返信 103 osakawanko
投稿日 2017/01/09(月) 17:07:37
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で、気になって前群が外せるレンズを全部外すと、多かれ少なかれ、最初の1/3段ぐらいは、絞りが絞り込まれないことが判明。ようは28/2.8が、絞らなすぎただけ。
ここで、思い出すのは、C社がやり始めたとされる、ソフト補正です。これはE?S6x0というAFカメラを安く作るため、無限遠や絞り動作など、従来、精密仕上げによって正しく作っていたのをやめ、適当に作って、後からズレ量をコンピュータで補正するやりかた。これで加工精度を落としてもカメラが出来るようになりカメラ産業の海外移転が進んだという、あれです。
これをC社がやる遙か前に、コンピュータプログラムの代わりに、多数の接点を要してやっちゃったんですね、民生カメラで世界で初めてマミヤがZEで。当時の宣伝に「未来志向のミラクルマウント」ってありましたが、この「未来志向」って、輸出に頼り切っていたマミヤの製造業としての「未来」を期待されていたんだと理解しました。
れんずまにあさん101のmodern tests がHPで出てきましたので、その3ページ目を見ますと、
「Cam surrounding lens mount programs set f/stop in terms of stop down from maximam aperture, while electrical contacts provide fine tuning.」レンズ周りのカムが開放F値からの絞り込み段数によって絞り値をセットするよう計画する,電気接点の微調整を受けながら。
とありました。ストレートに言えば「ちゃんと絞られない補正」オブラートに包めば「絞り作動量補正」ですね。
絞りの動作を物理的に適切な状態に修正し、電気補正の銀ペーストを切断し、一件落着です。 |