インチのものです。
3.5インチであれば,SDカードやCFカードをSCSIに接続するためのアダプタが,いわゆる同人ハードとして流通しているものを流用できそうですが,2.5インチは電源関係の規格がちょっと違うこともあって,そのまま流用することはできないようです。

カメラには,外部SCSI接続端子があり,HDDなしモデルも発売されていて,専用の外付けHDDも用意されていたようなので,そこに汎用の外付けHDDをつなげば使えるかな?というのが,つぎに試したいことです。ただ,その時代のMacintoshでフォーマットされたもので,かつ,せいぜい100MB程度のものとなると,なかなか入手する機会はなさそうです。

Windowsでフォーマットされたもので,1GB程度のものならば入手できそうですが,それで動いてくれるかどうか… 動かなかった場合でも,HDDの問題なのか,カメラ自体の故障なのかの判別は難しいでしょうね。

…というのが,現状です。
返信 201 スポック  投稿日 2022/09/04(日) 13:13:34  削除
私は DCS460 ですら手に負えず、
閣下に救出していただいたのですが、
DCS200 となると、さらにハードルが高いのですね。

ハードディスクの接続規格は何でしょう?
SCSI や IDE ならまだ代替品を探せる可能性はありますが、
独自規格になると、もう手も足も出ません。

当然カメラの知識は必要ですが、
コンピュータと周辺機器の知識が広く深く必要で、
かなり低レベルまで判っていないと手を出せません。

閣下の守備範囲には入っているでしょうけど、
最近の人には「低レベル」の意味から説明しないと判らない有様で、
このような機器を動態復元できるのも閣下が最後かも知れません。
返信 200 awane-photo  投稿日 2021/10/18(月) 12:52:17  削除
副長さま

>シャッターボタンは撮影結果を記録に残すスイッチとも言えます。

ご指摘の感覚は,よくわかります。
だから,ミラーレスカメラは「便利」であるという表現を使いました。
撮影現場における,心地よさや楽しさは,あまり感じません。
そこはまあ,旧来のシステムに慣れている者の感覚ということで。

では,デジタルカメラでの撮影の楽しさはどこにあるのか?となると,撮影後の画像処理ではないかと思うところです。
だから,「一発でとても自然で素直な絵の出るカメラ」は,すばらしい優れているわけで,とても便利ですが,楽しさが少ないかな,と。
その点,古いデジタルカメラは,楽しいわけですね。
と,感じています。
返信 199 スポック  投稿日 2021/10/17(日) 15:54:19  削除
awane総帥閣下

> 液晶モニタをファインダにできるなら,一眼レフである必要はない
それを言われると、まったくその通りで、返す言葉もございません。

ファインダーが無くても撮影はできるし、
ファインダーの良し悪しと画質の良し悪しはリンクしません。

しかし、カメラの進化はファインダーの進化と言って良いほど、
ファインダーの方式がカメラの形を決定づけてきたのは事実です。

ファインダーは大きく2つに分類しても良いと思います。
ひとつは、被写体を切り取る範囲を示してくれるもの。
もうひとつは、撮影結果に類似したものを見せてくれるもの。
後者はフィルム面に取り付けるすりガラスであり、その発展形が、
その前にミラーを置いて代用フィルム面を見せてくれる○○レフです。

デジタルカメラの受光センサで読み取った情報を
瞬時と見なせる時間差で見ることが出来るなら、
それは撮影結果に限りなく近いファインダーになる訳で、
そういう意味では究極のファインダーと言えます。

いや、それは撮影結果そのもので、
シャッターボタンは撮影結果を記録に残すスイッチとも言えます。

それでも、一眼レフはまだ「被写体を見ている」気になれたのですが、
電子ビューファインダーは、どうもそういう意識が薄くなってしまい、
自分の撮影スタイルに合わないような気がするんですよ。
まぁ旧人類の戯言ですけど。
返信 198 awane-photo  投稿日 2021/10/15(金) 19:44:57  削除
副長さま

ご指摘の記事は,わたしもちょうど,目を通していました。
ネット上には,「コダックはデジタル化に遅れた云々」の雑な文章が跋扈していますから,これは良記事だという印象をもちました。

>「希望的観測」を黙らせないと前に進まないというのが現実。コダックはその向き合い方に失敗したのかもしれません。

このあたりも,どこまでが事実で,どこまでが推測なのか,いまひとつよくわかりません。
ただ,Photo CDについては,発想はあたらしくても,高品質を保つという名目のもとに,単価がなかなか落ちなかったという印象もありますから,この記事が推測だとしても,大きく外れてはいないだろうと思うところです。
(うちにPhotoCDプレーヤはあるのですが,PhotoCDをつくったことは,いちどもないのです^^;)

いわゆるミラーレスカメラについては,デジタルカメラが進化する方向として,必然だったとは思っています。初期の30万画素の時代から,「液晶モニタをファインダにできるなら,一眼レフである必要はない」とは,思っていました。液晶モニタに表示する速度と,電池のもちの問題が,どこまで解消するかという点です。
ただ,慣れもあるのでしょうけど,一眼レフという形式のほうが,なにかと使い心地はよいです。いわゆるミラーレスカメラは,使い心地よりも「便利さ」が目立つシステムかな,と。

いまのところ,ニコンやキヤノンの,ライカ判サイズのいわゆるミラーレスカメラに手を出すつもりはありませんが…。
返信 197 スポック  投稿日 2021/10/09(土) 13:37:10  削除
デジタル化に乗り遅れたどころか、
どこよりも早くデジタルカメラを世に出したコダックがデジタルカメラで敗退したのは何故か?

↓のような記事を拾い読みしました。

いち早くデジタル化に着手したコダックがなぜ倒産?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67234

↑は有料記事に変わる可能性があります。
↓は同記事の引用です。有料化されることはないと思いますが、掲載期間は短いです。

いち早くデジタル化に着手したコダックがなぜ倒産?
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/いち早くデジタル化に着手したコダックがなぜ倒産?/ar-AAPi9QL

↓私が納得したのはこの部分です。

> しかし、それ以上に、コダックには「保守派」「守旧派」と呼ばれるステークホルダーが多く存在していました。
> 銀塩周りの写真品質にこだわる技術者や、現像に関わる販売店など、従来のコダックのビジネスモデルによって
> 潤う人たちはたくさん存在したのです。このような技術的転換点において、経営者はジレンマに陥り、そして、
> ジレンマは「希望的観測」を生み出します。「こうなってくれた方が私たちにとって強みが活かせる」
> 「この方が私たちに都合が良い」という願いが冷静な分析を打ち消していくのです。

> 創業者のジョージ・イーストマンが考えたように、この当時の経営陣もビジネスを「ゼロベース」で考えるべきだった、
> というのはその通りでしょう。しかし、実際の経営は、こういったジレンマに伴って湧き上がってくる
> 「希望的観測」を黙らせないと前に進まないというのが現実。コダックはその向き合い方に失敗したのかもしれません。

一眼レフが(も)好きな私にとって、ミラーレスはあまり積極的には使いたくないカメラです。
とうとうキヤノンやニコンまでもがミラーレスに舵を切ってしまいましたが、
私は「同じ土俵で相撲をとってパナソニックやソニーに勝てるのか?」と懸念を感じました。
フィルムカメラ時代に蓄えた資産(かつての製品やそれらを作り上げた技術力)の優位性を放棄するのは、
自殺行為に等しいと私には思えたのです。たぶん彼らも同じように考えていたからこそ、
なかなかミラーレスに本腰が入らなかったのでしょう。もう意地を張る気力も無くなったのでしょうか?
返信 196 awane-photo.com  投稿日 2020/10/19(月) 19:21:22  削除
>「カメラと撮像素子とデータ記録部が一体化された小型一眼レフタイプのデジタルカメラ」として世界初ということは,間違いなく言えそうです。

ちょっと訂正。

「カメラと撮像素子とデータ記録部が一体化された小型一眼レフタイプのデジタルカメラ」として世界ではじめて市販されたということは,間違いなく言えそうです。

ですね。一体化された試作品はありましたから(CHINON CP-9AFを利用した,D-5000というものですね)。
返信 195 awane-photo.com  投稿日 2020/10/19(月) 19:18:41  削除
副長様

ありがとうございます。
すべては,DCS 460をご提供いただき,あのクラスのカメラが「なんとかなる」ことがわかったことにはじまります。あらためて,御礼申しあげます。


>DCS200を保護できましておめでとうございます。
>商品化されたデジタルカメラとしては世界初ということになりましょうか。

商品化の定義も難しいところで,じつはよくわかっていません。
Kodak DCS 100が「はじめて市販されたデジタル一眼レフカメラ」と言われますが,そもそも市販とはなにか。市販とはいいながら,量販店の店頭に並べられ,誰でもお金を払えば買える状態だったのか?長いお付き合いのある法人(あるいは個人事業者)がメンテナンス契約とセットで買うようなものだったのか,そのあたり,わかっていません。

少なくとも末期のDCS 460はアメリカの雑誌で特売されていましたし,このシリーズは日本でもプロフェッショナルサービスとはいえ価格が明記されていましたから,たぶんお金を払えばだれでも買えたと思います。しかし,DCS 100,DCS 200については,それらを確認できていません。

また,DCS 100以前に,一応値段がつけられて販売されたモデルがあったようです(DCS 100の原型になったと思われるHAWKEYE II Imaging Accessoryについて,"A few units were sold"という記述が,"The DCS Story"にあります)。ほとんど特注品というか,試作品を売ったというレベルに近いものと思いますが。


>紛れもないデジタルカメラとしてならDCS200が世界初でしょう。

ただ,「カメラと撮像素子とデータ記録部が一体化された小型一眼レフタイプのデジタルカメラ」として世界初ということは,間違いなく言えそうです。
返信 194 スポック  投稿日 2020/10/18(日) 21:53:45  削除
DCS200を保護できましておめでとうございます。
商品化されたデジタルカメラとしては世界初ということになりましょうか。

AppleのQuickTakeはカメラというよりは実体スキャナのような位置付けだったように、
DCS100をカメラと呼んで良いか?どうか?意見が分かれるところなので、
紛れもないデジタルカメラとしてならDCS200が世界初でしょう。
返信 193 awane-photo.com  投稿日 2019/11/06(水) 00:11:08  削除
副長さま

じつに不思議なレンズではあります,TAISEI-ROKUNAR 55-90mm F4Tは。
ふつうに使うと,後ろボケが渦を巻くなど,あまりよい印象は受けないのですが,なぜかこの組み合わせは,悪くないのです。

ほんとうに,撮ってみなければわからない。
返信 192 スポック  投稿日 2019/11/04(月) 21:46:21  削除
awane総帥閣下

> TAISEI-ROKUNAR 55-90mm F/4
何だろ?このリアリティ!
鉄の上から赤いペンキを塗ったのが判るような気がします。

もちろん郵便ポストが鉄製だということは知識としてあるのですが、
それにしてもペンキの下の鉄を感じさせるのは何なんでしょうか?
返信 191 スポック  投稿日 2019/11/03(日) 22:50:29  削除
awane総帥閣下

コスモスとアゲハチョウの写真について感じたこと。

1. じっとしていないアゲハチョウを実に的確なタイミングで捉えている。
2. アゲハチョウの羽根の鱗粉が見えるよな気がする。
3. 正にとろけるような背景のボケ味。

唯一の欠点を挙げるなら、
黎明期のデジカメにも関わらず現在のデジカメと変わらない写真が撮れる・・・ということは、
逆に言えば、現在のデジカメを使えば同じよな画質が得られる訳で、
わざわざバッテリーに苦心して大きくて重い昔のカメラを持ち出す甲斐がないということでしょうか?(笑)
返信 190 スポック  投稿日 2019/11/03(日) 22:36:29  削除
awane総帥閣下

> ただあのカメラは,やはり縮小光学系が曲者で,相性のよくないレンズを組みあわせると,
> 四隅がケラレたり,露出があばれたり,妙な色になったりと,散々な目にあいます。
はい、それは誰にも否定できない、このカメラの大きな欠点です。
一眼レフの万能性を大いに損ねています。

ただ、それは縮小光学系の問題であって、受光板より前の話です。
私が感心しているのは、諧調や色調の「絵づくり」という受光板より後の出来あいです。

幸いなことに、名レンズの誉れも高いタムロンSP90mmF/2.5との相性が良かったのですが、
このレンズの素晴らしさが、ごくごく素直に感じることが出来るのは感動的ですらあると思います。
つまり、このカメラの絵づくりはレンズ性能の違いが判る程度のレベルには達しているということです。
デジタル部の素性が悪ければ、こうはいきません。
返信 189 awane-photo.com  投稿日 2019/11/03(日) 20:56:32  削除
副長さま

仰せの通り,DS-505Aの出力するJPEG画像は,あの時期にもうここまで完成していたのか!という印象を受けます。

ただあのカメラは,やはり縮小光学系が曲者で,相性のよくないレンズを組みあわせると,四隅がケラレたり,露出があばれたり,妙な色になったりと,散々な目にあいます。そして,取扱説明書に載っていないレンズについては,実際に撮ってたしかめるしかないわけで。取扱説明書に載っていても,どの程度までよいのかよくないのか,やはり実際に撮ってたしかめるしかないのですね。

ともあれ,相性のよいレンズと組みあわせると,まったく違和感のない画像が得られるわけですね。
返信 188 スポック  投稿日 2019/10/31(木) 22:58:37  削除
awane総帥閣下

2016年02月05日(金)の撮影日記でもそうだったのですが、
2019年10月06日(日)の撮影日記の写真を拝見すると、
現在の目で見てもごく普通に撮れています。まったく古さを感じません。
たしかにDCS460はとてつもなくすごいカメラだったのですが、
DS-505Aも「黎明期でここまでの完成度か!}と驚かざるを得ません。
返信 187 awane-photo.com  投稿日 2019/08/29(木) 00:32:39  削除
Kodak DCS 4**は,Nikon F90シリーズと組み合わせるデジタルバック。
その違いは,おおよそこんな感じ。

DCS 460 いわゆるAPS-Hサイズ 600万画素
DCS 420 およそ1インチサイズ 150万画素
DCS 410 およそ1インチサイズ 150万画素 連写なし
AP Kodak およそいわゆるAPS-Cサイズ 120万画素 連写モデル

同時代に,Canon EOS-1Nと組み合わせたものがあった。
キヤノンのカメラミュージアムには,EOS・DCS 1とEOS・DCS 3の2機種が掲載されている。
一方,1995年当時のムックに載っていたコダックの広告には,DCS 460,DCS 420とEOS・DCS 5が載っている。
え?EOS・DCS 5は,キヤノンのカメラミュージアムにないんですけど!?

で,EOS・DCS 1がDCS 460に,EOS・DCS 3がDCS 420に相当するのだろうと思っていたが,よく見ると,違っていた。

EOS・DCS 1 いわゆるAPS-Hサイズ 600万画素
EOS・DCS 3 およそいわゆるAPS-Cサイズ 120万画素 連写モデル
EOS・DCS 5 およそ1インチサイズ 150万画素

つまり,EOS・DCS 5がDCS 420相当で,EOS・DCS 3はAP Kodak相当ということ。
AP Kodakが入手できないなら,EOS・DCS 3でもいい,と思ったが,見かけませんよね,EOS・DCSシリーズは。これらのなかでは,DCS 420がいちばんよく見かける。

で,EOS・DCS 1とEOS・DCS 3はキヤノンから,EOS・DCS 5はコダックから発売されたらしい。DCS 4**とは違って,ある程度の協業がなされていたもよう。



返信 186 スポック  投稿日 2019/08/26(月) 22:16:20  削除
CASIO QV-10

パソコンに取り込むと 320 x 240 ドットの画像が得られます。
単純計算で76800画素になります。受光板は25万画素だそうです。
何となく計算が合わないような気がするのですが、これにはワケがあります。

QV-10の受光版は(アナログ)ビデオカメラ用のものの流用で、
ひとつの画素が正方形になっていません。
それを当時の貧弱なデバイスで補完しているので、
現在のデジカメと比べるとピントがはっきりしないように見えます。

QV-10にはビデオ出力があり、
当時のテレビに撮影画像を映せるようになっていましたが、
こちらの方は複雑な補完が入らないので、いくらか鮮明に見えたそうです。
返信 185 awane-photo  投稿日 2019/08/04(日) 14:12:05  削除
副長さま

Kodak DCS 420は,おそらく「APコダック」ほどではないとしても,
いわゆる「報道特需」的な存在かと思います。
あるいは,チラシ向け商品撮影用とか…。

画質は少しくらい我慢してでも,
ISO 400が使いたい,広角よりも望遠や接写を重視したい,連写はほしい…
(「APコダック」なら,広角側の妥協も,多少は軽くて済みますね。)


> 視野率600%は実にありがたい。

そうは言っても,ファインダーの視野が小さすぎるのでは?…と思いましたが,
超望遠レンズでの撮影中に,自分の位置を見うしないにくいと考えれば,
確かにこれは,

>「ある種の用途」には素晴らしいスペック

といえそうですね^^;

返信 184 スポック  投稿日 2019/08/03(土) 21:17:25  削除
awane総帥閣下

DCS420は使い難くそうだと書きましたが、よく考えてみたら、
それは「普通のカメラと同様な使い方をしたいなら」という条件付きですね。

接写はむしろやり易いだろうし、
スポーツ撮影なら望遠レンズの「長い重い」を緩和できるだろうし、
視野率600%は実にありがたい。

「ある種の用途」には素晴らしいスペックのカメラですね。

余談ながら、
ニコンのレンズ固定式高倍率ズーム付きのデジカメに、
「クイックバックズームボタン」というものがあります。
このボタンを押すとワイド側へ急速にズームします。
超望遠で撮影しているときに被写体がファインダーから外れて、
見失ってしまったときに使うのだそうです。
視野率600%なら、その必要は無く、そんな撮影に便利ですね。
返信 183 awane-photo  投稿日 2019/07/29(月) 20:25:28  削除
で,DCS 315/330に興味があるのは,つぎの2点。

・PRONEA 6i (PRONEA 600i)が母体なので,IX-Nikkorが活用できるのではないか?
・単3乾電池6本だけで動作するようであること。

DCS 315は,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」に掲載されたこともある,貴重な存在です。(DCS 330は掲載されていない。)
しかし,日本国内でどれだけ売れたのかは…,わかりませんね。
なぜならば,日本国内のカメラ店で見たことがないから(^_^;

返信 182 awane-photo  投稿日 2019/07/29(月) 17:36:41  削除
副長さま

>Nikon D100 は F80 が母体で、(略)
>レビュー記事では「井戸の底を覗き込むようなファインダー」と評されていました。

あの種のファインダーですが,慣れるとそうでもないと思っています(^_^)
その後に,ライカ判サイズのファインダーをみると
「すごく,広い」
「すごく,大きい」
という感想をもつことになりますが。


>> Kodak NC2000eです。通称「APコダック」。
> ぜしぜし保護しましょう。(もう遅いか?)

一時期,eBayにたまに出てきたそうですが,最近では出てこないようです。

そのほかには,DCS 330 (PRONEA 6iを利用したボディの300万画素モデル)に
興味がありますが,これも見かけないですね(315なら,たまに見かけます)。
返信 181 スポック  投稿日 2019/07/28(日) 19:34:52  削除
awane総帥閣下

>> え〜と、ファインダーはどうなってるのでしょうか?
>> もしかして、もしかして、倍率同じで中央部だけ見るのでしょうか?
> そうです。
> DCS 460では,ファインダーの面積の8割くらい?のところに黒い枠があって,
> 写る範囲を示していました。
> DCS 420では,中央部重点測光の範囲を示す中央の円形部分をカバーするくらいの
> 黒い枠があって,写る範囲を示しています。
> 視野率は約600%になります(^^;
やはり・・・

> 同じ150万画素機でも,FUJIX DS-505/Nikon E2系であれば,
> 「ライカ判で撮影できる」
> という大きなメリットがありましたが,Kodak DCS 420には,そこが弱点でしたからね…。
ここに書かれていることに意味が良く判りました。

Nikon D100 は F80 が母体で、
ファインダーは中央部だけが見えるようにマスクが掛かっていました。
縦横がそれぞれ約3分の2で面積が約半分だけ見えるようになっていました。
実際に使うときには。やはりずいぶん小さく見えました。
レビュー記事では「井戸の底を覗き込むようなファインダー」と評されていました。

そこから、さらに、縦横がそれぞれ半分、面積4分の1ですか。(@_@;
しかもですよ、ファインダー内の情報は本来の視野の外側に表示されるから、
実視野とは相当離れてしまい、無茶苦茶見にくいファインダーと言わざるを得ないですね。

> そこで,俄然,興味がわいてくるのが,
> Kodak NC2000eです。通称「APコダック」。
おぉ!そんなものがあったのですか。
ぜしぜし保護しましょう。(もう遅いか?)
返信 180 awane-photo  投稿日 2019/07/28(日) 15:11:24  削除
副長さま

>画素数がDCS460の4分の1だから1画素の大きさは4倍なのかと思ったら、
>さにあらず、1画素の大きさは同じで、受光板のサイズが4分の1だったとわ!

基本的には同じ構造のセンサで,面積が違うものだった,ということ
なのでしょうね。


>え〜と、ファインダーはどうなってるのでしょうか?
>もしかして、もしかして、倍率同じで中央部だけ見るのでしょうか?

そうです。
DCS 460では,ファインダーの面積の8割くらい?のところに黒い枠があって,
写る範囲を示していました。
DCS 420では,中央部重点測光の範囲を示す中央の円形部分をカバーするくらいの
黒い枠があって,写る範囲を示しています。
視野率は約600%になります(^^;


>実用上ストレス少なく使えたのは DCS460 一択ですか?

そこで,俄然,興味がわいてくるのが,
Kodak NC2000eです。通称「APコダック」。
報道向け専用機のようで,おそらく事実上,AP通信専用だったのではないでしょうか。
そこで「APコダック」という通称がついたのではないかと想像します。

センサのサイズは,こんな関係になります。

DCS 410—
Width 13.8 mm x height 9.2 mm, 1524 x 1012-pixels.

DCS 420 (all models)—
Width 13.8 mm x height 9.2 mm, 1524 x 1012-pixels.

DCS 460 (both models)—
Width 27.6 mm x 18.4 mm, 3060 x 2036-pixels.

NC2000e —
Width 20.5 mm x 16.4 mm, 1268 x 1012-pixels.

DCS420/410のセンササイズは,「1インチ型」くらいの大きさですが,
APコダックはいわゆるAPS-Cサイズより少し小さいくらい。
DCS 460ほどではありませんが,画面の小ささも許容できるかも?

特徴的なのは,連写。

DCS 410:supports shooting one image at a time.
DCS 420:supports a five-image burst.
DCS 460:supports a two-image burst.
NC2000e:supports a twelve-image burst, sixteen megabytes DRAM.

410は連写不可,460は2コマに対して,420は5コマ。
これでも当時としては,爆速デジタルカメラでしょう。
APコダックは,それをうわまわる12コマ。

たぶん,当時いちばん快適なデジタルカメラだったのではないかと。
返信 179 スポック  投稿日 2019/07/27(土) 22:54:55  削除
awane総帥閣下

> 同じ150万画素機でも,
> Kodak DCS 420には,そこが弱点でしたからね…。

> Kodak DCS 420の撮像素子は13.8mm×9.2mmの大きさで
> 150万画素(1524×1012 pixels)である。
画素数がDCS460の4分の1だから1画素の大きさは4倍なのかと思ったら、
さにあらず、1画素の大きさは同じで、受光板のサイズが4分の1だったとわ!

う〜ん、時代を考えると、
フィルム一眼レフカメラと併用するもあったでしょうから、
これは、ちょっと使い難かったかも・・・ですね。

え〜と、ファインダーはどうなってるのでしょうか?
もしかして、もしかして、倍率同じで中央部だけ見るのでしょうか?
そうだとすれば、あまり見やすいファインダーではなさそうですね。

だとすれば、その時代に、
実用上ストレス少なく使えたのは DCS460 一択ですか?

カード型ハードディスクと、後処理に必要なパソコンまで揃えたら、
おおかた500万くらいになったはずですが、趣味としては問題外として、
仕事で使うにしても、それだけの投資ができたプロはどうれくらいいたのでしょう?

罪つくりなカメラですね。DCS460
返信 178 awane-photo  投稿日 2019/07/11(木) 12:28:29  削除
副長さま

>F2と間違われたのでは放っておくわけにはまいりません。m(__)m

これは,重大なミスタイプを失礼しました m(_ _)m


>ボディサイズが「大きく」なったのは進化とは言えないような。(^^;

そうですね^^;
カメラというものは,無限に広がる空間を記録するものだから,フィルムや撮像素子は,大きければ大きいほど好都合ですが,
機械というものは,同じ性能で同じ機能を実現しているならば,小さければ小さいほど優れている,と思っています^^;


>J-peg記録が可能になった。

Kodak機は,それ以前のスキャン型カメラと同じ作業ルーチンを意識していたのでしょうね。SCSI接続で,直接にコンピュータにデータを取りこめるようにしていたわけで。
そういう面では,単体での使用を主にしたFUJIX系のほうが「先見性があった」と言えそうです。

ただ,DCS 420の連写はすごいです。
1コマ撮るたびに,書き込みに数秒以上またされていた初期のデジタルカメラを基準に考えれば,F90の速度で5コマの連写というのは,当時としては爆速に感じられたことでしょう。


>チラシやカタログの商品写真くらいなら本当にこれで間に合ってしまいます。
>本当に「使い物になる」デジカメだと素直に感じました。

職場で取り引きしていた,実際に仕事に使っていたカメラマン氏は,「意外と蛍光灯がライティングによい」とも仰せでした(真意を確かめぬうちに,故人に)。


>それでも、それよりも何年も前に登場したDCS4x0シリーズはさらに凄いです。

いや,せいぜい1年前です。
ですから,Kodak機を見てから開発をしたというよりも,ほぼ並行して開発されていたのかな,Kodak機を見てから手直ししたところはあるでしょうけど,やはり先見性があったのかな?と思うところです。

>当時の感覚で言えばDS-505はスーパーマンでDCS460はモンスターでしょうか。

そう,まさにそうですね。
返信 177 スポック  投稿日 2019/07/10(水) 22:19:21  削除
awane総帥閣下

失礼ながら、ちょっと揚げ足取り。

誤:同じ150万画素機でも,FUJIX DS-505/Nikon F2系であれば,
正:同じ150万画素機でも,FUJIX DS-505/Nikon E2系であれば,

普通の間違いならスルーするのですが、
F2と間違われたのでは放っておくわけにはまいりません。m(__)m

> よく考えれば,Kodak DCS 420の1年ほどのちに,
> ・ファインダーはライカ判
> ・バッテリーパック式
> ・カラーモニタはないがビデオ出力はある
> ・ISO 800/1600相当(505Aは3200)
> など,大きく進化したものです。
ボディサイズが「大きく」なったのは進化とは言えないような。(^^;

それよりも、進化かどうかは何とも言えませんが、
・J-peg記録が可能になった。
これは当時の「仕事で使うデジカメ」としては圧倒的な違いだと思います。
しかも、ホワイトバランスオートでたいていは使いものになる。
チラシやカタログの商品写真くらいなら本当にこれで間に合ってしまいます。

私はDS-505Aを入手したとき、マイクロニッコールを装着して、
知人に頼まれたヤフオク出品の商品写真を撮影したのですが、
依頼者を平伏させてしまいました。
私自身も「プロカメラマンはきっとこれが欲しかっただろうな」と思いました。
本当に「使い物になる」デジカメだと素直に感じました。

それでも、それよりも何年も前に登場したDCS4x0シリーズはさらに凄いです。
当時の感覚で言えばDS-505はスーパーマンでDCS460はモンスターでしょうか。
返信 176 awane-photo  投稿日 2019/07/10(水) 08:47:20  削除
副長さま

同じ150万画素機でも,FUJIX DS-505/Nikon F2系であれば,
「ライカ判で撮影できる」
という大きなメリットがありましたが,Kodak DCS 420には,そこが弱点でしたからね…。

よく考えれば,Kodak DCS 420の1年ほどのちに,
・ファインダーはライカ判
・バッテリーパック式
・カラーモニタはないがビデオ出力はある
・ISO 800/1600相当(505Aは3200)
など,大きく進化したものです。
返信 175 awane-photo  投稿日 2019/07/10(水) 08:33:27  削除
副長さま

awane総帥閣下

>いつの間に!

先月末のこと。また,2週間も経ってないですね(^_^;


>その割りには中古品を見かける頻度が少ないような気がします。
>理由としては、

それにくわえて,タイミングの問題がありそうです。
DCS 420が発売されて5年から10年がたち,業務用途でお役御免になって放出されるころ,
2000年代前半はちょうど,画素数競争のまっただなかだったかと思います。
それだけに,「いまさら150万画素」という点が,大きくマイナスになったのではないでしょうか。

また,そもそも古い,バッテリーが交換できない,業務用で酷使されたなど,状態のよい中古品が少なかったことも考えられます。


>> もしかすると,460は原色フィルタ,420は補色フィルタ,
>> という可能性があるでしょうか?

> 可能性としては十分に考えられます。
> 時期が時期ですから、

当時の書籍をざっと見返したのですが,
(1995年12月発行の写真工業「デジタルフォトテクニック 脱暗室宣言」)
取り上げられているどのデジタルカメラについても,原色フィルタか補色フィルタかの記載がありませんでした。一方で解説記事のなかでは,補色フィルタだけが例としてあげられていましたので,もしかするとスチルカメラでは補色系が優勢だったのかもしれません。

「当社の新製品は,鮮やかな発色をする原色フィルタ」というのをさいしょにセールスポイントにした機種は,なんだったのでしょう?

ただ,ビデオカメラなどではR,G,Bの「3CCD」がふつうにあったようですから,原色フィルタが皆無というわけではないと思うところです。

返信 174 スポック  投稿日 2019/07/09(火) 21:59:45  削除
awane総帥閣下

> 最近入手したDCS 420Cは6748でしたので,
いつの間に!

> 合計で1万5千台〜2万台はいったのではないかと想像しています。
その割りには中古品を見かける頻度が少ないような気がします。

理由としては、
1. 最近のモデルに比べると画素数等のスペックが見劣りする。
2. 背面液晶画面が無いので最近のデジイチに慣れた人には使い難い。
3. 現像ソフトを使いこなせないと使い物にならない。
4. 記録メディアの入手が難しい。
5. バッテリーが劣化している。
などで中古カメラとして商品価値が低いからかも知れません。

> もしかすると,460は原色フィルタ,420は補色フィルタ,
> という可能性があるでしょうか?
可能性としては十分に考えられます。

時期が時期ですから、
まだ、どちらにも軍配は上がっていなかったはずで、
もしかしたら、ひとまず両方とも製品を出しておいて、
性能チェックをしたり、ユーザーの反応を見たりしたのかも知れません。
返信 173 awane-photo  投稿日 2019/07/09(火) 12:25:16  削除
副長さま

補色系フィルタのデジタルカメラの有無に関して,
Kodak DCS 4**が原色系か補色系か,明記されている記事はあるでしょうか。

気になることとして,
Kodak DCS 460とDCS 420とで,おなじ花を撮ったとき,
同じ設定で処理しても,色が違うのです。

420の撮像素子は,サイズや画素数などを見るかぎり,460の撮像素子のちょうど1/4です。
つまり,撮像素子の特性そのものは,大差がないはず。

にもかかわらず,両者で色が違います。
また,感度も違い,460はISO 80固定であるのに対し,420はISO100からISO400が選べます。それなりにノイジーですが,高感度です。

もしかすると,460は原色フィルタ,420は補色フィルタ,という可能性があるでしょうか?確認しようと思いましたが,いまのところ460 /420の撮像素子にかけられたフィルタが原色系か補色系か,そのことを明記する記事を見つけていません。
返信 172 awane-photo  投稿日 2019/07/09(火) 12:18:39  削除
副長さま

>コダックDCS460の姉妹機にモノクロモデルがあったらしいのですが、

出荷台数は,多くなかったと想像できます。

Kodak DCS 4**シリーズの初期モデルには,バッテリーに不具合があったようで,無償交換措置がとられていたようです。

https://web.archive.org/web/19970525140536/http://www.kodak.co.jp/KPD/6p112400.shtml

ここに対象となる機種とシリアルナンバーが公開されているのですが,
DCS 420C(カラーモデル)が数1000台単位で出荷されているように見える一方で,
DCS 420M(モノクロモデル)は100台程度,
DCS 420IR(赤外線モデル)は数10台程度の出荷にとどまっていたようです。
DCS 460Cは,数100台単位。

お譲りいただいたDCS 460Cは1763でしたし,最近入手したDCS 420Cは6748でしたので,
最終的な出荷台数は上記の数倍程度,合計で1万5千台〜2万台はいったのではないかと想像しています。
返信 171 awane-photo  投稿日 2019/07/09(火) 12:10:05  削除
副長さま

>出来上がったカラーイメージからモノクロイメージに変換するのと、
>最初からモノクロ受光板で撮影するのとでは同じであるはずがありません。

その影響がどれくらいあるのかがはっきりしませんが,その差が
出力されたモノクロ画像に対する「きれいだけど,なんかちがう」
という印象につながっていそうですね。

ここをうまく言語化あるいは数値化できれば,なんとか補正のしようが
あるかもしれません。

>もし、補色系カラーフィルターを採用したカメラでRAW記録が出来るのなら、
>それをモノクロ現像してやれば、モノクロ受光板に近い特性が得られるかも知れません。
>そんなカメラ(補色系でRAW記録あり)は存在したのでしょうか?

とりいそぎ,Kodak DCS 620xが該当するかもしれません。

https://en.wikipedia.org/wiki/Kodak_DCS

> The DCS 600 range includes the Kodak DCS 620x, a high-sensitivity model with an upgraded indium tin oxide sensor and a cyan-magenta-yellow Bayer filter,

補色系フィルタといえばCMYGが一般的なようですが,この記事によればKodak DCS 620xはCMYなので,ちょっと違うかもしれませんが。
返信 170 スポック  投稿日 2019/07/07(日) 13:32:49  削除
awane総帥閣下

> 「白黒」という項目が存在していることには,気がついていたはずだ。
> しかし,ソフトウェア上でのモノクロ化に期待していなかったから,無視していたようなものだ。
> あらためて眺めてみると,おもしろそうな選択肢が用意されている。たとえば「プリセット」には,
> 「パンクロマティック」「オルソクロマティック」や「赤外線」などがある。
> 「パンクロマティック」や「オルソクロマティック」などを選んだときには,
> 「カラーフィルター」に,「グリーン」「ブルー」や「レッド/イエロー」などの選択肢があらわれる。
なるほど、カラーイメージをモノクロイメージに変換するときに、
フィルター効果を加味するというのは非常に面白いです。

コダックDCS460の姉妹機にモノクロモデルがあったらしいのですが、
出来上がったカラーイメージからモノクロイメージに変換するのと、
最初からモノクロ受光板で撮影するのとでは同じであるはずがありません。
カラー受光板には受光素子の前にカラーフィルターがあり、
受光素子へ届く光は撮影時点で相当な領域がカットされているからです。
ライカからカラーフィルターの無いモノクロ専用機が発売されました。
非常に魅力的なのですが、天文学的な値段なので貧乏人にはとても手が出ません。

ふと思うのですが、デジカメが発売された黎明期の頃、
まだ受光素子(CCD)の感度が十分ではなかったこともあって、
補色系カラーフィルターを採用したカメラがいくつか発売されていました。
その後、受光素子(CCD)の感度が向上したこともあって、
色再現特性の優れた原色系カラーフィルターが主流になって現在に至ります。

もし、補色系カラーフィルターを採用したカメラでRAW記録が出来るのなら、
それをモノクロ現像してやれば、モノクロ受光板に近い特性が得られるかも知れません。
そんなカメラ(補色系でRAW記録あり)は存在したのでしょうか?
返信 169 スポック  投稿日 2019/04/11(木) 22:44:52  削除
私は昔のMacintoshでしたのでSCSIは標準でした。
おぼろげな記憶を辿ると撮影画像データは転送できたのですが、
小さな白黒サムネイルしか開くことが出来ずにがっかりした憶えがあります。
私もマウスでぽちっとな・・・でシャッターは切れました。

> 古いものは,捨ててはいけない。
もちろんMacを捨ててはいません。
しかし、もう十年以上電源をいれていないので、
果たして今でも使えるのかどうか?
返信 168 awane-photo  投稿日 2019/04/10(水) 12:38:09  削除
教訓
古いものは,捨ててはいけない。
代替品がないならば,1つくらいは残しておくべき。

SCSIボードやケーブルをことごとく廃棄していたのが,痛手でした。
1セットでも残していれば,もっと早く,ここまでたどり着けたはず。
返信 167 awane-photo  投稿日 2019/04/10(水) 12:36:48  削除
しかし,.calファイルが存在しないので,SCSI経由でカメラから画像を取り出すことができないのでした。

ソフトの方からカメラをレリーズすることは,できたんですけどね…。

返信 166 awane-photo  投稿日 2019/04/10(水) 12:35:37  削除
まず,ハードウェア。
オークションで,SCSIボードを入手しました。
それを,PC-9821V10のPCIスロットに装着。
このSCSIボードのコネクタは,ハーフピッチの50pin。
そこで,ハーフ50pin−D-sub25pinの接続ケーブル落札。

つぎにソフトウェア。ここから,
http://wwwjp.kodak.com/cgi-bin/JP/ja/professional/kodak_download/download.cgi
・ファームウェア 6.9.8
・DCS TWAIN Data Source v5.9.3
・DCS File Format Module v1.2.2
・ICC プロファイル
をダウンロード。

PC-9821V10は,Windows95をセットアップ。
そこに,むかし買ったスキャナに付属していた古いPhotoshop (3.0のLE)をインストール。

ようやく,Kodak DCS 460とパソコンとが接続できました。

これで,ファームウェアを6.9.8に更新(すでにされていたかもしれませんが)。
つぎに,カメラ内の時計を,現在の日時に変更。
これをしなければ,バッテリーを接続した時点が1990-01-01 00:00:00になり,それが引き継がれるので,ファイルのタイムスタンプが役に立たない。
返信 165 awane-photo.com  投稿日 2018/10/15(月) 08:48:59  削除
副長さま

私が思う,「フィルムで撮る最大のメリット」は,
「失敗作だろうとなんだろうと,容赦なく,画像がモノに固定される」
ことです。

ディジタル撮影だと,プリントという工程を経なければ,画像がモノに固定されません。

とくに,ポジフィルムで撮るメリットは,
「容赦なく固定された画像が,すでに完成状態である」
ことであると,思っています。

もちろん,色合いがどうの,ポジをルーペで見たときの美しさがどうの,
大きなフィルムで撮れば引き伸ばしに有利だの,という特徴を否定するものではありません。

そして,大半のプリント需要は,数cm角のものでしょう。
それには,自然な画像であれば100万画素程度であればじゅうぶんですよね。
レンズの歪曲が強いので,OLYMPUS C-1400Lは使いにくいですが,数cm角の用途なら,目立たないものです。
ましてや,FUJIX DS-505Aなんて,最高のツールですよね。
当時,それを使っていたプロの人から聞いたこととして,「(ある種の)蛍光灯がライティングには最高,とても楽」という意味のこともありました。


返信 164 スポック  投稿日 2018/10/14(日) 19:21:25  削除
DCS460には液晶モニタが備わっていません。

むかし、スタジオでブツ撮りしているプロから聞いた話ですが、
「もうデジタルカメラで撮らないと仕事がもらえない」
「撮ってすぐに(外部の大型)モニタに映して見せないと、
 クライアントが納得してくれない」
「だから、好き嫌いではなくて、プロには必須の機材なんだ」
と話していました。

世の中に一台も無いのならとこかく、
たとえ高価でもそういう用途に使えるカメラが発売されたら、
否応無しに買わざるを得なかったのかも知れません。

DCS460にカード型HDを合わせたら400万円近くしましたから、
投資できずに廃業した写真スタジオもあったのでしょうね。
罪つくりなカメラです。
返信 163 スポック  投稿日 2018/10/14(日) 19:06:50  削除
一方、そのころの最新デジイチでも、
私の目から見たら、諧調表現がフィルムに及ばないと感じられました。
それで、撮影現場で、ネットの掲示板で、
どうして、おまえはデジタルを否定してフィルムを使い続けるのか?
と(言下に強い非難を込めて)よく訊かれました。
私はデジタルを否定するつもりは毛頭無い。
それどころか、ムービーカメラが先にデジタル化して、
「もはや静止画など時代遅れ」と言われていたときに、
「高画質なデジタルスチルカメラの時代が絶対に来る」と断言していました。

じゃぁ、どうしてデジカメに乗り換えないのだ?
いや、まだフィルムの方がいいと思ってるので。
そんな馬鹿なことがあるはずないだろ。お前は偏見が強すぎるぞ。
まぁ、買い替える金も無いし、もう少し安くなったら考えるよ。

と、ずいぶん馬鹿馬鹿しい口論をしたものです。
最近は私がフィルムで撮っていても、誰も何も言わなくなりました。
それどころか「おっフィルムで撮ってるのか?いいな」なんて言われます。

どうして彼らは、あんなにムキになってフィルムを否定したのだろう?

今は、もうデジタルカメラのクォリティが上がっているから気にしない。
だけど、その当時は、

デジタルの方が絶対に良いと信じていたからか?
デジタルの方が必ずしも良いとは信じきれなかったからか?
返信 162 スポック  投稿日 2018/10/14(日) 19:05:43  削除
awane総帥閣下

私がヤフオクでDS-505AとDS460を落札したとき、
既に元値の十分の一とか数十分の一とかになっていましたが、
本来の値段なら逆立ちしても買えないくらい高価でした。

情けないことに、私はDS460はまともに使えませんでしたが、
DS-505Aはそれなりに撮影しました。(室内でブツ撮りばかりですが)
知人に頼まれて出品物の撮影をしたことがありました。
DS-505AにAIAFマイクロニッコール105mmF/2.8Sを付けて撮りました。

その知人はスポックの写真の腕前が良いと勘違いして、
どんな練習をしたら、そんなにすごい写真が撮れるのか?と尋ねました。
その写真を添付して出品したところ、すごい高値で落札されました。
私が自分で見ても「まともな写真」に見えました。

そのときは既にニコンD1ですら旧型になった頃で、
デジイチも新製品が出るたびに性能がアップしていました。
そして少し背伸びをすれば買えそうな値段になっていました。

DS-505Aが百万円近くもしたころに思いを馳せます。
これくらいの画質があれば、チラシの商品写真くらいなら十分だろう。
スタジオで毎日撮っているプロはきっと物凄くこれが欲しかっただろうな・・・。
返信 161 awane-photo.com  投稿日 2018/10/14(日) 18:24:36  削除
副長さま

Kodak DCS 460に関する書籍ですが,もう1つ見つけています。
これも,後日,紹介する予定。

業務用(プロ専用ツールというべきか)としては当時,一定の普及というか注目を得ていたものと思われます。

返信 160 スポック  投稿日 2018/10/14(日) 12:26:25  削除
awane総帥閣下

> とても残念な状態になったNikon D1様ですが,
> かわって昨夜,Nikon D2X様をご厚意によりお迎えすることができました(^_^;
実用面はともかく、D1様はデジイチの歴史を語る上で外せない存在なので、
もし格安に出会えたなら、ぜしぜし保護を。

いや、カメラの歴史を語る上でも絶対に外せないでしょう。
ニコンFと同じくらいの存在だと私は思っています。
返信 159 スポック  投稿日 2018/10/14(日) 12:21:12  削除
誤:DCS430がメインになっているのは、
正:DCS420がメインになっているのは、

↓訂正
返信 158 スポック  投稿日 2018/10/14(日) 12:20:04  削除
awane総帥閣下

> 本文には,Kodak DCS 420の紹介記事があった。
> もちろん,期待通りにKodak DCS 460にも言及されている。
おぉ!素晴らしい。
今、残されているものとしては、第一級の資料ですね。
DCS430がメインになっているのは、
もしかしたら、DCS460があまりに高価すぎて、買える人は極く限られていて、
紹介記事が「読んでも仕方ない記事」なってしまう恐れがあったのかも知れません。

> この記事によると,「ニコンとの直接の協力関係はなく,
> コダックが単にニコンのボディを改造してデジタルカメラを作っているだけだそうだ。」とのことだ。
私は「フィルム室内にある小さな突起が撤去」には気が付きませんでしたから、
ボディ本体は全く手つかずで、"Kodak"の表記はどこにもなく、(追加部分にあり)
もしかして、コダック社が勝手にニコンのボディを利用しただけかも知れない、
と思っていました。

それでも、F5をベースにしたDCS660などは、
巻戻しクランクを撤去して、めくら蓋を嵌め込んでありましたから、
一応改造らしい形跡がありました、
これとて、中身に立ち入って「変化」されている訳ではないので、
これもコダックが勝手にやったのかも知れません。
返信 157 awane-photo.com  投稿日 2018/10/12(金) 08:27:51  削除
副長さま

まず,目視で判断できるかぎりでは,ソケットのピンに異常はまったく見られません。

また,さいごの動作を確認した後,カードの抜き差しをしていませんでした。

異常がさいしょに見られたとき,残り撮影可能枚数表示は正常でありながら,
すでにレリーズを受け付けない状態。
カードを抜き差ししたら,残り撮影可能枚数表示が1となり,完全な異常状態に。

なお,カードを抜いた状態では,カメラは動作します(いわゆる「空シャッター」は,可能)。

ということで,とても残念な状態になったNikon D1様ですが,かわって昨夜,Nikon D2X様をご厚意によりお迎えすることができました(^_^;

返信 156 スポック  投稿日 2018/10/11(木) 21:51:10  削除
awane総帥閣下

もしかして、
CFソケットのピンが曲がり倒れているということはありませんでしょうか?
閣下のことですから、チェックに抜かりはないと思うのですが、
CFソケットでは結構よくある不具合ですので。
返信 155 awane-photo.com  投稿日 2018/10/11(木) 18:38:18  削除
突然,お亡くなりになったNikon D1様…
しばらくバッテリーを抜いて放置してみましたが,やはり回復の兆しは見えず。
返信 154 awane-photo.com  投稿日 2018/09/20(木) 19:19:25  削除
Nikon D1様,突然,お亡くなりにorz

D1様のRAWデータをいじってみようと,サンプル撮影をしようと考えました。
6月には,少し試し撮りをしていました。
バッテリーはじゅうぶんに充電された状態で,電源スイッチをONにすれば,きちんと起動。
しかし,シャッターレリーズボタンを押しても,シャッターが動作しない。
上面ディスプレイを見れば,撮影可能枚数が「0」になって,CFカードのエラーを示している。
CFカードをさしなおしても,やはりエラー。
カードが壊れたのかと,別のカードをさすが,やはりエラー。
それらのカードは,別のカメラでは問題なく使用可能。

カードを抜けば,カメラはちゃんと動作する。ただし,当然ながら,画像を記録することはできない。

回復の見込みは,なさそうです…。

返信 153 スポック  投稿日 2018/03/25(日) 13:02:20  削除
れんすの神様

> ファインダー交換出来る機種では、
> ペンタックスのビュワーと腰高ファインダーとを合体させれば同じものが作れるハズです。
ファインダー交換できる機種なら、当然ファインダーを外せるのですから、
わざわざウェストレベルファインダーを改造するまでもなく、
ファインダーを外して、直接付けちゃえばいいように思います。
でも、保持するためのベースが欲しいし、そのために最も安いファインダーとなれば、
結局のところ、ウェストレベルファインダーのフードを外して、
下だけ使うということになりましょうか?(自爆)

ファインダースクリーンの枠とビュワーを直結させるというのは?(まだ言うか!)
返信 152 れんずまにあ  投稿日 2018/03/24(土) 16:40:13  削除
ステレオ写真てのに傾注していた時期がありまして、いや今もやりたくてたまらないのですが。

一眼レフでワンショット撮影は画面を2分割するプリズムかミラーをレンズの前に装着して行うのですが、ファインダーでは左右に2画面見えることになります。
ファインダーでも立体視してしまおう、と、ビュワーをウエストレベルファインダーの代わりにくっつけた製品がありまして、知る限り東独エクサクタ用とプラクチナ用のみですが、撮影しなくても覗くだけで楽しくなってしまいます。

ファインダー交換出来る機種では、ペンタックスのビュワーと腰高ファインダーとを合体させれば同じものが作れるハズです。
自動巻き上げがあるとマクロ撮影では便利、でF3は腰高持ってますがちょっと嵩張り、F4用の腰高を買いました。その後改造してませんが...
さてAFになると面白いなと思いましたがF4は中央一点なので、2分割画面では合いません。
F5ならいいんじゃない>でもファインダーが絶望的に少ない。まったく見掛けない。ファインダーが見つかれば、F5買おうと思いつつ、果たせないままもうデジタルが主流になってしまいました...
最近ではライブビューにビュワーを付ければ良いんじゃないかな...

F5ベースのコダックがファインダー交換出来れば、面白いでしょうね。
返信 151 スポック  投稿日 2018/03/24(土) 13:21:33  削除
awane総帥閣下

> 私が620,660,760に興味があるのは,F5ボディを利用しているならば
> ウエストレベルファインダーが使えるのではないか?という点です。
ただ、閣下がウェストレベルファインダーを使いたいのは、
地べたに咲いている花を撮るときでしょ?

DSC620とかDCS660はF5がベースで、
しかもバッテリーが肥大化していますから、
光軸の最低地上高が10cm以上になってしまいます。
ちょっとイラつくかも知れません。
モードラ無しのF3なら快適なのですが。

そういう用途なら、
MB20付きの(F4SとかF4Eじゃない)F4が最も楽かも知れません。
そのような姿勢なら自動巻きはとても快適です。
返信 150 awane-photo.com  投稿日 2018/03/24(土) 09:41:50  削除
副長さま

そう,ご指摘いただいたF3様の魅力は,そこなんです。

「遜色なく」を少し言い換えさせていただくならば,「どのファインダーに換えても同じ条件でTTL測光できる」ということで。
返信 149 スポック  投稿日 2018/03/24(土) 00:28:33  削除
awane総帥閣下

> 劣化したバッテリーでもついていれば,前向きに検討できたのですが…。
忍法殻割りの術も使えますしね。(^o^)

> 私が620,660,760に興味があるのは,F5ボディを利用しているならば
> ウエストレベルファインダーが使えるのではないか?という点です。
DCS660を手放さなきゃ良かったですね。

ただ、F5のウェストレベルファインダーは、
レアというほどではないものの、どこにでも転がっているということもありません。
私は持ってますけど。

F6の除くF一桁シリーズで、交換ファインダーを中古市場で見かける確率は、
F3が圧倒的に高いです。これは、F3がボディ測光になり、
どのファインダーに交換してもTTL測光できるようになったからでしょう。
F4もF5も、どのファインダーでも一応TTL測光できるのですが、
F4は標準装備のファインダーだけしか分割測光が効きません。
F5は標準装備のファインダーだけしかRGB-3D測光が効きません。
それでもTTL測光できだるという点でF3とは同等なのですが、
「どのファインダーに交換しても遜色なく測光できる」のはF3だけです。
返信 148 awane-photo.com  投稿日 2018/03/23(金) 19:03:38  削除
先日,DCS620とDCS760が出品されており,すこし追いかけてみようと思ったのですが,動作未確認,外見かなり悪しで,バッテリーがないこともあり,追いかけずにおきました。出せない金額ではないものの,バッテリーがないのはあまりに残念。劣化したバッテリーでもついていれば,前向きに検討できたのですが…。

私が620,660,760に興味があるのは,F5ボディを利用しているならばウエストレベルファインダーが使えるのではないか?という点です。最近のチルト液晶を使えばよいではないか,と言われそうですが,やっぱり花の接写などではウエストレベルファインダーを使いたい。35mm判カメラサイスのディジタル一眼レフカメラで,ウエストレベルファインダーが使える(かもしれない)のは,F5ボディを利用したこれらだけのはずなので…

返信 147 スポック  投稿日 2018/03/21(水) 23:32:31  削除
誤:DCS620
正:DCS660

↓訂正
返信 146 スポック  投稿日 2018/03/21(水) 23:01:27  削除
れんずの神様

> 私はフィルムカメラは最近手放さずどんどん蓄積沈殿していく方なのですが、
拙宅もフィルムカメラのブラックホールみたいになっています。

> デジタルの一部はぽんぽん買い換えます。
私もデジイチは出入りが激しいですね。

FUJIX DS-505A → カメラミュージアムへ
Kodak DCS460 → カメラミュージアムへ
Kodak DCS620 → 売却
Nikon D100 → 現役
Nikon D700 → 現役
Nikon D70s → 譲渡
Nikon D810 → 借用中

DCS620はF5ベースなので単三で動くはずと思って落札したのですが、
専用バッテリー(F5用とは違う)でしか動かないと判ったので即座に出品。
D70sはベタベタになったD100の代替機として入手したのですが、
D100をきれいにできたので帰国する中国人へ餞別として差し上げました。

> 次々買い換える方は家が広々していいなーと思います
カメラミュージアムという駆け込み寺もあります。
少々難があっても保護して下さる奇特な和尚様がいらっしゃいます。
返信 145 れんずまにあ  投稿日 2018/03/21(水) 09:55:38  削除
>カメラやレンズをつぎからつぎに,「ぽんぽん買う」人は,私自身も含めて単に「好きやなー」
>「あほやなー」と思う (^_^; しかし,「ぽんぽん買いかえる」人は,いくつかのパターンにわけられるだろう。

私はフィルムカメラは最近手放さずどんどん蓄積沈殿していく方なのですが、デジタルの一部はぽんぽん買い換えます。
常時携帯しているコンパクトは、3-4年ごとに壊れるので更新してるだけで買い換えとはちと違う。
愛用しているレンズ交換式は壊れるまで使うつもり。

買い換え対象は、イベントに必要だけど、終わったら無用になる高倍率デジ。
早いと1週間以内で売却(または試用の名目で購入後すぐ返品.なんか申し訳ない.)
2003年 オリンパスE100RS 38~380mm相当
2006年 コニカミノルタディマージュz5 35〜400mm相当
2009年 フジフィルムs100fs 28〜400mm相当
2010年 ペンタックスX70 26〜624mm相当
2011年 キヤノンEOS X7 18-200mmつき

何故即座に売るかというと、撮影に物凄くストレスがかかるから。
レスポンスが非常に遅く、狙ったシャッターチャンスに撮影できない。焦点合わない。
他作動諸々が鈍いので凄いストレス。
それと、小さな撮像素子で高画素のためか、異様にエッジが立った画像で全く好きになれない。
手ぶれ補正のお陰で屋外なら超望遠でも結構ブレが目立たないのはいいですね。

この中でKiss7は流石に高年式レンズ交換式SLRですからそこそこの速度で焦点精度が高く、問題はないどころか結構素晴らしいのですが、既存のシステムと異質なので早々に売却しました。
ただタッチ操作の液晶は高倍率マクロで便利なことに気付き、ファインダー要らないよねと安いEOSMを買ってきて、それが現在の超高倍率や顕微鏡のメインなんで、Kiss7を経験して良かったです。
カメラとしてよりはフィルムホルダーのような感覚。

次々買い換える方は家が広々していいなーと思います(自爆
返信 144 awane-photo.com  投稿日 2018/03/14(水) 00:38:12  削除
副長さま

FUJIX DS-505Aが出力するJPEGファイルは,ほんとうに素直で自然な画像になっていると思いました。ご指摘通り,画素数が物足りないことを除けば,最近のものにくらべても問題はなさそうに感じます。カメラそのものには,ボディがあまりにも巨大であるという問題点がありますが(^^;

Kodak DCS 460はJPEGファイルを出力してくれず,プレビュー画像つきのTIFF形式ファイルになっており,いわゆるRawデータとして扱われることになります。この色調整が,すこぶるむずかしい。一般的な光景であれば「オート」でそこそこ現代的なものになりますが,花や紅葉など色の分布が偏ったものを「オート」で処理すると,妙にどぎつくなることがあります。そういうときは「太陽光」にして,あえて赤っぽく偏った色を補正するようにしています。これが正しいのかどうかは,わかりませんが。メーカーさんが意図したものかどうかはわかりませんが,とりあえず現在は,これを強烈な個性として受け止めることにします。
返信 143 スポック  投稿日 2018/03/12(月) 22:56:08  削除
awane総帥閣下

今回の梅の写真を拝見すると、コダックの色調というものが何となく判ったような気がします。

実は2台のクラデジイチを復活させていただいたとき、
正直なところ、DS-505Aの方がずっと「まともなカメラ」だと感じました。
広電の電車やドバトの写真を見る限り、画素数を別にすれば、
現在でも十分に通用するクォリティだと感じていました。
そしてその感覚は、あながち間違ってはいなかったのですが、
当たり前の写真を当たり前に撮れる。これは非常に大事なことだと思うのですが、
当たり前の写真が撮れるデジイチが無理せずに手の届く値段で買える昨今では、
新しいデジイチを買ってしまえばそれで事足りてしまう訳で、
現在のデジイチでは撮れないような、当たり前でない写真が撮れてしまうのが、
DSC460なんだな、と納得させられました。
DCS Pro14nもコダックの製品ではあるのですが、
こちらは遥かに優等生的というか、無難な発色ですね。
もちろんそれは進化したからに決まっているのですが、
結果的に個性が抑えられたようにも感じます。
返信 142 awane-photo.com  投稿日 2017/12/20(水) 00:29:41  削除
6800はほんとうに,スマメであること,USBが独自形式であること,この2点がなければじゅうぶんに今でも魅力の大きな機種かと。

まあ,128MBのスマメも1枚は確保できましたし,専用USBケーブルはAliExpressで入手できましたので,その気になれば実用できます。最近はもっぱら,F710を常時携帯しているもので。
返信 141 れんずまにあ  投稿日 2017/12/19(火) 17:27:54  削除
確かに。
メディアリテラシーというものでせうか。

シンプルな1700のデザインもよいけど、6800のほどほどに未来的な形状もなかなか。フィルム給送を考えなければカメラの形は自由。でもそれは撮像素子が小さければであって、昨今の大型素子は形状の制約を招いているかも。
返信 140 awane-photo.com  投稿日 2017/12/17(日) 21:55:11  削除
あまりに,できすぎたネタで(^^;
返信 139 れんずまにあ  投稿日 2017/12/16(土) 17:18:13  削除
FUJI FinePix 6800Z。
これはよいものを。ハニカムCCDの熟成が進んだ時期。

この縦型機種を見て思い出すのは、1700zのOEM、ライカ デジルックスズーム。
当時神戸ルミナリエで使っているをぢさんを目撃したことがあります。

雑誌に載っていた実話ギャグ
高齢者デジルックスオーナーがフジ1700zを見て、「ついにライカが日本にデジタルカメラを供給するようになったか!」

このギャグに結びついて、フジの縦型機は忘れ得ないものになりますた。
返信 138 awane-photo.com  投稿日 2017/09/11(月) 05:03:10  削除
>フィルムというか、ガラス湿板に始まる撮影用感光材は、
>百年以上の歴史の中で改良を重ねてきました。

ダゲレオタイプを現代的に再現しようという人もあるようですね。




返信 137 スポック  投稿日 2017/06/29(木) 22:09:04  削除
MATIA大元帥閣下
れんずの神様

>> 一般フィルムが如何に広大な輝度範囲を印画紙に焼ける程度まで写し込んでいるか、
>> 偉大さを実感しました。
> 神様のこのご意見に同意。
はい。
フィルムというか、ガラス湿板に始まる撮影用感光材は、
百年以上の歴史の中で改良を重ねてきました。
その過程では何度もユーザーによる取捨選択がなされて、
時間フィルターを通り抜けてきたものだけが残っているのです。

世はデジタルの時代。
フィルムはこのまま歴史の波間に沈んでいくのでしょうか?
そうあってはならないと私は思います。
決して、決して、デジタルの利便性を否定しているのではありません。

kanセンセ

ご無沙汰いたしております。

> いろいろな古典レンズなどをほぼ自由に使うなら、
> スピグラかセンチュリーやクラウングラフイックが一番ではと思います。
Kan's Roomを再度拝見しました。
シャッター付きスピグラがあるとは知りませんでした。
長めのレンズを使うなら無敵ですね。

れんずの神様

> 先日ソルントンのお化けみたいな、ほぼ5x7をカバーできるくらいの
> ローラーブラインドシャッターのジャンクを見付けて持ち帰りました。
ソルントンシャッターの部品を使って、
マミヤプレスにフォーカルプレインシャッターを組み込むというのも、
夢物語ではないのかも? ←まだ言うか!?
返信 136 MATIA  投稿日 2017/06/29(木) 19:06:04  削除
副長さま

>一般フィルムが如何に広大な輝度範囲を印画紙に焼ける程度まで写し込んでいるか、
>偉大さを実感しました。

神様のこのご意見に同意。


れんずの神様
>RCでは十分現像しないと黒が黒くなりません。
>かなり厳密な露光を行った上での途中停止かと思います。

いいえ,撮影に使ったものは,密着焼きするための「ネガ」です。
密着焼きするときに,しっかり焼いてコレクトールで現像すれば,それなりに黒くなります。
原版は,かならずしも真っ黒になることを要求せず,真っ白い部分がなくなるところでで止めるようにします。ただでも狭い印画紙のトーンをじゅうぶんに使い切れていないわけですが…

まあ,「たっぷり露光,あっさり現像」すれば,それなりになんとかなりそうな。
返信 135 れんずまにあ  投稿日 2017/06/28(水) 18:50:11  削除
kan様おでましありがとうございます。
フォーカルつきスピグラは未体験なのです。良い出会いがあればよろしいのですが。
近所にスピグラのシャッター部分を切断してカンボかなにかビューカメラ後部にフォーカルプレーンシャッターとして付けられる改造品があるんですが、店主がなかなか値段を付けてくれません。

先日ソルントンのお化けみたいな、ほぼ5x7をカバーできるくらいのローラーブラインドシャッターのジャンクを見付けて持ち帰りました。コードを引いてチャージ、実質3速くらいですが、あれば有り難い。
フォーカルプレーンとして使うのもよし、レンズの前に付けるのもよし。
枠は木製なので、色々と考えてます。

リスフィルムは正規には滅亡してしまいましたが、グラフィックフィルムの名で輸入品があるようです。
ただしコダリスのような低価格は望めません。
今のところ印画紙露光のメリットは、最安値のモノクロシートフィルムのさらに1/10くらいで撮影出来ること。
ラチチュードの狭さは致し方ないので、安い分段階露光で再現域を確保するようにしています。

副長様、
一般フィルムが如何に広大な輝度範囲を印画紙に焼ける程度まで写し込んでいるか、偉大さを実感しました。

MATIA主様、
ここぞと言うときに止めるのは、バライタではよく行われますがRCでは十分現像しないと黒が黒くなりません。かなり厳密な露光を行った上での途中停止かと思います。
またポリコンはセーフライトが暗く、セーフライトで判断するのは結構熟練が要りそうです。
まあ、それやこれやも楽しみのうちでございますね。

ご作例では結構密着焼きが綺麗に出ているようで、感激しました。
返信 134 kan  投稿日 2017/06/28(水) 15:24:08  削除
リトレックSPは69リトレックの輸出・最終型で、シャッターが改良されていますね。
自動絞りではないので使い易いとは言いにくいですが、立派な画質は言うまでも無いでしょう。

いろいろな古典レンズなどをほぼ自由に使うなら、スピグラかセンチュリーやクラウングラフイックが一番ではと思います。スピグラだとフランジバックの問題で23(69)で90o程度が限界ですが、アクセサリーシューを外して上部を切り取れば、4×5で65o、69だと50oくらいまで使えます。それより短い場合はシャッターレスのセンチュリーなどで同様にすれば、もう10ミリは下げられるでしょう。長い玉は延長チューブなども利用すれば実用ですね。
二丁掛け等大きいフイルムには組立暗箱にスピグラのシャッター部を組み込めば無敵でしょう。機動性はゼロですが、しっかり使えますし。

印画紙撮影は副長のおっしゃる通りで、フイルムよりずっと感度が低くラティテュードは狭いですから、特殊サイズはリスフイルムから切り出して軟調処理が良いのではなどと考えます。考えてもフイルムがある限りやりませんが。
返信 133 スポック  投稿日 2017/06/27(火) 23:50:48  削除
ちょっと考えてみると、印画紙で撮影するというのは、
いささか条件が厳しいというか、状況を選ぶような気がします。

被写体を撮影したネガフィルムは、被写体の明暗比が相当圧縮された像が記録されています。
印画紙は、その明暗比が圧縮された像光を当てて、ちょうど良いように調整されているはずです。
そこへ、いきなり明暗比が大きな光を当てるのですから、コントラストが高くなるのは当然です。
ですから、明暗比の少ない被写体というか、そういう状況を選んで撮影すれば、
良い結果が得られるような気がします。←他人事みたいに言うてんと自分で撮ってみろよ。
返信 132 MATIA  投稿日 2017/06/27(火) 01:27:10  削除
れんずの神様

>なるほどフィルム現像液を使えばもっと柔らかくなるのか。

2号で試しましたが,「柔らかくなる」というよりも,
「進行が遅いので,ここぞ!というところで止められる。」という面が強いかと。

コレクトールでは,像が出始めると急激に進行しますが,
フィルム用現像液だと比較的ゆっくりで,
SPDの1:1がもっとも扱いやすく感じた次第です。


副長さま

>> 店(スレッド)を変えるべきかもしれませんが、ややこしいのでこのまま。
>でいいですよね?>閣下

どぞ(^^)



返信 131 スポック  投稿日 2017/06/26(月) 23:21:39  削除
れんずの神様

> 副長様寛大なお言葉いたみいります。
えぇっと・・・寛大なのはMATIA大元帥閣下であられます。
私は単に厚かましいだけのことで・・・

> 店(スレッド)を変えるべきかもしれませんが、ややこしいのでこのまま。
でいいですよね?>閣下


こういうところが厚かましい。

> 薄暮で絞ればキャップ露光で十分ですし、
そっかぁ!
挽き豚なんかより、キャップの方が使いやすく、かつ高性能(露光ムラになりにくい)ですよね。

> モノクロームだから、赤とかオレンジの色セロハンでよいかもしれませんね。
でも、セーフライトと同じ色なら、印画紙には使えません。
あ、印画紙の感度なら、そもそも減光する必要はないですよね。

> 低感度フィルムでシャッターいらずてのはよいですよ。
2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」の後半の回(第40回だったか?)で、
篤姫が和宮や徳川家茂らとともに「フォトグラフィーというもの」で撮影されるシーンがありましたが、
感材(フィルムなわけないのですが、湿版に薬品を塗る描写は無し)をセットしたら、
レンズキャップを外して、しばらく経ってから、キャップを付けていました。
返信 130 れんずまにあ  投稿日 2017/06/26(月) 12:22:34  削除
なるほどフィルム現像液を使えばもっと柔らかくなるのか。
最近135と120現像を再開したのでSPDはあります。
シート現像は、タンクも可能だけどできれば暗室が望ましいなあ。
返信 129 MATIA  投稿日 2017/06/26(月) 00:18:31  削除
れんずの神様

>フジブロですが、テストしたことがあります。
>普通の現像(コレクトール1:1)では、

コレクトールでは,無理っぽいですね。
いまのところ,SPDの1:1が扱いやすく感じています。
ミクロファインやD-23も試しましたが。
返信 128 れんずまにあ  投稿日 2017/06/26(月) 00:06:59  削除
副長様寛大なお言葉いたみいります。
店(スレッド)を変えるべきかもしれませんが、ややこしいのでこのまま。

さて、リトレックSPのフィルムバックは、接続部をよく見たことがないので謎です。
グラフロックではないと思いますが、当時の汎用性を考えるとシートフィルム使用可能であればグラフロックしかないようにも思います。
ただ2x3のシートは4x5ほど普及はしていなかったとも。

マミヤプレ不安倶楽部としては、是非ともボディを活用した汎用カメラを作ってみたいところではございますが...
成る程バック引き出し蛇腹を焦点調節に...微調整は困難ですが、スペーサーを作って段階的に調整すればよいかもしれませんね。

低感度フィルムでシャッターいらずてのはよいですよ。
最近大判カメラ撮影しておりますが、ISO100フィルムでも薄暮で絞ればキャップ露光で十分ですし、シャッター無しレンズが自在に使えます。
日中はISO100では絞りきってもキャップ露光は無理です。NDフィルターをお使いの方もおられますね。
ただ直径100mmを超える古典レンズに着用できるNDフィルターは、少なくとも安価には存在しません。
モノクロームだから、赤とかオレンジの色セロハンでよいかもしれませんね。

ご指摘のフジブロですが、テストしたことがあります。
普通の現像(コレクトール1:1)では、2号でもあまりにも硬調ツートーンで、スキャン画像処理しても細部は出ません。多諧調0号でも五十歩百歩。
一般印画紙を撮影に使うには、余程軟調の現像液を使うか、普通ではない方法が必要。最終的に多諧調の硬調粒子に露光しないよう緑フィルターを掛けて、多分マイナス2号くらいにして漸く細部が出る。このとき感度はISO2−4くらい。ピーカンでも完全キャップ露光です....
返信 127 スポック  投稿日 2017/06/25(日) 01:19:49  削除
なんで文字化けしたのだろ?

誤:で、マミヤプレ不ファンクラブの本分に戻りまして・・・
正:で、マミヤプレスファンクラブの本分に戻りまして・・・

↓訂正
返信 126 スポック  投稿日 2017/06/25(日) 01:17:36  削除
れんずの神様

> もはやクラデジの話題ではありませんが...
それはまぁ、毎度のことですので・・・(^^;

> リトレックSPで検索されると、6x9cm判一眼レフの画像をご覧になれます。
ありがとうございます。さっそくさくっとぐぐってみると、
メディアジョイが当たりましたので拝見しました。
面白いというは、魅力的なカメラですね。
ボード付きのレンズが使えるのなら、応用範囲は広いですよね。
フィルムバックはどうだったのでしょう?グラフレックスとか使えたのでしょうか?
あるいは、一般的なシートフィルムホルダーがそのまま取り付けできたのでしょうか?

で、マミヤプレ不ファンクラブの本分に戻りまして・・・

マミヤプレスの適当なボディのレンズマウントを取り除いて四角い穴を明けてしまい、
リンホフボードとかを取り付けできるようにすれば、
バック部にはピントグラスが使えるので、構図決定ができますよね。
ピント合わせはどうするかって?初代プレスやスーパー23の蛇腹で何とかしましょう。
でも、これじゃぁ、フォールディングカメラに比べて何のメリットも無いですよね。
バック部の直前にフォーカルプレインシャッターを取り付けましょう。
どうやって?ソルントンシャッターの部品を流用して何とかなりませんかね?
あっ、もっといいことを思いつきました。
うんと低感度な感光材を使えばいいんです。フジブロとか。
それなら、フィルムホルダーの遮光板で十分代用になります。

マミヤプレスの後半分だけでも使って、前板を何とか工夫して、
「ボディがほとんど使えないような旧型カメラのレンズ」で撮影できたらいいのに。
また、妄想癖が。
返信 125 れんずまにあ  投稿日 2017/06/24(土) 18:56:32  削除
副長様、もはやクラデジの話題ではありませんが...

>ウィスタリトレック
リトレックSPで検索されると、6x9cm判一眼レフの画像をご覧になれます。
また、武蔵野光機はこのあとリトレック66という近代的な6x6cm一眼レフを発売します。
これはノリタ66の前身です。

私はSPもノリタも所持したどころか触った経験もありません。
SPのレンズはボード交換されボディとの連携は全く無いようです。またレトロフォーカス型広角は用意されず、90mmがもっとも広画角のようです。

リトレックビューという5x7インチ金属暗箱を持っています。
この後、ウィスタの名称でリンホフテヒニカ同等の4x5テクニカルカメラと、トヨビューのようなモノレールビューを販売しました。
テヒニカにはない新機軸も多く、すぐれたカメラだと思いますが私は持っていません。
返信 124 スポック  投稿日 2017/06/22(木) 21:54:08  削除
れんずの神様

私の妄想にレスをいただけて光栄の至りです。

> TX-1を出したフジが、同じレンズを流用できる645フォーカルプレーン機を作る。
> フォトキナやPMEのアンダーテーブルに廻っていたという噂も。
> フジは発売寸前まで行った645RF機を引っ込めてしまった。
そんな話があったのですか。
発売されたら面白かったのに残念ですね。

> 私はボディがほとんど使えないような旧型カメラ、
> 例えば蛇腹機やベスト判一眼レフなどのレンズを付けたかったのです。
フォーカルプレイン機なら、取り付けさえできれば、何とでもなりますからね。

レンズシャッターになる前のゼンザブロニカは何通りかのマウントが用意されていて、
自作(改造)向けのねじ込みマウントまで備えていたと聞いたことがあります。
一眼レフですから、バックフォーカスの制限はありますが、
焦点距離の長いレンズならば、取り付けて撮影できたのでしょうね。

多用途に使える一眼レフとしては、ウイスタリトレックというカメラがあったそうですが、
私は実物を見たことがなく、詳しいことはまったく何も知りません。
返信 123 れんずまにあ  投稿日 2017/06/22(木) 03:13:37  削除
副長様、

それは本当に素敵な夢ですよね。一時期は身を焦がしそうに切望しました。
当時以下のような噂がありました。
TX-1を出したフジが、同じレンズを流用できる645フォーカルプレーン機を作る。
フォトキナやPMEのアンダーテーブルに廻っていたという噂も。
確かに、TX-1のファインダー機構にペンタックスやマミヤで実績がある645フォーカル
シャッターを流用できる現実性がありました。
でも、その時に出現したのがブロニカRF645。
フジは発売寸前まで行った645RF機を引っ込めてしまった。
噂を聞いて期待して待っていたので落胆も大きかった。

TX-1に、35mm用シフトレンズ:確かPCニッコール35mmと28mm、をつけるマウントアダプタを
製作した記事をカメラレビューで読みました。
確かにムーブメントが大きいシフトレンズなら24x65くらいカバーします。(初期ニッコール35は無理?)
それも興味深いのですが、私はボディがほとんど使えないような旧型カメラ、例えば蛇腹機やベスト判
一眼レフなどのレンズを付けたかったのです。

今フジは645より小さいフォーカルデジカメを出しましたが、その遠い祖先かな。
多分センサーが一番お金が掛かる部分なので、多売できない機種に専用センサーを付けると大変な値段
を覚悟せねば。
どんなに素晴らしいカメラといえど、フェーズワンみたいな価格だとアマチュアにはちょっと...
てなことで夢を壊すことばかり<(_ _)>
返信 122 スポック  投稿日 2017/06/21(水) 21:37:14  削除
あくまで夢物語なのですが・・・

フジTX-1およびTX-2の画面サイズは24mm×65mmですが、
それを、ここでは仮に「135フルパノラマ」と呼ぶことにします。

24mm×65mmの対角線長は約70mmです。また、645(セミ判)の対角線長は約70mmです。
つまり、セミ判用レンズのイメージサークルは135フルパノラマをカバーできることになります。

フジTX-1やTX-2は、優れたカメラだと思いますし、非常に魅力的でもあるのですが、
パノラマ写真のために、交換レンズを含む全システムを買い揃えるのは負担が大き過ぎました。

もし、ペンタックスか、ブロニカか、マミヤのいずれかが、
セミ判一眼レフの交換レンズが使える、135フルパノラマカメラを発売したらどうだったでしょうか?
一眼レフ用の交換レンズを利用するのですから、距離計連動機というわけにはいかないでしょうけど、
一眼レフか、目測式かで、ボディだけ発売してくれたら、私のような物好きが買っていたかも知れません。
もちろん、ブロニカRF645のレンズを利用するのなら、距離計連動機が実現しますけど。

いずれにせよ、今更フィルムカメラを発売してくれるとは思えないので、夢物語に過ぎませんね。
では、デジタルカメラの可能性はどうでしょう?

35mmフルサイズ用レンズを利用することを前提にすれば、
16mm×40mmをカバーできるので、これならAPS-Cサイズと兼用ボディにできるでしょう。
ただし、縦横比が1:2.5になるので、パノラマとしてはちょっと物足りないかも知れません。
135フルパノラマと同じ縦横比の1:2.7を実現するのなら、15mm×40.6mmにするのが穏当です。
以上のことから、イメージセンサを16mm×40.6mmで作っておいて、
15mm×40.6mm(1:2.7)フルパノラマ(35mmフルサイズ用レンズ利用)
16mm×40mm(1:2.5)準パノラマ(35mmフルサイズ用レンズ利用)
16mm×24mm(1:1.5)標準サイズ(APS-Cサイズ用レンズ利用可能)
をいつでも切り替えできるようにしておけば、非常に便利に使えると思います。

こんなデジイチを、どこかが作って欲しいですね。
4月1日用のネタかな?
返信 121 スポック  投稿日 2017/06/17(土) 19:15:21  削除
MATIA大元帥閣下
れんずの神様

詳しく具体的かつ正確な情報に、ただただ感嘆するばかりです。

> 当時パノラマプリントサービスは比較的安価に供給されたので、
私はこの点だけは高く評価したいと思います。

パノラマプリントは、
もっとも多数プリントされていたであろうL判と同じロール紙を使うことによって、
同一消耗品大量消費によるコストカットを実現できたのだろうと思われます。
カメラ(写ルンです。)とラボの両方を持っている企業だからこそ実現できたのでしょう。

フジにとっては、印画紙が沢山消費される(売れる)のでそれなりに潤ったでしょうし、
ユーザーとしても、写真の新しい楽しみ方が増えたのですから悪い話ではありません。

ただ、それだけに、あんな詐欺まがいの売り方をしたのが残念です。
着想は悪くなかったのに、そして、それなりに良い成果も挙げたのに、
つまらんところで、ケチがついたように感じます。
返信 120 MATIA  投稿日 2017/06/16(金) 18:14:39  削除
れんずの神様

>写ルンですHiパノラマというパノラマ専用使い切りカメラが登場、
>同時にパノラマプリントサービスが立ち上がります。

なるほど,まずは「写ルンです」か!


返信 119 れんずまにあ  投稿日 2017/06/16(金) 17:16:50  削除
副長様、伝聞ばかりで申し訳ありませんが...
> 画質が満足できない範囲が,プリントの際にケラレてしまう四隅限定くらい,というわけにはいかなかったんですね。

流れ流れて〜 ということで像を結ばないレベルのようで。
12x36内であっても、両端に流れが見え、両サイドに主題を配するのは不適当と感じるくらいですから、その外は奈落ですね。

>プリントサービスが先なのか,カメラが先なのか,

まずは、写ルンですHiパノラマというパノラマ専用使い切りカメラが登場、同時にパノラマプリントサービスが立ち上がります。
使い切りではないカメラでパノラマに対応したのはまずオリンパス、もしくはフジHD-1。アパーチャにマスクを後付けで入れる方式。蓋を開けないとマスクは着脱できず、一端入れると途中切替はできません。
サービス当初はフィルム1本パノラマで通さないといけないのでそれで良かったのです。そのフィルムにはパノラマ撮影を示すシールを貼ることになっていて、貼っていなければ普通のプリントに回されるわけです。カメラを購入するとシールが何十組か付属していました。
ミノルタはP'sという24mmレンズ固定パノラマ専用コンパクト機を出しています。
それでも1本全部パノラマてのは使い道がない...と苦情が出たのか、後に現像所が折れて途中切替機種が登場、1本の中にパノラマが混在してもよいことに。自動判別できるようになったのでしょうね。
APSはコマ毎にフォーマット情報が記録されていますから、この辺りの省力化も考慮されていたんでしょう。

> まずは,パノラマサイズプリントサービスがはじまり,そのサイズに対応した撮影のできるカメラが後追いしたように思えますが…

フィルムメーカーが本腰入れないとこういうサービスは走りませんし、撮影機を同時リリースしないとサービスが成立しません。ということで同時進行だったのです。
返信 118 MATIA  投稿日 2017/06/16(金) 08:34:54  削除
れんずの神様

>リコーR1の(略)
>フルフレーム24mmにされた方のお話では、周辺光量は問題無い(けられない)ものの、
>周辺の収差が大きく、良像範囲は結局12x36mmになってしまうようです。

画質が満足できない範囲が,プリントの際にケラレてしまう四隅限定くらい,というわけにはいかなかったんですね。


>当時パノラマプリントサービスは比較的安価に供給されたので、
(略)
>そのため私は上記のような低価格サービスは評価していました。

「日本カメラショー」や「写真用品ショー」のカタログをさかのぼるだけでは,
プリントサービスが先なのか,カメラが先なのか,同時なのかなどの背景がわかりませんでした。
このあたり,実際にはどうだったんでしょう?

「パノラマ途中切り替えカメラ」のまえに,「マスクを入れるタイプのカメラ」がありました。
そのまえには,「ファインダーに,パノラマ用のフレームが入ったカメラ」がありました。
そのまえに,パノラマ判対応のフォトフレームが発売されているようなので,まずは,パノラマサイズプリントサービスがはじまり,そのサイズに対応した撮影のできるカメラが後追いしたように思えますが…

返信 117 れんずまにあ  投稿日 2017/06/15(木) 22:58:27  削除
リコーR1のワイドパノラマ時は、ノーマル30mmf3.5から24mmf8に広がるため、より横が広く写せます。
パノラマ時に上下がマスクされますが、これを取り去ってフルフレーム24mmにされた方のお話では、周辺光量は問題無い(けられない)ものの、周辺の収差が大きく、良像範囲は結局12x36mmになってしまうようです。

当時パノラマプリントサービスは比較的安価に供給されたので、私はR1のOEM、PregoMicronを旅行で借り出し、サービス判より随分大きなワイドパノラマ多数楽しみました。
本来のパノラマ:24x54や24x68、6x12、6x17などをプリントする際には手焼きですからかなりの出費を覚悟せねばなりません。

そのため私は上記のような低価格サービスは評価していました。
しかし、カメラボディは単に上下をトリミングするだけで、フィルム面積を半分無駄にしているので評価できません。

ところで12x36mmフォーマットで24mmレンズを使うとすると、上下の画角は24x36で48mmレンズを使うのに等しい。横は24mm相当ですよね。
No1パノラムコダックは標準画角レンズをスイングして拡がりを強調すると言われていますので、なかなかR1のワイドパノラマは良いところを突いているのでは。
でも、サービスパノラマまで拡大すると、R1のワイド画質はかなり低いんですよね。残念。ちょっとGR1でパノラマやってみたいです。

デジタルカメラでマルチフォーマットを謳っている機種がありますね。
ご指摘の通り撮像素子サイズは変わらないのですから、その中でトリミングしているわけです。
この撮像素子は円計ではなく矩形なのですが、最大画素数時でも撮像素子全ての面積を使っていません。
最大画素数になるフォーマットを単に上下左右トリミングして1:1や1:3にしているのではなく、撮像素子から目的フォーマットを最大効率で切り出しているようです。
つまり、3:4が最大画素数とすると、1:1では3:4より上下が長く、1:3では横幅が大きくなります。

135フィルムの12x36mmナンチャッテパノラマよりも、ちょっと効率がよいことをしているわけです。
どの機種がそうかは、そこまで興味ないので即答できませんが。
返信 116 MATIA  投稿日 2017/06/15(木) 12:29:11  削除
副長さま

>いつまでも客を騙し通せるなどと思ってはいけません。
>騙されたことを悟ったユーザーは、次からは決して同じメーカーの製品を買わないでしょう。

キヤノンとフジについては,「騙してもよい客」と「騙してはいけない客」をうまく使い分けているような気がします。あくまでも,個人の感想,印象ですが。どちらにも,じゅうぶんな満足を提供できるにもかかわらず,なんというか姑息な罠をしかけているというか,なんというか。



>パノラマモードが付いているカメラなら、リコーR1の方がよほどまともだったと思います。

RICOH R1/ R1sは,いわゆるパノラマモードが,その意味をじゅうぶんに発揮できる,貴重な存在かと。(その意味に,必要性があるかないかは別として)


>いっそのこと、イメージセンサを横長に作ってしまい、
>ノーマルモードのときは、左右をカットするような仕様にすれば、
>文句なしのパノラマモードを謳えたのに、どうしてそうしなかったのでしょう。

フジの場合,自分でつくらず,「つくってもらっていた」からかと。
あまり突飛な規格のものは,できない。

でも,ハニカムSRという突飛な構造のものを「つくってもらっていた」のであれば,ワイド形式のセンサを選択する手はあったでしょうね。


たぶんに「ワイドモード」には,「客をだます」意図はなかったものと思います。
おそらく本来は,ワイド画面のテレビで動画を楽しむための,機能かと。(ハイビジョンテレビ程度であれば,上下をマスクした実質450万画素でも十分。)
それを宣伝時に,「ワイドモードでパノラマ写真を」のような宣伝をしてしまったのかなあ,と。

どうでしょう?


返信 115 スポック  投稿日 2017/06/14(水) 12:59:47  削除
パノラマプリントは、上下幅が同じで、横幅が二倍ほどになり「広くなった」ように錯覚します。
しかし、透視ファインダーを覗いて撮影するときは、パノラマモードに切り替えたときに、
左右はそのままで、上下がマスクされて「狭くなった」だけであることがバレてしまいます。

ところが、液晶モニターになると、パノラマモードに切り替えたときに、
左右両端が広がったように表示するという姑息な手段で、撮影時にもユーザーを騙せてしまいます。

パノラマモードって、上下をカットしているだけで、左右がちっとも広がってないじゃないか。
いいえ、この通り、ちゃんと広がっている「ように見える」でしょう?・・・って、詐欺じゃない?

いつまでも客を騙し通せるなどと思ってはいけません。
騙されたことを悟ったユーザーは、次からは決して同じメーカーの製品を買わないでしょう。
パノラマモードが付いているカメラなら、リコーR1の方がよほどまともだったと思います。

でも、もし、ズームの広角側限界を、パノラマモードのときだけ広げる仕様だったとしたら、
(ノーマルモードのときは、ズームの広角限界を狭いところにとどめたとしたら)
とりあえず、パノラマモードは「ノーマルモードより広く撮れる」ことになる訳で、
そうしなかっただけでも、救いがあると言うべきなのかも知れません。

いっそのこと、イメージセンサを横長に作ってしまい、
ノーマルモードのときは、左右をカットするような仕様にすれば、
文句なしのパノラマモードを謳えたのに、どうしてそうしなかったのでしょう。
返信 114 MATIA  投稿日 2016/12/16(金) 08:41:04  削除
副長さま

>使わないときは電池を抜いておくのが常識だろう?と言われますが、

実際に,ジャンクコーナーにあるカメラの大半は,電池室にトラブルがあるように感じますので,「使わなくなったら,電池を入れっぱなしで放置」というのは,よくありそうですね。

私は,電池を使いまわすので,「使わないカメラ」に電池を入れっぱなしにすることは,あまりありませんが(^_^;
返信 113 スポック  投稿日 2016/12/15(木) 22:25:43  削除
MATIA大元帥閣下

>> 物理的にくたばって(特にバッテリー)捨てられたものも多かったでしょうし、
> QV-10の「いいところ」として,電源が単3乾電池4本だ,という点があるのですよ。よ。よ。
はい、健康体ならバッテリーの心配をしなくて済むのは、非常に「いいところ」ですよね。

ただ、かつて、ジャンク棚に転がっていたQV-10(QV-10Aだったかも知れない)は、
私が見たものに限って言えば、例外無く、電池室が惨たらしいことになっていました。
これはQV-10が「ものすごい電池喰い」だったことと、関係が無いとは言えないでしょう。
もしかしたら、待機時にも、かなりの電力を消費していたのかも知れないと想像しています。

QV-10が現役商品だった頃、私の知人が使っていて、結婚式の二次会なんかに持って来ていましたが、
それを除いて、私はQV-10の健康な中古品を見たことが一度も無いのです。
手が届くようになったとは言え、気軽に買えるような値段ではありませんでしたから、
ちゃんと使えるうちは、手放さなかったのだろうと思います。

その後、デジカメは急速に進化して高画質に、そして劇的に低価格になります。
QV-10の下取り価格は二束三文になってしまい、馬鹿馬鹿しくて売る気にもならず、
そのへんに放置しているうちに、気が付いたときには電池室から腐っていた。
そんな個体が多かったのではないか?と、想像しています。

使わないときは電池を抜いておくのが常識だろう?と言われますが、
新たに電池を入れたときに、日付時刻などの初期設定が面倒くさいという人は、
電池を入れたままにしておくことが多いです。
返信 112 MATIA  投稿日 2016/12/15(木) 12:15:54  削除
副長さま

>物理的にくたばって(特にバッテリー)捨てられたものも多かったでしょうし、

QV-10の「いいところ」として,電源が単3乾電池4本だ,という点があるのですよ。よ。よ。
返信 111 スポック  投稿日 2016/12/14(水) 23:24:03  削除
MATIA大元帥閣下

> QV-10は結局,数が少なかったのか。
> または「世界初」としてコレクションされてしまっているのかわからないが,
> 見かけることがなくなってしまった。
現在のデジカメと比べると、生産数は何桁も少ないでしょうし、
物理的にくたばって(特にバッテリー)捨てられたものも多かったでしょうし、
それよりも、スペックが完全に陳腐化していますから、大切に扱われなかったのでしょう。

だからこそ、産業遺産として保護しなければならないのですが、
そう思ったときは、既に遅かったのかも知れません。
返信 110 MATIA  投稿日 2016/12/12(月) 08:38:14  削除
ディジタルカメラが,一般向けにはじめて普及したのは,CASIO QV-10と言ってもよいだろう。

一般向けディジタルカメラなら,Apple QuickTake100が先だとかDycam Model 1を忘れるななどと,いわれるかもしれない。

「はじめて」というならば,FUJI DS-1PとかKodak DCSだとかを言う人があるかもしれないが,そんな博物館級のものはここではまあ,おいといて。

「クラデジ」を語るならば,やはりQV-10は入手しておきたい。
これを「一般向けにはじめて普及した」と言ってもよいと思う。

で。

QV-10は結局,数が少なかったのか。または「世界初」としてコレクションされてしまっているのかわからないが,見かけることがなくなってしまった。
でもそのマイナーチェンジモデルのQV-10Aなら,たまにみかける。
価格も,せいぜい数1000円程度だ。

だが,いまさらこのクラスの製品に,数1000円も払いたくない(^_^;
そんなとき,「廃業したカメラ店のもの」として,アルミケースいっぱいのコンパクトカメラが出品されているなかに,QV-10Aらしきものが含まれているのを見つけた。
出品の詳細には,含まれる機種はなにも書いていない。

競合者は少なく,送料込み2000円未満で動くQV-10Aを保護できたのでした。
返信 109 スポック  投稿日 2016/09/27(火) 22:35:21  削除
MATIA大元帥閣下

> レンズフードにはいろいろな役割が期待されているが,大きくは3つが考えられる。
> いちばん重要視したいのは,フレアやゴーストなどが発生することを軽減するためだ,
> レンズフードに期待されるもう1つの大きな役割として,レンズの保護がある。
> もう1つ,無視できない役割として,見た目がカッコイイというものがある。
いずれも重要な役割ですね。

逆向きに付けると、
ゴーストやフレアに対しては全く効果無し。
レンズ先端の保護にはならないが、横腹に当たる物に対しては少し効果があるかも知れない。
見た目は明らかにカッコ悪くなります。

フードには、もう一つ重要な役割があると思います。
それは雨や埃を少し防いでくれる、という効果です。
保護フィルターを常用していると、フードが無い場合だと、
ほんの少しの雨でも、フィルターに水滴が付いてしまいます。
フードが有ると、それがいくぶんマシになります。

あと、高倍率ズームのフードですが、
望遠側でも気休め程度には効いているように思います。
曇りの日は、強いゴーストが出ることは少ないのですが、
白い空の下で撮影すると、結構フレアが出ているものです。
曇りの日に、両手を目の上に当てて上空を隠してみると、
目の前の景色のコントラストが驚くほど高くなることがあります。
曇りの日のフレアは、四方八方から入ってきて、レンズ内部で迷光になったものですから、
浅いフードでも、有ると無いでは結構差が出るものです。
もちろん、ケラレない程度に深いに越したことはありません。
はっきり見えるゴーストと違って、フレアは何となく不鮮明になるだけなので、
「こんなもんだろ」と思ってしまえば、特に気にする必要はないのかも知れませんが。
返信 108 スポック  投稿日 2016/09/27(火) 22:32:31  削除
普通の朝顔は、朝咲いて、昼にはしおれて、夕方には花でなくなり、
花びらが落ちたら、すぐに膨らんでくるので、
花が咲いて種が出来る様子を観察するには、良い教材かも知れません。
一粒の種から、うまく育てれば、手の平いっぱいの種がとれます。
下手をしなければ、毎年楽しめますね。
返信 107 MATIA  投稿日 2016/09/27(火) 19:49:25  削除
うちのアサガオは,ホームセンターで買ってきた種を毎年とってはまた蒔いて,したものですので,ごくふつうのものです。

ということで,9月末が近づいてきた今日この頃,さすがに力尽きてきたようです。
まだ,毎朝がんばって,花をつけていますけど。
返信 106 れんずまにあ  投稿日 2016/09/25(日) 23:37:36  削除
副長様、失礼しました。リュウキュウアサガオの間違いでした。謹んでお詫び申し上げます。
返信 105 スポック  投稿日 2016/09/25(日) 15:48:31  削除
れんずの神様

> チョウセンアサガオです。
ご教示いただきましてありがとうございます。

でも、ネットで画像を見てみると、私が思っているのとは違うような気がします。
ついでにあれこれ調べてみると、リュウキュウアサガオが近いような気がします。
花の時期も7〜12月だそうですし、一日中咲いているらしいし、
もしかしたら、私が見た朝顔は、これかも知れません。
返信 104 れんずまにあ  投稿日 2016/09/25(日) 15:22:47  削除
チョウセンアサガオです。
私も数年前から秋深くなっても咲き続ける青い朝顔になんとも違和感を感じていました。
長く楽しめる品種なんですね。
これに付くスズメガの大きな幼虫を、きっと綺麗な蝶になるよと捕まえてきた子供さんがおられ、
蛾だよと教えずに黙っていました。
蝶でも蛾でも、熱心に育てるならそれはそれで結構なことです。
返信 103 スポック  投稿日 2016/09/25(日) 13:39:55  削除
通勤電車に乗って毎日同じような景色を眺めているのですが、
当然ながら季節によって咲いている花が違います。
その中に朝顔を植えている家があり毎年同じように楽しめるのですが、
夏が過ぎて秋が深まって冬が近づいても咲いている朝顔があります。
見慣れた朝顔の色とは少し違うようなのですが電車の窓からなので、
じっくり観察することが出来ません。

ある日のこと、全く別の場所を歩いているとき、
その見覚えのある色の朝顔に出会ったことがありました。
全く同じ種類だという確証は無いのですが、同じような印象でした。
そのときは夏の盛りの昼過ぎだったのですが、しおれることなく咲いていました。
特に急ぎの用事は無かったので、せっかくですから、じっくり観察しました。

青味が強い紫色で、花も葉も少し大きく、何というのでしょうか、
力強いというか、しっかりしているような感じがしました。
おそらく、昔から見慣れた朝顔とは別の種類だろうと思うのですが、
外国から入って来たのか、品種改良によって生まれたのか、私は知りません。

大きく鮮やかで、長い期間、長い時間、花を咲かせてくれるのですから、
良いことづくめだというべきなのでしょうけど、
夏の日の朝だけに、かよわい花びらを精一杯広げて、昼頃にはしぼんでしまう、
そんな、はかない朝顔の花も、季節を、時を、感じさせてくれるものとして、
私は好きです。
返信 102 れんずまにあ  投稿日 2016/09/19(月) 00:40:08  削除
副長様、なるほどでございます。

さて、周辺の受光素子の向きを内側にして短焦点レンズの周辺光量/画質改善を力業で行ったのは
確かライカM8?
DCSはどうでしたっけね。
返信 101 スポック  投稿日 2016/09/18(日) 16:36:38  削除
MATIA大元帥閣下

> やってきっとき,1台はISO200に設定されていたので,
> そこまでは業務に使っても問題ないのかもしれません。
ん!?

もしかして複数台あるのですか?
返信 100 スポック  投稿日 2016/09/18(日) 12:13:53  削除
MATIA大元帥閣下

> 14nの画質が悪い,というのは,高感度ノイズがひどい,ということらしいですね。
> 最初に撮ってみたISO400は,そらひどいものでした。
私が読んだ記事にもそのように書いてありました。

> 600万画素機とはひとまわりちがう精細さに感動しています。
フルサイズという意味で初期のデジタルカメラであると同時に、
1000万越えという意味でも初期のものですから貴重な存在です。

> Nikon D70,FUJI FinePix S2Pro, Kodak DCS 460で使うと,周囲が妙に流れていました。
> 以前にフィルムで使っていたときは問題なかったはずなのに,故障したか?と思っていたのですが,
> Kodak DCS Pro 14nでは問題を感じられず。
すみません。
ものすごくかすかな記憶しか無いのですが、
Kodak DCS Pro 14n のセンサ板を湾曲させていたような記憶が・・・
ライカだったかな?
返信 99 MATIA  投稿日 2016/09/18(日) 06:07:59  削除
Kodak DCS Pro 14nがやってきて,約3週間。
使ったレンズは,AF 20/2.8S, AF-S 24-120/3.5-5.6VR, AF28-80/3.5-5.6D, AF Micro105/2.8S, AF180/2.8S, SIGMA 14/3.5といったあたり。とくに問題ないどころか,600万画素機とはひとまわりちがう精細さに感動しています。

14nの画質が悪い,というのは,高感度ノイズがひどい,ということらしいですね。
最初に撮ってみたISO400は,そらひどいものでした。ただ,それは使って1日目でしたから,設定等の問題があったかも。のちに,あらためて検証するつもり。

やってきっとき,1台はISO200に設定されていたので,そこまでは業務に使っても問題ないのかもしれません。

撮像素子への斜入光については,気になる事象があります。
それは,AF 20/2.8のこと。
Nikon D70,FUJI FinePix S2Pro, Kodak DCS 460で使うと,周囲が妙に流れていました。
以前にフィルムで使っていたときは問題なかったはずなのに,故障したか?と思っていたのですが,Kodak DCS Pro 14nでは問題を感じられず。
これが,初期の撮像素子における斜入光の問題と関係あるのかどうか。
写りの問題を後日,あらためて確認しようと思っています。

返信 98 スポック  投稿日 2016/09/17(土) 23:03:35  削除
続きです。

たとえ、イメージセンサが改良されたとしても、
入射光は、なるべく垂直に近いに越したことはありません。

そうだとしても、
マウントサイズの話は、それとは別の問題だと私は言いたいのです。

画面の端の方まで、光を垂直に当てようとするなら、
マウントは、それよりずっと大きくなければならない?
本当ですか??
マウントを大きく、そしてレンズの後玉を大きくすれば、
入射光は垂直に近くなるのですか?
そんな馬鹿な!!

もしそれが本当なら、
絞りを小さく絞ったら、画面の真ん中以外は真っ黒になってしまいます。
デジタル一眼レフは、絞り開放でしか使ってはいけないのですか?
APSサイズのデジタル一眼レフだって、f/16まで絞ったら、
画面の端っこは真っ黒になるはずですよ。でも実際にはならないでしょう?

「イメージセンサに対して垂直に光を当てるためには大きなサイズのマウントが必要」
という話そのものが嘘八百だったんですよ。

冷静に考えれば判ることですが、
入射光をなるべく垂直に近づけたいのなら、
レンズと受光板の距離を離すことが有効なのであって、
マウントのサイズなんて、関係の無かったのです。
もちろん、垂直の光がケラレるくらい小さければ駄目です。
マウント内径が43.26mm以上あれば、あとはいくら大きくても同じです。

私はあの一連のガセネタを、
「マウントを変えなかったニコンへの中傷」だったと捉えています。
返信 97 スポック  投稿日 2016/09/17(土) 23:01:47  削除
れんずの神様

> 撮像素子に斜め入射する光は云々は、
> ・・・
> 「もうオリンパスも入射角を直角にせねばならないわけではないことに気付いている。言わないだけだ。」
> (Big)フォーサーズ華やかだった頃、> 既に最大の売りが技術の進歩で崩壊しているという話でした。
この話は、
イメージセンサが進歩したので、
少しくらい入射光が斜めになっても大丈夫になった。
ということですよね。

それは、それで確かにその通りです。
どうして入射光が斜めになると都合が悪いかというと、
受光素子の前にカラーフィルターがあり、入射光が斜めになると、
フィルターの窓(いずれかの色)を透過した光が、その窓を担当している受光素子に届かなくなるからです。
しかし、これは、カラーフィルターが薄くなり、開口部の大きさに対して、
受光素子までの距離が近くなれば、それなりに緩和できます。

ニコン初のフルサイズデジタル一眼レフであるニコンD3は、
画素数を欲張らずに、D2Xと同等の1200万画素に留めました。
センサ板のサイズが二倍になって、画素数がそのままということは、
一画素あたりのサイズが二倍になっているということです。
現実には、画素と画素の間のスペースは同じくらい必要なので、
実質的には、一画素あたりのサイズは二倍よりはずっと大きくなっています。
このことによって、当時としては驚異的なISO6400相当での実用的な撮影を可能にして、
また、常用感度においては、広いダイナミックレンジと豊かな諧調を実現しました。

でも、それだけではなかったのですね。ニコンは黙ってましたけど。
一画素あたりのサイズが大きくなれば、当然ながら、カラーフィルターの開口部も大きくなります。
すると、斜めからの入射光に対する耐性がうんと良くなるのです。
だからこそ、フルサイズ機では、画素数を欲張らなかったのですね。

でも、マウントサイズの件は全く別の話なんですよ。

続きます。
返信 96 れんずまにあ  投稿日 2016/09/17(土) 18:25:52  削除
コダックDCS14nげとおめでとうございます。
憧れの機種でした。
安くなったら、欲しいなあと思っていたら、本家からも続々24x36フォーマットが出現し、
もはや高嶺の花とは言えない状況になり、コダックのパイオニア達は日陰に入ってしまいました。
実際ほとんど見かけることはありません。
メディアや接続がレガシーだったり、電源の不安もありますが、まずは使える状態なのに喝采です。
コダックの色というのが高評価だったと記憶していますが、如何でしょうか。

撮像素子に斜め入射する光は云々は、10年以上前ニコンのレンズ技術者の方とお酒の席を囲む機会があり、24x36機は今のニコンマウントで出せるのか訊くと、ぼそっと告げられたのを思い出します。
「もうオリンパスも入射角を直角にせねばならないわけではないことに気付いている。言わないだけだ。」
(Big)フォーサーズ華やかだった頃、既に最大の売りが技術の進歩で崩壊しているという話でした。
確かに最初の撮像素子の構造では直射が必要だったようですが、酒宴当時は普通のSLR用レトロフォーカスなら24x36が問題ない撮像素子が登場しているか、開発中だったわけです。
問いには答えませんでしたが、言外に、ニコンが何時でも出せると臭わせていたようです。
彼は特許データも見ていたでしょうから、オリンパスのマイクロフォーサーズ用レンズの出願情報もみていたでしょうし、多分それを踏まえた話かなと後になって思います。
返信 95 スポック  投稿日 2016/09/17(土) 11:24:41  削除
MATIA大元帥閣下

またすごいクラデジイチを入手なさいましたね。
実用面の優劣はともかく、歴史的には大きな意味を持つカメラです。

その頃、世間ではこんな噂が広がっていました。

デジタルカメラでは、
センサ板に対して垂直に近い角度で光を当てなければならない。
画面の端にまで真っ直ぐに光を当てるためには、
それよりもずっと大きなマウントがどうしても必要になる。
そのためフォーサーズ一眼レフのマウントはセンササイズ比べて非常に大きい。
コンタックスもヤシコンマウントを諦めてNマウントに変更した。
Nマウントは中判一眼レフのマウントと同じくらいの巨大なマウントである。
既存の35mm一眼レフのマウントでフルサイズデジタル一眼レフに対応できるのは、
キャノンEFマウントくらいしかない。(Nマウントの次に大きい)
だからニコンからフルサイズデジタル一眼レフは絶対に発売されない。
販売戦略の問題ではなく原理的に不可能だからである。

私はこの見解に最初から懐疑的だったのですが、
それでも、あまりに多くの人が、まことしやかに同じ事を繰り返し言うので、
納得できないまでも、もしかしたら本当にそうかも知れないと思っていました。

そんな風説を打ち破ったのが"Kodak DCS PRO 14n"でした。
ただ、発売直後からフルサイズの割には画質が良くなかったので、
「無理矢理にフルサイズにしたから画質に悪影響が出た」などと中傷されました。
しかし、それでも「原理的に不可能な話ではない」ということ実証されたのです。
これはニコンユーザーにとっては、希望の灯になりました。

フルサイズデジタル一眼レフを実現するに当たり、
ニコンFマウントで何ら問題が無いことを証明して見せたのは、
やはりニコンD3でしょうか?これが発売された後は、
ガセネタを流していた人たちは、それ以降マウントの話はしなくなりました。
返信 94 スポック  投稿日 2016/09/13(火) 22:17:58  削除
MATIA大元帥閣下

> その見当もつかないのですが(^^;
見当がつかないから「おまじない」なのです。

ワイド側でケラレないフードをテレ側で使って、
「ほとんど効果がないだろな」と半分あきらめ気分で、
「無いよりマシだろ」と思いながらやるのは、気休めといいます。

フードが何のために、どういう効果があるのかも知らず、
だからこそ、逆向きでも平気なままで、
「よーわからんけど、きっとこうすればいいんだろう」
と迷信のように信じてやるのは、おなじないです。
返信 93 MATIA  投稿日 2016/09/13(火) 17:55:13  削除
副長さま

>おまじない効果でしょう。

なんの「おまじない」なのか,その見当もつかないのですが(^^;


>たとえ正向きに付けたとしても、

最近の,3倍4倍あたりまえなズームレンズで,その広角側でもケラレないフードを,望遠側で正向きで使う場合は,「おまじない」くらいかと感じます。(まあ,その「おまじない」は,よく使いますが。)

単焦点レンズなら,そこまでは思いませんけど。
返信 92 スポック  投稿日 2016/09/13(火) 12:34:44  削除
MATIA大元帥閣下

> フードを逆向きにつけて撮影している人を,見かけることがあります。
> あれは,どういう効果を狙ったものでしょうか?

どういう効果?
おまじない効果でしょう。

たとえ正向きに付けたとしても、
そもそも何のためにフードを付けるのか?
解っていない人が大勢いるようです。

誰かが持ち運ぶときに逆向けに装着しているのを目撃して、
「こんなふうに使うものか」
くらいにしか考えていないと思われます。

ノンコート時代ならいざ知らず、
最近の一眼レフのファインダーを覗き見て、
フードの効果を実感できる人が、どれくらいいるのでしょうか?

そういう私も、
フードを逆向けに取り付けたままで撮影したことがありますよ。
タイミング的にレンズキャップを外すだけで精一杯だったときです。
返信 91 MATIA  投稿日 2016/09/13(火) 08:31:32  削除
フードを逆向きにつけて撮影している人を,見かけることがあります。
あれは,どういう効果を狙ったものでしょうか?

ハレ切り効果は期待できないでしょうし,
ズームリング等の操作を妨げることこそあれ,操作しやすくなることはなさそうですし,
紛失を危惧するなら,カメラバッグに入れておけばよいでしょうし。

気になるのですが,本人に尋ねるのも(撮影の邪魔をすることになりますので)気が引けます。

気軽に話し合える仲間内では,そういう行為を見たことがありませんので。

先週末に棚田を訪れたときには,その数日前には「刈り入れがはじまった」と例年通りの記事が新聞に載っていたせいか,カメラをもった人の姿がちらほらありました。
そのなかに,やはりフード逆づけの人の姿があったので。

返信 90 スポック  投稿日 2016/09/12(月) 23:36:54  削除
実るほど頭を垂れる稲穂かな

> SIGMA AF14mm F3.5は,逆光気味のときにちょっと油断すると,すぐこれだ。
「フードを使ったほうがいいよ。」

このレンズは固定なんだって!

> 頭を下げた稲穂には,朝露がたっぷりと付着している。
「こういうときはね,霧吹きをするといいんだよ。」

既にたっぷり付いてるし。

> 写真撮影を主目的に訪れたような人の姿は見られない。
よかった、よかった。
返信 89 MATIA  投稿日 2016/09/11(日) 22:00:14  削除
9月6日は「黒の日」ということで,黒塗りカメラを使おう!という呼びかけをしている人があったようだ。

そうか,「クロームメッキの日」にしてもいいのかも!?
返信 88 スポック  投稿日 2016/08/23(火) 21:36:32  削除
クロームメッキ仕上げのマミヤプレスを使う日というのは?

ユニバーサルプレスはやや数が少なめですが、
スーパー23は中古店でもよく見かけます。
しかしながら、それで撮影している人となると、
自分以外に見たことがありません。
返信 87 MATIA  投稿日 2016/08/23(火) 12:51:58  削除
昨年はカレンダーのめぐりあわせの関係で,9月の秋分の日前後が連休になり,世間では「シルバーウィーク」とよばれていた。

このときに「クラデジ週間」的な楽しみ方をした。

「シルバー」=「老」という連想も,あまりおもしろくないかもしれないが,今年も「敬老の日」を含む週を「クラデジ週間」にしようかな?と,ちょっと思った。

「シルバー」=「老」を重視するならば,「クラデジ週間」ではなく「クラカメ週間」にするべきかもしれない。
返信 86 MATIA  投稿日 2016/06/22(水) 08:56:14  削除
なるほど,たしかに安いのがありますね(amazonだと,送料のほうが高かったり)。
ところで,USB-SCSIってのもあるようですが,これはそれなりに高いですね(^_^;
返信 85 スポック  投稿日 2016/06/14(火) 23:16:45  削除
MATIA大元帥閣下

高いもんじゃないので、ひとつ手元に持っていても損はしないと思います。
返信 84 スポック  投稿日 2016/06/14(火) 23:08:38  削除
↓また名前が化けました。
返信 83 ・スX・ス|・スb・スN  投稿日 2016/06/14(火) 23:07:50  削除
MATIA大元帥閣下

>> USB-シリアル変換ケーブル
> そういうケーブルの存在を,知りませんでした(^_^;
変換ケーブルをUSBポートに挿すと、
デバイスの中に"COM3"('3'とは限らない)とかが現れます。
いちおう、上位プログラムからはCOMポートがあることになるようです。
ただ、完全かと言うと、COMポートのサブセットだったりするので、あかんこともあります。
また、アプリによってはポート番号が"COM1"に決め打ちしていることもあるので、
その場合も無理なようです。
本物のシリアルポートが搭載されているときのことを考えているのか、
"COM1"と"COM2"は避けてエミュレートするらしく、たいていは"COM3〜5"あたりになるようです。
返信 82 MATIA  投稿日 2016/06/14(火) 20:16:20  削除
>USB-シリアル変換ケーブル

そういうケーブルの存在を,知りませんでした(^_^;

そのまえに専用ソフトが新しいパソコンでも動作するかどうかを確認する必要がありますね(^_^;
返信 81 スポック  投稿日 2016/06/14(火) 12:35:51  削除
MATIA大元帥閣下

> RICOH DC-3の専用ケーブルは,USBケーブルではなく,RS-232C対応のシリアルケーブルなのである。
> いま,私の手元にあるパソコンで,RS-232C端子が使えるものは,これしかない。
USB-シリアル変換ケーブルは試されました?

変換ケーブルにもいろいろあって、
最も簡単なものは、送信データと受信データの2本(もちろんGNDは別)だけしかエミュレートしていませんが、
意外と、それで何とかなるものが結構多かったりします。
少し高級なものは、制御線までエミュレートしてくれますが、
たとえば、Ready-Busyなんかも、制御コードとしてデータラインに乗せたりしていましたから、
ハードウェアの制御線は、現実にはあまり使われていなかったようです。

でも、たとえUSB-シリアル変換ケーブルで繋がったとしても、
いまどきのパソコンで、昔の転送ソフトが使えるかどうかは別の問題ですけど。
返信 80 MATIA  投稿日 2016/06/09(木) 23:48:50  削除
ニッパチ望遠ズームでなければ,そんなに「怪しげ」にはならないと思われ。
返信 79 スポック  投稿日 2016/06/08(水) 23:28:53  削除
警戒態勢なところへ、
あんな威圧感の強いカメラを持って行って、
怪しまれたりしませんでした?
返信 78 れんずまにあ  投稿日 2016/06/07(火) 18:44:55  削除
主様、副長様、ご教授ありがとうございます。
目から鱗というか、目も鱗もない深海魚状態でございました。
さてさて、miniSDは何に使われていたのかすら忘却の彼方ですが、そういう規格がありましたね。
microSDは今そういうことになっているのですか...
クラデジ愛好家ご一行様御用達のHC無しは...海女尊にはまだあるようですね。
しかし128MBで検索したら99%128GBが出てくる、恐ろしい世の中です.
返信 77 スポック  投稿日 2016/06/06(月) 23:50:44  削除
れんずの神様

> XDはmicroSDアダプタも存在しますけど、最近の大容量SDは多分認識してくれないと思う。
大容量だと認識されないということもあるでしょうし、
それよりも、まず間違いなくSD-HCをアダプタに噛ましても認識されないと思います。
最近では、HCではないSD(2GBまで)を入手するのが難しくなってきました。

話は脱線しますが、
SDとmicroSDはパッケージの違いなのですが、
伝送規格の違いとしてSDとSD-HCとSD-XCがあるのですね。
知らない人も多いのですが、SDとmicroSDの間にminiSDというパッケージもありました。
そしてminiSD短命だったのでminiSDのSD-HCというものは存在せず対応機器もありません。
miniSDは現在では非常に入手が難しくなっているので、ほとんどのユーザーは、
microSD→miniSDのアダプタを用意してmicroSDで何とかしようと目論んでいます。
ところがそのアダプタはあくまでパッケージの変換アダプタであり、
SD-HCをSDに信号まで変換してくれる訳ではないのですね。
それでも少し前まではHCではないmicroSDがいくらでも買えたので何とかなっていました。
最近ではもうHCではないmicroSDをほとんど見かけなくなったので、もう無理ですね。
変換アダプタは無いよりあったほうがマシで、それで助かることも結構あるのですが、
決して万能という訳ではありませんから、過度に期待しない方が無難です。
返信 76 MATIA  投稿日 2016/06/06(月) 23:45:01  削除
れんずの神様

>XDはmicroSDアダプタも存在しますけど、最近の大容量SDは多分認識してくれないと思う。

そのアダプタに対応している本体が,かなり限定的なものだったかと。

返信 75 れんずまにあ  投稿日 2016/06/06(月) 22:39:52  削除
ソフマップに寄ったらスマートメディアとXDピクチャーカードのアウトレットが売ってました。
オリンパス銘柄。
XDは128MB, 256,512,1G
スマメは32MB
うちのE-620とプリンカム用にXD1G980円とスマメ380円1枚ずつ買って帰りました。
こういうレガシーものは一期一会。
XDはmicroSDアダプタも存在しますけど、最近の大容量SDは多分認識してくれないと思う。
返信 74 MATIA  投稿日 2016/06/03(金) 08:58:12  削除
リコーDC-3を保護しますた(^^)v

RICOH DC-3は,私がはじめて購入して使ったディジタルカメラ。しかも,珍しく新品で(笑)。しかし,OLYMPUS C-1400Lを入手後に,手放した。その頃は私には珍しい「捨て期」だったのである。

RICOH DC-3は,35万画素,固定焦点(0.6m〜∞)で,内蔵メモリ専用。
しかし,1cm〜60cmの「マクロモード」では,マニュアルフォーカスになる。
LCDを見ながら,マニュアルフォーカスでピントがあわせられるのは,当時,一眼レフ等の業務用モデルを除いて,ほかに例がなかったような気が。

なので,手放した後に,ちょっと後悔。
いずれ再入手したいと考えていた。

そしてこの下に書いたように「DC-3」として出品されているものをゲットしたら,後継の上位モデル「DC-3G」だった(3倍ズーム,AF,スマメ対応)。そして今回,ようやくDC-3を保護できた。

しかも,転送ケーブル(RS-232C)と転送ソフトもセット(^^)v
しかし,いま手元に,RS-232Cの使えるパソコンがPC-9821V10しかないという状態(笑)。
それでもまあなんとか,使えました。

それ以前に,DC-3Z(DC-3Gは,これの色違い)も保護していたので,結局,DC-3シリーズが集まったことに。さすがに,DC-1やDC-2まで手を出す気は,ない。。。。。
返信 73 MATIA  投稿日 2016/05/27(金) 22:44:12  削除
kan先生

>610さんが以前にやっていました。一億二千万画素とかです。

見ました!解像が,おそろしいほどですね。


スポック副長さま

>大型カメラの焦点面にフラットベットスキャナを置いて撮影するのは、
>縮小光学系の入ったデジタル一眼レフのようなもの

そこへ,つなげましたか!  
返信 72 スポック  投稿日 2016/05/27(金) 12:40:32  削除
スキャナの多くは、ラインセンサを平行移動させながら面をスキャンします。
つまり、「線」をずらしながら何度も読み取ることにより「面」像を得ます。
そして、たいていは短辺に沿ったラインセンサを長辺方向へ移動させます。
CIS(密着イメージセンサ)でない限りは、(フラットベットは密着ではない)
ラインセンサの長さは原稿より小さくなっています。

つまり、大型カメラの焦点面にフラットベットスキャナを置いて撮影するのは、
縮小光学系の入ったデジタル一眼レフのようなものと、言えなくはありません。
返信 71 kan  投稿日 2016/05/26(木) 15:41:52  削除
>バイテンにスキャナをくっつけて撮影してる人

610さんが以前にやっていました。一億二千万画素とかです。

http://mutohide.net/handmaid/8-10holder.html
返信 70 れんずまにあ  投稿日 2016/05/23(月) 17:50:03  削除
バイテンにスキャナをくっつけて撮影してる人、居ますよ。どっか外国のサイトだったと思うけど。
ちょっと焦点出しが大変そう。それと露光量決定が大変な気がする。でも、素晴らしいと思います。
返信 69 MATIA  投稿日 2016/05/23(月) 17:47:24  削除
可能か不可能かわかりませんが,8×10判カメラのピントグラスの位置に,フラットベッドスキャナを置いたら,それなりの大画面が撮影できるでしょうか?
返信 68 スポック  投稿日 2016/05/23(月) 12:30:45  削除
> スマートフォンどころか、観光地へ行くと、
> 大陸からの旅行者が10インチ以上のタブレットを構えて記念撮影しているのをよく見ます。
> もうついて行けない気がするけど、バイテンの焦点板を見てるようなもんか(笑)親近感湧くな。

という訳で、
バイテンの日は「タブレットによる撮影」も含むということで。
私はどちらも持っていませんが。
返信 67 れんずまにあ  投稿日 2016/05/22(日) 14:49:44  削除
副長様

そうか、競合相手は複合機能の携帯通信機器だったのか。
そりゃ普通の人は、どんなに携帯性が良くても小型撮影機は要らない。
通信機は愛着のある撮影機器には到底なり得ないけど、まあ撮影専門機は不要になりますね。
スマートフォンどころか、観光地へ行くと、大陸からの旅行者が10インチ以上のタブレットを構えて記念撮影しているのをよく見ます。
もうついて行けない気がするけど、バイテンの焦点板を見てるようなもんか(笑)親近感湧くな。
私はContax i4Rが壊れた後は、出来るだけ小型のフジXS3を常時携帯し、従来型の携帯電話は通信のみに使用しています。
撮影機能で通信機器を選ぶと色々とデメリットもあるため、撮影専用機を併用するのが私のスタイルです。

SL-1ですね。
大変小型で仰る通り発光部の直径が小さいのはメリットでもあり、口径が大きなレンズには使えないデメリットでもあります。
LED8個だけなので光量が小さく、余程近接しないと、または感度を上げないと露光時間が長くなりすぎて手持ち不可能なのが問題ですが。

さて無影撮影が絶対必要な、奥まった被写体に対しては、45度設置された半透明鏡によってレンズの光軸と同じ角度で照明する、落射照明というものがあります。
ただし鏡の設置間隔が必要なので超接写でワーキングディスタンスが短いと設置不能です。
これには専用設計の、照明と鏡を光学系そのものに組み込んだレンズで対応するわけです。
しかしいずれもあまり現実的な機材ではありませんね。方法は存在するけど入手困難だから。

実用的には、副長様の仰る通り、できるだけ直径が細い照明装置ということになりそうです。

返信 66 スポック  投稿日 2016/05/22(日) 11:49:21  削除
れんずの神様

> 最近はソニーサイバーショットU-10や、コンタックスTiXみたいな
> 極端に小型のデジカメができないのも液晶にサイズが規定されているからかも。
携帯電話やスマホにカメラ機能が付いているのが当たり前になった今となっては、
そしてその携帯電話やスマホを常時身に着けているのが常識となった今では、
コンデジをいくら小型化しても携帯性だけでは売りになりません。
だから携帯電話並みの小さな液晶画面では買ってもらえないのでしょう。
それとて今日ビのスマホには負けてしまうのですけどね。

> 順調にスイバル機が発展していくかと思えば、
> SQ以後はフィルタースレッドがなくなってしまいました。
> これではリングLDや、外部光学系接続アダプタが使えません。
私はリングライト"SL-1"を持っています。
リングライトのように周囲から光を当てたら絶対に影が出ないと思い込んでいる人が多いのですが、
いくら360度周りから光を当てても凹みの奥には光が届きません。
完全に影を無くすにはレンズの中心から光を当てるしか無いのですが、
そうすれば撮影できないので「完全無影撮影」は不可能であると言えます。
それでも多少の凹みなら光は回るのでリングライトが無効という訳ではありません。
そして、そのリング径が小さければ小さいほど有利な方向へ働くので、
"SL-1"は有用な機材だと考えています。

> 広角画像の端を使ってパースペクティブを矯正したり、反射面の写り込みを避けたりと、
> 昔のシフトレンズの用途をトリミングで気軽に行えます。
建物が上すぼまりになるのを防ぐには、
広角レンズを使って縦位置で撮影すると良いですね。
このとき光軸を水平に保つのがミソで、
そうすると画面の下半分くらいは地面になってしまうので、
トリミングで必要分を残してカットしてしまえば出来上がりです。
フィルムカメラの時代から「手持ちアオリ」なんて言いながら誤魔化す手段ですが、
デジタルになればトリミングはより簡単にできますから、今でも使えますね。
「光軸を水平に保つ」というと手持ちでは難しそうに聞こえますが、
自分の目の高さと同じところを画面の中央に持ってくるだけのことです。
返信 65 スポック  投稿日 2016/05/21(土) 22:23:25  削除
れんずの神様

何だか揚げ足を取ったみたいで申し訳ありません。m(__)m

実は私もスイバル機が一台欲しくて、
でも新品には手が届かない貧乏人ですので、中古相場が安くなった頃を狙っていました。
手が届くようになった時分には末弟の4500ですら何世代分も型落ちになっていましたので、
選択の余地は残されていました。そして「単三が使える最後のスイバル機」という理由で
990を選んだのです。カタログ見る限りにおいては、単三対応は990まででしたので。

しかしながら、れんずの神様が、

> 仕方がないので最後のフィルタースレッド機、4500を確保。
> でも、バッテリは充電池専用になってしまい、
> 多分単3が使える995のほうが長く使えそうな予感。

「多分単3が使える」と書かれていましたので、
もしかして、何か裏技的に単三を使う方法があるのか!?
と早とちりしてしまいました。

大変失礼しました。m(__)m  m(__)m  m(__)m

余談ながら、
950も990も単三が使えるのですが、
私が990を選んだ理由は画素数ではありません。
950は名機の誉れが高く本当にバランスの良い優れたデジカメです。
ただ細かいところで何点か問題点もありました。
私が一番問題に感じたのは電池ボックスの蓋が壊れやすいという点で、
これは、ある意味、致命的にもなりかねない欠点だと思いました。
さすがに途中の製品からは改善されていて、後期のものは問題無く、
また、前期のものでも、修理されいるものは交換されているので、
全部が全部だめという訳ではないのですが、全部大丈夫とも言えない。
その点、990なら外れは無いだろうと思って、そちらを選んだ次第です。

990の大きな欠点は「紫のグリップゴム」です。
これは見るだけで気分が萎えてしまいます。
そこで完全に壊れている950のジャンク品を格安で買って来て、
グリップゴムだけ貼り替えてやろうと目論んだのですが、
950と990では形状が異なっていて交換は無理でした。
皮肉なことに、そのジャンクの電池蓋は改良型の方で、
もし990ではなく950の中古を買っていたら交換できたのにというのは結果論。

その頃、私の勤務先に950の愛用者がいて、
「新しいデジカメを買っても、これだけは絶対に手放さない」
と断言するほど気に入っておられました。
その方は発売してすぐに買ったので当然ながら前期の製品です。
そこで、そのジャンクの950を差し上げたら、たいそう喜ばれました。
返信 64 れんずまにあ  投稿日 2016/05/21(土) 19:49:57  削除
泰成光学またはタムロンの頭文字ですが、一般的なThreadの頭文字と誤解しても覚えやすいTですね。

副長様、私は自分が使っているカメラの名前も覚えられない愚か者でございます。
先輩から下賜されたのは990でして、昔職場にあったのは950だったと思います。
仰る通り995はリチャージャブルバッテリーパック専用になりまして、これは先輩の手元にまだあるはず。
勿論アルカリマンガンで使うとあっという間に消費してしまうので、ニッケル水素など充電池で使うわけ
ですが、当面電池の心配は不要でありがたい。

さて300万画素程度でも充分仕事には使えるのは以前から申し上げていますが、それでは昨今の1000万画素
以上のコンパクトデジカメは全く意味がないかと言えばさにあらず、広角画像の端を使ってパースペクティブ
を矯正したり、反射面の写り込みを避けたりと、昔のシフトレンズの用途をトリミングで気軽に行えます。
レンズの性能はハッキリ言ってプアなのですが、そんなに拡大しないし、トリミング耐性がある1000万と
いうことで、無用でもないのであります。
返信 63 スポック  投稿日 2016/05/21(土) 15:08:39  削除
MATIA大元帥閣下

> タムロンの商標登録は,その翌年ですから,タムロンではなく泰成光学かもしれません。
なるほど「泰成光学」の説が濃厚ですね。
ただ、もしかしたら、その頃には「タムロン」の商標が念頭にあったでしょうから、
「レンズはタムロン、マウントはTマウント」で揃えることも考えていたのかも知れません。

閣下にお示しいただいたリンク先を見ますと、

> 社名の由来
> 当社の光学設計の第一人者であり、今日のタムロン光学技術の基礎を築かれた
> 田村右兵衛氏の田村姓をとって、"タムロン"と命名いたしました。

だそうですので、
T にしておけば全部満足する、ということもあったのでしょう。

いずれにせよ、Tマウントの'T'はタムロンが関係している、
ということは間違いなさそうですね。

余談ながら、
ライツ社からクレームが付いて"OM-1"に変更したオリンパスM-1ですが、
当時のオリンパスは「"OLYMPUS"の真ん中の文字」と説明していましたが、
後年に米谷美久氏の書物で「米谷の'M'」であったということが明らかになりました。
返信 62 MATIA  投稿日 2016/05/20(金) 23:19:00  削除
れんずの神様

VEMAR 28mm F3が,Tokina W28mm F2.8に同定されるとのこと,貴重なご指摘をありがとうございます。
日本カメラショー「カメラ総合カタログ」で確認しようと思ったのですが,手元にある1967年〜1969年版では,当該製品の写真が掲載されていませんでした。
1970年版では,全員集合写真のみで,詳細が確認できません。が,それっぽいレンズが写っておりました。


スポック副長様

タムロンのWebサイトによれば,
「1957年(昭和32年)
  一眼レフカメラ用交換レンズ135mmF4.5完成
  世界初の一眼レフカメラ用マウント交換方式"T"マウントを開発」
https://www.tamron.co.jp/corp/history/
とありますので,「T」はタムロン(あるいは泰成光学)の頭文字でしょうね。
タムロンの商標登録は,その翌年ですから,タムロンではなく泰成光学かもしれません。
返信 61 スポック  投稿日 2016/05/20(金) 22:35:40  削除
MATIA大元帥閣下

> Tマウントの交換レンズはタムロンによって発売されたが,
もしかして、TAMRON の T なのでしょうか?
私が持っている Tマウントのレンズはケンコーのソフトレンズだけですが。

れんずの神様

> 仕方がないので最後のフィルタースレッド機、4500を確保。
> でも、バッテリは充電池専用になってしまい、多分単3が使える995のほうが長く使えそうな予感。
え??
995 は単三が使えるのですか?
返信 60 れんずまにあ  投稿日 2016/05/20(金) 21:37:36  削除
VEMARですが、eBayでVEMAR lensを検索すると件の28mmf3に加えて他の焦点距離が色々と出てきました。
おそらくバイヤーズブランドなのでしょうが、少なくともSigmaはダブルネームになっていてOEM供給元のひとつのようです。
他の交換レンズの形状からはSoligorやKominarも供給元の可能性があるように見えます。
フィルターはKenkoのOEMでしょうか。

69年レンズ白書を見ると、VEMAR28mmf3とスペック上も形状も大変そっくりなのがTokinarW28mmf2.8で、銘板の刻印もそっくりです。不等間隔絞りの向き並び方字体など恐らくTokinaで決まりかと。
f3とf2.8の違いは、多分実測f3だがJISでは表示誤差が認められるからf2.8で出したのかと思います。

Tokinaは当時既に自動絞り対応のトキナーワイドオート28mmf2.8が出ておりマウント交換式のプリセットW28mmと併売されています。
返信 59 れんずまにあ  投稿日 2016/05/04(水) 15:39:30  削除
Coolpix2500バッテリー復活を拝見。おめでとうございます。
メイン機としては怖いけどジャンク一時復活なら節約出来て結構。容量もあっていたのですね。
スイバル機は2500もあったんだ。
液晶チルトが一般的じゃない頃スイバルはなにかと便利でした。仕事場では990をケンコーの28mmアダプタを介して顕微鏡など他の光学系につけて便利に使っていました。
先輩がもう要らないとタダで呉れた995を今も使っています。
順調にスイバル機が発展していくかと思えば、SQ以後はフィルタースレッドがなくなってしまいました。
これではリングLDや、外部光学系接続アダプタが使えません。
仕方がないので最後のフィルタースレッド機、4500を確保。
でも、バッテリは充電池専用になってしまい、多分単3が使える995のほうが長く使えそうな予感。

昔のデジカメの、液晶サイズの小ささに今更驚きますが、当時はそれでいいと思っていたのですね。
今のようにボディシェル一杯をモニタが占有すると、どこ持って良いのかわかりませんが。
却って、小型化を阻害しているような。
最近はソニーサイバーショットU-10や、コンタックスTiXみたいな極端に小型のデジカメができないのも液晶にサイズが規定されているからかも。
まあ、隠し撮り用カメラならなんぼでも小さいのがあるけれど....
返信 58 スポック  投稿日 2016/04/14(木) 23:54:28  削除
MATIA大元帥閣下

PCMCIAにしろCFにしろ、
I/Fとして最も近いものはIDEです。
そう、HDのI/Fとして広く使われている(いた)IDEです。
ですから、PCMCIAやCFスロットに刺さる超小型のHDは決して驚くような代物ではなく、
「あって当然」な製品と言えます。

そして、外部ストレージのI/Fとして使うことを基本に考えられています。

> CFをPCMCIAにするアダプタには,「メモリカード専用」と称するものと
> 「通信カードにも使える」と称するものがあるようですが,これらにはどんな差があるのでしょう?
ピン配置を見るとアドレスとデータとコントロール(リード・ライト等)が備わっていて、
有体に言えば「バス」として扱えるはずなので、はっきり言って「何でもあり」ということです。
そしてバスは「通り道」であり、アダプタは「橋渡し」ということになるのですが、
問題は「ピンの数が違う」というところです。つまり、通せない信号があるということです。
何が違うか?とのご下問ですが、恥ずかしながら薄識のため、情報がありません。
ただ「おそらく」ですが、PCMCISやCFは基本的にストレージ用に考えられていて、
そこに通信機能を持たせるのは「機能拡張」として扱われていたのではないか?と想像しています。
つまり、ストレージに使うピンは全部開通しているけれど、
後から拡張された機能に対しては、通じている物と通じていない物がある。
ということではないか?勝手に想像しています。
返信 57 MATIA  投稿日 2016/04/14(木) 18:15:24  削除
副長さま

>DCS460はハードディスクにタイミングを合わせているので、
>書き込みが遅い(ときがある)フラッシュメモリは難があるように思います。

なるほど,それを聞いて,DCS460の挙動に納得できました。
そして,CFカードを使う場合に「相性」が問題になりそうな背景も,なんとなく感じました。
とりあえず,Transcendの2GB (x133)は,近いうちにもう1枚,買うことにします。
手持ちのもの(数年前に購入)は,相性がよいようですからDCS460で使うとして,FinePix S2Proが2GBまでしか使えないので,どのみちもう1枚ほしいところです。


>CF→PCMCIAのアダプタは「信号変換のみ」のものが大半です。
>SD→PCMCIAのアダプタのアダプタなら否応無しにバッファが入るので、
>案外いけたりするかも知れません。あくまで能天気な想像ですが。

SDカードをCFあるいはPCMCIAにするアダプタは,残念ながら未入手です。

CFをPCMCIAにするアダプタには,「メモリカード専用」と称するものと「通信カードにも使える」と称するものがあるようですが,これらにはどんな差があるのでしょう?
私の手元にあるものは,NTT DoCoMoのPHSに付属のやつ(フリップ部がCFカードの形状になっていて,そのアダプタを介してノートパソコンに接続して通信できた)なので,いわば「通信カードにも使える」タイプなのでしょう。たとえば「メモリカード専用」というものを使えば,結果が変わる可能性も?

それよりさきに,SDを変換するアダプタを試したいですね(^_^)
返信 56 スポック  投稿日 2016/04/12(火) 23:53:51  削除
MATIA大元帥閣下

> ハードディスクは,いつか壊れる。絶対に,壊れる。そう,恐れています(^_^;
はい、それだけは絶対に保証します。←そんなもん保証していらんわ!

ハードディスクは必ず壊れます。
それが「いつ」であるかだけの問題です。
明日なのか?来年なのか?百年先なのか?

でも、フラッシュメモリも、たいして長くないんですよね。
十年は大丈夫だけど、二十年は無理とか言われてます。
記録メディアとして物理的に一番長持ちしそうなMOは、
規格そのものが世の中から駆逐されようとしてますし。
返信 55 スポック  投稿日 2016/04/12(火) 23:42:58  削除
閣下に薀蓄を垂れるのは「釈迦に説法」ではありますが・・・

ハードディスクとフラッシュメモリを比較すると、
読み出しやシークに関しては圧倒的にフラッシュメモリの方が高速ですが、
書き込みに関してはハードディスクの方がたいていは高速です。
DCS460はハードディスクにタイミングを合わせているので、
書き込みが遅い(ときがある)フラッシュメモリは難があるように思います。

コンパクトフラッシュのI/FはPCMCIAのサブセットなので、
CF→PCMCIAのアダプタは「信号変換のみ」のものが大半です。
SD→PCMCIAのアダプタのアダプタなら否応無しにバッファが入るので、
案外いけたりするかも知れません。あくまで能天気な想像ですが。

もしお餅でしたら、一度試してみられたら?
返信 54 MATIA  投稿日 2016/04/12(火) 08:57:23  削除
なお,Kodak DCS460とCFカードの関係をまとめると,こんな感じ。

× 4GB (Transcend)
 挿入すると,記録可能枚数表示がつねに「0」。

○ 2GB (Transcend)
 問題なく使える。初期化状態での記録可能枚数表示は「313」。

△ 512MB (HAGIWARA SYS-COM)
△ 512MB (LEXAR)
△ 256MB (SanDisk)
△ 128MB (Kingston)
 挿入しても認識されないことがある。挿入し直すと,認識される。
 記録可能枚数表示は,512MB「80」,256MB「40」,128MB「20」。
 撮影後,データ書き込み時に,認識エラーすることが多い。
 電源を切らすに挿入し直すと,ちゃんと記録されることが多い。
 連写すると,エラーなく書きこめることが多い。

○ 32MB (SanDisk)
 問題なく使えるが,初期化状態での記録可能枚数表示は「4」。

× 8MB (Canon)
 認識されない。

使えるものでも,記録にかかる時間は,ハードディスクよりやや長いようです(感覚的なもので,実測はしていない)。



返信 53 MATIA  投稿日 2016/04/12(火) 08:51:42  削除
Kodak DCS460の記録メディアについて。

もともと使用が想定されていたのは,PCカード型のハードディスクで,170MBあるいは340MBのものだったようです。
ですが,ハードディスクは,いつか壊れる。絶対に,壊れる。そう,恐れています(^_^;

だから,記録メディアにCFカードを使いたい。

撮影済みデータを読みこむためのカードリーダでは,CFカードには対応していても,フルサイズのPCカードに対応しているものは,最近あまり見かけない。

だから,なおさらCFカードを使いたい。

そこで,手持ちのものを試したところ,そのなかでは,
SanDiscの32MBものもと,Transcendの2GBのものだけが,安定して使えたのでした。

Libretto20のバッテリーで電源が安定し,Transcendの2GBのCFカードを使うようにすることで,記録メディアも安定した。ここまでくれば,完全復活を宣言してもいいですよね?
返信 52 MATIA  投稿日 2016/03/31(木) 18:41:28  削除
副長さま,れんずの神様

ウエストレベルファインダーは,たしかに左右逆像などの不便な面があります。
しかし,ウエストレベルファインダーを使いたいのは,不便を楽しむためではありませぬ。
左右逆像ではありますが,「仕上がった絵を見ている」感じがするのが,好きなのです。
これ,直視のピントグラスとはまた,感じが違うんです。
変倍アングルファインダーとも,違うんです。
たぶん,バリアングル液晶モニタが,いちばん雰囲気が近いんじゃないかなあ,と想像しています。

返信 51 れんずまにあ  投稿日 2016/03/29(火) 14:37:39  削除
ふくちょうさま、大家様。
最近のデジはバリアングル液晶モニタや、角度変換可能液晶ファインダーで、アングルファインダーが不要のものがあって、従来の撮影様式が変わってきましたね。
ウエストレベルファインダーは不便を楽しむ物という見方も否定しませんが、私は直視ファインダーに勝る利点を感じて選択しています。でもそれは、中判フォーマット以上でないと利点が大きくありません。
不便を楽しむ目的は皆無ながら、機械の癖に慣熟し使いこなす喜びはあります。

35mmでも、ニコンF2やF3をコピースタンドに固定し左手で巻き上げながらケーブルレリーズで仕事撮影はウエストレベルか、高倍率ファインダーでした。
ニコンFEにアングルファインダーも使いましたが、像が遠くに見える気がして、個人的には好みではありませんでした。いや個人的な感想ですし、アングルでもなんら仕事に支障はありませんよ。

ローライフレックス・ミニデジの左右正像問題ですが、その機種を触った経験はないものの、正立正像アングルファインダーと左右逆像のウエストレベルファインダーを混用することは不可能ということは経験しています。
なによりまず本物ローライ使い達が強烈に違和感を感じたのではないでしょうか。
これは便利云々ではなく身体感覚の問題です。
ミニデジだけ使うなら何の問題もないはず。
でもわざわざTLRを模したのですから、その雰囲気も再現する手はなかったのかと思います。玩具にしては安くはないのですし。
原型のシャランが逆像なんでしょ?知りませんが。
切り替え可能で円満解決、ええ,その通りですね。
返信 50 スポック  投稿日 2016/03/25(金) 22:07:34  削除
MATIA大元帥閣下

> 必要に応じて全体を見たり,ルーペを使ったりできる,
そういう便利さをご所望でしたら、


変倍アングルファインダー DR-5
http://www.nikon-image.com/products/accessory/finder/dr-5/

角窓用変倍アングルファインダー DR-6
http://www.nikon-image.com/products/accessory/finder/dr-6/
返信 49 MATIA  投稿日 2016/03/25(金) 15:11:57  削除
副長さま

ウエストレベルファインダーを使いたいのは,言うまでもなく,ローアングル撮影ですね。この場合は,地面に近いところにある花を想定しますので,速写性は不要になります。
マグニファイヤーでの拡大も魅力ですが,それだとピンポイントしか見えない(ような気がする)ので,必要に応じて全体を見たり,ルーペを使ったりできる,ウエストレベルファインダーを使いたくなるわけです。

返信 48 スポック  投稿日 2016/03/25(金) 12:35:59  削除
MATIA大元帥閣下

> ウエストレベルファインダーの使える,貴重なディジタル一眼レフカメラ。
「ウエストレベルファインダーの使える」といえば、二眼レフもどきのデジタルカメラがありましたよね。
もちろん、本当の二眼レフ構造ではなく、片方のレンズは飾りだけの、光学ファインダー無しカメラでしたが。
簡単に言うなら、ライブビューの液晶パネルを上から覗くようにしただけのスタイルでした。
左右正像であるところが本来の二眼レフの操作性と大きく違うところで、
これを批判する意見と「わざわざ欠点まで模倣する必要はない」という意見とがありました。
どうせマイコンで描画してるんだから、正像でも逆像でも切り替えできるようにすれば良かったのに。

でも、光学ファインダーではない液晶ライブビューファインダーなら、
> チルト液晶にライブビューで,ウエストレベルファインダーと同等な角度での撮影ができるディジタル一眼レフカメラ
と何が違うのか?という話になりますね。(チルト液晶なら一眼レフでなくても同じ)

> ウエストレベルファインダで撮りたい気分ということもあるのです (^_^;
速写性を考えるとウエストレベルファインダーはあきらかに不便にできています。
でも、その不便をあえて欲するというのは、どういう意味なのか?

撮影という行動が、
目の前にある光景を「切り取って残す」という目的ならば、
目の前にある光景を「見る」から、できるだけシームレスに撮れるのがいいに決まっています。
しかし、その光景を元にして「絵をつくる」という目的ならばどうでしょうか?
目で直接見た光景から、いったん切り離された絵を見せてくれる方が良いこともあるでしょう。
直接前を見てから、わざわざ下を覗くという「不便」を強いられることによって、
その間に意識の切り離しというか、気持ちの切り替えができてくるので、
アイレベルとはまた違った絵づくりができるということがあるかも知れません。

誤解を恐れずに一言でいうと「不便を楽しむ」ということでしょうか?
返信 47 MATIA  投稿日 2016/03/24(木) 18:39:44  削除
副長さま

>ウエストレベルファインダーの使える,貴重なディジタル一眼レフカメラ。

最近だと,チルト液晶にライブビューで,ウエストレベルファインダーと同等な角度での撮影ができるディジタル一眼レフカメラもありますが,やはりそこそれ,ウエストレベルファインダーが使えたらな,と思うことはあるのです。

精密なピントあわせにはマグニファイアもいいのでしょうけど,ウエストレベルファインダで撮りたい気分ということもあるのです (^_^;

それだけのために,DCS660やDCS760を… とまでは思いませんが。。。。


>技術的には可能でもニコンが受け付けてくれたかどうか?

DCS460のように,別のボディとの差し替えが可能なら,解像済みのボディが利用できるのでしょうけど。


>可倒式というなら、むしろDfの方が手っ取り早い。

そうです,だからDfにはけっこう心動かされたのですが,レンズでセットした絞り値にあわせて,ボディのダイアルをセットするとか,なんか面倒そうですね。

そこで,DS-505Aに期待です。
いちおう,非Aiレンズが装着できます。
マウント内のレバーをテープで固定してやれば,AEが効きそうです。

初期24/2.8を装着して,室内でテキトーに試したところ,ケラレも目立たず,なんとか使えそうです。

そのうち,屋外できちんと試す予定。
130万画素というのが,あまりに残念。せめてD1様並みにあれば,カビネくらいまでは問題なく使えそうなのですが。

返信 46 スポック  投稿日 2016/03/23(水) 23:43:12  削除
MATIA大元帥閣下

> ウエストレベルファインダーの使える,貴重なディジタル一眼レフカメラ。
ハッセルにデジタルバックを付けるなどすればウエストレベルファインダーデジタル一眼レフになりますが、
さらにオートフォーカスといなると、あまり他の例を知りません。

> F5と同等の機能をもつなら,あるいはF5ボディを流用できるなら,TC-16ASでのAF撮影や,
これは出来そうに思いますが、

> 「Ai連動ピンを可倒式に改造して,非Aiレンズを使う」も可能だったのかも…?
技術的には可能でもニコンが受け付けてくれたかどうか?
DCS660はコダックの製品であり、ニコンの製品ではありませんでしたから。
可倒式というなら、むしろDfの方が手っ取り早い。
返信 45 MATIA  投稿日 2016/03/23(水) 12:59:33  削除
副長さま

>F5のファインダーは全くそのまま互換性がありました。

だとすると,DCS660は「ファインダー交換のできる貴重なディジタル一眼レフカメラ」ということになりそうですね♪言いかえれば,ウエストレベルファインダーの使える,貴重なディジタル一眼レフカメラ。
返信 44 スポック  投稿日 2016/03/23(水) 12:38:31  削除
MATIA大元帥閣下

> DCS660,DCS760あたりは,
> 「F5と同等のボディであたらしいカメラをつくった」のか,
> 「F5の裏蓋のかわりにディジタルバックをつけた」のか,どっちなのでしょう?
DCS760のことは知りませんが、
DCS660はF5を改造していたように思われます。
おでこの刻印は「Nikon]」でしたし、
上左カバー前面には「F5」のプリントがありました。
F5のファインダーは全くそのまま互換性がありました。
ファインダースクリーンは周りを黒くマスキングしてありました。
そのあたりはF90S→DCS460と同じような流れなのですが、
巻き戻しクランクは撤去されていて、丸いメクラ蓋が嵌め込まれていました。
下の方は大きく様変わりしていて、F5由来のバッテリーは使えず、
巨大な二次電池が入るようになっていました。
したがって単三電池で駆動することは叶いませんでした。
私はこの一点で完全に興醒めしてしまいました。
返信 43 MATIA  投稿日 2016/03/22(火) 12:15:39  削除
副長さま

>D1はF5でもなければF100でもないようです。

実際には,まったく別のボディですよね。


>どちらに近いか?といえばF100の方が近いでしょうけど。

ということで,「F100と同じ」あるいは「F100ベース」(←こういう場合の「ベース」という言葉の使い方も,はっきりした定義を知らないのですがf(^^;…)という表現ではなく,(機能等が)「F100相当」という表現を使ってみました。


>F5ベースのデジイチとしてはコダックのDCS660等があります。

DCS660,DCS760あたりは,「F5と同等のボディであたらしいカメラをつくった」のか,「F5の裏蓋のかわりにディジタルバックをつけた」のか,どっちなのでしょう?
DCS460と同様に,「裏蓋のかわりにディジタルバックをつけた」すなわち,もとの裏蓋等を入手すればF5になる,のかどうか…。

ともあれ,F5と同等の機能をもつなら,あるいはF5ボディを流用できるなら,TC-16ASでのAF撮影や,「Ai連動ピンを可倒式に改造して,非Aiレンズを使う」も可能だったのかも…?
返信 42 スポック  投稿日 2016/03/21(月) 18:55:29  削除
MATIA大元帥閣下

> Nikon D1様は,F5相当のボディだろうからTC-16ASのAFが効くだろう,と思っていたんです。
> が,実際はF100相当のボディなのでしょうか,
D1はF5でもなければF100でもないようです。
どちらに近いか?といえばF100の方が近いでしょうけど。
F5ベースのデジイチとしてはコダックのDCS660等があります。

> ま、それはそうとして、
> フィルムカメラでも,F-501,F-801系,F4,F90系,F5くらいのようですよね。TC-16ASのAFが効くのは。
それは尻間栓出舌。
勉強不足ですね。
返信 41 MATIA  投稿日 2016/03/20(日) 23:46:43  削除
副長さま,レンズの神様

DS-505系の開放F値ですが,実際によくわかりません(^_^;
開放F値がF1.4のレンズをつけても,F2.8のレンズをつけても,開放F値はF6.7相当ということです。


DS-505Aには,Aiカプラのピンも,最小絞り値になっているかどうかのピンもありません。それゆえ,非Aiレンズであってもなんの支障もなく取り付けが可能です。
しかし,Aiレンズにはある「開放F値連動ピン」がなければ,露出計がはたらきません。

マウント内部にある開放F値検出ピンを動かして固定してやれば,露出計がはたらきます。開放F値は,F6.7相当になります。そうすることで,非AiレンズをマルチモードAEで使えそうなので,近々,試してみるつもりです。

なお,開放F値がF8くらいの位置になると,開放F値がそれなりに大きくなります。
そのあたりも,詳細に観察したいと思います。

返信 40 MATIA  投稿日 2016/03/20(日) 23:40:07  削除
副長さま

>え゛っそうなんですか?
>最近の下位機種はAF-SニッコールしかAFが効かないようになっていますが、
>それ以外のボディ側モーターのAFが効くカメラはTC-16ASが使えると思っていました。

いえ,それが…
Nikon D1様は,F5相当のボディだろうからTC-16ASのAFが効くだろう,と思っていたんです。
が,実際はF100相当のボディなのでしょうか,TC-16ASのAFは効かないようです(そう書いてありました)。

フィルムカメラでも,F-501,F-801系,F4,F90系,F5くらいのようですよね。TC-16ASのAFが効くのは。

D1様が効かないのであれば,それ以降のは期待できないでしょう(正式には未確認ですけど)。


返信 39 スポック  投稿日 2016/03/20(日) 22:09:08  削除
れんずの神様

> 2/3インチに縮小するというのはかなりの縮小率ですが、
> f値は相当明るくなるのではないでしょうか。
いや、それが実のところよく判らないのですが・・・

とりあえず、取扱説明書によりますと、
どんな明るいレンズを装着しても開放でF/6.7相当ということになっています。
この「相当」というのがクセモノで実際のF値とは違うようなのです。

たとえば、
ニコン純正のテレコンのTC-200(TC-1およびTC-201Sも同じ)では、
開放側の限界がF/2で、マスターにF/2のレンズを付けてもF/1.4のレンズを付けても、
F/2より外側の光はカットされてしまい、どちらも合成F値はF/4相当になってしまいます。

DS-505Aもそんなところか?と想像したりするのですが、
DS-505Aの感度設定は当時のデジカメとしては異例とも言うべきASA3200相当まであるんですね。
その当時、そんな高感度なイメージセンサは存在しなかったはずで、
これは縮小光学系で凝縮された分だけ明るくなったのだと解釈していました。
じゃぁ、そのF/6.7という開放F値は何なんだ?となると、こんがらがってよく判らないのです。

MATIA大元帥閣下
絡まった糸を解き明かしてくれませんか?

> いま,デジイチでTC-16ASのAFが効くのは,
> DS-505のシリーズと,F-801/F90をベースにしたやつだけだ(ですよね?),が言いたかったことです。
え゛っそうなんですか?

最近の下位機種はAF-SニッコールしかAFが効かないようになっていますが、
それ以外のボディ側モーターのAFが効くカメラはTC-16ASが使えると思っていました。
返信 38 れんずまにあ  投稿日 2016/03/20(日) 00:47:44  削除
副長様同様私も理解しておりませんでした。縮小光学系でx1.6をキャンセルできる0.625倍を行うとして、それではTCなしレンズでは焦点距離が短縮してしまうじゃないか等と。
そうではなく、つまり副長様の2,で、135mmではx1.6の216mm相当で使えるということですね。
APS-C機ではさらにx1.4の302mm相当になってしまうわけです。
2/3インチに縮小するというのはかなりの縮小率ですが、f値は相当明るくなるのではないでしょうか。
f1.4のレンズなど装着すれば、吃驚するほどでは。まあ当時のCCD感度にも依りますし、被写界深度は結局変わらないのでそれほどメリットはないかもしれませんが...
返信 37 MATIA  投稿日 2016/03/18(金) 22:34:12  削除
副長さま

ややこしくて,すみません。
いま,デジイチでTC-16ASのAFが効くのは,DS-505のシリーズと,F-801/F90をベースにしたやつだけだ(ですよね?),が言いたかったことです。
で,F-801/F90をベースにしたものは,ライカ判より小さい。
DS-505系は,縮小光学系でライカ判相当で使える。
それが言いたかったのです。

返信 36 スポック  投稿日 2016/03/18(金) 22:24:59  削除
MATIA大元帥閣下

> FUJIX DS-505Aとそのシリーズは,
> TC-16ASを本来の焦点距離相当で使えるディジタル一眼レフカメラです。
ん?ちょっと意味が判らないのですが、

たとえば、Ai-NIKKOR 135mmF/2 + TC-16AS をDS-505Aに装着したとして、

1. TC-16ASを挟んだにも関わらず「本来の焦点距離」の 135mm 相当で使える。
2. TC-16AS「本来」の効力を発揮して 135 x 1.6 = 216mm 相当で使える。

のいずれの意味でしょうか?

「1」はちょっと考え難いし、仮に実現したとしても、
1.6倍したくないのなら、挟まなければいいだけの話で特別なメリットは無い。
「2」は特別なことは無く、D3やD700等のFXフォーマットのデジイチなら全部そうなので、
DS-505シリーズに固有の特徴とは言えないと思うのですが、どのように貴重なのでしょう?
返信 35 MATIA  投稿日 2016/03/17(木) 08:55:51  削除
FUJIX DS-505Aとそのシリーズは,TC-16ASを本来の焦点距離相当で使えるディジタル一眼レフカメラです。

Kodak DCS460は,TC-16ASを使える600万画素級のディジタル一眼レフカメラです。

どちらも,TC-16ASを使うという面では,とても貴重な存在です。

まあ,TC-16ASが使えるからといって,そこにどれだけのメリットがあるかどうかは,おいといて。
あと,TC-16ASを最近のディジタル一眼レフカメラで使えるように改造する記事も,よく出回っておりますが,まあそれもおいといて。
返信 34 MATIA  投稿日 2016/03/06(日) 23:10:23  削除
副長さま

Nikon D1様をNikon F様に例えておられますが,まさに仰せの通りに私も感じています。
また,レンズ交換式ディジタル一眼レフカメラについては,「Nikon D1より前」と「Nikon D1以後」に分けてよいかと思います。

なお,バッテリーはほぼ力尽きていた(せいぜい2コマくらいしか撮れない)ので,殻割などいろいろ検討した結果,すなおに「互換バッテリー」を購入しました。へたに改造するよりも,たぶんそのほうが安そうですし(^^;
返信 33 スポック  投稿日 2016/03/06(日) 21:57:33  削除
MATIA大元帥閣下

ニコンD1様ご降臨おめでとうございます。
ついに真打登場ですね。

ニコンD1をクラデジ(クラデジイチ)と呼ぶべきかどうかは何とも言えませんが、
これをフィルムカメラに例えるならニコンFに相当すると思います。
ニコンD1は二十世紀に発売された「前時代」のデジイチですが、
(バッテリーさえ生きていれば)現在でもまったく普通に使うことができます。
ニコンF6ですら十年以上前のカメラですが、
57年前のニコンFを今使っても、何ひとつ不便に感じることがありません。

ライカに代表される距離計連動機が全盛の時代から、
一眼レフが頂点に君臨することを決定付けたカメラがニコンFなら、
迷いながら使っていたデジカメをこれからの主流に決定付けたカメラが
ニコンD1と言えるでしょう。このカメラの登場前後で時代が変わっています。
返信 32 MATIA  投稿日 2016/02/21(日) 19:25:07  削除
副長さま

「撮影日記」へのコメント,ありがとうございます。

>画像サイズが小さいせいもあって、最近のデジイチと比較しても全く遜色ありませんね。
>現在の基準で見ても、まったく以って「あたりまえ」に撮れています。

たしかにディスプレイ上で拡大しない限り,気がつかない可能性がありますね。


>地味なドバトの羽根が極めて自然に撮れていて、
>バックとの明暗差が大きくないにも関わらず、ハトが浮き立つように見えます。

それは,ニッコール様のお力ではないかと(^^;


>まるで実物をナマで見ているかのような、存在感があります。

DS-505Aの画像の印象は,「あっさりしすぎ」なのです。
ムービーでのフィルムとビデオの差とでもいいますか,あまりに現実っぽいのです。
ディジタルでの画像づくりにおいて,ビデオの影響が大きかった,とかいうことでもあるのでしょうか。


>これが二十年前のデジカメの描写なのですから、驚かざるを得ません。

そして,20年前というと,QV-10やWindows95がようやく世間一般に認知されたころだ。と考えると,けっこうな昔ということになりますね。

返信 31 スポック  投稿日 2016/02/19(金) 23:46:57  削除
MATIA大元帥閣下

2016年02月05日(金)の撮影日記を拝見しました。
画像サイズが小さいせいもあって、最近のデジイチと比較しても全く遜色ありませんね。
現在の基準で見ても、まったく以って「あたりまえ」に撮れています。
特に感心したのが三枚目の写真で、地味なドバトの羽根が極めて自然に撮れていて、
バックとの明暗差が大きくないにも関わらず、ハトが浮き立つように見えます。
まるで実物をナマで見ているかのような、存在感があります。
これが二十年前のデジカメの描写なのですから、驚かざるを得ません。

当時の職業カメラマンはきっと欲しかったのでしょうね。
それが職業カメラマンを幸せにしたのかどうかは別にして。
返信 30 MATIA  投稿日 2016/02/13(土) 07:14:50  削除
FUJIX DS-505AとDCS460の復活については,結局,バッテリー以外にトラブルがなく,外見もきれいに保持されていたことが,なによりも「よかった」点です。
そこまでのよい保存状態を,維持したいと思います。
ありがとうございました♪
返信 29 スポック  投稿日 2016/02/10(水) 23:08:43  削除
今年の「撮影日記」にクラデジイチの復活劇が記録されています。
非常に読み応えがありました。

アナログとデジタルの両方に精通していて、
知識があって、手が動き、なおかつ熱意が必要なのですが、
これらを兼ね備えている人は滅多にいません。

デジイチの歴史(特に黎明期)を語るとき、
外せないカメラだと思います。
形として残っているだけでも大変なことなのに、
それが作動して、実際に撮影できるなど、世界に何台あるのでしょう。
是非とも、閣下のカメラミュージアムにカテゴリーを追加して、
クラデジを紹介していただきたいと思います。
返信 28 MATIA  投稿日 2016/02/09(火) 08:58:00  削除
クラデジ「リコーDC-3G」を救出。

「リコーDC-3」とタイトルにあったので,即,入札。
初期値で落札。送料含めても,ごく小額。
シリアルケーブル,ACアダプタ付属はいいのだが,実際に届いた商品は「DC-3G」。
たしかに,画像をよく見ていれば,それはわかったはずなのだが(^_^;


「DC-3」は単焦点レンズ,通常は固定焦点,マクロモードはマニュアルフォーカス。この,マクロモードはマニュアルフォーカスというのが,ポイント。
これは,私がはじめて買ったディジタルカメラ(その後,手放した)でもあり,ぜひ再入手したかった。

だが,実物は残念ながら,「DC-3G」。
3倍ズーム,オートフォーカス,スマメ対応なので,DC-3よりはるかに高機能なのだが,私の個人的思い入れとしては,DC-3のほうが上なのだ。

ということで,ふたたびよい出会いを求め続けるのであった。
返信 27 MATIA  投稿日 2016/01/25(月) 12:57:18  削除
Kodak DCS460に対して,FUJIX DS-505AのJPEG出力は,ごくあっさりした自然なもの。
その画像は,130万画素という画素数の少なさをなめてはいけない。一言で言えば,そうなるか。

ただこちらは,「Velviaモード」とかを,がんばって設けてほしかったかも (^_^;
返信 26 MATIA  投稿日 2016/01/25(月) 12:53:03  削除
とりあえず,ここまでの結果概略。

・不調の原因は,バッテリーの寿命。
 バッテリーが充電されていないと,正常に動作しないというのが仕様らしい。
 取扱説明書にも,「まず充電しろ」と書いてあった。
・本来のバッテリーはNi-MH (9.6V)だったので,ダイソーの単3型Ni-MHを8本つないだものと交換。
 動作はするようになったが,バッテリーがすぐに切れる。
・そこで,パソコンのリチウムイオン電池(10.8V)を内蔵させた。
 これで,いちおう使えるようになった。

・試し撮りの結果,RawTherapeeという現像ソフト(フリー)で設定を変えずにJPEG出力すると,妙に赤っぽい。
 しかしこれは,Ektachrome Dyna EXをスキャンしたときの印象に似ている。
・意図的に,Ektachrome色を出しているのだとすれば,これはすばらしいことだ。
・RawTherapeeで設定をいろいろいじれば,自然な色にもなりそうである。

さすが,当時の最高峰ディジタルカメラである。600万画素までで事足りるなら,これでじゅうぶん。色の個性を生かしてやれないだろうかと考えると,むしろ,そのポテンシャルは大きい。

と,思いました。
 
返信 25 MATIA  投稿日 2016/01/25(月) 12:39:46  削除
Kodak DCS460も,なんとか使えそうな状態になってきたので,ぼちぼち「撮影日記」のほうも公開していきます♪
返信 24 MATIA  投稿日 2016/01/18(月) 08:46:38  削除
ということで,ダイソーの単4型Ni-MH電池に入れかえて,無理やりにバッテリーパックを復活させた。容量が小さいこともあるだろうし,本来のバッテリーと特性が違うのでじゅうぶんに充電されていないのかもしれないが,電池の持続時間はかなり短い。20MBのメモリカード1枚分(30コマ:JPEG高画質モード)撮れるかどうか,という程度。

しかし,電池持続時間内では,思ったよりもきれいに撮れるのでありました。

色もおとなしめで自然に感じられ,とくに大きく使わないなら,いまでもじゅうぶんに実用的な画像かと思いました。JPEGで出力されるので,扱いやすいという点も大きなポイントかと。

数値にあらわれるスペックとしては,早々に後発製品に見劣りするものになったでしょうが,本来はずいぶんと高品質な製品でそうとうの可能性を秘めているように感じました。

中判ディジタル一眼レフカメラに匹敵するサイズが,最大の難点か?(w

(参考)
FUJI DS-505A (1280px×1000px)
 164mm×140mm×120mm
 1720g

Mamiya ZD (5328px×4000px)
 162mm×152mm×91mm
 1300g

PENTAX 645D (7264px×5440px)
 156mm×117mm×119mm
 1480g
返信 23 MATIA  投稿日 2016/01/10(日) 23:35:37  削除
FUJIX DS-505A復活!か?

塩を吹いて固着していたバッテリーをはずして,掃除したところ,ACアダプタでの使用が可能になった。

つぎに,バッテリーを殻割し,単3型のNi-MHを内蔵させようと思ったが,わずかの差ではいらない。

そこで単4型のNi-MHを内蔵させることにした。
まずは電池が使いまわせるように,市販の電池ボックスを使ってみた。
端を少し削れば,単4用電池ボックスを内蔵させられた。

そうした作った電池で,DS-505Aは起動した。
そして,AFや露出計は動作した。
だが,シャッターを動作させると,動作が途中で止まり,Err表示になる。
瞬間的な電力が不足のようだ。

やはり市販の電池ボックスでは,内部抵抗が大きくなりすぎるのだろうか。
しかたないので,単4型Ni-MHを6本,ハンダづけして内蔵させた。
スペース的には,余裕である。

そうして作った電池で,DS-505Aは起動した。
そして,シャッターも動作した。
データはたぶん,ちゃんと記録されているだろう(未確認)。

とりあえず屋外でも撮影できるようになったので,できるだけ早々に,試し撮りをしてみようと思うのだった。


返信 22 MATIA  投稿日 2015/11/05(木) 20:07:34  削除
入手したFinePix S2Proは,本体のみ。付属ソフトウェアがない。
データの転送は,Windows2000の標準的な機能で問題ないが,付属のソフトウェアがないとRAWデータの現像ができない。
このFinePix S2Proは先にも紹介したように,特別仕様になっていて,JPEGファインモードがない。ふだんの使用には,JPEGノーマルモードでじゅうぶんなのだが,やはり高画質モードを使いたい気分になることがある。

だからといって,非圧縮TIFFではデータが大きすぎ,カメラでの処理も遅すぎる。これは,いただけない。
RAWならば,そこまでデータが大きくなく,カメラでの処理はむしろ軽い。

ということで,「RawTherapee」というフリーソフトを見つけた。
古いバージョンも公開されていて,2.4.1というものはWindows2000でも使える。
古いPCでの処理はやはり重いのだが,とりあえずバッチ処理でRAWファイルをまとめてJPEG化できるので,「JPEGファインモードで撮る」かわりにはなりそうだ。

という,今日このごろである。

返信 21 MATIA  投稿日 2015/11/05(木) 20:01:06  削除
FUJI FinePix S2Proを入手して,約2ヶ月。
ようやく,慣れてきた感じがする。
入手した当初は,CR123A型リチウムイオン電池も,単3型Ni-MH電池も,2,3日ももたないという状況だったのだが,最近は1週間くらいはもつようになってきた。これくらいが,本来のもちなのかもしれない。電池もカメラ本体も,使うことによって本来の元気が出てきたということだろうか。

さて,FinePix S2ProにはUSB端子がなく,そのかわりにIEEE1394端子がある。
私の手元には,古いノートPCがあり,それにはIEEE1394端子がある。いいかげんに使うのをやめろ,といわれそうだが,Windows2000でなんとか動いている。

返信 20 MATIA  投稿日 2015/10/06(火) 17:59:49  削除
古いディジタルカメラをまとめて入手。
生きているものも多数。
そのなかに「クラデジ」と呼べそうなものもあったので,おいおい「撮影日記」のネタにする。
返信 19 MATIA  投稿日 2015/09/12(土) 21:54:42  削除
で,「クラデジ」といえるかどうが微妙な機種だが,TOSHIBA Allegretto PDR-2とFUJI Clip-It DS-10Sとを使ってみた。背面にあるLCDは,撮影画像を表示するようなものではなく,いくつかの数字等を表示するだけのもの。

本体は問題なさそうだし,電池も汎用的なものなので問題ない(PDR-2はCR123Aが1本,DS-10Sは単3乾電池2本)のだが,記録メディアのスマートメディアがあやしい。手持ちの8MBのスマメのうち,2枚が認識されない状態になっていた…
返信 18 MATIA  投稿日 2015/09/12(土) 21:38:23  削除
どうやら,特殊な仕様らしい。
わざわざ低画質のモードが用意されているというのは,なぜだろう?

・メディアを交換せずに大量の撮影をしたいから?
・連写性能をあげたいから?
・その他

うーみゅ。
返信 17 MATIA  投稿日 2015/09/10(木) 23:58:44  削除
副長さま

まあ,メモリはその機種の最大までつっこんでいますので,JPEGファイルの調整くらいはじゅうぶんにこなせますです。さすがに,RAWファイルの処理をまとめておこなうのは,激しく重いのですが(^^;

ところでこのFinePix S2proはちょっと「変」でして,メーカーが公開している取扱説明書では,画質モードがH,F,Nの3段階なのですが,実機はH,N,Bの3段階になっています。そういう設定(隠しコマンド?)があるのか,なんらかの改造がされているのか,あるいは特殊な仕様だったのか?いまのところ,謎です。

H = HIGH (Tiff or RAW)
F = FINE (JPEG 低圧縮)
N = NORMAL (JPEG 標準)
B = ?????? (JPEG 高圧縮?)

返信 16 スポック  投稿日 2015/09/10(木) 22:30:37  削除
MATIA大元帥閣下

> とっても古いPCをむりやり使っている状態…
とっても古いPCを手放せないのは解るのですが、
やはり、PCにも得手不得手というものがあって、
CPUが遅いのはいいとしても、メモリが少なくて、
グラフィックがとろいPCで画像ファイルを扱うのは、
あまり感心できる話ではありません。(^^;
返信 15 MATIA  投稿日 2015/09/09(水) 22:47:31  削除
副長さま

IEEE1394ケーブルは,以前にビデオカメラのデータを転送するために確保していました。
そしていま,このメッセージを入力しているPCには,IEEE1394端子があります。
望ましくないことではありますが,とっても古いPCをむりやり使っている状態… (^_^;

FinePixがふつうのUSB端子を使ってくれれば話は簡単なのですが,どうしてなのでしょうね?
返信 14 スポック  投稿日 2015/09/09(水) 22:02:21  削除
MATIA大元帥閣下

> USB端子は独自の小さなものになっていて困る。
> 幸い,IEEE1394端子は一般的なサイズのようで,こちらでデータ転送をすることになる。
FireWireとしては普通の端子なのかも知れませんが、IEEE1394自体があまり普通にはありませんから、
CFかスマメをカードリーダーに突っ込む方が手っ取り早いような気がします。
返信 13 MATIA  投稿日 2015/09/09(水) 07:07:47  削除
FinePix S2Proの電源は,汎用的な単3乾電池+CR123Aなのでありがたいのだが,
USB端子は独自の小さなものになっていて困る。

幸い,IEEE1394端子は一般的なサイズのようで,こちらでデータ転送をすることになる。
ま,いいか。
返信 12 MATIA  投稿日 2015/09/09(水) 00:06:07  削除
FinePix S2 Proの場合,背面にLCDが2つあるんですよ。

1つは,文字が2行ほどで状態を表示するもの。
ここには,Nikon F50Dのようにボタンが4つ並んでいて,その項目の値を変更します。

もう1つは,細かいメニューや撮影した画像を表示するもの。
返信 11 スポック  投稿日 2015/09/08(火) 21:40:36  削除
MATIA大元帥閣下

> 上面のカメラ動作のLCD,背面の設定LCDと撮影結果LCDは,煩雑に感じるが,
> ちょっと慣れるとそれぞれの設定が参照しやすくてなかなかいいかもしれない。
ん?
閣下のD70も上面LCDはカメラ操作に関する情報、
背面LCDは画像処理に関する情報が表示されるのだと記憶していますが。
返信 10 MATIA  投稿日 2015/09/07(月) 23:25:41  削除
Finepix S2 Proをちょっといじってみた結果。

単3乾電池4本で動作するのは動作するが,CR123Aリチウム電池2本も入れておくほうがよい。
これがなければ動作がかなり重くなり,また,内蔵フラッシュが使えない。

※CR123Aはカメラの動作,単3乾電池は画像処理に使われているとのことです。

もともとの仕様では,記録メディアはスマートメディアと1GBまでのマイクロドライブとのことだが,2GBのCFカードも使えた。ただし,Nikon D70でフォーマットしたままでは使えず,パソコンでFAT16でフォーマットしなおす必要があった。

ボディがNikon F80ベースだからか,ファインダーがNikon D70よりはマシな気がした。気のせいかもしれないが。

Color,Tone,Contrastいずれも設定はHARDにして写した結果は,Nikon D70よりもメリハリがあって,パッ見がいいかもしれない。

上面のカメラ動作のLCD,背面の設定LCDと撮影結果LCDは,煩雑に感じるが,ちょっと慣れるとそれぞれの設定が参照しやすくてなかなかいいかもしれない。

とりあえず,そんな感じです。

返信 9 スポック  投稿日 2015/09/07(月) 22:57:32  削除
> 「クラ」ではないが,Finepix S2 Proをゲッツ (σ´∀`)σ
> 単3乾電池4本で動作する,っていうのは好印象ですね。
おぉ、それは素晴らしい!
私が知る限り、最もエコノミーな乾電池で動くデジイチですね。

一瞬「最も軽量な」と書きかけたのですが、
D70とD70sはCR2×3本で動くので。
返信 8 MATIA  投稿日 2015/09/07(月) 12:43:40  削除
「クラ」ではないが,Finepix S2 Proをゲッツ (σ´∀`)σ
単3乾電池4本で動作する,っていうのは好印象ですね。
返信 7 MATIA  投稿日 2015/09/02(水) 08:51:04  削除
初代マビカは,ふつうの3.5インチFDを使ったかと思いますが,その後のキヤノン等の製品ではたしか2インチのビデオフロッピーを使うようになっていましたね。3.5インチFDが使える仕様であれば,メディアが比較的安価で,もしかしたらもう少しは普及しかも…などと思ってしまいます。

返信 6 スポック  投稿日 2015/08/29(土) 22:29:02  削除
↓投稿者名が化けてしまいました。
返信 5 ・スX・ス|・スb・スN  投稿日 2015/08/29(土) 22:27:06  削除
クラデジではありませんが、
初代マビカは一般発売された製品としては最初の電子式スチルカメラで、
一画面分の走査線をフロッピーディスク一周で記録していました。
読み出したアナログ信号がそのままビデオ信号として出力されました。
当然ながら画像メモリなんてものは存在するはずもなく、
映像信号は一瞬で終わってしまうので、ディスク上の同じトラックを、
何度も何度もトレースしながら静止画を再生していたようです。
ビデオテープで画像を静止させると、
回転ヘッドがテープの同じところを何回もトレースして、
同じ画像を再生することによって静止画を再生したのですが、、
これと同じことをフロッピーディスク一回転分一本のトラックにさせたようです。
返信 4 MATIA  投稿日 2015/08/29(土) 12:40:32  削除
たぶん、「クラデジ」の主力はいわゆるスチルビデオと呼ばれるものになるように思います。厳密には、「デジ」ではありませんが。
返信 3 スポック  投稿日 2015/08/29(土) 11:28:22  削除
QV-10より前でメジャーなものとなると、
AppleのQuickTakeくらいしか思い浮かばないのですが、
QuickTakeは「内臓モニタ無し」「記録メディア非内臓」ですので、
クラデジと呼べるのかも知れません。

QV-10よりはずっと後になりますが、
縮小光学系内臓のデジタル一眼レフはクラデジイチと呼べるかも知れません。
返信 2 MATIA  投稿日 2015/08/25(火) 18:14:44  削除
もう1つ,こんな視点から考えてみた。

いま,「クラシックカメラ」を使うとき,規格によっては「フィルムが入手困難/できない」というものがある。撮影して画像を得るのが,ちょっと面倒な状況にある。そうやって考えると,QV-10以降のディジタルカメラでも,面倒なものはいろいろある。逆に,どんな条件があったら,いまでも使えるか考えると,それは「USB」ではないかと思う。USBに対応していないと,メモリカードのリーダが必要だったり,専用のケーブルが必要だったりする。

ということでざっくり分けるとこんな感じかな?

現代のディジタルカメラ
  ↑
 (USBの有無)
  ↓
「セミ・クラデジ」
  ↑
 (モニタ内蔵)
  ↓
「クラデジ」

もっとも,QV-10以後でもモニタのない製品はいろいろあったので,やはり「QV-10」以後かそれより前かという区分がいいかもしれない。

実際に「クラデジ」に該当する製品は,さほど数が出ていなかっただろうから,実際に入手し,使ってみるのはかなりハードルが高いかもしれない。ということは,このネタは,あまり続かないか?(笑)


返信 1 MATIA  投稿日 2015/08/25(火) 18:09:17  削除
「クラデジ」とそうでない「ディジタルカメラ」の境界線はどこになるだろうか?

まず,考えてみたのは

 ディジタルカメラ:カシオQV-10以後
 クラデジ:カシオQV-10より前(QV-10を含まない)

一般向け商品として「ディジタルカメラ」というものが認知されたのは,QV-10だと思う。
QV-10は,1つの筐体に,電源,モニタ,記録メディアをすべて内蔵させ,記録した画像データはそのままパソコンで処理できた。しかも,一般向けを意識した価格で販売された。ということで,その後の「ディジタルカメラ」の基本形はここで成立したというのはどうだろうか。ということである。

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