Mamiya Universal Press

●カメラについて

マミヤユニバーサルプレスブラック マミヤセコール127mm F4.7付き

 1969年4月に発売された「マミヤユニバーサルプレス」は,後部アオリ機構を廃したかわりに,多種類のフィルムバックを利用できるように変更された機種である。そして,1971年8月に発売されたブラックボディの「マミヤユニバーサルプレスブラック」が,マミヤプレスシリーズの最終モデルとなった。
 ボディは,新マミヤプレスである「マミヤプレススーパー23」と同じであるが,後部には「Mアダプタ」というものが装着された状態になった。この状態では,従来からのマミヤプレス用のロールフィルムホルダを使用できる。

「Mアダプタ」が装着された状態では,マミヤプレス用のロールフィルホルダが使用できる。

 「Mアダプタ」のかわりに「Gアダプタ」というものを取りつければ,グラフロック規格のフィルムホルダを使用できるようになる。「Mアダプタ」との間には,接写用のスペーサを装着することもできる。
 また,「Mアダプタ」をはずすと,ポラロイドバックを直接取りつけることができ,実画面サイズ73mm×95mmであるスタンダードサイズのポラロイドフィルムをフルサイズで使用できる。そのため,標準レンズとして,Mamiya-sekor 127mm F4.7Pが用意された。このレンズは,6×9判よりも大きな画面サイズをカバーできるイメージサークルをもっている。広角レンズMamiya-sekor 75mm F5.6Pも,ポラロイドスタンダードサイズをカバーするレンズとして用意された。

●撮影について

 マミヤプレスのモデルチェンジは,1971年10月の「マミヤユニバーサルプレスブラック」で終わりとなるが,日本カメラショーの「カメラ総合カタログ」では,1989年版まで掲載されていた。その間に,地味であるがいくつかのアクセサリ類があらたに発売されている。
 特筆すべきアクセサリとしては,1982年に登場した「ロールフィルムホルダ3型」がある。このロールフィルムホルダには,シャッターレリーズ用の牡丹が設けられ,専用のケーブルレリーズでレンズと結ぶことで,引き蓋の抜き忘れによる未露光や,フィルムの送り忘れによる二重露光を防止できるようになった。

ロールフィルムホルダ3型を利用すれば,未露光や二重露光を防止できるようになる。

(by MATIA)


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