2010.01.08
マミヤプレスファンクラブ

 中判写真には,6×4.5,6×6,6×7,6×8,6×9などさまざまなフォーマットがあります。そこでマミヤプレスファンクラブは,6月4日から6月9日までの6日間を「中判写真週間」(→詳細)と勝手に制定しました。「中判写真週間」にご賛同の方は,このバナー画像をご自身のブログやウェブサイト等で自由にご利用ください。
 かねてより6月1日は,社団法人日本写真協会によって「写真の日」と制定されています。マミヤプレスファンクラブでは,これに続く約1週間を「中判写真週間」として制定することで,圧倒的な描写力を誇る中判写真を広く知らしめることができるものと考えております。
 もしあなたが,ほんとうに写真というものが好きならば,「中判写真週間」には日ごろに増しての撮影活動等をお願いします。
 
 あわせて,6月12日,17日,24日を「パノラマ写真の日」として提唱します。
 

会の目的

 従来,世間ではライカやハッセル,コンタックスといった外国ブランドのカメラが不相応にもてはやされ不当に高価な価格で取引されてきました。
 しかし,忘れてはなりません。日本には「マミヤプレス」という素晴らしいシステムカメラがありました。すでに生産が停止され,中古カメラ店でなければ入手不可能な状態になっていますが,私たちはこの無駄のない「実用性」を高く評価し,マミヤプレスを末永く愛用していかなければなりません。
 もしあなたが,ほんとうに写真というものが好きならば,マミヤプレスをはじめとする,純粋に実用性を追求したマミヤのカメラの素晴らしさが理解できるはずです。

 昨今,「ディジタルカメラ」とか「デジカメ」とか称する陳腐化の激しい消耗電気製品が,根拠のない高画質を謳い文句に人気を集め,幅をきかせております。
 しかし,それらはただのPC周辺機器であり,得られるものは,ただの画像データに過ぎないことを,忘れてはなりません。写真とは,フィルムで写しとったものだけを指すのです。
 もしあなたが,ほんとうに写真というものが好きならば,マミヤプレスで撮ることのできる,中判フィルムによる美しい写真の素晴らしさも理解できるはずです。

 昨今,「写真の未来を創る」と豪語するメーカーが,不可思議な巨利を貪っております。
 しかし,最近のカメラはただの電気製品であり,いつまでも末永く愛用していけるかどうかは,定かではありません。
 もしあなたが,ほんとうに写真というものが好きならば,マミヤプレスというカメラは,この世にフィルムがある限り,永遠に愛用していくことができるカメラであることが,理解できるはずです。

マミヤプレスで写真文化に触れよう。

圧倒的な描写力と高画質で銀塩写真の魅力を楽しもう

2009.01.30
マミヤプレスファンクラブ

 マミヤプレスファンクラブは,携帯性に優れたプレスタイプの軽量・コンパクトボディを実現し,また,フィルムホルダの交換によって4種類以上の画面サイズ(6×9cmまたは6×7cmまたは6×6cmまたは6×4.5cmやポラロイドなど)から選択して撮影することができる,中判フィルムカメラの伝統的製品「マミヤプレス」シリーズを以前より使用場面を限定せず活用しております。
 今でも使っている「マミヤプレス」シリーズは,35mmフィルムと比べて約6倍(6x9cm)の大きな画面サイズでの撮影を基本とするカメラです。フィルムの画面が大きいので全紙や全倍サイズに大きく引き伸ばしても,画質が落ちることなく精密でなめらかにシーンを描き出し,銀塩写真の魅力を存分に楽しむことができます。
 レンズ交換可能な中判システムカメラとして,機種によって豊富なバック交換システムを用意したり,後部アオリ機能を搭載しており,レバーによる操作でファインダーの視野内で撮影範囲を示すブライトフレームを切り替えることもできます。
 レンズは焦点距離50mmから250mmまでの豊富なラインアップ,明るさF2.8の明るいレンズも選択できる伝統的なマミヤセコールレンズを採用。クセのないシャープで自然な描写を実現しています。
 また「マミヤプレス」シリーズは,ファインダー内に見える二重像を重ねるようにしてピントを合わせるレンジファインダーカメラとしても使えるので,ピントのズレを視覚的にとらえやすく,正確で素早いピント合わせが可能です。さらに,後部にピントグラスを取りつければ,より精密な構図やピント調整も可能です。絞りはもちろんのことシャッター速度もマニュアル設定が可能で,撮影する操作そのものをお楽しみいただけます。
 さらに,山歩きや街頭でのスナップ撮影など,どこでも気軽に持ち運んで撮影できるよう携帯性を重視した,持ちやすいグリップを採用。 6cm×9cm判も撮影できるカメラとしては画期的な軽量コンパクトボディを実現しました。またボディはずっしりとしたアルミダイカストで,堅牢さと安心感を両立しています。
 ディジタルカメラと称するパソコン周辺機器である消耗電気製品が普及している昨今でも,カラーフィルムやフィルムカメラは,「フィルムならではの色調,階調の豊かさや奥行感がある」,「フィルムカメラの操作感を楽しみたい」と,その特長が評価されています。なかでも中判フィルムカメラは,緻密な描写性能を求める,ほんとうに写真というものが好きな多くの写真愛好家に求められています。今回,「マミヤプレス」シリーズの魅力をあらためてアピールすることで,写真フィルムの優れた表現力,描写力をさらに多くの方に体験いただくことで,銀塩写真の素晴らしい魅力を伝ていきます。
 「マミヤプレス」シリーズは,ほんとうに写真が好きな人のためのリーディングカメラとして,今後も写真文化の発展に貢献していきます。

 

マミヤプレスご愛用の皆様へ

2006.02.06
マミヤプレスファンクラブ

 平素よりマミヤプレスをご愛用いただきまして,誠にありがとうございます。

 先月以来,カメラ・写真業界では,衝撃的な内容のお知らせが多数発表されました。この件につきましては主に日本国内で報道機関により大きく煽動され,多数のカメラ・写真ファンの皆様から様々なご意見,お問い合わせが出ているようです。
 フィルムカメラがなくなってしまうのではないかというご心配も少なからず出ているようですが,1月下旬に発表されております通り,富士とコダックのフィルム,そしてそれを支えるDPEサービスについては今後とも生産・提供を継続し,「写真文化を守り育てることが使命である」「需要がある限り供給する」という姿勢が表明されていることを改めてお知らせ申し上げます。引き続きマミヤプレスへのご愛顧,お引き立ての程宜しくお願い申し上げます。

 時代の流れに合わせデジタルカメラにユーザが流れるという時代の趨勢はもちろんですが,フィルムは写真のルーツであり,独特の豊かな表現力,質感,奥深さを持つフィルム写真をこれからも大切にしてまいります。そして作画のリーディングカメラとして写真文化を支えて来た誇りを持ち続け,様々な写真展やフォトコンテストへの応募といった活動を通して,写真文化全般の振興にも引き続き注力してまいります。

 もしあなたが,ほんとうに写真というものが好きならば,今後ともマミヤプレスを宜しくご支援いただきますとともに,フィルムやカメラをを引き続き末長くご愛顧賜りますよう,宜しくお願い申し上げます。

 

今後のフィルム写真とマミヤプレスの取組みについて

2006.01.27
マミヤプレスファンクラブ

 マミヤプレスシリーズの各カメラ(以下,プレス)は1960年に製造・販売が開始されましたが,以後45年を超える長い期間に渡って,銀塩カメラのなかでもプレスは最も操作ミスをし易いカメラでありながら,同時にその耐久性を誇ってまいりました。それゆえに,現在も中判フィルムによる撮影から,現像,そしてプリントにおける美しさ,品質は,多くの方々に愛され,支持されています。

 しかし最近では,全世界規模で,フィルムの需要が減少しているのはご承知の通りです。市場構造の大きな変化に対応し,プレスはシステム構成におけるディジタル化を進めていくこともなく,中判写真の美しさを最適に喧伝する機能・性能だけを持ち続けました。それは一般の写真愛好家やプロカメラマンの皆様から求められる要求にお応えし,中古カメラ販売店の皆様,中古カメラ流通業者様とともに,中判写真を今後も発展させていくための道筋であると考えているからです。

 この様に,世界のトップに君臨する中判カメラとしてのプレスの写真撮影への取組みは,明確でゆるぎないものです。プレスと日本で撮影活動を行っているマミヤプレスファンクラブは,今後も引き続き,市場に在庫がある限り,フィルムを使って中判写真を撮影・発表してまいります。

 そして「中判写真の信頼のブランド」として,21世紀を通して,今後も皆様とともに発展・成長していく所存です。もしあなたが,ほんとうに写真と言うものが好きならば,引き続き変わらぬご支援,ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

 

マミヤプレスの写真への取組みについて

2006.01.26
マミヤプレスファンクラブ

 マミヤプレスは1960年の発売以来,商業写真を中心とした写真関係者への支援を行い,写真館の皆様をはじめ,報道関係者様,官公庁様,記念写真業様,一般の写真愛好家の皆様等,様々な方々のご支持とご愛顧を受けて今日まで写真撮影を展開してまいりました。しかしながらここ数年の予想を上回る急速なディジタル化の進展により,フィルムを使うカメラの需要が大幅に減少し,数多の関係企業の撤退が見られる等,マミヤプレスをはじめカメラ業界全体が残虐なる爆弾を使用されたかの如く厳しい市場環境に置かれているのは事実です。マミヤプレスもこのような市場変化にさらされながら,耐え難きを耐え,忍び難きを忍んで日々の写真撮影に取り組んでおります。

 しかし,人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は,人間にとって無くてはならないものであり,長年のご愛顧にお応えするためにも,写真文化を守り育てることがマミヤプレスの使命であると考えております。なによりも中判写真は,その優れた表現力・解像力・長期保存性・低廉な価格・取扱いの手軽さと現像プリントインフラが整備されている点等で35mm小型カメラによる写真や大判カメラによる写真に勝る優位さもあり,ましてやディジタルカメラによる画像データなどは歯牙にもかけぬ優位さがあり,写真の原点とも言えるものです。

 マミヤプレスはそのような中判写真を中心とした写真撮影を継続し,更なる写真文化の発展を支援するとともに,本当に写真が好きな皆様にお応えし続けてまいる所存です。

 

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